2020秋 信州・上越観光列車の旅 ① 出発～ろくもん乗車編

2020/09/20 - 2020/09/21

今年の夏休みは何処にも行けず、シルバーウィークの
4連休、夏休みに続き何処も行けないのはそろそろ我慢の
限界。予約が取れなかったら諦めるつもりでしたが、ダメ
もとで予約サイト見たら残席 数席のマークについポチ。
これがきっかけで信州、上越エリアを走る観光列車である
しなの鉄道のろくもん、長野電鉄のワイン列車、そして今、
一番乗りたかったえちごトキめき鉄道の雪月花の予約も出来、
もう行くしかない。
それでは出発～ ろくもん乗車、長野到着までを綴っていきます。

エリア 軽井沢(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

シルバーウィークの4連休二日目の9/20、次は是非、
乗りたかったしなの鉄道ろくもん、えちごときめき鉄道
雪月花、この遠征を考えた時についでプランで何をしようと
考えた時に長野電鉄でもワインを楽しめる北信濃ワインバレー
列車という小田急からやってきたＨＩＳＥを改造した懐かしの
車両でワイン飲み放題が楽しめるというツアーを見つけ、迷わず
これに決定。 ろくもんの始発駅である軽井沢へ向けてまずは
Ｎ700Ａで出発。

今日、乗車する北陸新幹線に乗るために東京駅へは
朝一の鈍行でも間に合うのですが5時起きになるので
普段の通勤より10分早い電車でも間に合う新幹線で
東京駅へとエクスプレス会員特権のこだまＧ早得切符で
Ｇ車でのスタートです。

東京駅へと到着し本日、乗車するはくたか号が待つ
22番線へ移動。
東京駅へ来るのは2019年11月に東京出張で来た以来。
札幌スノボー遠征では品川で京急に乗り換えてしまう為、
都内へ来るのは半年ぶり、東京駅は約10か月ぶりです。

8：44発、はくたか555号で軽井沢へと向かいます。

軽井沢へは1時間ちょっとで到着。
軽井沢では結構な人が降り、私が乗車していた指定席
車両からは殆どの人が降りた感じでした。
ちなみにこの日の新幹線は ほぼ満席でした。
そして軽井沢で降りるのはいつ以来だろう。
多分、長野新幹線が開通する以前のまだ碓氷峠を
ＥＦ63が牽引する列車の乗り納めで来た以来だと
思うので23年ぶりです。

改札を出て、まず見たかったのが旧軽井沢駅舎を移設、
復元したしなの鉄道の軽井沢駅を陸橋の上からスナップ。

そしてＪＲ、しなの鉄道の共用駅舎の軽井沢駅をスナップ。

少し時間があるので アウトレットやプリンスホテルがある
反対側へと来ると、なにやら行列が出来ていました。
コロナ騒ぎの最中なので皆さん、一定の距離を開ける感じで
並んでおり人数の割にはやけに行列が長く見えました。

そろそろ今日の旅のメイン、ろくもんが入線して
くる時間になり、せっかくなので旧軽井沢駅舎側から
入る事にしました。

中に入りますとろくもん乗車の受付があり
奥には待合室があります。 写真にはありませんが
ろくもんの食事つきコースを予約した方が利用出来る
専用の待合室が2階にあります。 この待合室は旧貴賓室を
そのまま利用しています。
そう、皇族の方々しか利用できなかった部屋です。
で、私はその写真がないという事は食事なしの指定席プラン
だということがご存じの方はすぐにお判り頂けたかと思い
ます。

駅の表札も木を使った駅名標です。

早速、構内に入ります。
で、旧駅舎の次に見たかったのが国鉄からＪＲ、新幹線開業で
第3セクターになったしなの鉄道に引きつがれ 走っていた169系。
新幹線で通過した際に見た時は湘南色のまま保存されていたのに
いつ変わったのか、こんなになってしまいショックです。

軽井沢駅構内にはホームへと直結するキッズ広場や
しなの鉄道神社があり、この日は 子供向けのお祭りの
屋台のような感じの屋台が結構出ておりました。

そろそろ出発の時間が近づいてきたので
ろくもんが待つホームへと向かいます。
1997年9月30日まで横川～軽井沢を走って
いた峠のシェルパ、保存されていたＥＦ63との
並びをスナップ。

出発駅である軽井沢駅の駅名標を入れて
スナップ。

ろくもんは115系を水戸岡デザインで改造された
3両編成。 3号車、2号車が食事プランを予約した
人達が乗車する車両にはこのように赤絨毯が敷かれ
ます。

真田の赤備え、家紋をイメージした
デザイン。

私が乗車した1号車の指定席車両です。
こちらは乗車券にプラス￥1,000で乗車
できます。 今回、こちらにしたのは、この後に
ワイン+お弁当が振舞われる北信濃ワインバレー
列車に乗る為、食事なしプランでの乗車にしました。

車内は水戸岡デザインといえば、木を多く
使って柔らかくかつ優しい雰囲気を醸す車内
です。

それでは そろそろ出発です。

しなの鉄道の社員の方や居合わせた地元の人や
観光客の方のお見送り付きでの出発です。
これ、最近の観光列車あるあるですね。

出発して、すぐに車内探検です。
長野方面先頭の3号車は このように障子越しに
個室になっております。

2号車には食事を用意したり物販販売をするカウンターが
あり、長野の銘酒がずらっと並びます。
1号車の指定席プランの方もここで買えますし、1号車にも
物販カウンターがあり基本的には同じ物が売られています。

2号車は窓側に 浅間山を望める向きにテーブル席、
カウンター席、ボックス席があります。

私も席に戻ってなんちゃってワインプランとします。
軽井沢駅構内のキヨスクで購入した ミニワインと
軽井沢ポークの生ハム、前日に地元のイオンで買って
おいたお気に入りの瀬戸内レモンチーズで信州ワインを
満喫します。
このろくもんには月に1，2回、本当に信州ワインプランという
ツアーがあります。
ちなみに これで約1,200円位。
ろくもんの食事プランやワインプランは 乗車券込みで
￥15,800です。

列車は 田中駅へと到着。 ここで5分位停車しますので
ホームに降りてろくもんとスナップ。

反対側のホームには全国の田中さんを歓迎する
横断幕がありました。
ですが、私は田中ではありません。

列車はしなの鉄道の本社がある上田駅をしなの鉄道の
社員の方々のお見送りで出発します。
上田駅ではホームに 即席売店や、この日はなかったのですが
真田十勇士に扮した方々のお見送りがあります。

列車は長野へ向けてラストスパートをかけ戸倉駅へと
到着。

ここ戸倉には車両の車庫があり まだ現役で走っている
115系を多く見る事が出来ます。
反対側に旧新潟色の115系が来ました。
奥にはコカ・コーララッピング車両が見えました。

戸倉駅を出発する際に反対側の電留線には
湘南色の115系がいました。
この115系達も今年7月に新しい車両をしなの鉄道では
新造し、徐々に115系は引退、置き換えが進むことに
なりました。ですのでこの日も沿線には多くの撮り鉄が
いました。
自分も一度、撮影に来ようかと考えています。

ろくもんは昨年の台風で甚大な被害を出した千曲川を
渡ると、もう終点の長野は近いです。
この界隈は川中島。 戦国時代、上杉謙信、武田信玄が
激闘を繰り広げた地域です。

長野駅へと到着する直前に見えた工場はそう
信州といえば味噌、 マルコメみその工場が
見えました。

12：49　列車は長野駅へと到着。
今回は食事なしプランでしたが、ワインやフード類を持ち込み
すれば気分はワインプラン。 次回は是非、本当の信州ワイン
プランで再びろくもんに乗りたいと思います。
では、余韻に浸る間もなく、このまま地下にある長野電鉄のホームへ
足早に移動します。