古き良き町並をたずねて。大分県玖珠郡玖珠町大字森

2019/04/01 - 2019/04/30

大分県の玖珠町の森地区。
むかしむかしの森藩の城下町だったトコロ。

今も昔ながらの日本情緒が漂う町。
カメラ片手にお散歩します(*^ヮ^*)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 耶馬溪・中津・玖珠(大分)

• 旅行の満足度: 5.0

この界隈は昔は城下町だったこともあって。

今も和風ちっくな町並みが続きます。

昔はお肉屋さんだったっぽいお店。

ショーケースもそんなに古めかしくはなく。
今でもすぐに復活させられるぐらいキレイ。

昔は唐揚げとかも置いてたみたいで。
営業してたら、私もおやつに買ったのにな(´・ω・`)

さらにそのお隣。
ちょっとリノベっぽい和風建築。

私が行ったときは、魚屋さんって聞いてたんだけど。
実際は総合食料品店みたいなカンジ。
お野菜もあれば、お酒なんかも置いてます(*^ヮ^*)

お刺身とか売ってたら、晩酌のお供に欲しかったんだけど。
お魚はなーんもありませんでしたぁ！(´；ω；`)ﾌﾞﾜｯ

でも、なぜかカマボコだけは豊富にあって。
カマボコばかり大量に買い込んでた想い出が・・・

あ、カマボコは、道の駅とかで売ってるようなグルメ系のもの。
フツーにお土産にもできちゃう、ワンランク上のものでした(〃'▽'〃)

末広神社の門前。
この奥は旧森藩の陣屋があったトコロ。
今は三島公園ってゆー大きな公園に変身しました。

公園内も散策したけど、写真がめっちゃ多くなっちゃう。
別編で1本記事書きますのでー。
今日は街ナカ散策だけってことで♪(〃'▽'〃)

旧市街のメインの通りは、石畳ちっく。
500mぐらいの通りです。

この町のメインストリート、わずか数百メートル～♪
なーんて名曲がありましたなぁ・・・(*´ω｀*)

あ、映画館はないです（笑

道端に建ってた銅像。
モチーフは金太郎ってコトにはなってるけど・・・

どう見ても、おっさんやろ！(≧ｍ≦)

いわれは、わかった。主旨もよくわかった。

てゆっか、この像に物申す御仁はいなかったのか(≧ｍ≦)

和風ちっくな町並と思いきや。
こんな洋風テイストの建物もあったり。

昭和初期とか大正時代によくありそうなカンジ。
案内板がないから文化財にはなってないっぽい？

個人的には文化財でもおかしくなさげ。
元が何屋さんなのか、すっごい気になるーっ！o(>< )( ><)oｼﾞﾀﾊﾞﾀ

あ！浦島太郎の銅像だ！

森町は久留島武彦先生のふるさと。
先生は童話作家だったしねー♪

※久留島武彦先生は童話作家であると同時に、教育者でもあり。
児童教育の分野では、超大御所です(〃'▽'〃)

むかしなつかしのホーロー看板。
こーゆーのがあるのも、田舎の町ならでは。

てゆっか、木造の壁のやつれ具合がいい味。
昔は商家だったみたいです(。・ω・。)

ココにも素晴らしき近代洋風建築が！Σ (´Д`ﾉ)ﾉ

むかしむかしの森郵便局舎です。
昭和8年に造られたものだそう。

これも絶対、文化財指定すべきですっ！（｀･ω･´）b

カフェになってみたいだけど、閉店なんだって。
もったいない・・・

また次のテナント、決まるといいね！
私も中、見てみたいから応援するーっ！(((oﾟ▽ﾟ)o))

玖珠町であって、森町であって、中町でもある。
なんかややこしくて、こんがらがる(≧ｍ≦)

玖珠町は今の町の名前。
森町は合併前の名前で、今は大字名。
中町は小字ってゆーか、町内会の名前として残ってるカンジ。

ほんだストアーは総合食料品店。
町並に合わせて、白壁スタイルの建物。
生鮮食料品はあるけど、お弁当系はなかった・・・(TωT)

森町の市街地では、お弁当やお惣菜の調達はなかなかに困難。
街道沿いにセブンがあるけど、旅先でコンビニご飯は悲しい・・・

道の駅は1.5km先。スーパーは2.5km先。
遠いけど、スーパーまで行ったほうが絶対幸せになれます♪

ほんだストアーのお向い。

森まちなみ情報発信施設・カネジュウ館。
無駄に名前が長い(≧ｍ≦)

ま、簡単にゆーとビジターセンターね。
旧家の建物をそのまま使ってるので、カッコいいです♪

まるで美観地区のように。
どのお家も白壁塗りの和風の佇まい。

それでいて、これみよがしに観光客狙いのお店はなくって。
『狙い済ました』感がないのが、好感持てる(〃'▽'〃)

こちらも昔ながらの商店風建物をリノベ。
どうやら時計屋さんみたい。

格子窓と掛け時計がめっちゃイカス！(≧▽≦)ノ

これは・・・蔵だよね？
でも玄関が付いてる・・・Σ(・∀・；)

もしかして蔵をリノベして住んでるの？
だとしたら、なんかすごいぞ。
私も住みたいぞ！o(>_< *)(* >_<)oｼﾞﾀﾊﾞﾀ

いかにも昔は蔵でした的なマドの意匠。
や、実際に建物は限りなく蔵。

木製のマドが激シブ。

かと思えば、マドのお隣にこんなレリーフ。

装飾的な意味合いだとは思うんだけど。
遊び心アピールは財力アピールでもある？

白壁の次は、まっきっきの建物。
てゆーか、ベージュ系。

白壁塗りが多い中、この色はかなり目立ちます。

こちらの建物は、酢屋商店さん。
かつては醸造業を営んでいたお店。

さっきのビジターセンターになってる旧家。
あそこも実は、元々はこちらの酢屋さんの建物。

ちなみに『酢屋』は屋号です。
経営していたのは荒木さんとゆー方。

森町では荒木家といえば、超ビッグネーム。
名主とか庄屋クラスだったと思われます(〃'▽'〃)

あー。いいですねぇ。
こーゆーレトロな外灯。

実際に夕方になると灯るのかどうか。
ちょっと気になっちゃう。
結構いい画になるかも？

遠くに見える山。
まるでエアーズロックのよう。

玖珠町は、メサとかビュートと呼ばれるテーブル形状の山ばかり。
日本でも、このタイプの山が集結しているとこはほとんど例がなく。
玖珠町だけに見られる景観なんだそう(*･`o´･*)ﾎ─

門構えだけが、立派に残ってる・・・

空き家でもなんでもなくって、住んでる人もちゃんといるんだけど。
門だけがひときわ古くて、異彩を放ってるカンジ。

これもわびさびですな(*´ω｀*)

町を歩くたびにちょこちょこ出てくる旧町名。

森町市街地は、ホントにちっちゃいんだけど。
小字がめちゃめちゃ細分化されてて。

江戸時代の名残なのかなぁとも。

消防団の倉庫。

旧蔵のリノベ利用ってゆーより。
たぶん景観に配慮した、それっぽい建物？

でも、こんなのが付いてると旧蔵にしか見えないよね。

『桜の代紋』を意識してる？

荒木家本家・衣装蔵。

さっきから何度も出てきてる荒木家ネタ。
や、この町はホント荒木さんの建物だらけなのだ(〃'▽'〃)

場所は例のビジターセンターの裏手。
オープンスペースなので、自由に立ち入り可能です。

てか、こちらの土蔵はレンガ造り。
フツーは白壁土蔵が旧家の定番なんだけどね(*^ヮ^*)

蔵の中をこっそり覗いて。
外扉は開いてるけど、内扉は鍵がかかってました。

完全に物置ちっくだけど。
風通しのために、時々こうやって空気の入れ替えしてるのかな？

中を漁ったら、いろいろお宝が出て来そうな雰囲気。
旧家の蔵は宝の山でなのだ(*ﾟ▽ﾟ*)ﾜｸﾜｸ

蔵の前に落ちてた。

てゆーか、わざと置いてあった？
鬼瓦です。たぶん実際に使われてたものだと思われ。

さりげにオブジェ化してるね(〃'▽'〃)

レンガの壁には、かつてお家がくっついてました的な跡。

洋風なレンガの壁に、和風の屋根の跡。
これもアート的な味わいが・・・うん(*^ヮ^*)

ベンチも置いてあるので、散策中の一休みにも最適。
でも、日除けや木陰はないので夏場はヤバいかも。。

実際、4月ぐらいでもフツーに暑いですε-(･´ω`･;A

蔵の周りを流れる水路。
さらさら音がしてて、見た目にも涼しげ。

ドブっぽくないのは、こまめにお手入れしてるのかも。

そしてまた激シブ系の民家を発見！

フツーのお家ってゆーより、商家の母屋。
横から見ると蔵っぽいけど（笑

これは明らかに商家の建物。
だってフツーのお家は、こんなデザインはしない。

案内板も何も建っていないけど。
そぞかし歴史のある建物に違いない。

入口の前に置いてあった、これはっっ！

このヤマジューの家紋。
そしてその下にある荒木の文字・・・

これは間違いなく、さっきの酢屋さんのもの！
こちらの建物も荒木家のものだったのか！(*ﾟдﾟ*)

建物のお隣はオープンスペースになっていて。

てゆっか、私道だとは思うんだけど。

屋根付き駐車場の奥に何やら建物が見えます。
あれも恐らく荒木家の建物。

これだけ建物が多いと、どれが母屋でどれが離れなのか。
あるいは、どれが昔ので、どれが今でも使ってるものなのか。

この町は荒木家の建物だらけ。
さすがは地元の名家ですね(*^ヮ^*)

これも荒木家のものと思われる？
たぶん蔵です。

外観だけで決めちゃうのはあれだけど。
草が生えっぱなしってことは、使わなくなって久しいのかな？

フラフラしてたらなんかショップ見つけた！

ノボリ出てるから、営業中だよね？

和泉屋さってゆー和菓子屋さん。

キンツバですか。小豆系のお菓子ね。
おやつに一発買っていっちゃいますか！(≧▽≦)ノ

公園ってゆーか、ちょっとしたベンチを見つけて。

ココで一休みがてら、おやつを食べちゃう♪

さっきのキンツバ～♪

キンツバって四角やつを創造してたんだけど。
ココのはお餅をぺったんこにした、おせんべ型。

これはこれで食べやすいかもしれない。
てゆっか、ほとんどお餅食べてるみたいσ(´～`*)ﾑｼｬﾑｼｬ

で、私が今、休んでいたところ。

蔵があるところをみると、昔はきっと旧家の敷地跡。
何屋さんだったのかわからないけど。

ココも荒木家のものだった可能性も？

残念ながら、蔵はオープンにしはしていないみたいで。
蔵だけを残してるのか、中に何かがあるのかは全く不明・・・

ちょっと気になるとこ。

これはたぶん、井戸のあと？

や、カタチだけから勝手に想像してるだけ(≧ｍ≦)

ココは道がなぜかうねうねしてて。
もしかして、川のあとかなぁとも。

旧家のお屋敷のあとで、当時はお庭があって。
小川がみたいのが中を流れていた・・・

ま、お得意の妄想ですが( *´艸｀)

玖珠町出身の偉人、久留島武彦先生。
日本のアンデルセンと呼ばれた人。

旧森藩の分家出身だけど、この地の領主だった久留島本家より全然有名。や、むしろお殿様の知名度の低さにちょっと可愛そうな気も。

あら、かわいい♪

これは鬼っこかなぁ？
節分の時期になると、いつも豆をぶつけられる・・・

かどうかは定かではない( *´艸｀)

自転車屋さん、はっけーん♪

こちらも景観配慮的建築だよねー。
江戸時代にはチャリ、なかったもんね！(*^ヮ^*)

ちまき屋さんもはっけーん♪

うーん、こっちはまだ開いてなかったかぁ。
開いてたら、一発買おうと思ってたんだけど。

さっきキンツバ食べたばかりなのにね( *´艸｀)

常夜灯。当時モノではないと思うけど。

和風ちっくな町並には、こーゆーのはよくハマる(*´ω｀*)

かつては呉服屋さんだった粕屋さん。
名前だけで聞くと、醸造業者にしか思えない。

リペイントはしてるけど、建物の意匠が独特。
ちょっと近代テイスト入ってる？

犬張子。おもちゃでしか見たことなかったけど。
石造りになると、やっぱりごっつい。

足元に5円玉とか10円玉とか置いておくと、なんかご利益あると思って騙される観光客がいそうだ(≧ｍ≦)

伊勢屋さん。お米屋さん。

お店の中には入らなかったけど、地元米とかあるのかな？
玖珠町でもお米は作ってるみたいで。

ちょっと気になるから、次に来たら入ってみよう♪

そんなこんなで、昔の城下町歩き。
武家屋敷ってゆーより、商家が多い町とゆー印象。

個人的には、観光客がワラワラしていないのがいいなぁって。
あんまり人が多すぎるトコも風情無くなるしね(*´ω｀*)

おしまい。

この旅行記へのコメント （1）

• のほりんさん 2021/06/14 13:20:22

  ナチュラルでいい感じ。

  最近やたらと観光化しまくりで、ちょっと興ざめだったりするけど
  ありのままの感じがいいですね。
  ここは知らなかった。う～ん。行けるかな～
  わりと最近はまったので、まだまだ未踏の地が多いというか知らなすぎ。
  ツボる情報ありがとうございます。