2020/10/13 - 2020/10/13
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ドクターキムルさん
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宮内庁のホームページの「皇居東御苑」(https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html)に「富士見多聞」(https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/fujimitamon.html)の一般公開があったので、「江戸城天守復元模型」の見学がてらに早速出掛けた。
江戸城富士見多聞櫓は当初は武器庫であったようだが、その後、長屋櫓に内装が変更されている。こうした櫓には元々は武者溜があってしかるべきであるが、鴨居が付けられ襖を張った住居空間であったという。戦がなくなり、泰平の世が長く続くと、武者溜に畳が敷かれ、襖も張られ、天井が張られた住居空間(住居)に変貌してしまったのもいかし方ないか。
公開された内部には「頭上注意」の貼紙が多く見られるが、外観的にも予想されることで、これほど天井が低いとは…。本来はこのような櫓に天井が張られていることは殆どなく、武者溜があり武器庫であった時代には頭の上がきついことはなかったのかも知れない。天下の江戸城の多門櫓がこの程度の建物であったことには正直驚いた。しかし、昔の武士は今ほどの身長はなかったか。
5寸角の柱は平鉋(かんな)仕上げである。しかし、櫓内部には厚板が展示されているが、表面がザラザラした槍鉋(やりがんな)仕上げである。江戸時代でも槍鉋(やりがんな)を使って木材の表面を削っていたのだ。
富士見多聞櫓の内部公開は3年目だという。私もこうした江戸城の建物の内部を見てみたいものだと昔から思っていたが、今年になって初めて建物内部を見ることができた。たとえ、その内容ががっかりするものであっても、こうした特別史跡の江戸城跡に現存する建物の内部公開は必要であり、昨今のような城郭ブームの中では国内では最大規模の江戸城跡に残る建物の内部公開は、国内では人口が一番多い首都圏では待ち望まれていることである。江戸城天守再建計画の前にこうした江戸城内に残る櫓や門などの建物の内部公開が先であるように思われる。
(表紙写真は富士見多聞櫓内部)
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