2020/10/10 - 2020/10/10
294位(同エリア4208件中)
+mo2さん
2カ月に一度くらいの頻度で訪れる東京国立博物館ですが、そのなかでも東洋館はお気に入りの場所です。
企画展開催されている時の平成館や本館の賑わいとは別世界で静かに「東洋美術をめぐる旅」堪能できます。
本編では、中国南北朝時代から清時代に至るおよそ1300年のあいだにつくられた陶磁器を紹介します。
【3階】中国陶磁(5室)
展示が替わる都度、追加アップしていきます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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青磁水注(中国・越州窯、唐時代)
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白磁刻花蓮花文皿(中国・定窯、北宋時代・11~12世紀)
定窯は宋時代を代表する白磁の名窯であり,窯址は現在の河北省曲陽県に発見されています。良質の磁土を用いて器壁は薄くのびやかに成形され,酸化焔焼成によって釉薬中の微量の鉄分が黄味をおび,あたたかみのある牙白色の釉膚となっています。流麗な蓮花文,文様の輪郭に向って斜めに刃を入れて彫る片切り彫りの手法によっており,深く掘られた部分に釉薬が厚く溜ることによって文様が浮かび上がって見えるます。釉調の美しさと文様の見事さをかねそなえた定窯白磁の典型作といえます。東京国立博物館 美術館・博物館
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白磁金彩雲鶴文碗(中国・定窯 伝朝鮮出土、北宋時代・11~12世紀)
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柿釉金銀彩牡丹文碗(中国・定窯 伝中国陝西省楡林出土、北宋時代・11~12世紀)
《東京国立博物館・解説より》
柿釉は鉄釉の一種で,表面に柿色の皮膜が生じたものである。深い褐色の釉の上に二輪の花をつけた牡丹が金箔であらわされている。金彩で文様が施された定窯産の碗,いわゆる「金花の定碗」のなかでも金箔文様が最もよく残存している作品である。また口縁に帯状に銀彩を施してある点も希少である。中国陝西省北部の楡林で出土したと伝えられている。 -
白釉牡丹文鉢(中国・磁州窯、北宋時代・11~12世紀)
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褐釉白覆輪唐草文碗 (中国、北宋時代・11~12世紀)
広田松繁氏寄贈 -
柿釉金彩蝶牡丹文碗(中国・定窯 伝朝鮮出土、北宋時代・11~12世紀)
小さな高台から鋭く直線的に広がる器形には,北宋代定窯の端麗な造形の特色がよくあらわれています。柿釉の上に金箔で蝶牡丹文があらわされています。惜しいことに金箔はすべて剥落してしまいましたが,その痕跡から気品のある文様をうかがうことができます。伝龍媒島出土。 -
白釉刻花唐草文水注(中国・磁州窯、北宋時代・10~11世紀)
中国の華北地方一帯には,灰色の胎土に白土を化粧がけした白色の陶器を焼いた民窯が散在し,代表的な窯場の名をとって磁州窯と総称されています。磁州窯では,白化粧を施した器面を彫る掻落しの技法により,独特の文様装飾が発達しました。浮彫風の力強い文様表現は,北宋時代前期の作風を示しています。 -
白釉水注(中国・磁州窯 伝中国河北省鉅鹿出土、北宋時代・11~12世紀)
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白釉黒地白花牡丹文枕(中国・磁州窯、北宋時代・12世紀)
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青磁盤(中国・汝窯、北宋時代・11-12世紀)
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青磁蓮華文皿(中国・耀州窯、北宋-金時代)
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玳玻釉梅花文碗(中国・吉州窯、南宋時代・12~13世紀)
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青磁輪花鉢(中国・南宋官窯 南宋時代・12~13世紀)
澄んだ青色の青磁釉が厚く施され,碧玉のような幽邃な趣をもっています。全面にわたって大きな貫入が縦横に走り,その間に白く輝く細かな貫入があらわれて,釉面に無限の変化を与えています。南宋時代に都の臨安(現在の浙江省杭州)に置かれた南宋官窯の数少ない遺品であり,わが国に伝わった青磁の白眉といえます。 -
青磁盤 (中国・官窯、南宋時代・12~13世紀)
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青磁盤(中国・龍泉窯、南宋~元時代・13世紀)
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青磁刻花牡丹文大瓶(中国・龍泉窯 元時代・14世紀)
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三彩刻花小禽文皿 (中国・磁州窯 金~元時代・13世紀)
広田松繁氏寄贈 -
三彩兎文皿(中国・磁州窯、金~元時代・至元6年(1269))
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三彩刻花双魚文盤 (中国・磁州窯、金時代・12~13世紀)
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五彩草花文碗(中国・磁州窯、金~元時代・13世紀)
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五彩魚文碗(中国・磁州窯、金~元時代・13世紀)
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五彩水禽文碗 (金~元時代・13世紀)
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三彩刻花唐花文枕(中国・磁州窯、金時代・12~13世紀)
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白釉鉄絵虎形枕(中国・磁州窯、金~元時代・12~13世紀)
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白釉鉄絵牡丹文瓶 (中国・磁州窯、金時代・12~13世紀)
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白釉鉄絵花鳥人物文壺 (中国・磁州窯、元~明時代・14~15世紀)
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黒釉牡丹文鉢(中国、元時代・13~14世紀)
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黒釉褐彩牡丹文瓶(中国、金~元時代・13~14世紀)
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黒釉褐彩牡丹文瓶 (金~元時代・13~14世紀)広田松繁氏寄贈
宋時代から金,元時代にかけて,華北地方一帯の民窯で焼かれた,河南天目を代表する優品として名高い一品。 -
青花龍文壺(中国・景徳鎮窯、元時代・14世紀)
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青花牡丹唐草文壺 (中国・景徳鎮窯、元時代・14世紀)
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白釉鉄絵山水人物文枕(中国・磁州窯「張家造」銘、元時代・13~14世紀)
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五彩金襴手水注(中国・景徳鎮窯、明時代・16世紀)
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三彩金襴手龍濤文水注(中国・景徳鎮窯、明時代・16世紀)
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法花騎馬人物図壺(明時代・16世紀)
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五彩金襴手鹿鶴文鉢 (中国・景徳鎮窯、明時代・16世紀)
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青磁唐草文稜花大皿(中国・龍泉窯 明時代・14~15世紀)
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法花樹下人物文瓶(中国 明時代・15~16世紀 )
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黄地緑彩人物文鉢(中国・景徳鎮窯「大明嘉靖年製」銘 明時代・嘉靖年間(1522~66年) )
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翠緑釉唐草文皿(中国・景徳鎮窯「大明嘉靖年製」銘 明時代・嘉靖年間(1522~66年) )
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藍地黄彩龍文合子(中国・景徳鎮窯「大明嘉靖年製」銘 明時代・嘉靖年間(1522~66年) )
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五彩花唐草文鉢(中国・景徳鎮窯 明時代・16世紀)
《東京国立博物館・解説より》
景徳鎮窯では明時代中期になると民窯を中心にしだいに五彩,すなわち釉上彩の技法が盛んになっていった。この作品は明時代嘉靖年間(1522-66年)頃に景徳鎮民窯で盛んに焼造されたいわゆる古赤絵の典型作である。がっしりとした大型の鉢に,自由闊達なのびのびとした筆づかいで草花文や唐草文が描かれており,赤,緑,黄の濃厚華麗な上絵具が明るく健康的な色彩美を生み出している。底裏に青花で「大明年造」の銘が記されている。 -
呉州赤絵天下一字皿(中国・章州窯 明時代・17世紀 )
章州窯(章はさんずいに章)は、福建省南部に位置する明代の?範州地域に分布し、「呉須手」と呼ばれる染付、赤絵、藍釉、褐釉、白釉などの磁器を生産した窯。 -
五彩牡丹鳳凰文大皿 (中国・章州窯 明時代・17世紀 )
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五彩牡丹文壺(中国・章州窯 明時代・17世紀 )
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五彩龍文瓶(明時代・万暦年間)
《東京国立博物館・解説より》
日本には俗に万暦赤絵と呼ばれる万暦官窯の五彩の名品が多く収蔵されているが,この作品もその典型作のひとつ。いわゆる尊式の花瓶であり,その祖形は古銅器の「尊」にある。丸まった胴からすらりと伸びる頸と,広がった裾からはどっしりとした量感がうかがわれる。頸から胴にかけ王室を象徴する五爪の龍と牡丹を表し,その鮮やかな赤と緑の濃彩が実に印象的な作品である。底裏には青花で「大明萬暦年製」の銘が記される。 -
紅地緑彩唐子図皿 (中国・景徳鎮窯、明時代・16世紀)
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呉須赤絵花卉文鉢(中国・章州窯 明時代・17世紀)
広田松繁氏寄贈 -
青花牡丹鳳凰文大皿 (中国・章州窯 明時代・16~17世紀 )
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柿釉白花花文大皿(中国・章州窯 明時代・17世紀 )
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黄地緑彩寿桃文角皿「壽」(中国・景徳鎮窯、明時代・嘉靖年間(1522-66))
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五彩花鳥文方壺(中国・景徳鎮窯、明時代・隆慶年間(1567-72))
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古染付人物文皿(中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
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古染付寄向付(中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
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天啓赤絵群馬文皿 (中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
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古染付羅漢文皿 (中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
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天啓赤絵羅漢図反鉢(中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
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五彩桃果宿禽文皿 (中国・景徳鎮窯 明時代・17世紀)
広田松繁氏寄贈 -
五彩麻姑献寿図皿(中国・景徳鎮窯 清時代・康煕年間(1662-1722年))
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五彩花籠文大皿(中国・景徳鎮窯 清時代・17~18世紀)
広田松繁氏寄贈 -
青花氷梅文壺(中国・景徳鎮窯 清時代・17-18世紀)
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五彩花鳥文皿 (中国・景徳鎮窯 清時代・18世紀)広田松繁氏寄贈
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粉彩梅樹文皿(清時代・雍正年間1723~35年)
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粉彩丸文碗(中国・景徳鎮窯、清時代・道光年間(1821-50))
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藍地黄彩木蓮文皿(中国・景徳鎮窯 清時代・18世紀)
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茶葉末双耳瓶 (清時代・乾隆年間)広田松繁氏寄贈
中国・景徳鎮窯「大清乾隆年製」の銘があります。 -
粉彩牡丹文大瓶(中国・景徳鎮窯、清時代)
《東京国立博物館・解説より》
粉彩はヨーロッパの無線七宝の技術を導入して清時代の康煕末年に新たに開発された上絵付けの技法である。色数が飛躍的に増加し,濃淡のぼかしを生かした細密な描写が可能になった。この瓶は粉彩としては稀にみる大作で,器面いっぱいにさまざまな色合いの牡丹や菊,蝶が丹念に描かれている。写生風の絵付けは,絹本や紙本の絵画に勝るとも劣らない。底裏には青花で「大清雍正年製」の篆書銘が記されている。絵付けがとくに見事なことから,わが国にある粉彩の代表作の一つに数えられている。 -
七宝罍形瓶 (中国 清時代・18~19世紀)
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