２０１９年１０月　南東北　栃木県・日光　3日目　その２　日光東照宮参拝

2019/10/08 - 2019/10/08

　日光ではまず最初に日光山輪王寺でお参りをしました。

　それから坂道の表参道を上がり東照宮に行きました。
東照宮は５回目ですが、三猿と眠り猫は覚えていました。
陽明門の華やかさも覚えていました。
でも時間があんまりなくて、急ぎ足の観光でした。

エリア 日光(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0

日光山輪王寺を出て表参道を歩きます。

現在地は赤い場所です。

　ちょっとアップ

　日光山輪王寺と東照宮

　東照宮の鳥居が見えてきました。

奥に見えるのは表門です。

右端に東照宮の碑

碑アップ

　東照宮の案内図

一の鳥居にある額

石鳥居で筑前藩主黒田長政公が奉納したものです。

石鳥居の反対側

　東照宮五重塔の心柱特別公開中です。

東京スカイツリーにもこの心柱の原理が使われているとか。

　標高６３４mで東京スカイツリーと同じ位置です。

五重塔

高さ約３６m
標高は東京スカイツリーと同じ634m

慶安3年（１６５０）若狭小浜藩主酒井しによって寄進されたけど焼失。
文政元年（１８１８）に再建された。

近寄ってみたいけど、ここはツアーですからあきらめ・・・・。

1層目の扉

正面にあたる東側には初代将軍家康公の虎、二代秀忠公の卯、三代家光公の辰が彫刻されているとか。
ちょっと遠い・・・。

2層目、３層目。

表門

東照宮の最初の門でこの先からは移管料が必要です。
2体の仁王像を安置していることからも仁王門とも呼ばれます。

　表門の仁王

　狛犬

三神庫の一つ、下神庫

下神庫と中神庫

中神庫

上神庫

百物揃千人武者行列の衣装や神宝などを収納するための建物。

校倉造りです。

説明

上神庫にある徳川家御用絵師の加納探幽が資料や噂を元に想像で下絵を描いたとされる「想像の像」などの彫刻がある。

　像

耳が裏返しになっている。

想像の像

尻尾が４本ある。

神厩舎

昔から猿は馬を守るとされ、本物の猿の代わりに彫刻が彫られたそうです。
８枚の彫刻は人生を猿で表現しています。

三猿が有名です。

最初の母と子

小さい子猿をかかえ、木の上から子猿の将来を心配し、見守っている母親。

幼少時代

悪いことは「見ざる、言わざる、聞かざる」という事を表現。
しつけの教訓とされます。

３猿アップ

　説明

　少年時代

思春期に入り、独り立ちの準備。まだ子供なので１枚目の母親の目の届くところにいる。

青年時代

　３枚目より少し高い位置にあり、大人になったことが分かります。
空を見上げ、やる気に満ちている。　

説明

　挫折

　挫折を経験し、仲間に励ましてもらっている。

６枚目　恋

恋愛中の猿。

結婚

蒼い波は人生の荒波を表現。
様々な苦労や困難を夫婦で協力して乗り越えている姿。

妊娠

女猿のお腹がふっくらしている。
子猿が成長し、親ざるとなり命が続いていく。

神厩舎の斜め前の参道はなんでもパワースポットらしいです。
本によっては、どこ・・・と具体的に説明がありました。
でもよく覚えていませんでした・・・・。

御水屋

後で知りましたが、屋根の一部が欠けているそうです。
完全なものは崩壊するという考えからだそうです。

　こちらで清めます。

　輪蔵

輪蔵の屋根の上

輪蔵正面

輪蔵の奥にあるのは鼓楼

石燈籠と左は南蛮鉄燈籠

御水舎そばの鳥居を振り返って見る。

陽明門
508体の彫刻があるそうです。

陽明門の屋根

門の一番上には鬼瓦があり、悪いものが入らないように見守っています。

望遠で写した額。

ちょっとぼやけています。

龍と息

ちょっと白っぽいので分かりにくいですが・・・。

唐獅子や中国の仙人など。

今日は天気がパッとしないのできれいな色で見られないのが残念。

中国の人

唐子遊び

唐子遊び

アップ

　陽明門前の鐘かな・・・。
奥は鐘楼です。

　陽明門裏側

上の方の彫刻

彫刻

　狛犬

１２本の柱のうち、門をくぐって左側の１本だけがグリ紋とよばれる渦巻き模様が下向きに彫られている。
「建物は完成と同時に崩壊が始まる」との言い伝えがあり、あえて未完成のままにしている。

　反対側の柱

神輿舎

家康公、豊臣秀吉公、源頼朝公の3基のみこしを納めています。

建物の妻飾りには寅の彫刻があったそうです。
屋根の装飾も華やかだったようですが・・・・。

神輿が３っつ見えます。

中央は家康公のみこし。
天井には天女の絵。

天井絵

全体は見えませんでした。

真ん中の家康公の神輿アップ

右奥の神輿も見えます。

　本社を取り囲む回廊

総延長約２２０mには動植物の彫刻があります。

回廊。奥に見えるのが唐門

ちょっと陽明門を見る。

唐門
将軍や大名だけが通ることができた本社の表門。
白い部分には買いをすりつぶした胡粉という塗料が使われている。
間口3ｍ、奥行2ｍと小規模。
彫刻数は611体で陽明門よりも多い。

中国の皇帝の彫刻

左側の柱

柱と扉など

右側の柱と扉など

右側の柱

彫刻

　祈祷殿

　奥宮に向かう坂下門に眠り猫の彫刻があります。

この先に家康公の墓所があり、ネズミ1匹も通さないように門番として猫の彫刻が施されてといわれているとか。

左斜め45度から見るといせきした姿に見えます。

猫アップ

前に見た時はどこか色がはがれていたところがありました。
今はきれいな白黒猫です。

眠り猫の裏側は・・・。

雀がいます。
猫が眠っていて雀は安心して遊べる。
平和な時代になるようにと願いが込められています。

さて東照宮の見学は終了です。
また輪王寺の駐車場まで戻ります。

　途中でガイドさんを見失いました。
3人ぐらいが、どこでしょう・・と探すことに・・・。

あそこは本地堂（薬師堂）の鳴き龍があるところ。
でも、探さなくちゃ・・・。

　廻燈籠

　ガイドさん見つかりました。
みんなに追いつかなければ・・・。

　石鳥居に葵の門がありました。

ちょっと見えにくいですが・・・。

　石の門をくぐり
振り返って陽明門を見る。

まだうっすら白い世界ではっきり見得ないですが・・・。

　上神庫と奥に陽明門。

前に来たときは、ここで記念写真を撮りました。
さすがに今日は白ぽいので写真屋さんの姿はないです。

上神庫

中神庫

中神庫と下神庫の奥にも建物があります。

表門が見えてきました。

　小学生と一緒になりました。

狛犬

狛犬アップ

下には小学生がたくさんいます。

　振り返って表門を見る。

一の鳥居をくぐり、もう一度振り返ってみる。

久しぶりの東照宮楽しかったです。