2020/08/08 - 2020/08/15
484位(同エリア559件中)
napaさん
5月の連休は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で旅行の予定を取りやめ、あれこれ自粛でずっともやもやしていました。ようやく夏休みは長男が働いている九州へ。我が家の住む北海道は歴史が無いわけではありませんが形のあるものは少ないので、どこへ行っても歴史的な建造物や遺跡が残っていてうらやましく感じました。
九州ならではの風景が見られる旅になりました。
8/ 8 羽田泊
8/ 9 七ツ釜、杉の原放牧場
8/10 佐世保周辺の戦争遺跡、長崎市内
8/11 古墳めぐり
8/12 阿蘇を越えて黒川温泉へ
8/13 ヒゴタイ公園、旧宮原線遊歩道、筌ノ口温泉
8/14 竹田周辺から一路、宮崎日南へ
8/15 北海道へ帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前6時の弓張の丘ホテル、寝ている家族を置いてちょっと出かけてきます
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丸出山観測所跡へ向かう途中、静かな漁港と鳥居のある小島
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少しだけ寄り道して展海峰
展海峰 名所・史跡
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丸出山観測所跡までの道は要所に案内標識はあるもののわかりづらく、軽自動車でなければ通行が厳しいような細い道を登っていきます。途中であきらめ、車を停めて徒歩で向かいました。
土を掘り返した跡と畑を守る電気牧柵からするとイノシシがいるようです。 -
以前行った和歌山県友ヶ島の要塞によく似た、煉瓦積みとアーチが印象的な遺構が見えてきました。
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長い時間を経て大きく育った木
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丘の上に築かれた古墳の墳丘のような地形、急な斜面に掛けられた階段を上り、塹壕状の通路を進むと
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旧佐世保要塞丸出山観測所の装甲掩蓋
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UFOのような形です。終戦から75年、建造からはさらにどれくらい経っているのでしょうか、腐食が進み鉄板に穴が開いているところもありますが、雨ざらしにもかかわらずよく原形をとどめています。
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観測所からの九十九島。この海域での砲撃戦に備え、大砲の発射角を調整するために着弾点を観測する施設でした。
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展海峰よりここからの九十九島のほうが海が近く美しく感じました。
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敵艦船との砲撃戦を想定して配備されましたが、実戦で使われることは一度もなかったそうです。
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案内看板によれば装甲掩蓋が残っているのは国内ではここと由良要塞友ヶ島第一砲台のみだそうです。去年行った友ヶ島にもあったんですね、気づきませんでした。
九十九島を見下ろす戦争遺跡 by napaさん丸出山砲台観測所跡 名所・史跡
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大きな造船所などがあるのを見ながらホテルに戻って家族と合流しました。朝食は食べそびれてしまいましたが、焼きちゃんぽんなどもあったそうです。
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無窮洞、ふだんであればボランティアの方が説明しながら案内してくれるようですが、感染症対策のため入り口で先にお話を聞いてから自由に見学します。例年ですと修学旅行の子どもたちが大型バス何台も連なって来るそうですが、今年はようやく近郊の学校が社会科見学で訪れるようになった程度とのことです。
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無窮洞とは限りが無いという意味で、当時の校長先生が書いたという文字が刻まれています。本来は左側の敢闘門と右側の嘗胆門とありましたが、平成6年の水不足の際に嘗胆門は閉鎖し、貯水池として利用したそうです。
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凝灰岩を掘った幅5m、奥行き19mの主洞。国民学校の防空壕として2年がかりで主に生徒たちの手で掘られました。男子はつるはしで、女子は鑿などで整形を、下級生が運び出しを担当したそうです。床の矢羽根状の溝は排水のためのものです。
貯水池として利用された歴史も by napaさん無窮洞 名所・史跡
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染み出す水を集めたのか水飲み場やろうそくを置くための棚もあります。
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石から彫り出した教壇、設計は先生が指導したのでしょうか
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洞内はいくつかの通路で結ばれ一周できるようになっています。
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天皇陛下の御写真を避難させるための御真影棚
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終戦を迎えて炊事場が未完のままになったと説明がありましたが、完成したらどうなっていたのでしょうか。全校生徒600人が避難したこともあったそうですが、それだけの人数の炊き出しができるとは思えません。
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裏山に抜けられる避難道兼通風口
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螺旋階段になっているようです
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水不足の際に貯水池として利用するためコンクリートで埋められてしまった便所
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こんな文化財が無料で見学でき、ボランティアの方たちで運営されていることに感謝して、少額ですが募金をしました。
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長崎市内へ向かう途中で立ち寄った針尾送信所、その存在を知らなかったのですが、昨日のホテルでちらしを見つけて行ってみることにしました。
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旧佐世保無線電信所、通称針尾送信所。太平洋戦争の開戦を告げたニイタカヤマノボレを送信した施設
針尾送信所 名所・史跡
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1辺300mの正三角形に配置された3本ある鉄筋コンクリート製の無線塔は高さ136m、1922年完成。
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100年も経っているのにコンクリートにはほとんど劣化が見られず、新しい建造物のようです。
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3本の塔の間にはアンテナケーブルが張られていたそうです。ケーブルの振動を吸収する重錘と維持管理用のウインチ。
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ずっと上まで梯子が続いています。いちばん上はどうなっているのでしょうか。
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見張所跡、針尾瀬戸の渦潮を見物に外部の人間が侵入しないよう1923年に建てられたそうですが、現在の公園の東屋にもありそうな形状です。
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電信室跡、雨が強く降ってきました。
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現在のような大型建設機械もない時代にこれだけの巨大な塔を建設した技術力に驚嘆しました。
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長崎市街に到着したのはちょうどお昼時、昼食は建物も立派な四海楼にしました。ちゃんぽん発祥の店とのことで確かに美味しいけれど、ちょっとこってりで好みではないかな。
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現存する日本最古の教会、大浦天主堂。内部は撮影禁止です
大浦天主堂 寺・神社・教会
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バラ窓と瓦屋根の天主堂。禁教下で250年も密かに信仰を守った潜伏キリシタンが完成に勇気づけられ神父に信仰を打ち明けたという、信徒発見があったからこその国宝、世界遺産だと感じました。
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長~い動く歩道でいちばん上まで登ってグラバー園を散策します。
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園内いちばんの高所には旧三菱第2ドックハウスがありますが、子どもたちが喜んだのは建物よりもその前庭の池の鯉。みんなえさをねだって水面で大きな口をぱくぱくいわせています。えさを買って投げてやるとみんな群がって奪い合いですが、よく見るとえさはもともと褐色なのがカビに覆われて緑色になっていたのです。
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旧リンガー住宅、長崎ちゃんぽんといえば全国チェーンのリンガーハットが浮かびますが、リンガーさんにちなんで名付けられたそうですよ。ハット(小屋)というには立派な住宅ですが。
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長崎らしい造船所の大きなクレーンや自衛隊の艦艇も見えました。
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旧オルト住宅、玄関前には噴水が。建築当時の150年前の日本には噴水はあったのでしょうか
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旧グラバー住宅は保存修理中でガラス越しに職人さんが働いている様子が見えました。
グラバー園 名所・史跡
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坂道をあてもなく散策しながら宿へ向かいます
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坂道、階段、複雑に折れ、道が分かれ、下っていきます
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長崎孔子廟、新型コロナウイルス対策で開館時間が4時までとなっていました。あと40分ほど、急ぎ足で拝観します。
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孔子の高弟である72賢人像、等身大で重さ1.8t
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祈福札、赤いお札が孔子廟らしい
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孔子像の祀られた大成殿前には龍を掘り込んだ御道石、神さまと皇帝だけが通る道だそうです。
孔子廟 中国歴代博物館 美術館・博物館
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ひとつひとつの石像や造作に意味があるようで、もっとじっくり見たかったのですが仕方ありません。感染症対策であちこちで施設の閉鎖、開館時間の短縮、受付での問診票の記入や検温が行われているようです。
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オランダ坂を抜けて
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だいぶ歩き疲れたのでいったんホテルに荷物を置いて中華街へ。夕食もちゃんぽんにしましたが、今度はあまりにもあっさりし過ぎで物足りない感じです。
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長崎港あたりを夕暮れまで散歩しました。芝生の上でサッカーをして遊んでいる外国人の親子がいましたが、そういえば今回観光地では日本人ばかりでした。
少し風が強く、雲の動きが速い。明日のお天気はどうなるのでしょうか。
つづく・・・
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