下妻発のインド・パキスタン料理店「ブルームーン」～インドに迷い込んだかのような錯覚を覚える茨城県下妻市のディープなお店～

2020/08/14 - 2020/08/14

今でも絶対数は少ないものの従来と比べ、日本に住む外国人の数が増えてきたのはたしかと実感することが多い今日この頃です。都内では、数年前から外国の実習生がスーパーやコンビで働く姿は日常的になり、また、多国籍の飲食店が増えてきましたが、地方でも少しずつ外国人が増えてきているようです。人口13億人超を抱える中国からの人が多いのはもちろんですが、同じ位の人口を抱えるインド出身の人も増えています。

小林直樹の著書「日本の中のインド亜大陸食紀行」を読んで、意外と感じたのは、大都市圏だけでなく、日本の地方都市にもインド出身の人がかたまって住んでいることでした。小林氏の本の表紙に写っているインド料理店「ブルームーン」は、インド現地ではなく、茨城県下妻にあると知った時はびっくりでした。コロナ禍の中、海外旅行に行かなくとも、少しは海外にいる気分を味わえそうだったので、下妻まで足を運び、同店で食事をしてきました。

食事をした後は、茨城百景の一つである砂沼を一周してきましたが、よい気分転換になりました。

エリア 結城・下妻(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

この本の表紙が日本で撮られたと知った時には驚きました。茨城県にお店があることを知り、行ってきました。

秋葉原から筑波エキスプレスを利用しました。

つくば方面に向かう電車に乗ります。

途中で関東電鉄に乗り換えです。

守谷駅です。

下舘駅方面の電車に乗りました。

アニメファンに訴える車両です。

他では見られないですね。

下妻で下車しました。

駅舎はローカルです。

一時間あたり3本は走っているので、そう悪くはないです。

下妻は花のまちとして知られています。

下妻市の案内図です。

駅舎です。

踏切を越え、東の方に向かって歩きました。

下妻駅です。

駅から10分強歩いたと思います。

途中で見た飲食店です。

外国人向けの食料品店です。

群馬ブラジルタウンで見たお店と雰囲気が似ていました。

この日の目的地に無事到着しました。

茨城にいながら、異国情緒がたっぷり感じられますね。

開店時間になったので、お店に入りました。

店内です。まるで現地のお店にいるかのようでした。

メニューです。

以前はメニューもなかったようですが、ある方がわかりやすいです。

カレーメニューが中心です。

サラダもあります。

パンやライスもあります。

ドリンクメニューです。

お水です。

店内です。

クーラーはなく、扇風機でした。

注文して20分くらいしてから、料理が提供されました。

バターライスです。

ナンのようなパンです。窯焼きというよりもフライパンで温めたような感じでした。

チキンマサラです。

ご飯は長粒米でした。

カレーのチキンです。カレーの味は、辛くなかったです。

うまくコミュニケーションを取れず、失敗しました。パンは別途注文しなくとも付いてくるのか、あるいは、追加はサービスだったのかわからないですが、食べきれませんでした。残してしまい、すみませんでした。

食後のチャイです。

感想ですが、味の方は可もなく不可もなくでしたが、異国情緒たっぷりの雰囲気は都内ではなかなか味わえないので、来た甲斐がありました。

お店を後にしました。

現地からそのまま持ってきたような看板です。

こういったお店が地方にあるのは、海外の人が人口減の日本で日本人だけでは満たすことが出来なくなってきた労働ニーズを満たしている裏返しのように感じました。

インドやパキスタン等の南アジアだけでなく、ペルーやブラジル等の南米の国の食材も扱っています。

せっかくなので、下妻を散策することにしました。

駅まで戻ってきました。

駅の近くにあった神社です。

アメリカ人伝道師が住んでいた家が残っています。

下妻の観光スポットの一つです。

ビンフォルド夫妻は戦前に帰国しているので、実際にこの家屋を利用していた頃からはかなり時間が経っています。

この記念碑には、ビンフォルド夫妻が行った業績が記載されています。

当時の人としては、長生きされたと思います。

横から見たところです。

下妻に来たら、一見の価値はあると思いますね。

旧ピンフォルド邸を後にし、砂沼の方に向かいました。

レトロなステーキハウスです。

茨城百景の砂沼を一周することにしました。

江戸時代に由来するため池です。

茨城百景に選定されたのは、昭和25年です。

砂沼の周り一帯は、広域公園として整備されています。

整備事業に関する記念碑です。

砂沼の周りは、住宅街や公園等でした。散歩をしていて、飽きることはなかったですね。

お寺や墓地もありました。

一周6キロだったと思います。

天気がよいと、絵になるスポットが多いです。

歩道は整備されていました。

注意書きです。昭和を感じさせます。

ボートの係留です。

砂沼には、淡水魚が生息しているでしょう。

鳥居もありました。

人出も少なかったので、歩いていてすがすがしかったです。

春になると、桜がたくさん咲くようです。

運動場です。

砂沼を一周する公園歩道は、いばらきヘルスロードの一つに指定されています。

砂沼大橋です。

橋の中央部にあるブロンズ像です。

砂沼庵です。中で抹茶を飲むことが出来ます。

歩道を更に歩きます。

介護施設です。カラオケをしていました。

蓮の葉が浮かんでいます。

野球場です。

この日はすがすがしい天気でした。

都内だとジョギングをする人がいそうです。

鳥居です。

筑波山が見えます。

ここからは見えませんが、プールや遊泳施設もありました。

竹藪です。

座って眺めることも出来ます。

砂沼大橋です。

砂沼大橋は、全国でも珍しいY字型の橋です。

一周するのにかかる時間は、1時間半位でしょうか。

休憩できる施設がありました。

一息することにしました。

マンゴパフェを注文して、屋外で食べました。

暑い日に食べると、おいしさが倍増しますね。

ようやく一周しました。

レトロな靴屋さんです。

食堂です。昭和を感じる外観です。

市内中心部に戻ってきました。

インド料理店です。都内では至所で見る感じのお店です。

駅まで戻ってきました。

快速電車は、一日8本走っているようです。

無人の改札口を潜ります。

列車を待ちます。

10分位待ったと思います。

守谷で筑波エキスプレスに乗り換え、秋葉原まで戻りました。