2019/04/15 - 2019/04/22
3304位(同エリア17008件中)
めじろさん
2019年パリ旅行記の一部です。ルーヴル美術館の鑑賞は今回の旅行の主目的でした。あちこち見たつもりですが、なにぶん迷宮と言われる巨大美術館ですので、見落としたものも多かったようです。コロナが収束したら真っ先に再訪したいと考えています。
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「ミケランジェロのギャラリー」に入ります。ここはミケランジェロの名前でわかるように、ルネッサンス以降のイタリア彫刻群ですね。
アントニオ・カノーヴァ「アモルの接吻で蘇るプシュケ」
1793年の作品です。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アントニオ・カノーヴァ「アモルの接吻で蘇るプシュケ」
アントニオ・カノーヴァはイタリアの大彫刻家。名作が欧州各国に残されています。 -
アントニオ・カノーヴァ「アモルの接吻で蘇るプシュケ」
愛の神アモルが、乙女プシュケが横たわっている岩の上に降りたち、プシュケが生きているかどうかを確かめるところです。アモルの頭に回したプシュケの腕が、輪を描くようで劇的です。 -
アントニオ・カノーヴァ「アモルの接吻で蘇るプシュケ」
ルーヴル の中でも大人気作品の一つです。 -
アントニオ・カノーヴァ「アモルとプシュケ」
1797年の作品です。 -
アントニオ・カノーヴァ「アモルとプシュケ」
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ロレンツォ・バルトリーニ「サソリに刺されたニンフ」
1837年の作品です。 -
ロレンツォ・バルトリーニ「サソリに刺されたニンフ」
水の精ニンフを描きながらも、写実的な表現をしています。友人のアングルとお互い影響を与えあってると言われます。(アングルの「ヴァルパンソンの浴女」の裸体の描き方など) -
ジャコモ・アントニオ・ポンソネッリ「ディアナの胸像」
バロック期のイタリアの彫刻家です。 -
ジャコモ・アントニオ・ポンソネッリ「ディアナの胸像」
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マルカントニオ・プレスティナーリ「アドニス」
1602年~1604 年頃の作品です。 -
マルカントニオ・プレスティナーリ「アドニス」
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クリストフォロ・スタティ「友情」
バロック期のイタリアの彫刻家です。 -
クリストフォロ・スタティ「友情」
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アドリアーン・デ・フリース「プシュケを持ち上げるメルクリウス」
オランダはハーグ生まれの彫刻家です。 -
アドリアーン・デ・フリース「プシュケを持ち上げるメルクリウス」
ジャンボローニャの工房にもいたそうで、いかにものマニエリスム彫刻ですね。 -
アドリアーン・デ・フリース「プシュケを持ち上げるメルクリウス」
変人皇帝と言われたルドルフ二世がデ・フリースのパトロンでした。 -
「Apollon vainqueur du serpent Python」
16世紀のイタリア彫刻のようですね。 -
「Apollon vainqueur du serpent Python」
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ミケランジェロ・ブオナローティ「抵抗する奴隷」
1513年~1516年の作品です。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「抵抗する奴隷」
教皇ユリウス2世の墓として、ミケランジェロが制作を開始した「奴隷」連作です。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「抵抗する奴隷」
ルーヴルには2体ありますが、こちらの奴隷は、荒々しく身をねじりながら抵抗するため、「抵抗する奴隷」と呼ばれています。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「抵抗する奴隷」
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ミケランジェロ・ブオナローティ「瀕死の奴隷」
1513年~1516年の作品です。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「瀕死の奴隷」
もう1体は非常に若く美しい奴隷で、彼は死への眠りに落ちていくように見えます。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「瀕死の奴隷」
この像は「瀕死の奴隷」と名付けられました。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ「瀕死の奴隷」
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ベンヴェヌート・チェッリーニ「フォンテーヌブローのニンフ」
1542年~1543年の作品です。 -
ベンヴェヌート・チェッリーニ「フォンテーヌブローのニンフ」
チェッリーニは、フランソワ1世に「フォンテーヌブロー宮」の正面口の装飾を依頼され、この作品を作成しました。(途中で王が死去し、別の場所に設置となった) -
ベンヴェヌート・チェッリーニ「フォンテーヌブローのニンフ」
マニエリスム風に伸びた体を、自然動物が囲んでいます。 -
リシュリュー翼地上階の「ピュジェの中庭」を鑑賞していきます。
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17~19世紀のフランス彫刻が飾られています。
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マルタン・デジャルダン「4体の捕虜」
1682年~1685年の作品です。ルイ14世の時代の仏蘭戦争の勝利を記念してつくられました。 -
マルタン・デジャルダン「4体の捕虜」
敗戦四カ国(オランダ、スペイン、神聖ローマ帝国、ブランデンブルグ)を擬人化した像です。 -
フランソワ・ジラルドン「ルイ14世騎馬像」
1704年の作品です。これは仏蘭戦争の勝利を記念して建てられた像の縮小版です。 -
フランソワ・ジラルドン「ルイ14世騎馬像」
敗者の奴隷たちを見下ろす王という構図なのか。 -
フランソワ・ジラルドン「ルイ14世騎馬像の左足」
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ジャン・ルニョー「The Victory of Saint Gotthard」
四体の捕虜のそばに、メダイヨンも飾られていました。 -
ジャン・ルニョー「ヴェルサイユの壮麗な建物」
1686年の作品です。 -
ピエール・ピュジェ「クロトナのミロ」
1671年と1682年の間に制作されました。 -
ピエール・ピュジェ「クロトナのミロ」
ギリシアの闘技者ミロは、老いつつもその剛力を試そうと既に裂け目のある木の幹を引き裂こうとしました。が、手が木の幹に挟まって抜けなくなり、獣に喰い殺されてしまいました。 -
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アントワーヌ・コワズヴォ「うずくまるヴィーナス」
1686年に制作されました。 -
トーマス・レグナウディン「Saturn Abducting Cybele, allegory of Earth」
1675年~1687年の間に制作されました。 -
トーマス・レグナウディン「Saturn Abducting Cybele, allegory of Earth」
まさにマニエリスム彫刻で、何をしているのかわけわからん。 -
アントワーヌ・コワズヴォ「ディアナに扮したマリー・アデライード・ド・サヴォワ」
1710年に制作されました。 -
アントワーヌ・コワズヴォ「ディアナに扮したマリー・アデライード・ド・サヴォワ」
フランス王ルイ15世の母です。フランスを襲った天然痘に罹患してわずか26歳で早逝しています。 -
ニコラス・クストゥ「ユピテルに扮したルイ15世」
1731年に制作されました。 -
ニコラス・クストゥ「ユピテルに扮したルイ15世」
美貌で知られた王でしたが、政治には無関心で寵姫ポンパドール夫人に任せっきりにしました。 -
ジャン=バティスト・ピガール「Mercury Fastening his Heel-Wings」
1753年に制作されました。 -
エドム・ブーシャルドン「眠れる牧神」
1726年~1730年に制作されました。 -
エドム・ブーシャルドン「眠れる牧神」
酔っ払いのおっさんのようです。ミュンヘンのグリュプトテークにあるオリジナル?は素晴らしい。一度見てみたいです。 -
クリストフ=ガブリエル・アルグラン「ヴィーナス」
1767年に制作されました。ルイ15世は愛妾のデュバリー夫人にこの作品を贈りました。 -
クリストフ=ガブリエル・アルグラン「アクタイオンに驚く水浴中のディアナ」
1778年に制作されました。禁断の水浴をたまたま見てしまったアクタイオンに、ディアナは凄まじい報復をします。この作品もデュバリー夫人の屋敷に飾られていました。 -
アントワーヌ=ドニ・ショデ「羊飼いのフォルバスによって復活した幼きオイディプス」
1810年~1818年に制作されました。 -
アントワーヌ=ドニ・ショデ「羊飼いのフォルバスによって復活した幼きオイディプス」
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フランソワ=ジョゼフ・ボジオ「庭園の神アリスト」
1817年に制作されました。 -
フランソワ=ジョゼフ・ボジオ「蛇に変身したアケロスと闘うヘラクレス」
1824年に制作されました。 -
フランソワ=ジョゼフ・ボジオ「蛇に変身したアケロスと闘うヘラクレス」
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フランソワ=ジョゼフ・ボジオ「蛇に変身したアケロスと闘うヘラクレス」
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ドニ・フォヤティエ「スパルタクス」
1830年に制作されました。古代ローマ帝国、最大の奴隷反乱のリーダー。英雄的な姿で刻まれています。 -
ドニ・フォヤティエ「スパルタクス」
折しも1830年、フランスは7月革命が勃発。この作品は政治的な意味を持って、世に送り出されました。 -
ジャン=ピエール・コルト「勝利を告げるマラトンの兵士」
1834年に制作されました。 -
ジャン=ピエール・コルト「勝利を告げるマラトンの兵士」
現在のマラソンの由来となる故事です。マラトンの戦いにおける勝利をギリシャ軍に伝えた伝令は、疲労のあまりそのまま息絶えます。 -
ジャン=バーナード・デュセイニョール「狂えるオルランド」
1867年に制作されました。なぜかおっさんが縛られていますね。 -
ジャン=バーナード・デュセイニョール「狂えるオルランド」
ルネサンス期のイタリアの叙事詩からつくられています。 -
ジャン=バーナード・デュセイニョール「狂えるオルランド」
失恋の哀しさで発狂して暴れ出したため、友人らに縛り付けられたらしい。
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