2020/08/08 - 2020/08/15
125位(同エリア314件中)
napaさん
5月の連休は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で旅行の予定を取りやめ、あれこれ自粛でずっともやもやしていました。ようやく夏休みは長男が働いている九州へ。我が家の住む北海道は歴史が無いわけではありませんが形のあるものは少ないので、どこへ行っても歴史的な建造物や遺跡が残っていてうらやましく感じました。
九州ならではの風景が見られる旅になりました。
8/ 8 羽田泊
8/ 9 七ツ釜、杉の原放牧場
8/10 佐世保周辺の戦争遺跡、長崎市内
8/11 古墳めぐり
8/12 阿蘇を越えて黒川温泉へ
8/13 ヒゴタイ公園、旧宮原線遊歩道、筌ノ口温泉
8/14 竹田周辺から一路、宮崎日南へ
8/15 北海道へ帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田で一泊して早朝便で九州へ。海の中道と志賀島が地図通りに見えました。福岡空港からはレンタカーに乗って西へ向かいます。
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虹の松原、唐津藩初代藩主の命により防風林、防潮林として植えられた黒松が数㎞に渡って続いています。100万本ともいわれる、どこまでも続く松林の景観は見事ですが、400年ほどの歴史の割に大木は少ないと感じました。災害や病害虫などで大きな被害を受けたこともあったのかもしれません。
虹の松原 自然・景勝地
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唐津市街のはずれの小高い丘の上に天守閣がのぞいています。
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石段を登って。足の悪い方のために有料エレベーターもあります。
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立派な天守閣ですがコンクリート造、昭和41年に再建されたものです。
唐津城 名所・史跡
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小さな門をくぐって本丸へ
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天守閣から東方向、川幅の広い松浦川に隔てられて虹ノ松原
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北を望むと島々。右側のこんもりと盛り上がった高島にある宝当神社にはご利益を求めて連絡船で参拝する人がいるようで、天守閣内のおみやげ物にもちなんだ商品が揃っていました。
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東松浦半島を北上して七ツ釜観光遊覧船に乗り込みました。お客さん用の簡素な長椅子や屋根を設置しただけの漁船で、夏のあいだ半年の土日祝日だけ運行しています。案内係のお兄さんがところどころの名所をおもしろおかしく説明してくれながら、遊覧船は波を切ってトビウオのように進みます。
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吉田転がし、70年ほどもむかしのこと、釣りをしていた吉田さんが海に転落したところから名付けられたそうです。
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七ツ釜が見えてきました。
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柱状節理の見事な玄武岩の断崖に七つの洞窟が口を開けています。玄界灘の荒波にえぐられた洞窟は大きいもので奥行き110m。
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行ったことはありませんがイギリスの世界遺産、ジャイアンツコーズウェイもこんな感じなのでしょうか
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呼子の港から来る遊覧船イカ丸はひとまわり大きく年中無休ですが、私たちの船は波がある日は入れないという小さい洞窟に入っていくことができました。洞窟は向こう側までトンネル状に突き抜けていて、ずっと奥の狭くなった部分で時折波しぶきが上がるのが印象的でした。
七ツ釜展望台 自然・景勝地
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向こうに見える島は神集島で七福神が集会をしたという伝説があること、小川島には捕鯨基地があり、大砲が残されていたことなども興味深く聞きました。
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船から降りたあとは猛暑の遊歩道を歩きました
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七ツ釜と碧い海
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象の鼻、たしかに柱状節理がしわの刻まれた皮膚のようにも見えます
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汗だくになりながら遊歩道を一周しました。
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せっかくなので呼子で新鮮なイカで昼食に、と思ったのですがどこの店も長蛇の列。ようやく入った店はイカを含めて刺身類はすべて品切れ、定食はどれも割高で肝心の味も値段の割に普通でちょっとがっかり。
政府のGoToキャンペーンも始まっていますが飛行機は心配になるくらい空いていました。一方、観光地は思った以上の人出で、みんな近場へ旅行に出かけているようです。 -
呼子大橋を渡って加部島北端の杉ノ原放牧場へ。道幅が狭く対向車が来たらとても離合できそうにないので、手前に駐車して歩いて散策します。
牛飼いの我が家はどこへ出かけても牛が気になります。杉の原放牧場 名所・史跡
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放牧場を囲むように遊歩道があり、以前は灯台を巡って一周できたようですが、海沿いの半周分は立ち入り禁止になっていて引き返しました。断崖と放牧場と白い灯台の作る風景がうつくしく、また整備されることを願っています。
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遊歩道の足元、名前は何というのでしょうか。北海道では見たことのない大きな豆、長さ15cmくらいかな
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海に落ち込む断崖に迫る傾斜地で、ところどころ大きな岩も覗いています。放牧地としてしか利用できないような土地です。こういう土地を有効活用するのが本来の畜産です。
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左奥には瓢塚古墳、小さな古墳ですが、放牧場の中にまであるのはさすが九州だと思いました。
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牛たちがきれいに食べることで芝生のような放牧場が維持されています。牛が作った風景。
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大浦の棚田、稲刈りが始まっています。
大浦の棚田 自然・景勝地
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数十万年前、この辺りが海だった頃に浸食を受けてできたという眼鏡岩
眼鏡岩 自然・景勝地
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眼鏡岩の向こう側にお地蔵さまが祀られていますが、岩そのものにも磨崖仏が掘られていたようです。
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橋のたもとに当たるところまで登ってみました。入ることはできませんが、向こう側まで橋のようにつながっています。
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眼鏡橋の裏側、かなり複雑な地形になっています。自然の造形に驚くばかりです。
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今夜宿泊するホテルのすぐそばの弓張の丘から見下ろす佐世保の夜景、不安定なお天気が心配です。
つづく・・・
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見たことのない風景を求めて
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