大嘗宮一般参観

2019/11/21 - 2019/11/21

　大嘗宮の儀のために造営された大嘗宮が一般公開されるというので、初日に大嘗宮一般参観に出掛けてみた。
　大嘗宮の儀で参列諸員が着席した建物である幄舎（あくしゃ）は撤去済みで、大嘗宮の前は砂利が敷かれているが、所々、歩くと地面がふわふわしている。本丸庭園の芝を剥いで、大嘗宮の儀が終了すると直ぐに幄舎（あくしゃ）を撤去したばかりの雰囲気が伝わって来る。
　車椅子やベビーカーを押して訪れている人も何人か見掛けたが、皇居前広場は一般参観者のように大廻して砂利道を進まなくても良く、すぐに坂下門になるが、坂下門から宮内庁庁舎までの坂があり、乾通りなら平地であるが、本丸（皇居東御苑）天守台横までは城郭跡であるから上り坂になっている。車椅子やベビーカーを押してここ大嘗宮に辿り着いても、最後にまたここ大嘗宮前の砂利道があり、往生する。しかも、地面がふわふわしていて踏ん張れない。あるいは、この砂利道をアスファルト舗装したのでは厳かに大嘗宮の儀を行い、そのために造営された大嘗宮の雰囲気がぶち壊されてしまう。一般公開ではバリアフリー化は目論まれるであろうが、こうした歴史的な儀式を行った宮殿では難しいのは仕方のないことであろうか。
　鳥居はタモの木だという。タモの木を検索しても古来鳥居に用いる木材であることは見付からなかった。それでも天皇家では鳥居にはタモの木を使用しているのであるから、歴史的にそうした慣例があるのだろう。また、他の鳥居が建物と建物の僅かな隙間に建てられていることには違和感がある。神域の境に鳥居を建てているのであろうが、建物と建物の僅かな隙間に鳥居を建てることはどこの神社を見ても分かるように、現代までは伝わってはこなかった。
（表紙写真は鳥居）

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

大嘗宮が見えてくる。

大嘗宮が見えてくる。

仮設トイレ。

アジア人の親子。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

皇居東御苑の参観者。

皇居東御苑の参観者。

皇居東御苑の大嘗宮前の参観者。

大嘗宮の門。

大嘗宮。

大嘗宮・膳屋（かしわや）前の燈籠。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。先には悠紀殿。

大嘗宮の燈籠。

大嘗宮。

大嘗宮の燈籠。

大嘗宮の鳥居。タモの木だという。
まるで、公園の雑木風鉄筋コンクリート製の柵のようだ。

大嘗宮の鳥居。タモの木だという。木製の鳥居では檜の鳥居が多い。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。先に見えるのは主基（すき）殿。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮前の参観者。これは空いていると言えるだろう。

大嘗宮前。

大嘗宮の外。

大嘗宮横。

大嘗宮から離れてテント。

大嘗宮。

主基殿。

大嘗宮。鳥居と建物が近い。

大嘗宮。

廻立（かいりゅう）殿。

主基殿。

廻立殿。

天守台。

主基殿。

廻立殿。

膳屋（かしわや）。

廻立殿と主基殿、悠紀殿。

天守台。

大嘗宮。

大嘗宮。

大嘗宮。

廻立殿。

廻立殿。

悠紀殿。

悠紀殿と廻立殿。

「大嘗宮」（英語版）。

「大嘗宮」。宮内庁庁舎前にあるピラ。参観者はこのビラをもらえる。裏には公開される3つのルートが載っている。