古き良き町並をたずねて。vol.1　岐阜県羽島市竹鼻町

2014/04/01 - 2014/04/30

昔ながらの古い町並みを見て歩くのが大好きです。それでシリーズ形式にして、こんな旅行記なんかどうかなというわけで(*´ω｀*)

第一弾は竹鼻町。今は合併して羽島市になりましたが、もともとは竹ヶ鼻町と言いました。長良川の水運を利用した商業都市として。あるいは織物の生産基地としてこの町は栄えてきました。そんな竹鼻の町を今回は歩きます。

▽使用機材：Panasonic LUMIX DMC-FP1

エリア 羽島(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5

この日は大垣方面からやってきました。

この川は揖斐川。木曽三川とか濃尾三川とも呼ばれる川の一つ。もう一つ大きな川を越えると羽島市です。

新幹線で来たわけじゃないけど、『とりあえずこの街に来ましたよ』的な意味で記念撮影(*´ω｀*)

羽島市というより岐阜羽島という新幹線の駅名のほうが有名ですね。

この街には新幹線は走ってるけど、JRの在来線はないのです。市民の足はもっぱらこの電車。真っ赤なカラーリングでおなじみの名鉄です。

名鉄の新羽島駅から二駅ほどで市役所前駅。この辺りがかつての竹ヶ鼻町。

竹鼻で一番の有名どころといえば、やっぱりこのお寺さん。

真宗大谷派竹鼻別院といいます。

軒丸瓦には本の文字。これは本願寺の本？

大正11年に建てられた立派な本堂。前庭の風情もいいカンジ。

そしてもうひとつ忘れちゃいけないのが藤のお花。

ココ竹鼻別院の藤はなんと天然記念物。樹齢は推定で250年とも260年とも。

実はさりげに観光案内にも載っちゃうぐらいココの藤は有名なのです。

見頃は4月から5月。ちょうど見頃の時期に合わせて『美濃竹鼻まつり・ふじまつり』も開催されます。

竹鼻別院を出てブラブラ歩いていると、こんな立て札を発見。

なんでももともと専福寺という名前のお寺さんが竹鼻別院という名前に変わっちゃったので、改めて開山したお寺さんなんだそう。

お花はあんまり咲いてなかったけど、こちらのお堂もなかなかの風情と風格。

昔の街道なのかな？なんかそんなカンジの趣き。

石橋の欄干から川を眺めて。

元は用水路？それとも運河？

地元の造り酒屋さん。いい雰囲気。

なんだか名前が気になっちゃって。

もともとは呉服屋さんだそう。

このレトロさに思わずヨダレ・・・(￣¬￣*)

あ、そうそう。佐吉大仏なんてのも見所のひとつですよ。拝観無料というのもスーパーナイスなスポットです。

江戸時代、この地出身の商人の永田佐吉という人がおりまして。その方が自費で建立したのがこちらの大仏。

この大仏殿は二代目。初代は明治24年の濃尾地震で焼失してしまったそうで。その教訓からか二代目は鉄筋鉄骨のしっかりした造りになっています。

これがその大仏さま。江戸の職人さんに依頼して、船でここまで運んできたそう。

ありがたいことです(-人-)

個人名が付いた大仏は日本中ココだけとのこと。しかもこちらの大仏さま、なんと中にも入れちゃったりするのです！

こちらの大仏さま、かなりのレアスポットなのかも。