2019/04/15 - 2019/04/22
5788位(同エリア16593件中)
めじろさん
2019年パリ旅行記の一部です。ルーヴル美術館の鑑賞は今回の旅行の主目的でした。あちこち見たつもりですが、なにぶん迷宮と言われる巨大美術館ですので、見落としたものも多かったようです。コロナが収束したら真っ先に再訪したいと考えています。
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ルーヴル美術館を攻略中です。「ギャラリー・ダリュのコレクション」を鑑賞していきます。古代ギリシャ・エトルリア・ローマの美術が主体です。
ここはナポレオン3世によって築かれ、かつてはルーヴルの表玄関として、「サモトラケのニケ」に向かって進む回廊の役割を果たしました。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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皇帝ディディウス・ユリアヌスの娘
紀元前193年と書かれてありました。 -
皇帝ディディウス・ユリアヌスの娘
オリジナルはローマのカピトリーノ美術館にあるそうです。模刻なのか。 -
女神セレス、隣接する2つの花瓶
紀元1世紀頃の作品と思われます。 -
女神セレス、隣接する2つの花瓶
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オクタヴィアヌス、将来のアウグストゥス、ローマ皇帝
初代ローマ皇帝オクタヴィアヌスは、紀元前27年から紀元後14年まで皇帝の位にありました -
オクタヴィアヌス、将来のアウグストゥス、ローマ皇帝
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ジュリアスシーザーとして知られる英雄的な像
紀元1世紀初頭の作品と思われます。 -
ジュリアスシーザーとして知られる英雄的な像
ローマ帝国の一番の大スターです。 -
戦う戦士?ボルゲーゼの剣闘士
紀元前100年頃の作品と思われます。 -
戦う戦士?ボルゲーゼの剣闘士
この彫像は17世紀初頭にローマの南で、スキピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の発掘によって発見されました。発見時に右腕は欠けており、修復が行われています。 -
戦う戦士?ボルゲーゼの剣闘士
後にナポレオン1世によってイタリアからルーヴル美術館に移されました。 -
続いて「調馬の間」を鑑賞していきます。
Eros,known as 'Borghese Genius'
紀元前4世紀のギリシャ彫刻のローマン・コピーです。 -
Eros,known as 'Borghese Genius'
1608年にはスキピオ・ボルゲーゼ枢機卿のコレクションに加わりました。 -
Vénus en armes
2世紀の作品で、16世紀にローマで発掘され、ボルゲーゼ・コレクションに入りました。 -
Vénus en armes
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Vénus?
2~3世紀の作品です。 -
Vénus?
16世紀の修復がかなり入っています。はっきり色が違いますね。 -
エロスとプシュケ
2世紀の作品で、18世紀に復元されました。 -
エロスとプシュケ
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Narcisse
3世紀の作品です。 -
Adonis
17世紀に修復され、ジュール・マザラン枢機卿のコレクションに入ったそうです。 -
バッカス
2世紀の作品で、17世紀に復元されました。 -
ヴィーナスとキューピッド
1~2世紀の作品で、17世紀に復元されました。 -
ヴィーナスとキューピッド
胴体だけが古代のものです。 -
テティス
2世紀の作品で、1764年に発見され復元されました。 -
テティス
テティスは海の女神です。 -
プラクシテレスのヴィーナス
2世紀の作品で、17世紀に復元されました。 -
アンティノウスの胸像
ルネサンス期に発掘されたローマ皇帝ハドリアヌス帝の別荘にあった胸像を、18世紀にコピーしたものらしいです。 -
アンティノウスの胸像
アンティノウスは皇帝ハドリアヌスの愛人でした。ローマ帝国一の美少年です。 -
アンティノウス
詳細はよくわからないのですが、近代に入ってからのコピーのようです。 -
アンティノウス
アンティノウスはわずか18歳でナイル川で溺死。 -
アンティノウス
その死を嘆いた皇帝ハドリアヌスにより、神格化されました。 -
アレキサンダー大王
2世紀の作品で、18世紀に復元されました。 -
アンヌ・ドートリッシュの夏の住居
17世紀のフランス王妃アンヌ・ドートリッシュの夏の住居です。再び古代ギリシャ・エトルリア・ローマの美術を見ていきます。 -
オーストリア・ハプスブルグ家からルイ13世の元へ嫁いだアンヌ・ドートリッシュは、なかなか子宝に恵まれず、また時の宰相リシュリューともそりが合わなかっったことから、いたたまれない日々をおくっていました。が、37歳で見事懐妊。この子こそ太陽王ルイ14世です。
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華やかで、女性らしい天井画が残されています。
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見事に国母となったアンヌ・ドートリッシュは、ルイ14世に惜しみない愛を注ぎ、新宰相マザランと足並みを揃えて、フランス絶対王政・全盛期の礎を築きます。
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アテナイのクレオメネス「マルケルスの栄誉をたたえた葬祭用の像」
紀元前20年ごろのローマでの作品です。 -
アテナイのクレオメネス「マルケルスの栄誉をたたえた葬祭用の像」
コントラポストの姿勢で、安定感と力強さが感じられます。 -
アテナイのクレオメネス「マルケルスの栄誉をたたえた葬祭用の像」
この人物は、ローマ初代皇帝アウグストゥスの甥で、後継を予定されながら、紀元前23年に若くして死去したマルケルスです。 -
アテナイのクレオメネス「マルケルスの栄誉をたたえた葬祭用の像」
セザンヌがこれを参考にして、「水浴の男たち」を描きました。 -
アテナイのクレオメネス「マルケルスの栄誉をたたえた葬祭用の像」
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皇帝アウグストゥスの像
紀元前30~20年ごろの作品です。 -
皇帝アウグストゥスの妃リヴィアの像
紀元前20年ごろの作品です。 -
皇帝オトの像
有名なネロ皇帝に寵愛された人物です。 -
皇帝オトの像
ネロの死後わずか3ヶ月間、帝位に就きましたが、すぐに内戦が起こって皇帝の座を追われ、自害しました。 -
マルスとヴィーナスの姿の皇帝夫妻
120~140年頃の作品です。マルスとヴィーナスの古代ギリシャ彫刻を模範として、皇帝の夫妻を表現したものだと推測されます。17世紀初頭にローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂付近で発見されました。後にカミーユ・ボルゲーゼ公よりナポレオン1世が購入した後、ルーヴル美術館に収蔵されました。 -
Le Tibre
80~140年頃の作品です。 -
Le Tibre
1512年にローマのサンタマリア・ソプラミネルヴァ教会近くで発見されました。 -
次に「カリアティードの間」を見ていきます。ここはシュリー翼になるみたいです。
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ジャン・グージョン「女像柱」
1550年に製作された四体の女神像です。 -
ジャン・グージョン「女像柱」
フランソワ1世に見出された彫刻家のジャン・グージョンの手によります。 -
ジャン・グージョン「女像柱」
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ジャン・グージョン「女像柱」
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カッセルのアポロ
オリジナルは紀元前470年~460年ごろに作られたようです。 -
カッセルのアポロ
2世紀のローマン・コピーです。 -
Apollo Sauroctonus
オリジナルは紀元前350年~340年ごろに作られたようです。1世紀のローマン・コピーです。 -
三美神
ローマで発見された像を、1609年にニコラス・コルディエが修復したみたいです。 -
これも素晴らしい。
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アルテミスと雌鹿(ヴェルサイユのアルテミス)
2世紀ごろの作品(ローマの模刻)と推定されます。 -
アルテミスと雌鹿(ヴェルサイユのアルテミス)
ローマではディアナ、ギリシアではアルテミスとよばれたこの女神は、雌鹿に伴われ、狩りをしようとしています。 -
アルテミスと雌鹿(ヴェルサイユのアルテミス)
ルイ14世の時代、一時的にヴェルサイユ宮殿(鏡の間)で展示されていたため、「ヴェルサイユのアルテミス」の異名を持ちます。 -
刑罰に処せられたマルシュアス
1~2世紀ごろの作品です。17世紀にローマで発見され、欠損していた木や足の部分が修復されています。 -
眠るヘルマフロディトス
2世紀ごろの作品です。17世紀初めにローマで発見されました。 -
眠るヘルマフロディトス
ギリシャ神話の神・ヘルマフロディトスが描かれています。 -
眠るヘルマフロディトス
丸みを帯びたボディラインや乳房は紛れもなく女性なのですが、なんと可愛らしい男性器がちょこんとついていて、両性具有の像になっています。 -
眠るヘルマフロディトス
スキピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿は、彫刻家ベルニーニに命じてこの彫刻を寝かせるマットレスを制作させました。
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