2020/08/08 - 2020/08/15
965位(同エリア1407件中)
napaさん
5月の連休は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で旅行の予定を取りやめ、あれこれ自粛でずっともやもやしていました。ようやく夏休みは長男が働いている九州へ。我が家の住む北海道は歴史が無いわけではありませんが形のあるものは少ないので、どこへ行っても歴史的な建造物や遺跡が残っていてうらやましく感じました。
九州ならではの風景が見られる旅になりました。
8/ 8 羽田泊
8/ 9 七ツ釜、杉の原放牧場
8/10 佐世保周辺の戦争遺跡、長崎市内
8/11 古墳めぐり
8/12 阿蘇を越えて黒川温泉へ
8/13 ヒゴタイ公園、旧宮原線遊歩道、筌ノ口温泉
8/14 竹田周辺から一路、宮崎日南へ
8/15 北海道へ帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山の上にどんどん上って、みかん園の作業道としか思えないような細い道を進んだ先にある牧場。山にジャージー牛を放し、日本の一般的な酪農家で与えられている配合飼料を使わず飼育しているそうです。乳製品の加工や予約制のレストランも手掛けているようなので何か買えるかなと思って立ち寄ったのですが、臨時休業。行き当たりばったりなので仕方がありません。
ということで近くの味千ラーメンで昼食にしました。 -
外輪山を越えて阿蘇へ。4年前の震災以来不通になっていたJR豊肥線は4日前に運転再開、そして峠から見下ろせる国道57号北側復旧ルートはこの秋にようやく開通予定です。
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旧東海大学阿蘇キャンパス内の地震による断層、震災遺構として保存されています。
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阿蘇校舎1号館、熊本で働いている長男は震災当時ここに通っていました。保存されている遺構を見ても心が痛みますが、ほんの数年前まで学生たちでにぎやかだった通学路などが手入れもされず荒れ果てているのを見るとやりきれなくなります。
いつどこでどんな災害が起こるかわからない、永遠に続く平穏なんてないことを強く感じました。 -
ラピュタの道に行ってみようと思ったのですが、災害で通行止め
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西湯浦園地展望所、ここも展望台までの遊歩道が阿蘇の谷に突き出していて絶景です
西湯浦園地展望所 名所・史跡
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展望台の周りにはススキに交じってカワラナデシコやツリガネニンジンが咲き乱れています。個体数は少ないもののヒゴタイも咲いていました。
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黒川温泉、山の宿新明館
黒川温泉 山の宿 新明館 宿・ホテル
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泉質のちがういくつもの源泉が湧く黒川温泉、魅力的な宿も多くどこに泊まるか迷いましたが、創業明治36年、建物も明治38年築という歴史で選びました。
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橋を渡った先にある建物は黒を基調とした落ち着いたたたずまい
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館内は古民家調で懐かしい雰囲気、旅籠に着いたような気分になります
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まだ陽も高いので散策、温泉街全体で建物の基調を統一しているように感じます。
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温泉宿を見守る仏さま
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宿泊者以外も利用できる足湯や休憩所を整備してあるところもあります
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電話ボックスも茅葺き
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共同浴場の穴湯、楽しみにしていたのですが7月の豪雨で建物は流されてしまっていました。杖立温泉などは温泉宿まで濁流が流れ込んだと報道されていましたが、どうなっているのでしょうか。コロナウイルスに自然災害、まさに踏んだり蹴ったりです。
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地蔵堂
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お地蔵さまが祀られています。境内には使用済みの入湯手形が奉納されていて、人気のある日帰り温泉がどこなのか何となくわかっておもしろい。
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天井を見上げると古い絵が残っていました。昭和二十三年の文字も読み取れます。
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趣のある店構え
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いご坂の途中。むかし台風で大木が根元から折れ隣にあった牛小屋を直撃、なんてことがあったそうです。急な斜面でここで牛が飼われていたとは想像できません。
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宿に戻って温泉へ
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洞窟風呂、湯気がこもってサウナのようになっています
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いちばん奥にある岩戸風呂
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ここにも小さな仏さま
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河原へ降りて岩戸をくぐって
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ここも大雨の被害を受けたそうで、対岸からの目隠しが流されてしまったそうです。泉質はほぼ無色透明、無臭。
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冒険気分もかきたててくれる穴風呂
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10年をかけて掘ったという洞窟は枝分かれしたり、いくつも入り口があったりでおもしろいけれど、やはり露天風呂のほうが気持ちがいい。
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ほかにもかじかの湯、風の湯とありますが、予約制だったり入浴時間が決まっていたりするので入りませんでした。
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囲炉裏での夕食、火を見ながらの食事は心も体も暖かくなります
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明日に備えて、おやすみなさい・・・
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翌日、ススキ牧野で出会った牛たち。連日の猛暑のなか、平然としていました。北海道ならうるさく付きまとうアブをほとんど見かけなかったことも意外でした。
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阿蘇の牧野は年に一度火入れを行い牛を放す、人と牛の共同作業で景観が維持されています。熊本といえばあか牛ですが、この牛群は黒毛のほうが多いようです。脂肪交雑重視の取引のため全国的に黒毛以外の品種は衰退してしまいました。地域の品種がもっと活躍できるといいのですが。
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ヒゴタイ公園、その名の通りヒゴタイをはじめ、たくさんの花々が植栽されています。
ヒゴタイ公園 公園・植物園
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おっと、向こうから乗馬がやってきました。馬が驚かないように車を停めてすれ違うのを待ちます。
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池山湧水
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水神さまが祀られている池の底から湧き上がる澄んだ水
池山水源 自然・景勝地
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昼食に立ち寄ったガンジー牧場、国内ではめずらしいガンジー種の牛を飼育しています。バイキング形式の食事は値段が高い割にいまいちでしたが、併設の売店で食べたソフトクリームは絶品。
ガンジー牧場 テーマパーク
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角のあるのは雄。この品種を飼っているのには理由があるのでしょうか、阿蘇の風土に合っているから?めずらしい品種を飼うことで差別化?聞いてみたいところです。
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将来搾乳をする雌は除角してあります。口や目の周りの色が薄くてかわいい、個人的には知っている品種のなかでいちばんだと思っています。
つづく・・・
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