2020/07/31 - 2020/08/03
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まつじゅんさん
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この旅行記のスケジュール
2020/07/31
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飛行機での移動
大阪空港~羽田空港
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電車での移動
羽田空港(京急)~JR品川~東京駅 秋田新幹線
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この旅行記スケジュールを元に
本当なら東京オリンピックが開幕し、我々も唯一当選した水球競技を楽しみにしておりましたが、東京はデンジャラスゾーンになってしまいました。
人や消費が動かない状況では、経済も廻らないし、私達のストレスもMaxになりそうで、心の洗濯をしてコロナに立ち向かう気力も蓄えようと、思い切って旅に出かけてきました。
秋田は、私の祖父母の故郷、と昔々聞いたことがありますが、出張では来たことがあるのですが、秋田市内のみで残念ながら余り印象に残っておりません。
今回はメインを乳頭温泉郷↓(特別編です。)
https://4travel.jp/travelogue/11638165
次に秋田犬となまはげ、花火をテーマに3泊4日を組み立ててみました。
1日目は角館から乳頭温泉郷
2日目は田沢湖、大曲、横手から秋田市内。
3日目は男鹿
4日目は秋田市内を軽く廻る予定です。
大阪からの飛行機はコロナ運休もあり、本数が少ない事と奥様の「秋田新幹線に乗りたい。」という要望を加え、大阪東京は飛行機、都内は素通りで新幹線で秋田角館に向かいました。
初日は角館観光編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 新幹線
-
大阪伊丹空港、AM7:30のANAでスタートです。
空港は閑散としていて、飛行機も1割以下の搭乗率です。
普段なら空港混雑の時間帯ですが、時間前に離陸し、予定より10分以上早く羽田到着です。 -
京急もガラガラ、品川駅で乗り換えですが、日暮里駅で人身事故との事で山手線や京浜東北線が止まっているので、湘南ラインで東京駅に向かいます。
飛行機到着が早かったので、10時04分発のこまち15号に乗車可能でしたが、田舎者故のスマホで変更する事に若干の不安があり、予約通り10時20分発こまち17号に乗車です。 -
盛岡まで「やまびこ」と「こまち」は連結されて走ります。
前を走るのが、赤い「こまち17号」です。 -
お昼は東京駅の駅弁屋で、お弁当購入です。
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奥様、平泉ウニごはん。
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私は、復刻鳥めしと鯖の押しずし。
発車と同時に蓋が開いていました。
新幹線も1両に私達を入れて4人ほどの乗客です。
蜜の心配は無いですが、JRの経営が心配になる状況ですね。 -
2時間一寸で角館駅到着。
降車したのは私達だけでした。 -
秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の車両が停車していました。
秋田県北秋田市の鷹巣駅から仙北市の角館駅に至る路線で、田圃アート等々色々チャレンジしている鉄道のようで、AKB48の岩佐美咲のソロ曲「無人駅」のプロモーションやジャケットが、奥阿仁駅および合川駅で撮影されたようです。
この路線は、日本鉄道建設公団建設線(鷹角線)のうち、既に開業していた日本国有鉄道(国鉄)の特定地方交通線だった阿仁合線、角館線と鷹角線の未開通区間を引き継いだ路線で、1989年4月全通したのですが、2時間に1本程度というローカル線で、経営的には非常に苦しいでしょうね。 -
角館駅前のオリックスレンタカーで、4日間の足を確保して出発です。
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角館と言えば、春の桜と武家屋敷ですね。
武家屋敷は駅から少し離れているので、桜並木駐車場に車を止め、武家屋敷通りを散策です。 -
こちらは角館歴史村 青柳家です。
角館の武家屋敷の中でも大きい武家屋敷で、佐竹北家の重臣として仕えた家のお屋敷で、立派な黒塀の門が特徴です。
敷地は大変広く、およそ3,000坪を超え、中には郷土館や武器蔵・資料館など青柳家にまつわる家宝などが展示されています。 -
古い民芸家具の展示や、囲炉裏の居間等の様子が良く解ります。
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青柳家の所有する骨とう品や伝統工芸品等のコレクションは、青柳家当主の芸術品等に対する関心の高さをうかがわせます。
特に「幕末写真館」内のカメラや蓄音機等、ステンドグラスも当時の文化を彷彿させます。 -
ハイカラ館の1階はカフェで、2階が展示場です。
壁掛け時計、カメラ、蓄音機等多くのアンティックのもの展示されてました。
和製時計は世界的にも珍しいようです。 -
武家屋敷通りを歩くと、周辺の景観にそぐわない洋館が現れました。
仙北市立角館樺細工伝承館です。
特産品の樺細工が国の伝統的工芸品指定を受けたことを機に、その振興を図るために昭和53年に開館したようです。
建物は赤レンガを用い、武家屋敷のイメージを現代風に表現したという事ですが、箱物と景観をマッチング出来ていないという、悪しき例に思います。 -
内部は、角館祭りのミニチェア展示や、樺細工の展示、製作実演が行われていました。
樺細工は、ヤマザクラ類の樹皮を用いて作られる工芸品で、特有の光沢を生かした、渋くて奥深な色合いが特徴の伝統的工芸品で、茶筒等のお茶道具類、文箱、茶だんす、ブローチ等が作られています。
湿気を避け乾燥を防ぐ特性があり、茶入れ等に適しているようで、見た目も凄く綺麗な製品でした。
何故、ヤマザクラなのに樺細工という疑問がありますが、定説はないようです。
古くは万葉集の山部赤人の長歌から、ヤマザクラを樺や樺桜と呼ぶこともあったためという説や、樺の名前は家を建てるための木材である白樺からきており、樺は実際の工芸ではなく職人の種類を示すために使われていると言う説が有るようです。
また、エゾヤマザクラを意味するアイヌ語「カリンバ」が由来という説もあるようです。 -
武家屋敷から少し離れた安藤醸造本店に向かいます。
角館で嘉永6年創業の老舗醸造所で、有名なお店です。
外観も、明治時代中期に建てられた創業当時の赤レンガのままで大変風情があり、内部の蔵座敷の見学もできます。 -
武家屋敷が並ぶ「内町」が有名ですが、商家が立ち並ぶ「外町」も見どころが多くあります。
安藤醸造本店は外町にあり、一帯はかつて角館の商人が集まる「商人町」であったところで、木造の家屋が密集しており、明治に至るまで度々大火に見舞われ、安藤家も1882年に発生した外町大火により焼失し、2年後の1884年に味噌蔵や土蔵などが再建され、当時は、今のようにブライダルスペースや葬儀等の冠婚葬祭用の建物などなく、すべて家の座敷で執り行っていた時代です。
1891年に完成した蔵座敷は、大切な座敷を火事から守るために、外装をレンガ造りにしたものです。 -
西宮礼和筆のふすま絵が公開されています。
西宮礼和は『角館の四季(四軸)春・夏・秋・冬・春 東勝楽町観桜之図』が代表作の日本画家のようです。 -
弓の分野でも歴史がある、お家のようです。
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見事な襖絵ですね。
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角館最後は、「角館 パフェ」で検索すると一番に表示される「フルーツパーラーさかい屋」さんに向かいます。
JR角館駅からも近く、魁新聞の建物の向かい側で、分かりやすい場所にあります。
店内はさほど広くない事もあり、いつも混雑しているようです。 -
「さかい屋」は、野菜や果物の八百屋さんで、お店の一角でフルーツパーラーを営業されています。
なぜ、カフェと言わないのかは、メニューはパフェのみだからのようです。
パフェは、どれも高さ20㎝超えというどでかパフエが売りです。
八百屋さんだけに、パフェのフルーツは新鮮、中のフルーツソースも手作り、値段もお手頃と言う事で、大人気店です。
メニューは手書きのイラストですが、季節によってメニューが変わることや、パフェが出てきた時の驚きを見てもらいたい、という思いからイラストにされているようです。
店内には、季節のお勧めも表示されており、悩みますね。 -
という事で、私達チョイスの2品。
一番人気の桃パフェと、最近美味しさに目覚めたマンゴーパフェ。
どちらも人気商品のようです。 -
私、マンゴーパフェ。
とろける甘さにうっとりです。 -
奥様、一番人気の桃パフェ。
季節の桃がカップから溢れています。
不味いはずがないですよね。
昼食が駅弁で、少し小腹が空いていたのですが満たされ、気持ちよく角館の街から今回メインの「乳頭温泉郷」に向かいます。
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