2020/02/20 - 2020/02/21
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gachinさん
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せっかくウユニ塩湖を目指すならと旅程に入れたマチュピチュ遺跡。
ベストシーズンは乾季の5月~10月で2月は雨期の真っ只中、数週間前からはペルー各地で大雨がふり土砂崩れや川の氾濫が報告されていた。
ウユニ塩湖の水鏡は雨期がベストシーズンなので、この時期のマチュピチュのお天気は運任せだった。
遺跡の中は傘の使用が禁止されているのでカッパを持参して遺跡へ向かった。
さて、インカの失われた空中都市はいかに。。。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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-
8時の出発に合わせて早起きする。アグアス・カリエンテスの空は雲が多いが青空も見える。これは期待できるかな?
-
ビュッフェの朝食をしっかり食べる。
寒さ対策に水筒に熱いお湯を入れてもらい紅茶のティーバックを放り込んだ。 -
ふもとの村から遺跡までのシャトルバスに乗り、つづら坂を登ること25分。
遺跡の入り口に到着した。
画像は遺跡の中から撮ったウルバンバ川とつづら坂。 -
入り口でチケットをしっかりチェックされて遺跡の中へ。
少し歩いたところに遺跡を発見した歴史学者の名前が書かれたプレートがかけられていた。
先住民の少年に案内されて歴史学者ハイラム・ビンガムが1911年に発見した時は、遺跡は草に覆われて廃墟となっていたそうだ。
以来、研究者たちが調査、発掘を繰り返すもインカには文字文化が無かったこともあり、いまだ謎の多い遺跡なのだ。 -
坂道を進んでいくと見晴らしのいい「見張り小屋」が見えてくる。
標高が少し上がるのでゆっくり進むが、景色見たさについ早足になる。
そりゃそうだ。
青空が見えて陽がさしてきた。雨季なのに!ラッキー♪ -
辺りの草地ではリャマが草を食んでいる。
アンデス高原から連れてこられ放し飼いにされているそうだ。
彼らは遺跡のマスコットで、除草作業要員でもある。 -
石組みの中にはこんな可愛いマスコットも発見。
-
イチオシ
見よ!これが遺跡の全貌だ!
とポーズをとると後方にも似たような人が・・・
偉大な遺跡の前で自然にとってしまうポーズは万国共通なのか!? -
入り口の門をくぐり遺跡の中へ。
後ろの高い所に見張り小屋が見えている。
空は青く気温も上がり半袖でもいいくらいのお天気だ。 -
屋根を葺いていた植物は数百年前になくなり、今は石組みの壁が並ぶ。
-
遺跡の石組みは、岩の割れ目に木の棒を差し込み水を含ませて膨張させて岩を割るという難解な技を操り造られている。
インカの人達は精巧な石の加工技術をもっていたのだ。
とは言え、気の遠くなるような地道な作業だったのは間違いない。 -
一枚岩でできた階段。石の加工技術の高さがうかがわれる。
-
夏至と冬至に太陽の光が入るように作られた窓のある「太陽の神殿」
インカの人々は太陽を信仰していたと言われている。
大事な場所であったためか石組みも精巧につくられている。 -
ガイドに渡された高山病に良いとされるコカの葉を噛んでみる。
まあ、ただの葉っぱだ。
コカの葉からはコカインが抽出される。日本には持って帰れないが、ペルーでは普通に葉を噛んだりお茶を飲んだりしている。 -
居住区とも工場とも言われる大きな建物。
大きさの割に出入り口が一か所しかないという謎の遺跡だ。 -
遺跡の中にはロックガーデンと小さな植物園がある。
左下はコカの木。 -
主神殿は大きな石が堅牢に組まれている。地盤が下がり歪んだ壁も大きな石でもちこたえているようだ。
四角にあいた空間にはお供え物を置いたそうだ。
太陽や自然を信仰したインカでは災害や飢餓の時には神に生贄を捧げる儀式が行われていた。今考えるとちょっと怖い。 -
正確に東西南北を指している岩。
儀式の時に方角を知るために使われたのかもしれない。
インカには高度な天文観測の技術もあったという。
この岩は南十字星の形をしているとガイドさんが言っていた。確かに。 -
ここからがワイナピチュ山へ登る入り口。ワイナピチュとはマチュピチュ遺跡の後ろに見えるとんがった山で一日400人限定の入山だそうだ。
同じツアーの人3名が翌日の登山を申し込んでいた。 -
遺跡の端までくると段々畑のはるか眼下にウルバンバ川が見える。
ボールでも落としたら絶対追いつけない高さに目がくらむ。 -
この果てしない段々畑が山頂にまで造られていることは全くの驚きだ。
はぁ~スゴイなぁ~
まだ遺跡は発掘中で畑はずっと下まで続いているらしい。 -
遺跡を一回りして一旦外へ。
目の前のサンクチュアリ・ロッジでお昼ご飯。
その間もどんどんバスが来て観光客もどんどんやって来ていた。
遺跡には人数や滞在時間、ガイド、持ち物などの制限があり年々厳しくなっている。 -
午後からはインカ道を歩いてインカ橋へ向かう。
このインカ道をまっすぐ進めばマチュピチュ山やインティプンク(太陽の門)に行ける。両方とも展望スポットらしいが私たちは右へ。
(翌日、希望者はインティプンクへ行くことになっていた) -
見晴らしのいい場所で小休憩する。
リャマと遺跡とワイナピチュのほのぼのスリーショット。
ずっとここで寝転んで景色を眺めていたいなぁ~
と、のんびりしていたら少し雲が多くなってきた。 -
こんな片側が崖の道を進む。よく見ると小さな石が無数に組まれている。
はるか昔インカの人々が通った遺跡への道でもある。
そう思うとこれまたすごいなぁ。。。どんな人たちがどんな風に作ったのだろう -
インカ橋は15分くらい歩くと見えてくる。
すごい絶壁に細い道が作られていて、そこに木の橋がかけられている。
敵の侵入に備えて取り外しできるようにしたのだそうだ。
それにしても、どうやって作ったのか謎すぎる。
今は立ち入れないので手前にゲートがしてあった。
この後、雨が降り始めて私たちはカッパを着てバスに乗り村まで戻ったのだった。 -
急な雨に着込んだカッパも村に着くころには要らなくなっていた。
まだ時間も早いので村の中を散歩する。アグアス・カリエンテス川の両側にホテルやお店が立ち並び、言われているとおり山あいの温泉街とそっくり。
フェンスの飾りはインカ風なのか? -
あちこちにインカの皇帝やエラい人の像が立っている。
-
増える一方の観光客のため、あちこちで建設が行われている。
せまい路地の坂道が多い村の工事は大変だ。 -
山高帽が素敵。
-
駅前にはお土産市場が所狭しと店を広げている。
ちょっとお土産を物色・・・ -
散歩とお買い物のあとはホテルのバーで一杯♪
高所に少々慣れてきたしピスコサワーをいただいた。
はるばる遠くまでやってきて偉大な遺跡を堪能することができて乾杯!
あ~うまい -
夜はペルーの音楽を聴きながらマッシュポテトや豚肉のローストなどなどいただいた。
ケーナの音色にあの遺跡の上をコンドルが飛んでいたのかな~と郷愁に浸りながら -
家族のお土産にアルパカ人形。手触りがふわふわで癒される。
みんな顔が微妙に違うので選ぶのに苦労した。カワイイ♪
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