2020秋 南東北 観光列車の旅 ① 出発～会津若松到着編

2020/11/07 - 2020/11/08

9月のシルバーウィーク連休で信州、上越の観光列車
呑み鉄旅に出かけてきましたが紅葉シーズンにもう一旅。
指定券が取れなければ諦めるつもりでしたが何とか希望の
列車全て押さえることが出来たので当初は夏に行くつもり
だった会津、新潟、庄内エリアを観光列車にひたすら乗り
&呑みまくる旅へと出掛けてきました。
それでは出発～会津若松到着編を綴っていきます。
、

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

念願の南東北観光列車乗り鉄旅の朝。
富士山は頭がすっぽり雲に覆われていましたが
とりあえず雨が降らずに良かった。

9月の遠征時同様、5時起きがつらいので
東京駅まではこだま早得G割を利用。

9月は北陸新幹線でしたが、今日は東北新幹線。
8：48やまびこ53号で郡山へ向かいます。

本日乗車のやまびこ号が入線。
E5系も昨年の9月に日光へアイスバックスの応援遠征で
宇都宮まで乗車した以来。

こだまでは まだ呑みませんでしたが、早速
呑み鉄スタート。
キオスクでこんなデザイン缶を見つけたので
プレミアムビールでおはようビールとします。

1時間半で郡山へと到着。
道中、那須連山はうっすら雪化粧をしていたり
紅葉真最中でした。
ただ薄日は射していた物のちょっと天気がいまいち
だったのが残念でしたが、まずまずかな。

乗車してきたやまびこ号を見送って

乗り換えの時間が少しあるので一旦、駅前広場へと
出て 駅舎をスナップ。
駅ビル内の一部が工事中でした。
その工事現場の壁面には喜多方まで走っている
フルーティアふくしまの宣伝がありました。
ただ、今回、これには乗らないんです。
いずれ乗りたいのですが、フルーツ列車なんで
お酒が飲めるのかな？

で、不思議なオブジェ。
どこでもドア？？？

そろそろ時間になりましたので在来線改札口から
磐越西線のホームへと向かいます。

快速あいづに乗車します。

郡山駅のキオスクで見つけた 白桃チューハイで
本日2本目の呑み鉄。

天気はいまいちでしたが車窓からは磐梯山が
くっきりと見え。

ご存じの方も多いと思いますが、勾配などの関係で
線形が複雑な猪苗代から先では 磐梯山が右へ左へと
変わります。

翁島駅を通過。
猪苗代湖畔からも近い無人駅ですが、今から36年前の
1984年、昭和天皇がお召列車でこの翁島へ来られました。
当時は貴賓室が設けらた駅舎でしたが今では別の場所に保存
されています。

1時間ちょっとで会津若松へと到着。
この快速あいづは2020年3月ダイヤ改正から
指定席が設けられ、今回はこの指定席を利用
してきました。
1両の半室が指定席エリアです。 席数が少ないので
予定が決まったらすぐに抑えたほうが良いと思います。
指定席料金は快速なので￥530です。

指定席部分はこのように車体カラーが桜色に
なっています。

5年ぶりの会津若松です。

あいづっ子宣言 と 白虎隊士の象。

鶴ヶ城を模した駅舎。

この日は 15：25発のSLばんえつ物語に乗車するので
もう少し後の電車で来ても良かったのですが少しは
観光要素を取り入れようと思い、また なぜか何年かに
一度は無性に会津に来たくなるんです。
時間がありそうで実はあまりないので、周遊バスで
やってきたのは

鶴ヶ城。
ちょうど紅葉が見ごろを迎えていました。

せっかくなので天守閣へと上がります。

天守閣へ上がるには ちょうど1枚上の写真とは
反対側へと回る必要があります。

城内を見ながら天守閣へとあがり、
飯盛山方面。 今から152年前、白虎隊はあの山から
この城を見て城が落ちたと思い自害した悲しい山です。
明治維新までは 徳川が正義と信じ、京都守護として朝廷を
守った会津藩。それが長州、薩摩の策略で朝敵とされその後は
悲惨な運命を辿った会津藩は最後まで武士道を貫いたラスト
サムライ。ついこの前まで長州出身の総理大臣を会津の人達は
どう思っていたのでしょうか？　
自分は会津とは縁もゆかりもないのですが、幕末から明治維新に
かけて起きたことや史実にとても感慨深いものを感じます。

東山温泉方面。
かの伊達政宗も会津時代に訪れたと言われています。

会津若松の街の中心部方面。

喜多方など、北側。

天守閣からの景色を満喫して城を後にします。

鶴ヶ城に併設した観光会館でお昼を取るつもりでしたが
お目当ての馬刺しが売り切れだったので 予定より早い
バスに乗り会津若松駅へと戻ってきました。
乗ってきたバスには会津 什の掟が書かれていました。
現代にも通ずる掟だと思います。
” ならぬことは ならぬのです ”

お昼には会津若松駅横にあるお店で がっつり
ソースかつ丼を頂き、さらに駅横スーパーで
つまみとお酒を少し買い足して SLの出発を
待ちます。

続きは ばんえつ物語乗車編へと続きます。