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 江戸城本丸(現在は皇居東御苑)には、一角が火で焼け、角が取れてしまっている天守台が残っている。しかし、天守台が整備されたが、その後、天守が聳えることはなく、現在に至っている。<br /> 江戸時代の初期には慶長期(家康)、元和期(秀忠)、寛永期(家光)と将軍が変わる毎、3度にわたり天守が築かれた。今回の皇居東御苑で公開されている江戸城天守復元模型(9月29日(火)~)は、外観、構造など、復元のために重要な資料が比較的多く残され、確かな時代考証に基づく復元が可能な寛永期の天守を1/30スケールで制作したものである。展示している建物の建設費が約5,000万円、寛永期の江戸城天守復元模型も約5,000万円の費用が掛かったと報道されている。<br /> しかし、この江戸城天守復元模型の公開が決まったのは相当に前のようだ。昨年にはこの江戸城天守復元計画が広く報道され、復原費用は約500億円は掛かると言われていた。また、公開展示されている建物は昨年秋の大嘗宮一般参観(https://4travel.jp/travelogue/11568756)時にはすでに完成しており(https://4travel.jp/travelogue/11568754)、建設費が約5,000万円も掛かったとされる建物の建設工事は平成の内に行われたのであろう。すなわち、大嘗宮建設と同時か、その前に行われたと考えられる。<br /> 天皇陛下のお住まいである御所を見下ろす天守は不敬ではないかとも言われているが、それ以前に宮内庁ではこの寛永期の江戸城天守復元計画には賛成の意を示したことになる。それならば、資金の500億円が集まるかどうかが一番の問題であるようだ。復原資金が集まり次第に具体的に江戸城天守の復元工事が始まりそうな勢いである。なお、この江戸城天守の復元は木造で計画されている。<br /> 今回の寛永期の江戸城天守復元模型の公開には思っていた以上に多くの人たちが訪れている。江戸城天守の復元は観光客の集客効果が大きいと言われているのが納得できる。<br /> 今は三の丸尚蔵館の改築工事中でもあり、完成したら、ロビーにでもこの江戸城天守復元模型の公開展示場所に変更し、現在の展示建物内に富士見櫓(三層櫓)に収納されているとされる物品を移し、富士見櫓の内部公開をして頂きたいものだ。この三層櫓は外観上は弘前城の天守よりも立派に見えるからだ。今回の寛永期の江戸城天守復元模型の公開と江戸城富士見多聞櫓の内部公開に多くの人たちが訪れており、巷での城郭ブームの一端を伺い知ることができた。<br />(表紙写真は公開されている寛永期の江戸城天守復元模型)

皇居東御苑・本丸天守台と江戸城天守復元模型の公開

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2020/10/13 - 2020/10/13

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 江戸城本丸(現在は皇居東御苑)には、一角が火で焼け、角が取れてしまっている天守台が残っている。しかし、天守台が整備されたが、その後、天守が聳えることはなく、現在に至っている。
 江戸時代の初期には慶長期(家康)、元和期(秀忠)、寛永期(家光)と将軍が変わる毎、3度にわたり天守が築かれた。今回の皇居東御苑で公開されている江戸城天守復元模型(9月29日(火)~)は、外観、構造など、復元のために重要な資料が比較的多く残され、確かな時代考証に基づく復元が可能な寛永期の天守を1/30スケールで制作したものである。展示している建物の建設費が約5,000万円、寛永期の江戸城天守復元模型も約5,000万円の費用が掛かったと報道されている。
 しかし、この江戸城天守復元模型の公開が決まったのは相当に前のようだ。昨年にはこの江戸城天守復元計画が広く報道され、復原費用は約500億円は掛かると言われていた。また、公開展示されている建物は昨年秋の大嘗宮一般参観(https://4travel.jp/travelogue/11568756)時にはすでに完成しており(https://4travel.jp/travelogue/11568754)、建設費が約5,000万円も掛かったとされる建物の建設工事は平成の内に行われたのであろう。すなわち、大嘗宮建設と同時か、その前に行われたと考えられる。
 天皇陛下のお住まいである御所を見下ろす天守は不敬ではないかとも言われているが、それ以前に宮内庁ではこの寛永期の江戸城天守復元計画には賛成の意を示したことになる。それならば、資金の500億円が集まるかどうかが一番の問題であるようだ。復原資金が集まり次第に具体的に江戸城天守の復元工事が始まりそうな勢いである。なお、この江戸城天守の復元は木造で計画されている。
 今回の寛永期の江戸城天守復元模型の公開には思っていた以上に多くの人たちが訪れている。江戸城天守の復元は観光客の集客効果が大きいと言われているのが納得できる。
 今は三の丸尚蔵館の改築工事中でもあり、完成したら、ロビーにでもこの江戸城天守復元模型の公開展示場所に変更し、現在の展示建物内に富士見櫓(三層櫓)に収納されているとされる物品を移し、富士見櫓の内部公開をして頂きたいものだ。この三層櫓は外観上は弘前城の天守よりも立派に見えるからだ。今回の寛永期の江戸城天守復元模型の公開と江戸城富士見多聞櫓の内部公開に多くの人たちが訪れており、巷での城郭ブームの一端を伺い知ることができた。
(表紙写真は公開されている寛永期の江戸城天守復元模型)

  • 大手門入口の案内看板。

    大手門入口の案内看板。

  • 天守台。

    天守台。

  • 天守台の石垣の上に松。

    天守台の石垣の上に松。

  • 天守台の石垣。火事の火で焼け、角が取れている。<br />文久3年(1863年)の火災の時に炎が石垣に当たり、焼けたことによってなったと言われている。

    天守台の石垣。火事の火で焼け、角が取れている。
    文久3年(1863年)の火災の時に炎が石垣に当たり、焼けたことによってなったと言われている。

  • 天守台の石垣。

    天守台の石垣。

  • 天守台の石垣。

    天守台の石垣。

  • 天守台。

    天守台。

  • 江戸城天守復元模型を展示している建物。昨年秋の大嘗宮一般参観(https://4travel.jp/travelogue/11568756)時にはすでに竣工していた(https://4travel.jp/travelogue/11568754)。

    江戸城天守復元模型を展示している建物。昨年秋の大嘗宮一般参観(https://4travel.jp/travelogue/11568756)時にはすでに竣工していた(https://4travel.jp/travelogue/11568754)。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

    公開されている寛永期の江戸城天守復元模型。

  • 本丸休憩所増築棟の外観(https://4travel.jp/travelogue/11568754)。これが江戸城天守復元模型の展示場所として建設されたのだとは…。

    本丸休憩所増築棟の外観(https://4travel.jp/travelogue/11568754)。これが江戸城天守復元模型の展示場所として建設されたのだとは…。

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