新型コロナ自粛中、ご近所散歩　その6　王禅寺

2020/05/17 - 2020/05/17

ゴールデンウィークは終了しました。新型コロナウィルスの緊急事態宣言は延長され、相変わらず自粛生活が続いています。引き続きご近所の散歩に出かけて遊んでいます。
今回は川崎市麻生区の王禅寺周辺に出かけます。自転車で王禅寺ふるさと公園まで行って、そこから歩きます。
快晴で気温も上がり、散歩しているだけでかなり日に焼けてしまいました。おまけに花粉症の症状も出始めてしまい、クシャミが止まらなくなりました。

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩

とても良い天気で、気温も高めです。
今日は自転車で出かけます。川崎市麻生区の王禅寺に向かいます。

家の前を流れる川を上流にさかのぼります。
住宅街を流れる小さな川ですが、水が案外きれいです。
川沿いの道路は車も通らないのでサイクリングに最適です。

宮前区菅生あたりで川が二股に分かれています。左側を進みます。

川岸が整備されていて、公園のようになっているところもあり、川岸まで降りることができます。
春の花がとてもキレイです。

川崎北部市場の近くに来ました。
ここで川が地下にもぐってしまいます。カモももぐっていました。

尻手黒川道路のダラダラ坂を登り切ったところにヨネッティー王禅寺という施設があります。
川崎市のごみ処理場「王禅寺処理センター」の余熱を利用した温水プールなどがあります。
現在は新型コロナウィルスで休業中です。

ヨネッティーの施設沿いの坂道を下ると、いきなり田舎の風景が広がります。そこからさらに山を登って降りると、最初の目的地、王禅寺 ふるさと公園があります。
ここで自転車を降りて、歩き始めます。
ここまで自転車で8.5㎞ほど、アップダウンも多くてちょっと疲れました。

こんもりした山全体が公園になっています。自粛生活中で遠出ができないため、公園には大勢の人が遊んでいました。公園の奥の方は結構な森林になっています。

公園の裏手に出ました。
公園名やこの付近の地名にもなっている、王禅寺にやって来ました。

草むらの中の細い道をしばらく進みます。

小さな池がありました。亀がたくさん浮いていました。小路の周りは水路や湿地が広がっています。

きれいな花です。湿地に群生していて葉が幅広だったので、おそらくカキツバタではないかと。

鬱蒼とした林の中に静かにたたずむ山門が見えてきました。王禅寺です。

10年前くらいにこのあたりを散歩したことがあります。
帰宅後に写真を確認してみると、このお寺も訪れていたようです。
そんなことはすっかり忘れていて、はじめての新鮮な気持ちで観光します。

手水舎のユーモラスなヘビ。
家の写真データの中にも同じものがありました。
全く思い出せません。

入り口まで林や湿地が続いていて、さびしい感じでしたが、建物はとても立派なお寺でした。

禅寺丸柿の原木があります。日本最古の甘柿の品種なんだそうです。
「始めて見たなぁ。」なんて言いながら写真を撮りましたが、ここももちろん10年前に撮影済みでした。

王禅寺の南側に広がる虹ヶ丘という広い住宅街の中を歩きます。
ＵＲ賃貸住宅の巨大な団地群とびっしり並んだ戸建の住宅街がバス通りを挟んで両側に建っています。

住宅街のさらに南にはこんもりとした森が残っています。
その中の遊歩道を進みます。

森を抜けると早野聖地公園という広大な霊園がありました。
川崎市営の霊園なんだそうです。とても広くてきれいな場所でした。

霊園の中にはいくつか池があります。釣りなどはできないみたいです。

広大な多摩丘陵の森を切り開いて、まだまだお墓は増えていくようです。

霊園の端、林ヶ池まで来ました。

きれいな水草が水面いっぱいに広がっています。たぶんヒシだと思います。

お散歩マップに従って、戒翁寺というお寺を目指します。
細い田舎道を歩きます。

さらに細い道があります。
ここは目標地点に行く道ではありませんでした。

戒翁寺に到着しました。
入り口には六地蔵が立っています。

静かなお寺でした。
裏山には遊歩道があり、静かな里山の雰囲気が味わえるとのことです。

戒翁寺のすぐ近く、畑の中に殿様の墓というのがあります。
戦国大名の後北条氏の家臣で小田原落城後、徳川家康の家臣となった富永重吉とその一族の墓があるそうです。

地域の古い歴史をしっかりと守り続けているようです。
すごい田舎に旅行に来た気分になります。

殿様の墓から山を下るのですが、マップのルートから外れてしまったようです。
ハウス栽培のイチゴ農家が続く平地を歩きます。

なんとかお散歩マップのルートに戻りました。
子之神社（ねのじんじゃ）という神社です。
何人もの大人が草刈り作業をやっていました。

琴平神社の方向に向かって歩きます。
途中の石橋という交差点にあった石橋供養塔。
今は舗装された道路になっていますが、昔はここも川が流れていたのでしょう。

琴平神社儀式殿に到着です。
なかなか繁盛している神社のようです。

儀式殿の奥にも小さなお社がありました。
隅々まで手入れの行き届いたきれいな神社です。

通りを挟んで山の上に本殿はあります。

2007年に、放火により社殿が焼失、2011年（平成23年）新社殿が完成したそうです。

隣には金子稲荷大明神という小さなお社もありました。
琴平神社に比べるとひっそりとしていて地味です。

ここはもう王禅寺ふるさと公園の山の端あたりです。

いったん自転車を取りに公園に戻ります。

公園はさきほどよりも人が多くなったようです。

自転車に乗って、もう少し散歩です。
琴平神社の方面にもどります。

急な坂道を自転車を引いて歩きます。
神明社という神社がありました。小さなお社だったので下からの写真撮影のみ。
帰宅後に調べたら、10年ほど前にもここで写真を撮影していました。

続いて稲荷森稲荷社。
ここも以前に訪れていて、鳥居の前で記念撮影していました。
全く記憶に残っていませんでした。

細くて急な階段を登ると、林の中に小さなお社がありました。
いかにも田舎の村の鎮守様、といった感じです。

歩いて登るのもやっとという感じの急な階段を自転車を押して登り、籠口ノ池公園という公園にたどり着きました。ここから一気に下ります。

東柿生小学校交差点にある古い道標。

近くには生コンの工場がありました。青戸建材店 生コン工場というらしい。
この近くのコンビニでパンを買って、下麻生 花島公園というところで食べました。
天気も良く、気温も上がってきたのでかなり疲れています。

休憩後にもう少し散歩です。
月読神社を目指します。

自転車を止めて、細い階段を進みます。本当にこの道であっているのか不安になりますが、同じコースをウォーキングしている人がいたので、この道で正解のようです。

神社に到着。

あまり面白くない神社でしたので、すぐに移動します。

正面の参道を下って戻ります。
こちらの長い階段はきれいで歩きやすかったです。

正面の鳥居。
なかなか立派な参道です。

自転車を置いた裏の登り口に戻りました。
すこし離れたところにある麻生不動院ものぞいていきます。

あっさりしたお寺でした。
これで今回のお散歩は終わりですが、自転車で自宅まで帰るまでにまだいくつか山を越えなければならず、かなり大変なサイクリングになってしまいました。
今回はちょっと欲張りすぎた散歩コースになってしまいました。もう少し自分の体力と相談しながら散歩しないといけません。