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台風がまだ和歌山の南岸潮岬沖を通過中で風が強い.午前中は時々晴れていたが,昼からは厚い雲に覆われ,時々パラパラと雨が降る天気.<br />今日は学会のインターネット聴講もあったため1100過ぎにゆっくり出発.風の強い中,大手門から,伏虎像,表坂,松の丸跡を通り天守閣に.唯一残っている重文岡口門まで行かなかったのが残念.<br />入場料は410円.連立式天守は大きくはないがなかなか見た目はいい.残念ながらコンクリートの再建のため,中はただのビル.戦後すぐに再建した心意気が立派だ.天守からの眺めは山の上なので最高.和泉山地から紀ノ川河口,和歌の浦など良い眺めだった.戦前まで天守が残っていたのだということから悔やまれる.戦争がなかったら全国にたくさんの天守が残ったのに 残念だね.<br />和歌山城は初めて!さすが徳川御三家の居城だった面影が城址に残る.

2020.10 Go To Travel 和歌山,白浜,那智勝浦旅行2-和歌山城 表坂から松の丸跡,天守へ登る

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2020/10/10 - 2020/10/10

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SUOMITA

SUOMITAさん

台風がまだ和歌山の南岸潮岬沖を通過中で風が強い.午前中は時々晴れていたが,昼からは厚い雲に覆われ,時々パラパラと雨が降る天気.
今日は学会のインターネット聴講もあったため1100過ぎにゆっくり出発.風の強い中,大手門から,伏虎像,表坂,松の丸跡を通り天守閣に.唯一残っている重文岡口門まで行かなかったのが残念.
入場料は410円.連立式天守は大きくはないがなかなか見た目はいい.残念ながらコンクリートの再建のため,中はただのビル.戦後すぐに再建した心意気が立派だ.天守からの眺めは山の上なので最高.和泉山地から紀ノ川河口,和歌の浦など良い眺めだった.戦前まで天守が残っていたのだということから悔やまれる.戦争がなかったら全国にたくさんの天守が残ったのに 残念だね.
和歌山城は初めて!さすが徳川御三家の居城だった面影が城址に残る.

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
友人
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今日はゆっくり1110に出発.それまでインターネットで学会の聴講.この日2時間で来た.東側の堀

    今日はゆっくり1110に出発.それまでインターネットで学会の聴講.この日2時間で来た.東側の堀

  • 和歌山城 豊臣秀長,桑山重晴,浅野幸長とつづき,1619年に徳川頼宜から紀州御三家が始まる.

    和歌山城 豊臣秀長,桑山重晴,浅野幸長とつづき,1619年に徳川頼宜から紀州御三家が始まる.

  • 一の橋を渡り

    一の橋を渡り

  • 大手門から入る

    大手門から入る

  • 北側の堀 西側を見る

    北側の堀 西側を見る

  • 一の橋の向こうに宿泊したダイワロイネットホテル和歌山が見える

    一の橋の向こうに宿泊したダイワロイネットホテル和歌山が見える

  • 伏虎像

    伏虎像

  • 数奇な運命だね 昭和34年につくられた 戦前のものは供出された.伏虎城ともいうんだ.

    数奇な運命だね 昭和34年につくられた 戦前のものは供出された.伏虎城ともいうんだ.

  • 石垣は三代にわたると 左右がきれいな徳川期の切り込み接ぎ 

    石垣は三代にわたると 左右がきれいな徳川期の切り込み接ぎ 

  • 後ろが浅野期と徳川期の打ち込み接ぎ 石がバラバラ

    後ろが浅野期と徳川期の打ち込み接ぎ 石がバラバラ

  • さらに古い野面積み 豊臣・桑山期

    さらに古い野面積み 豊臣・桑山期

  • 表坂を行く

    表坂を行く

  • 岡口門が見える

    岡口門が見える

  • 松の丸跡を行く

    松の丸跡を行く

  • 本丸御殿(今は給水場)からこの松の丸に移された「七福の庭」

    本丸御殿(今は給水場)からこの松の丸に移された「七福の庭」

  • それぞれ七福神を表しているとのこと.左から福禄寿,大黒天,手前が布袋,後ろの一番大きな岩が毘沙門天 弁財天 寿老人,恵比寿と続く

    それぞれ七福神を表しているとのこと.左から福禄寿,大黒天,手前が布袋,後ろの一番大きな岩が毘沙門天 弁財天 寿老人,恵比寿と続く

  • 天守への坂

    天守への坂

  • 天守前広場 連立式天守  国宝だったが空襲で焼失 昭和33年に市民の力でコンクリートで復元再建

    天守前広場 連立式天守  国宝だったが空襲で焼失 昭和33年に市民の力でコンクリートで復元再建

    和歌山城 名所・史跡

  • 入口

    入口

  • わかやま歴史館 歴史展示室との共通入場券 410円

    わかやま歴史館 歴史展示室との共通入場券 410円

  • 中は四角くなっている.乾櫓

    中は四角くなっている.乾櫓

  • 小天守もある

    小天守もある

  • 中はやはりコンクリート 昭和の雰囲気の展示法だった

    中はやはりコンクリート 昭和の雰囲気の展示法だった

  • 紀州藩家老三浦家大馬印 大名家の指揮官である当主の侍大将が、戦場等で自分の位置や武威を誇示するために立てた一番重要な旗印が大馬印。紀州藩の家老で1万石以上の者は大名並であり、それぞれ大馬印を持っていた

    紀州藩家老三浦家大馬印 大名家の指揮官である当主の侍大将が、戦場等で自分の位置や武威を誇示するために立てた一番重要な旗印が大馬印。紀州藩の家老で1万石以上の者は大名並であり、それぞれ大馬印を持っていた

  • 下の家紋は「五七桐」だというのはわかりますが、上の変わった紋は「木下日足」というもの.両紋とも備中足守藩主木下家が使用したもので、木下家は豊臣秀吉の正室、北政所の兄の家系。紀州徳川家の家老三浦家へ幕末に木下家から嫁入りした記録があり、その際持参した女性用陣羽織ではないかと考えられる。https://ameblo.jp/yamage/entry-12208474411.html

    下の家紋は「五七桐」だというのはわかりますが、上の変わった紋は「木下日足」というもの.両紋とも備中足守藩主木下家が使用したもので、木下家は豊臣秀吉の正室、北政所の兄の家系。紀州徳川家の家老三浦家へ幕末に木下家から嫁入りした記録があり、その際持参した女性用陣羽織ではないかと考えられる。https://ameblo.jp/yamage/entry-12208474411.html

  • そして紀州徳川家の合印として使用されていた「金の日輪」というのはこれのことですな。この旗は紀州藩家老である山中筑後守俊信家に伝わる旗だったようです。<br />山中筑後守は紀州藩の年寄で、藩主の側用人。幕末に藩内で権勢を誇った人物です。https://ameblo.jp/yamage/entry-12208474411.html

    そして紀州徳川家の合印として使用されていた「金の日輪」というのはこれのことですな。この旗は紀州藩家老である山中筑後守俊信家に伝わる旗だったようです。
    山中筑後守は紀州藩の年寄で、藩主の側用人。幕末に藩内で権勢を誇った人物です。https://ameblo.jp/yamage/entry-12208474411.html

  • 三浦家金紋挟箱 大名行列で使った荷物入れ 行列の先頭に担がせた

    三浦家金紋挟箱 大名行列で使った荷物入れ 行列の先頭に担がせた

  • 天守玄関桃瓦 除災の意味があったとのこと

    天守玄関桃瓦 除災の意味があったとのこと

  • 12代藩主徳川斉彊1820-1849の一行書

    12代藩主徳川斉彊1820-1849の一行書

  • 水聲無古今 すいせい ここんなし とのこと

    水聲無古今 すいせい ここんなし とのこと

  • 最上階に

    最上階に

  • いかにも昭和のコンクリの雰囲気

    いかにも昭和のコンクリの雰囲気

  • しかし四角形のこの天守の構造はしっかり建築してある 右が乾櫓 左は二乃御門櫓

    しかし四角形のこの天守の構造はしっかり建築してある 右が乾櫓 左は二乃御門櫓

  • 天守,外の展望台 乾櫓の向こうには紀ノ川河口

    天守,外の展望台 乾櫓の向こうには紀ノ川河口

  • 紀の川河口大橋

    紀の川河口大橋

  • 北側

    北側

  • ダイワロイネットホテル

    ダイワロイネットホテル

  • 東側から南へ

    東側から南へ

  • 面白い建物 MOCAという喫茶店とマリアテレサ三年坂という建物だった.レンガの気になる建物だね

    面白い建物 MOCAという喫茶店とマリアテレサ三年坂という建物だった.レンガの気になる建物だね

  • 名草山のふもとには

    名草山のふもとには

  • 紀三井寺が見える

    紀三井寺が見える

  • 和歌山県立近代美術館

    和歌山県立近代美術館

  • これでほぼ1周

    これでほぼ1周

  • 下まで降りて回廊に 回廊には和歌山城周辺の風景を展示 まず城下町絵図

    下まで降りて回廊に 回廊には和歌山城周辺の風景を展示 まず城下町絵図

  • 和歌山城下町絵図 1855

    和歌山城下町絵図 1855

  • 城の周りは大名 ダイワロイネットホテルの隣の和歌山ロイヤルパーキング駐車場のあたりには大きな安藤,水野家がかいてある.

    城の周りは大名 ダイワロイネットホテルの隣の和歌山ロイヤルパーキング駐車場のあたりには大きな安藤,水野家がかいてある.

  • 上に浮世絵 下に現在 面影あるかな

    上に浮世絵 下に現在 面影あるかな

  • これなど同じ位置だよね

    これなど同じ位置だよね

  • このあたり呉服店があったそうだが,紆余曲折あったのだろうなあ

    このあたり呉服店があったそうだが,紆余曲折あったのだろうなあ

  • まりと殿さま 歌碑があるんだね<br />「てんてんてんまり てん手まり」が歌い出しの『まりと殿さま(毬と殿様)』は、1929年(昭和4年)に発表された日本の童謡。作詞:西條八十、作曲:中山 晋平。歌詞では、紀州の殿さまが大名行列でお国へ帰るところへ、手まりが弾んで殿様の駕籠まで飛んでいき、そのまま紀州へ連れて行かれてミカンになるというファンタジーな物語が展開される。http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/doyo/maritotonosama.htm

    まりと殿さま 歌碑があるんだね
    「てんてんてんまり てん手まり」が歌い出しの『まりと殿さま(毬と殿様)』は、1929年(昭和4年)に発表された日本の童謡。作詞:西條八十、作曲:中山 晋平。歌詞では、紀州の殿さまが大名行列でお国へ帰るところへ、手まりが弾んで殿様の駕籠まで飛んでいき、そのまま紀州へ連れて行かれてミカンになるというファンタジーな物語が展開される。http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/doyo/maritotonosama.htm

  • 回廊を行くと二の門櫓

    回廊を行くと二の門櫓

  • 味気ない感じだね

    味気ない感じだね

  • また回廊を行くと乾櫓 中は殺風景なビル

    また回廊を行くと乾櫓 中は殺風景なビル

  • 出口

    出口

  • 立入禁止だが,埋門がある.ここだけ歴史を感じる

    立入禁止だが,埋門がある.ここだけ歴史を感じる

  • 外に出た 乾櫓

    外に出た 乾櫓

  • 二之門櫓

    二之門櫓

  • 二乃御門  (楠門)

    二乃御門  (楠門)

  • ハートのマークとは!1242外に出る!

    ハートのマークとは!1242外に出る!

  • 和歌山城のパンフ

    和歌山城のパンフ

  • 入場券 410円 Go To Travelの地域クーポンは使えない

    入場券 410円 Go To Travelの地域クーポンは使えない

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