2020/09/20 - 2020/09/22
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ishigantouさん
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二年前に訪ねた長崎の教会群。その旅行している最中その時期に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が決まり地元の人達が歓喜に沸いていた。その時の旅行記は下記URLにてご覧ください。
〈イエズス会アジア最後の布教地ー長崎 福江島編〉
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11374192/
〈イエズス会アジア最後の布教地ー長崎 中通島編〉
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11376337/
素朴で美しい教会は外海地方を中心にまだまだ行ききれていないが、
平凡社で出されている白井綾さんが撮った「長崎の教会」には魅力ある教会の写真が溢れている。
今回熊本市から天草までの道路は渋滞続きだったが、天草下島の先端までは行きづらいのか観光客は少なかった。
三角西港に寄り、崎津まで行ったが渋滞の影響で滞在時間はあまり取れなかった。
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未だ新型コロナが収まらない中、9月の連休に二度目のGo toTravelを利用して熊本県に向かった。今回はANAのマイレージをコインに変え併用したため、交通費、宿泊代とも無料で行く事が出来た。
9/20日 ANA643便にて
羽田10:00発~熊本12:45着
熊本城見学 ホテルルートイン熊本駅前店 泊
9/21日 レンタカーを借りて(こちらは有料)天草へ向かう。
ホテルルートイン熊本駅前店 泊
9/22日 市内散策、途中「小泉八雲旧居跡」に寄る
ANA646便にて
熊本12:30発~羽田14:10着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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イチオシ
熊本市から天草諸島の入口にある、三角西港に到着。
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三角西港は、全国の「明治日本の産業革命遺産」に2015年7月に登録。1850年から1810年の間、日本の重工業(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)における大きな変化、国家の質を変えた半世紀の産業化を証言している。
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この写真は2017年に訪れた静岡県韮山の反射炉で、ここも「明治日本の産業革命遺産」に登録されている一つである。
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オランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人石工の技術が融合した港湾都市。
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明治期の港が完全に残っているのは、ここだけと観光ガイドにはあった。
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浦島屋
明治20年に作られた西洋風旅館の復元。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の紀行文「夏の日の夢」に出てくると言うので、旅から帰ってから初めて読んでみた。 -
浦島屋
「夏の日の夢」は浦島太郎を題材に書き綴った物語。浦島屋のことを竜宮城のように書いている。 -
浦島屋正面
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浦島屋館内
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浦島屋の館内から
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浦島屋から海を望む
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次に「龍驤館」
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明治天皇即位50周年事業として計画された。
龍驤とは、明治天皇の御召艦「龍驤」からとられたとの事。 -
旧高田回漕店(復元)
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旧高田回漕店(復元)
海運業を営む高田儀丸の海鮮問屋。事務所や旅館として利用していた。 -
高田回漕店内部
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ムルドルハウス 設計者から作られた洋風建物でお土産屋
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国の重要文化財になっている排水路
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満潮時に海水を引き込み、干潮時に排水するよう造られ、そこに道路側溝を流す天然の下水道の役割を果たしたとある。
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旧三角簡易裁判所本館
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明治23年に設置、平成4年まで使われていたとは驚きだ。
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旧宇土郡役所庁舎
明治35年建築。そして今でも海技施設として利用されているからと言うから、さらに驚きである。 -
イチオシ
モルタル塗りの外壁を石造り風に見せる技術などは、明治中期の洋風建築技術の秀逸さを示している。
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いよいよ天草下島にやって来た。最初に寄ったのは「天草コレジョ館」大神学校を意味するコレジョ(ポルトガル語、カレッジの語源)が、1591年から1597年までの間開校され、天正少年遣欧使節団も学んだ。
この写真は、彼等が持ち帰ったグーデンベルク印刷機の複製。7年間で29種、平均1500部の金属活字が印刷されたと言う。 -
キリシタン本以外にも「伊曾保(イソップ)物語」や「平家物語」も印刷された。
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天正少年遣欧使節団が着た服の複製
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その他潜伏キリシタンが礼拝していた「マリア観音」なども展示されていた。
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この写真は、埼玉県秩父市の「金昌寺」にある『子育て観音』。秩父にも潜伏キリシタンが居たとされている。
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さらに先端方面へと進む
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腹が減ったので、天草チャンポンを頂く。さっぱりして美味しかった。
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崎津集落に到着
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イチオシ
崎津教会
長崎の建築家・鉄川与助により1934年に建てられたゴシック様式の教会。 -
内部は国内でも数少ない畳敷き。内部はコロナの影響で見学出来なかった。
以前は床屋役宅で、禁教期には踏み絵が行われていたと言う。 -
教会から道を挟んでは、ハルブ神父の墓がある。
ハルブ神父は1927年12月に崎津教会の司祭として着任。禁教期に厳しい踏み絵が行われていた庄屋役宅跡を買い取り、教会の建築に献身。 -
向かいは旧崎津教会跡
キリスト教解禁後の1888年に、崎津に建てられた跡地。現在は、崎津教会のシスターが寝泊まりしていた修道院が建っている。 -
すぐ傍には「天草崩れ」の舞台となった崎津諏訪神社がある。天草崩れは、1805年(文化2年)に潜伏キリシタンが発覚されるも天草独特の〈異宗〉で「宗門心得違い」と穏便な処置となった。これは崎津の漁民が、宗教を越えて共存しながらの信仰の成せる形であろうか。
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イチオシ
天草下島でもう一つの教会「大江教会」
キリスト教解禁、天草で最も早く建てられた教会。 -
現在の教会は1933年(昭和8年)に建立
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ガルニア神父の墓
ガルニア神父は、天草への伝道に生涯を捧げたフランス人宣教師。 -
大江教会入口
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ルルドの泉
コロナが収束したら、本場フランスの「ルルドの泉」に是非行ってみたい。 -
イチオシ
大江教会を後に、熊本市へと戻る。帰りも渋滞に見舞われた。
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