出雲市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
旅の二日目。<br />宿の窓からは、薄曇りの空が広がっていた。<br />出雲に来てから、微妙な空模様が続いている。<br />今日は、江戸時代、綿花の取引で賑わった雲州平田を訪ね、そのあと、目のお薬師さんで知られる一畑薬師に参拝することにしている。<br />雲州平田は、木綿街道と呼ばれ、古い街並みが残っていると聞いている。<br />そして、一畑薬師は、目の調子が悪い母親のことをお願いするために参拝することにしたのだ。<br />一畑口では、酒蔵で聞いた酒発祥に纏わる神社を訪ねてみることにした。

初秋の出雲路へ【2】~木綿街道と一畑薬師~

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2020/10/04 - 2020/10/04

15位(同エリア1780件中)

10

46

旅猫

旅猫さん

旅の二日目。
宿の窓からは、薄曇りの空が広がっていた。
出雲に来てから、微妙な空模様が続いている。
今日は、江戸時代、綿花の取引で賑わった雲州平田を訪ね、そのあと、目のお薬師さんで知られる一畑薬師に参拝することにしている。
雲州平田は、木綿街道と呼ばれ、古い街並みが残っていると聞いている。
そして、一畑薬師は、目の調子が悪い母親のことをお願いするために参拝することにしたのだ。
一畑口では、酒蔵で聞いた酒発祥に纏わる神社を訪ねてみることにした。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
楽天トラベル

PR

  • 朝風呂の後、朝食会場へ。<br />新型コロナウィルスの影響で、やはりバイキング形式ではなく、松花堂弁当のようなもので供された。<br />ご飯やみそ汁なども、自分ではよそうことが出来ず、係の方がすべてやってくれた。

    朝風呂の後、朝食会場へ。
    新型コロナウィルスの影響で、やはりバイキング形式ではなく、松花堂弁当のようなもので供された。
    ご飯やみそ汁なども、自分ではよそうことが出来ず、係の方がすべてやってくれた。

  • 食後、売店で土産物を漁る。<br />宿泊の手続きの際にもらった地域共通クーポンがあったので、これを利用して、松江と出雲市の茶を購入した。

    食後、売店で土産物を漁る。
    宿泊の手続きの際にもらった地域共通クーポンがあったので、これを利用して、松江と出雲市の茶を購入した。

  • 9時前に宿を出て、すぐ近くにある一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へと向かう。<br />この日は、まず、木綿街道の愛称で知られる雲州平田を訪ねる。<br />ホームに入ると、桜色の車体が特徴的な『ご縁電車しまねっこ号Ⅱ』が停まっていた。<br />車内には、『しまねっこ』がちょこんと座っていた。

    9時前に宿を出て、すぐ近くにある一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へと向かう。
    この日は、まず、木綿街道の愛称で知られる雲州平田を訪ねる。
    ホームに入ると、桜色の車体が特徴的な『ご縁電車しまねっこ号Ⅱ』が停まっていた。
    車内には、『しまねっこ』がちょこんと座っていた。

    一畑電車 乗り物

  • 電車は、9時47分に松江を離れ、宍道湖の北岸に沿って走って行く。<br />曇り空で景色は今一つだったが、広い宍道湖の眺めはなかなか良い。<br />そして、40分足らずで雲州平田駅に到着した。

    電車は、9時47分に松江を離れ、宍道湖の北岸に沿って走って行く。
    曇り空で景色は今一つだったが、広い宍道湖の眺めはなかなか良い。
    そして、40分足らずで雲州平田駅に到着した。

    雲州平田駅

    木綿街道の最寄り駅 by 旅猫さん
  • 駅の構内には、映画でも活躍したデハニ53が保存されていた。<br />現在は、運転体験用に使われているそうだ。

    駅の構内には、映画でも活躍したデハニ53が保存されていた。
    現在は、運転体験用に使われているそうだ。

  • 駅前から、古い街並みが残るほうへと歩いて行く。<br />駅から続く道沿いの商店街は、ほとんど閉まっていた。<br />歩いている人も疎らで、寂しい限りだ。

    駅前から、古い街並みが残るほうへと歩いて行く。
    駅から続く道沿いの商店街は、ほとんど閉まっていた。
    歩いている人も疎らで、寂しい限りだ。

  • 途中で、街の中を流れる川を渡る。<br />橋の上からは、風情のある街並みが見られた。

    途中で、街の中を流れる川を渡る。
    橋の上からは、風情のある街並みが見られた。

  • 15分ほどで、木綿街道の入口に鎮座する宇美神社の前に出た。<br />ちょうど、二台の車で乗り付けた若者たちが先に入っていたが、彼らが拝殿前で騒いでいて、参拝するまで時間が掛かってしまった。<br />宇美神社は、延喜式に記載された古社で、祭神は霊剣の神である布都御魂神だが、出雲国風土記では海の神である宇能遅比古命らしい。<br />記紀神話の神に、どこかで替えられたのだろう。

    15分ほどで、木綿街道の入口に鎮座する宇美神社の前に出た。
    ちょうど、二台の車で乗り付けた若者たちが先に入っていたが、彼らが拝殿前で騒いでいて、参拝するまで時間が掛かってしまった。
    宇美神社は、延喜式に記載された古社で、祭神は霊剣の神である布都御魂神だが、出雲国風土記では海の神である宇能遅比古命らしい。
    記紀神話の神に、どこかで替えられたのだろう。

    宇美神社 寺・神社

  • 木綿街道を東へと歩いて行くと、生姜糖本舗なるものがあった。<br />歴史ある店らしいので、立ち寄ってみることにした。

    木綿街道を東へと歩いて行くと、生姜糖本舗なるものがあった。
    歴史ある店らしいので、立ち寄ってみることにした。

    來間屋生姜糖本舗 グルメ・レストラン

  • その店の看板商品が『生姜糖』で、正徳5年(1715)から続くものらしく、三百年以上の歴史があるそうだ。<br />試食が出来るというのでいただいたが、ほどよく生姜の辛みが効いたとても食べやすい菓子だった。<br />手頃な三個入りのものがったので、買い求めた。

    その店の看板商品が『生姜糖』で、正徳5年(1715)から続くものらしく、三百年以上の歴史があるそうだ。
    試食が出来るというのでいただいたが、ほどよく生姜の辛みが効いたとても食べやすい菓子だった。
    手頃な三個入りのものがったので、買い求めた。

  • その店から先は、古い建物が軒を連ねる趣のある街並みとなっていた。<br />平田は、木綿の取引で栄えた街で、当時の賑わいが微かに残っているようだ。

    その店から先は、古い建物が軒を連ねる趣のある街並みとなっていた。
    平田は、木綿の取引で栄えた街で、当時の賑わいが微かに残っているようだ。

  • その一角に、酒持田本店と言う酒蔵があったので覗いてみる。<br />木の温もりを感じる落ち着きのある店舗で、尋ねると、試飲も出来るというので、もちろんいただくことにする。

    その一角に、酒持田本店と言う酒蔵があったので覗いてみる。
    木の温もりを感じる落ち着きのある店舗で、尋ねると、試飲も出来るというので、もちろんいただくことにする。

    酒持田本店 専門店

    木綿街道にある酒蔵 by 旅猫さん
  • 好きなものを三種類出してくれるというので、棚に並んだ商品の中から、看板商品である『ヤマサン正宗』や、地元の酒米である『佐香錦』を使ったもの、長く作り続けているとい『誘一献』を選んだ。<br />呑んでみると、どれもとても美味しく、思い切って三本とも購入することにした。<br />そして、しばらく蔵の方と話していると、この辺りが日本酒発祥の地であり、酒の神を祀る佐香神社もあるとのことだった。<br />地図で確認すると、この後行く予定の一畑口の近くにあるようなので、立ち寄ってみることにした。

    好きなものを三種類出してくれるというので、棚に並んだ商品の中から、看板商品である『ヤマサン正宗』や、地元の酒米である『佐香錦』を使ったもの、長く作り続けているとい『誘一献』を選んだ。
    呑んでみると、どれもとても美味しく、思い切って三本とも購入することにした。
    そして、しばらく蔵の方と話していると、この辺りが日本酒発祥の地であり、酒の神を祀る佐香神社もあるとのことだった。
    地図で確認すると、この後行く予定の一畑口の近くにあるようなので、立ち寄ってみることにした。

  • 良い情報を得た酒持田本店を出ると、斜向かいに醤油蔵があった。<br />持田醤油店と言う店で、入ってみると醸造所の見学が出来るという。<br />せっかくなので見学させていただくことにした。<br />その蔵は、本家から分家してできたそうだが、木樽で醸すなど、昔ながらの製法を受け継いでいる。<br />再仕込み醤油など、伝統的な醤油も醸していて、なかなか興味深かった。

    良い情報を得た酒持田本店を出ると、斜向かいに醤油蔵があった。
    持田醤油店と言う店で、入ってみると醸造所の見学が出来るという。
    せっかくなので見学させていただくことにした。
    その蔵は、本家から分家してできたそうだが、木樽で醸すなど、昔ながらの製法を受け継いでいる。
    再仕込み醤油など、伝統的な醤油も醸していて、なかなか興味深かった。

    持田醤油店 グルメ・レストラン

    みたらし団子が美味しい by 旅猫さん
  • 見学料の五百円には、人気の『醤油ソフトクリーム』か、『みたらし団子』が付いて来るので、この店の醤油を使ったみたらし団子をいただいた。<br />これがなかなか美味しく、大きさも結構あったので、昼食はこれでよいくらいだった。

    見学料の五百円には、人気の『醤油ソフトクリーム』か、『みたらし団子』が付いて来るので、この店の醤油を使ったみたらし団子をいただいた。
    これがなかなか美味しく、大きさも結構あったので、昼食はこれでよいくらいだった。

  • 道は途中で鉤型に曲がり、北へと向かう。<br />古い街並みを紹介するサイトで見つけた街だったが、なかなか趣がありよかった。

    道は途中で鉤型に曲がり、北へと向かう。
    古い街並みを紹介するサイトで見つけた街だったが、なかなか趣がありよかった。

  • さらに歩いて行くと、白い暖簾が印象的な建物があった。<br />以前は、酒蔵だったもので、今は宿として利用されているらしい。<br />調べてみると、宿泊料は数万円とのことだ。

    さらに歩いて行くと、白い暖簾が印象的な建物があった。
    以前は、酒蔵だったもので、今は宿として利用されているらしい。
    調べてみると、宿泊料は数万円とのことだ。

    NIPPONIA 出雲平田 木綿街道 宿・ホテル

    2名1室合計 37,200円~

  • その近くの路地の入口に、『縁の木だまり』と言う案内板があった。<br />気になったのでその路地に入ってみると、川縁に、大きな木が立っていた。<br />案内板もあり、それによれば、江戸時代、一里塚に植えられた榎と荒神信仰として植えられた樅の木だそうで、今では寄り添うように立っている。<br />そのせいか、最近は縁結びの樹として売り出しているらしい。<br />そして、この辺りが、平田の湊があった場所だそうだ。

    その近くの路地の入口に、『縁の木だまり』と言う案内板があった。
    気になったのでその路地に入ってみると、川縁に、大きな木が立っていた。
    案内板もあり、それによれば、江戸時代、一里塚に植えられた榎と荒神信仰として植えられた樅の木だそうで、今では寄り添うように立っている。
    そのせいか、最近は縁結びの樹として売り出しているらしい。
    そして、この辺りが、平田の湊があった場所だそうだ。

  • 表通りに戻ると、その先にまた案内板が立っていた。<br />入ってみると、『酒石橋』と言う真新しい商業施設があった。<br />今年になって開業した商業施設だそうで、そこだけは若い人などで混み合っていた。<br />宿となっていた酒蔵の裏手を利用した施設で、敷地内には、醸造用のタンクが残されていた。

    表通りに戻ると、その先にまた案内板が立っていた。
    入ってみると、『酒石橋』と言う真新しい商業施設があった。
    今年になって開業した商業施設だそうで、そこだけは若い人などで混み合っていた。
    宿となっていた酒蔵の裏手を利用した施設で、敷地内には、醸造用のタンクが残されていた。

  • 再び表通りに戻り、先へと進むと、今度は立派な建物が見えてきた。<br />江戸時代に地主であった本石橋邸の建物で、見学が出来るらしいが、入口の戸が閉まっていて入ることが出来なかった。

    再び表通りに戻り、先へと進むと、今度は立派な建物が見えてきた。
    江戸時代に地主であった本石橋邸の建物で、見学が出来るらしいが、入口の戸が閉まっていて入ることが出来なかった。

    本石橋邸 名所・史跡

  • 隣に建つ木綿街道交流館の先で曲がると、醤油店がもう一軒あった。<br />その向かいに、平田の名物である平田一式飾りが展示されていた。<br />平田一式飾りとは、陶器や金物などを利用して、歌舞伎などの登場人物、場面などを飾り競うという、この地方独特の民俗芸能だそうだ。<br />江戸時代から続くらしいが、確かに他では見られないものだった。

    隣に建つ木綿街道交流館の先で曲がると、醤油店がもう一軒あった。
    その向かいに、平田の名物である平田一式飾りが展示されていた。
    平田一式飾りとは、陶器や金物などを利用して、歌舞伎などの登場人物、場面などを飾り競うという、この地方独特の民俗芸能だそうだ。
    江戸時代から続くらしいが、確かに他では見られないものだった。

  • 駅へと戻り、12時40分発の電車に乗り、一畑口駅へと向かう。<br />10分ほどで到着した一畑口駅は、平地にある珍しいスイッチバックの駅。<br />この駅で降りたのは、私だけだった。<br />駅構内はとても静かで、穏やかな時間が流れていた。

    駅へと戻り、12時40分発の電車に乗り、一畑口駅へと向かう。
    10分ほどで到着した一畑口駅は、平地にある珍しいスイッチバックの駅。
    この駅で降りたのは、私だけだった。
    駅構内はとても静かで、穏やかな時間が流れていた。

    一畑口駅

    一畑薬師への玄関口 by 旅猫さん
  • 駅前から、13時4分発のコミュニティバスに乗り、次の目的地である一畑薬師へと向かう。<br />バスは、たった一人の乗客を乗せ、里山の景色の中を走って行く。<br />そして、途中から山へと入り、20分ほどで一畑薬師の駐車場に到着した。

    駅前から、13時4分発のコミュニティバスに乗り、次の目的地である一畑薬師へと向かう。
    バスは、たった一人の乗客を乗せ、里山の景色の中を走って行く。
    そして、途中から山へと入り、20分ほどで一畑薬師の駐車場に到着した。

  • 駐車場から、土産物屋が並ぶ参道を歩いて行くと、大きな山門が見えてきた。<br />その手前左手にある急な石段を登って行けば、仁王門に出る。<br />石段はさらに続いていたが、身延山に比べれば大したことは無い。

    駐車場から、土産物屋が並ぶ参道を歩いて行くと、大きな山門が見えてきた。
    その手前左手にある急な石段を登って行けば、仁王門に出る。
    石段はさらに続いていたが、身延山に比べれば大したことは無い。

    一畑寺(一畑薬師) 寺・神社

  • そして、石段を登り切ると、正面に薬師本堂が見えてきた。<br />堂内には、『目のお薬師さま』として知られる秘仏の薬師如来が祀られている。<br />早速、本堂で母親の眼の具合が良くなることと、自分の眼が悪くならないように祈願した。

    そして、石段を登り切ると、正面に薬師本堂が見えてきた。
    堂内には、『目のお薬師さま』として知られる秘仏の薬師如来が祀られている。
    早速、本堂で母親の眼の具合が良くなることと、自分の眼が悪くならないように祈願した。

  • 境内の一角には、眺望の利く場所があった。<br />天気は今一つだったが、遠くに薄っすらと宍道湖が見えていた。

    境内の一角には、眺望の利く場所があった。
    天気は今一つだったが、遠くに薄っすらと宍道湖が見えていた。

  • 社務所でご朱印をもらう間、『お茶湯』と呼ばれる信仰の茶をいただく。<br />この茶は、一畑で特別に栽培されているもので、薬師本堂の井戸から汲んだ霊水で入れたものだそうだ。

    社務所でご朱印をもらう間、『お茶湯』と呼ばれる信仰の茶をいただく。
    この茶は、一畑で特別に栽培されているもので、薬師本堂の井戸から汲んだ霊水で入れたものだそうだ。

  • 境内から駐車場へと戻る途中で、曼殊沙華を見かけた。<br />実は、今回の旅では、曼殊沙華をいたるところで見かけた。<br />以前、やはり秋に山陰を旅した時も、たくさんの曼殊沙に出会った。<br />山陰には、曼殊沙華が良く似合う。

    境内から駐車場へと戻る途中で、曼殊沙華を見かけた。
    実は、今回の旅では、曼殊沙華をいたるところで見かけた。
    以前、やはり秋に山陰を旅した時も、たくさんの曼殊沙に出会った。
    山陰には、曼殊沙華が良く似合う。

  • 駐車場に戻ったが、帰りのバスには、まだ一時間以上あった。<br />待合所の壁に、タクシーの電話番号があったので、呼ぶことにする。<br />30分以上かかると言われたが、待っていると、すぐにやってきた。<br />そのまま駅に戻る予定だったが、平田の酒蔵で教えてもらったことを思い出し、途中にある佐香神社で降ろしてもらった。<br />佐香神社は、出雲国風土記の記載により、酒造り発祥の地とされている場所で、『酒』とは『佐香(さか)』が訛ったものとされる。<br />祀られているのは、酒の神である『久斯神』である。<br />社殿も境内も質素だったが、これからも美味しい酒が飲めるようにお願いした。<br />参拝後、隣にあった宮司の家を訪ね、ご朱印をいただいた。

    駐車場に戻ったが、帰りのバスには、まだ一時間以上あった。
    待合所の壁に、タクシーの電話番号があったので、呼ぶことにする。
    30分以上かかると言われたが、待っていると、すぐにやってきた。
    そのまま駅に戻る予定だったが、平田の酒蔵で教えてもらったことを思い出し、途中にある佐香神社で降ろしてもらった。
    佐香神社は、出雲国風土記の記載により、酒造り発祥の地とされている場所で、『酒』とは『佐香(さか)』が訛ったものとされる。
    祀られているのは、酒の神である『久斯神』である。
    社殿も境内も質素だったが、これからも美味しい酒が飲めるようにお願いした。
    参拝後、隣にあった宮司の家を訪ね、ご朱印をいただいた。

    佐香神社 寺・神社

    酒発祥の地に鎮座する社 by 旅猫さん
  • 佐香神社からは、歩いて駅へと戻る。<br />駅の外れまで来ると、車止めがあった。<br />戦前までは、さらに先の一畑駅まで線路が続いていたそうだが、戦時中の鉄材供出により廃線となってしまったのだ。

    佐香神社からは、歩いて駅へと戻る。
    駅の外れまで来ると、車止めがあった。
    戦前までは、さらに先の一畑駅まで線路が続いていたそうだが、戦時中の鉄材供出により廃線となってしまったのだ。

  • 一畑口駅で50分ほど待ち、15時39分発の出雲大社前行に乗車。<br />電車は2両編成だったが、途中の雲州平田駅で車両交換があり、乗り換えた電車は1両編成だった。<br />そして、終点の出雲大社前駅には、16時13分に到着した。

    一畑口駅で50分ほど待ち、15時39分発の出雲大社前行に乗車。
    電車は2両編成だったが、途中の雲州平田駅で車両交換があり、乗り換えた電車は1両編成だった。
    そして、終点の出雲大社前駅には、16時13分に到着した。

    出雲大社前駅

  • 出雲大社前駅には、映画で使用されたデハニ52が展示されている。<br />前回訪れた時にも見学したが、せっかくなので、もう一度会いに行った。

    出雲大社前駅には、映画で使用されたデハニ52が展示されている。
    前回訪れた時にも見学したが、せっかくなので、もう一度会いに行った。

    一畑電気鉄道 デハニ50形 52号車 名所・史跡

  • デハニを観た後、今宵の宿である竹野屋旅館に向かう。<br />その宿は、出雲大社の門前にある明治10年(1877)創業の老舗の宿だ。<br />出雲大社を訪れる際、いつも気になっていた宿で、いつか泊まってみたいと思っていたのだ。<br />灯の点った、昭和4年(1929)築の木造本館はとても美しかった。

    デハニを観た後、今宵の宿である竹野屋旅館に向かう。
    その宿は、出雲大社の門前にある明治10年(1877)創業の老舗の宿だ。
    出雲大社を訪れる際、いつも気になっていた宿で、いつか泊まってみたいと思っていたのだ。
    灯の点った、昭和4年(1929)築の木造本館はとても美しかった。

    竹野屋旅館 宿・ホテル

    2名1室合計 17,600円~

    出雲大社門前に建つ老舗宿 by 旅猫さん
  • 玄関を入ると、大きな広間が現れた。<br />玄関の先に、これほど広い空間がある宿は初めてだ。<br />受付で手続きを済ませ、部屋に案内された。

    玄関を入ると、大きな広間が現れた。
    玄関の先に、これほど広い空間がある宿は初めてだ。
    受付で手続きを済ませ、部屋に案内された。

  • 途中の廊下からは、中庭と本館の建物が見えた。<br />やはり、日本家屋の宿は風情があって良い。

    途中の廊下からは、中庭と本館の建物が見えた。
    やはり、日本家屋の宿は風情があって良い。

  • 通されたのは三階にある和室。<br />12畳の広さだが、椅子などが置かれているため、実際には8畳ほどだった。<br />新型コロナの影響により、係の方は入室せず、布団も予め敷いてあった。

    通されたのは三階にある和室。
    12畳の広さだが、椅子などが置かれているため、実際には8畳ほどだった。
    新型コロナの影響により、係の方は入室せず、布団も予め敷いてあった。

  • この日はかなり歩いて汗をかいたので、とりあえず、汗を流すことにする。<br />大浴場は温泉では無いが、湯加減が絶妙で、とても寛げた。<br />まだ少し早い時間だったので、最後まで貸切だった。

    この日はかなり歩いて汗をかいたので、とりあえず、汗を流すことにする。
    大浴場は温泉では無いが、湯加減が絶妙で、とても寛げた。
    まだ少し早い時間だったので、最後まで貸切だった。

  • 入浴後、稲佐の浜の夕日を観ようと思い、宿を出た。<br />歩いていると、ご当地マンホールを見つけた。<br />図柄は、日御碕灯台のようだ。

    入浴後、稲佐の浜の夕日を観ようと思い、宿を出た。
    歩いていると、ご当地マンホールを見つけた。
    図柄は、日御碕灯台のようだ。

  • 途中まで歩いたが、思ったよりも遠く、夕日も見えないようだったので、引き返すことにした。<br />宿まで戻ると、夕暮れの中、宿の灯りがとても美しかった。<br />売店を物色すると、ここが実家である竹内まりやと相棒である山下達郎のCDなども販売されていた。

    途中まで歩いたが、思ったよりも遠く、夕日も見えないようだったので、引き返すことにした。
    宿まで戻ると、夕暮れの中、宿の灯りがとても美しかった。
    売店を物色すると、ここが実家である竹内まりやと相棒である山下達郎のCDなども販売されていた。

  • 部屋で一休みすると、夕食の時間となった。<br />食堂では、竹内まりやと山下達郎の曲が静かに流れ、とても心地よい<br />そして、先付と一緒に出てきたのは、何とズワイガニだった。<br />しかも、半身分あり、これだけでかなり満足だった。

    部屋で一休みすると、夕食の時間となった。
    食堂では、竹内まりやと山下達郎の曲が静かに流れ、とても心地よい
    そして、先付と一緒に出てきたのは、何とズワイガニだった。
    しかも、半身分あり、これだけでかなり満足だった。

  • お造りの代わりに出てきたのは、鱈の煮物だった。<br />これもかなりの量があり、正直、後は酒とつまみだけでも良い感じだ。<br />とは言え、美味しかったので、結局は食べてしまった。

    お造りの代わりに出てきたのは、鱈の煮物だった。
    これもかなりの量があり、正直、後は酒とつまみだけでも良い感じだ。
    とは言え、美味しかったので、結局は食べてしまった。

  • 酒は、出雲市駅近くにある蔵元旭日酒造が醸す『十旭日 五百万石 純米』。<br />初めて呑んだ銘柄だったが、純米酒らしい旨味のある酒だった。<br />二杯目には、奥出雲の簸上清酒合名会社が醸す『七冠馬 純米酒』をいただく。<br />こちらは、かの『佐香錦』を使った酒で、これもまた旨かった。

    酒は、出雲市駅近くにある蔵元旭日酒造が醸す『十旭日 五百万石 純米』。
    初めて呑んだ銘柄だったが、純米酒らしい旨味のある酒だった。
    二杯目には、奥出雲の簸上清酒合名会社が醸す『七冠馬 純米酒』をいただく。
    こちらは、かの『佐香錦』を使った酒で、これもまた旨かった。

  • 料理は、椀物としてトマト外郎なるものが出てきた。<br />思ったよりもトマトらしくは無く、悪くは無かった。<br />お凌ぎには、蕎麦サラダ。<br />これは口直しにちょうど良かった。

    料理は、椀物としてトマト外郎なるものが出てきた。
    思ったよりもトマトらしくは無く、悪くは無かった。
    お凌ぎには、蕎麦サラダ。
    これは口直しにちょうど良かった。

  • 温物は、小づち盛りというもの。<br />海老などを湯葉で包んで餡を掛けたものが、小づちの形をした入れ物に入っているもので、『大黒包み』と呼ばれる宿の名物だそうだ。<br />これもまた、なかなか美味しかった。

    温物は、小づち盛りというもの。
    海老などを湯葉で包んで餡を掛けたものが、小づちの形をした入れ物に入っているもので、『大黒包み』と呼ばれる宿の名物だそうだ。
    これもまた、なかなか美味しかった。

  • 続いて登場したのは、のどぐろの塩焼き。<br />のどぐろを食べるのは初めてかもしれないが、白身なのに淡白ではなく、濃厚な旨味が感じられ、これは文句なく美味しかった。

    続いて登場したのは、のどぐろの塩焼き。
    のどぐろを食べるのは初めてかもしれないが、白身なのに淡白ではなく、濃厚な旨味が感じられ、これは文句なく美味しかった。

  • 台の物は、出雲尼子和牛の陶板焼き。<br />聞いたことの無い和牛だが、とても柔らかく、久しぶりに美味しい牛肉を食べた。<br />この後、ご飯とみそ汁、杏仁豆腐で締めとなった。<br />美味しい料理ばかりだったが、少々量が多く、最後はかなり苦しかった。<br />後は、部屋でのんびり過ごすことにしよう。<br />明日は、日御碕灯台を訪ねることにする。

    台の物は、出雲尼子和牛の陶板焼き。
    聞いたことの無い和牛だが、とても柔らかく、久しぶりに美味しい牛肉を食べた。
    この後、ご飯とみそ汁、杏仁豆腐で締めとなった。
    美味しい料理ばかりだったが、少々量が多く、最後はかなり苦しかった。
    後は、部屋でのんびり過ごすことにしよう。
    明日は、日御碕灯台を訪ねることにする。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • hot chocolateさん 2020/10/29 03:25:11
    出雲路♪
    旅猫さま

    こんばんは。

    一昨年、出雲に行った時は、足立美術館も目的の1つだったので、安来の方(湖南)の電車に乗りました。
    一畑電鉄には乗りませんでしたが、車窓からの眺めものどかでいいですね。

    一畑薬師の仁王門は、歴史を感じさせていい感じです。
    創建当時は、何処の神社・仏閣も色鮮やかでも、年月を経て色も落ちて、地味ながらも落ち着いた雰囲気が醸し出されてくる頃の方が好きです。

    お泊りの竹野屋旅館のお食事は美味しそうですね。
    ズワイガニにのどぐろの焼物、それに出雲尼子牛の陶板焼き・・・のどぐろ丸ごと1尾は贅沢です。
    出雲尼子牛の名前は、出雲守護代の尼子氏からとったものでしょうかね。

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/10/29 09:19:10
    RE: 出雲路♪
    hot chocoさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    足立美術館だと、JRの方ですね。
    一畑電車は、とても長閑で風情があります。
    宍道湖の北岸は、大きな町も無く、とておのんびりしています。

    一畑薬師は、かなり大きな寺でした。
    まあ、有名ですからね。
    建物は、そこそこ風情があり、悪くはなかったです。
    風雪に耐えて色褪せた方が、私も好きです。

    竹野屋旅館はなかなか良い宿でした。
    食事もとても美味しくて、気に入りました。
    出雲尼子牛は、もちろん尼子氏からでしょうね。
    なにせ、出雲では尼子は今でも人気がありますから。

    旅猫
  • 墨水さん 2020/10/21 20:53:10
    五百万石?。
    旅猫さん、今晩は。
    酒の銘が「五百万石 純米」?。
    え~~っ?、五百万石??。
    いわれを聞きたいね~~っ。(笑)
    徳川家康ですら、三百万石だから、相当だよ・・・。(笑)
    毛利家ですら、中国平定時で百万石。
    どこに、五百万石が有ると言うの?。(笑)
    墨水。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/10/22 09:55:03
    RE: 五百万石?。
    墨水さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    『五百万石』、確かにすごい石高ですね!
    いつも何気なく聞いていた銘柄でしたが。
    気になったので調べてみると、新潟県の米の収穫高が五百万石を超えた記念として命名されたそうです。
    新潟県は、大大名ですね(笑)

    旅猫
  • 前日光さん 2020/10/20 22:42:31
    平田から一畑薬師、そして竹野屋
    こんばんは、旅猫さん。
    平田の町から一畑薬師に行かれたのですね。
    平田は、市役所に車を駐めて、食事処を探して少し歩いたのですが、なぜか見つからず。
    以前も平田では食堂が見つからなくて、大きな通りに出て、仕方なくガストでランチをしたという思い出がありました。
    二度目の平田でもやっぱりお店が見つからず、搭乗時間も迫っていたので空港に行く途中の店で食事しました。
    もっと歩けば見つかったのかもしれませんが、どうも食事処に関してはがっかりでした。
    平田で散策するような時間が取れなかったというのが、この町の印象に影響していると思います。

    一畑薬師は、山門から本堂への階段の多さにクラクラしました。
    でも霊験あらたかな「お茶湯」は、インパクトが大きかったです。
    お茶湯を汲んで持ち帰った容器は、今も我が家の仏壇に鎮座しています(~o~)

    竹野屋は、私も気はなっているのですが、未だに泊まったことがありません。
    出雲マラソンなどで、いつもここが映るので、次こそは…などと思いながら何年も経ってしまいました。
    今でもまりあさんのお兄様が経営者なのでしょうか?
    学者肌のお兄様は旅館の経営者には向いてないので、まりあさんがプロデュースしているなんて聞いたことはあるのですが。
    何年か前、まりあさんのお母様とひょんなことから食事をご一緒したことがありますが、しゃきしゃきとした太っ腹の方で(その時10人ぐらいの集団だったのですが)、全員の食事代をばぁ~んと出してくれたのです。
    一度は泊まらなくちゃね。
    食事もずいぶんとおいしそうですね!(^^)!


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/10/22 09:51:04
    RE: 平田から一畑薬師、そして竹野屋
    前日光さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    平田は、木綿街道沿いにイタリアンの店があり混んでいました。
    その先には、今年で来た真新しい商業施設があり、そこにも食事処がありました。
    次回お立ち寄りの際には、ぜひ。
    美味しい酒を醸す酒蔵もありますので。

    一畑薬師の石段は、結構長いですね。
    身延山に比べれば、可愛いものですが(笑)
    お茶湯は、その場で呑んだだけですが、美味しかったです。

    竹野屋は、現在、まりやさんの甥っ子が6代目として経営しているそうです。
    5代目の時に経営が傾き、まりやさんがテコ入れたらしいですね。
    今は、持ち直して賑わっていました。
    まりやさんのお母様と会食!
    それは貴重な体験でしたね。
    食事も美味しいので、ぜひ一度泊まってみてください。

    旅猫
  • ねもさん 2020/10/18 11:44:17
    あちこち失礼します
    旅猫さん ご投票ありがとうございます。
    一畑電車、超懐かしい! 40年以上前、大学生になって自分で歩く旅を始めたころ、山陰を歩きました。今もそうなんですが、へそ曲がりなので、他人が行かないところというコンセプトです(旅人が最後に訪ねる都道府県は山陰か四国だそう)
    ただ訪問先は普通に出雲大社(笑) 松江から一畑電車に乗りました。何か田舎の私鉄って感じでした。人口が少ないところなのによく頑張って走っていますね。
    出雲大社は思ったとおりでしたが、印象に残っているのはその先の日御碕。春の晴れた日で、カモメがたくさん飛んでいました。
    お次の日御碕灯台、とっても楽しみにお待ちしています。

    地域共通クーポン、私も秋田で頂戴しました。ありがたいのですが、翌日までに使って!がちょっと(><)では?

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/10/18 21:16:05
    RE: あちこち失礼します
    ねもさん こんにちは。

    書き込み等、ありがとうございます。
    私も、あまり混み合う観光地は苦手です。
    最後に残った都道府県は、沖縄です(笑)
    鳥取島根は30年前、四国4県は26年前に、訪れています。
    訪れるのが遅かったのは、大阪と名古屋です。

    一畑電車はローカルですよね。
    よく頑張っていると思います。
    出雲大社は、今回早朝7時に参拝しましたが、ガラガラでした。

    日御碕に行かれたのですね!
    今回初めて訪れましたが、海の景色がとても印象的でした。

    地域共通クーポン、有効期限が短すぎますよね。
    もらえるのが当日の宿なので、ある意味翌日しか使えない。。。

    旅猫

    ねも

    ねもさん からの返信 2020/10/19 09:00:46
    RE: あちこち失礼します
    旅猫さん ご返信ありがとうございます。
    何と沖縄が未踏とはかなり珍しい!? 山陰と四国がそんなに前とは旅人の鑑と思います。
    40年以上前に初めて行った旅先が沖縄でした、船で。たしか片道2昼夜かかったような(船賃も1万円以下だったと思います)
    私は和歌山が通ったことすらありません。

    地域共通クーポン、同感です。翌日使えるか心配で結局、宿でお酒を飲んだり土産を買ったり(笑)
    再度のご返信には及びません。日御碕、楽しみ!

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/10/19 11:56:32
    RE: RE: あちこち失礼します
    ねもさん、こんにちは。

    沖縄まで船とは凄い。
    実は、飛行機も船も苦手なため、沖縄は最大の難関なのです(笑)
    和歌山は、結構行きづらい場所ですよね。
    私も、21世紀になってから訪れました。

    旅猫

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