2022/06/25 - 2022/06/25
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スネフェルさん
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"Si vis pacem, para bellum"
心の底から平和を愛する人で、このフレーズを知らない人は、この世界には存在しない。
だが、日本における「自称・平和主義者」は、人類史におけるコモンセンスを知らない。
「9条」が日本の平和を守ってきたのではない。
欧米の大卒者なら一度は習うラテン語で記された
"Si vis pacem, para bellum"
の実践が平和を維持してきたのだ。
日本型「自称・平和主義者」は「反知性主義者」であるため、平和とは何か、を理解していないし、そもそも理解することのできる能力が無い。
「自称・平和主義者」が日本を戦争に叩き込む、ということを日本人が理解できるようになるのはいつの日か来るのだろうか?
さて、今回、自称・平和主義者が見向きもしない戦争遺産の一つを訪れた。
聴音壕である。
聴音壕とはラッパ状の穴に上空の音を集める仕組みの壕で、上空の敵機の音を集めて進入を検知するためのものである。
群馬の聴音壕は新潟方面から侵入する敵機を「音」で検知するためのものである。
硬い表面は確かに音を反射する
ラッパ状の形状は音の集音には確かに適した形状ではある
あるのだが・・・
敵は電探(レーダー)を装備している。
一方で、当方は物理的に間違ってはいないとは言え、効果は相対的に高くない対処方法。
工業力と技術力の差はいかんともしがたい。
朝日新聞の様な、物事を知らない、アジテーションしか能のない輩はまだしも、自称エリートの陸軍参謀供はマッキンゼーの第二法則を知っているはずなんだがなぁ・・・
彼我の技術力に差異があれば、その差異のべき乗で彼我の損害比は開いていく。
「オムダーマンの戦い」を日本で再現させた陸軍の自称エリート参謀は日本を滅ぼした輩として万死に値すると思う。
この聴音壕は、そんな現場を知らず、見ようともしなかった日本型自称エリートの狂気が生み出した施設だと思う。
この設備を見学し、平和に対し、想いを致すことは決して無駄ではないと思う。
-
Google maps上の表示。
史跡マークの場所が聴音壕です。
ちなみに、Google mapsでは表示されますが、Yahoo地図では検索してもヒットせず、当然、地図上でも表示されません。
知る人ぞ知る、というスポットです -
通常、史跡は最寄りの道に看板がでているものですが、この戦争遺産の場合、最寄りの道に案内板は全くありません。
当然、駐車場もありませんので、最寄りのコメリの駐車場に車を止め、歩いて向かいます -
国道145号線に出て渋川方面に歩きます
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飲食店「素都廊」から畑側を見ると目的地がわずかに見えました。
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地図上は道では無い、「私道」に入って目的地に向かいます
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農道の先、左手の小山の山腹に入口が見えます
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文化財指定標と説明文看板。
かなり綺麗です、 -
綺麗な理由の一つが指定から20年前後しか経っていない、ということもあるかもしれません。
ただ、この聴音壕の地主さんが少年だった戦時中、ここで任務についていた、ということがあり「残さねば」という意思があった、と聞いています。
口先だけで「平和」を唱える知性の低い人達より余程立派な方です。
おそらく、地主さんが管理なさっていることも綺麗な理由の一つでしょう -
聴音壕の説明文
-
聴音壕の入口。
「立ち入り禁止」との表示はありますが、絶対に入れない仕立てではありません。
貴重な戦争遺産ですので、当然、規制線をこえることはしません。 -
規制線の外側から聴音壕を覗く。
保存状態は極めて良好。
戦時中とはいえ、丁寧な作りであることがわかります -
丁寧に作られたことを伺わせるのが、入口の階段にも見て取れます。
畦道から上がる階段ですから、矩形でよいはずなのに、「円形」の聴音壕に合わせて「扇状」の階段になっていました。
機能だけでいえば矩形の方が施工は簡単だったはずです。
ここを作った先人の職人としての誇りを感じる施工です -
農道を奥に進む形で裏側にまわります
-
小山、と表現さましたが、人工施工の痕跡が見て取れます。
法面はかなり急です。
元々の小山で、この角度はあり得ません。
恐らく、盛土をして作ったのでしょう。 -
裏側には小山へ登る小道がついています。
小屋の様に見えるところが聴音壕、手前には小さな畑がありました -
聴音壕の上部に到着
-
聴音壕上部開口部。
「ラッパ状」と説明文にはありましたが、上部外周のみがラッパ状で、壁自体は垂直であることが分かります。 -
上部開口部外周の施工。
きっちりとした形をしており、保存状態は極めて良好です。
「突貫」ではありえない、丁寧な施工です。 -
保存のための「屋根」は地主さんの100%自己資金で施工されています。
簡素な骨組みで、ひょっとしたら自家施工なのかもしれません。
ですが、保存・保全の目的は十分にはたしています。
お陰で、内部のレンガも朽ちることなく良好に保存されています -
上部開口部の西側にはコンクリートの基礎が残されていました。
資料がないのでわかりませんが、聴音壕から軍管区に定時報告をしていたので、そね通信設備の一部かもしれません。 -
おまけ。
長野原町のマンホールアート
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