2020秋 南東北観光列車乗り鉄の旅⑤ とれいゆつばさ 乗車・帰宅編

2020/11/07 - 2020/11/08

今回の旅の締め括り。機会があれば是非、乗りたかった
とれいゆつばさ。新幹線車両を使った、なんとも珍しい

観光列車。 その珍しさの一つがなんと車内に足湯がある事。
そして山形の地酒を楽しめる事。（私は足湯よりお酒）
また車内にはこれまた珍しい お座敷席（正確には畳席）が
あり、さらに普通車指定席車両はかつてのG車が使われており
ちょっとお得な指定席もありと予想以上の内容にまた乗りたいと
思わせる列車でした。

エリア 新庄(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

新庄駅ではいわゆる狭軌の線路と標準軌の線路が
交わる駅で今乗ってきた陸羽西線は狭軌、山形
新幹線は標準軌の為、線路が分かれています。
かつては奥羽本線として福島～山形～新庄～秋田
へと繋がっていましたが山形新幹線の新庄延伸に
伴い、ここ新庄で線路が分かれています。

私が指定された12号車は前から2両目の為、
ホームを小走りに12号車まで来て早速、乗車。

今回、私は敢えて畳席を指名買い。
この二人ボックスで福島まで行きます。

反対側はこのように4人ボックスになります。

荷物を置いたところでとれいゆつばさは
発車。 前日のSLばんえつ物語号の車内で
購入したワンカップを早速、消化。

ワンカップを飲み干した後に、早速16号車にある
湯上りカフェ車両へとやってきました。

16号車にはこのように販売カウンターがあって
山形の地酒やワイン、食材が販売されています。

早速、目についた 日本酒スパークリング。
泡系大好きな私、真っ先にというか事前に調べていて
絶対、呑もうと思っていました。
口当たりがよく、何本でも呑めそうな感じです。

続けて 一緒に購入した大吟醸も頂きましたが
これも 旨い。

先ほど、カフェカウンターへ行った際に、
当日購入で 足湯券が購入できたので、
物は試しに足湯体験する事にします。

足湯は17号車にあります。

早速、予約した時間になったので、足湯へと
向かいます。 なんか旅館の入り口のような作りに
びっくり。 ちなみにこれ 山形新幹線の車内ですよ。

足湯券を購入するとオリジナルのとれいゆタオルが
ついてきます。

足湯車両の全貌です。
手前の黒い席の先が足湯エリアになります。
段差があり、ここで靴を脱いでいきます。

足湯は 温泉で張りませんが新幹線の中で足湯に
浸かりながら流れる景色を見るという体験は凄い
新鮮です。 自分が住んでいるエリアにはそこら中に
温泉があり足湯もありますが、基本、靴を脱ぐのが
面倒くさいので足湯に浸かることはまず、ないのですが
物珍しさも手伝って今回は靴を脱いで足湯を体験します。

足湯は 2か所あり、大体定員は 8～10名位ですかね。

私は手前の足湯を利用。

あまり美しくなくて申し訳ありませんが
新幹線で足湯体験中。
隣には在来線の列車が停車中です。
ちなみに山形駅に停車中の時に撮影しました。
この足湯は温泉ではありませんが程よい湯加減で
変わった体験という事でいいと思います。
ちなみに この足湯券は基本はびゅうの旅行プランの
お客様限定ですが当日の予約状況により車内で足湯券を
購入する事が可能です。

足湯を堪能して 列車は かみのやま温泉へと
向かっています。

かみのやま城を車内からスナップ。

かみのやま温泉駅へと到着。

湯上りに カフェカーで スパークリングワインを
両方購入。

時間があまりないので 日本酒呑み比べセットは
見送りましたが また乗る機会があれば絶対、呑みたい
です。

1本目のスパークリングを頂き、

2本目も開けて

大満足で12号車に戻ってきて
多分、山形で結構、降りたみたいで
空席が目立っていました。

11号車の普通指定席を覗きに来ました。
とれいゆに改造される前まではG車として
使われており、改造後もそのままG席を流用
しており普通車指定席料金でG車に乗れるお得な
席です。

山形新幹線開業時に新幹線駅になった
高畠駅へと到着。
リニューアル開業当時、駅構内に温泉が
出来たことで話題になりました。

この後は 米沢を過ぎ、かつてはEF71、ED78等の
赤ガマが行き来していた板谷峠を下ってきて福島駅へと
到着しました。
とれいゆつばさは新幹線ではありますが、在来線ホームを
発着します。 東北新幹線から、もしくは東北新幹線への
乗り換えは新幹線ホームへと移動する必要があります。
また福島で乗り換えですが新幹線料金は新庄～東京までの
通し料金で計算されるのですが、私がこの指定席を購入した
某JR東海の駅員は新庄～福島、福島～東京と分けて指定券を
発券しました。 JR東海は運賃収入の9割以上が新幹線のはず
なのに新幹線の切符の販売ルールを知らないなんて信じられ
ないです。 改札を出なければ特急料金は通しで計算されるのが
ルールなので勿論、JR東海社員にはやり直しをしてもらいました。
本当、切符のルールや旅客営業規則を知らないJR社員が多すぎます。
特にJR東海。 他社路線や他社列車の事になると結構知らない。
せめて新幹線接続で乗り継ぎ割引などで発券する事が多い列車に
関しては知っていてもらいたいです。
かつてトワイライトエクスプレスに乗車時の日本半周、札幌行きの
乗車券を発券してもらうのにえらい時間がかかった事を思い出します。
営業規則や運賃計算ルールと日本地図が頭に入っていれば全く問題ない
はずなのですが。 とくどくど書いてしまいました。

東北新幹線のコンコースへとやってきて 乗り換え時間が
30分弱あるので駅弁でもと思っていましたが、駅弁が
ほぼ売り切れだったので

立ち食いそばで 腹を満たし

ホームへと上がってきました。
私が乗車するやまびこ号はつばさを連結するので
上りホームではなく、下りホームの側線側になります。
つばさが この側線からしか山形新幹線の線路に繋がって
いない為、併結やまびこは全て、下り、上り関係なくこの
14番線に入ります。

つばさ号との併結シーンを抑えて やまびこへと
乗車し東京へと向かいます。

今回、コロナ渦の中ではありましたが、逆に空いている
のではないかと思い、感染対策をしたうえでの遠征となり
ましたが予想より新幹線も観光地も結構、人がいました。
ですが、いつもと違い、車内は静か、並ぶ等のような事もなく
スムーズに旅を楽しむことが出来ました。
快速あいづ、SLばんえつ物語、いなほ、海里、新幹線も
N700A, E5、E3、E2 と非常に鉄分濃いめの呑み鉄遠征を
土日に凝縮して楽しめました。
その後の体調はばっちりで、仕事もバリバリこなしています。
観光列車の呑み鉄旅は年内は終了でこれからは雪山転戦の
シーズンとなり春以降にまた呑み鉄旅を再開する予定です。
それまでにコロナが少しでも落ち着いていることを願うばかり
です。