ゴールデンウィークに突入しましたが、日本は新型コロナウィルスのために緊急事態宣言が全国に発令されている状態です。毎年この時期は海外旅行に行っていたのですが、今年は自宅にこもって静かに過ごしています。<br />連休初日の29日、気分転換に久しぶりにご近所をブラブラ散歩することにしました。<br />よそのお宅のお庭や道端の草花を眺めたり、初めて訪れた神社が思いのほか立派だったり、案外楽しい発見が多い散歩になりました。

新型コロナ自粛中、ご近所散歩　その１

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2020/04/29 - 2020/04/29

16600位(同エリア45679件中)

エリア

神奈川

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 徒歩

マスクをしっかりつけて出発です。家の前を流れる川沿いの道を歩いて行きます。
散歩やジョギングをする人たちでいつもよりにぎやかでした。
川の護岸にびっしりピンクの花が咲いています。ヒメツルソバという植物です。近くでよく見ると小さな花が集まってピンクの金平糖みたいでなかなかかわいらしいものでした。
カモたちがのんびり日向ぼっこしています。
鳩が道端の雑草をついばんでいました。
ずっと住宅街を流れて多摩川にそそぐ小さな川ですが、思ったより水はきれいです。
名前はわかりませんが、小さなキクのような花が咲いていました。どこかから種が飛んできたのでしょう。
日陰をノソノソあるくネコ。
今日はとても暖かくて、日差しの中を歩いていると汗ばんでくるくらいでした。
住宅街の中にとてもきれいに鉢植えの花を咲かせているお宅がありました。
お庭中が花で埋め尽くされてとてもきれいでした。
暇さえあれば旅行に行ってばかりいる私には絶対に作れないお庭です。
そもそも我が家には庭がないので作れませんが。
高速道路の脇道を歩いていると東名向ヶ丘バス停名古屋方面の入り口がありました。
10年以上このあたりに住んでいますが、ここに東名バス停があることを初めて知りました。
とりあえず入ってみます。公衆トイレが工事中でした。

バス停があります。ここから名古屋までのバスに乗れます。コロナの影響で交通量がとても少なかったです。
トンネルをくぐって、東京方面のバス停ものぞいてみました。
暇つぶしの散歩なのでいつもならスルーしてしまいそうな所もわざわざ行ってみます。
まぁ普通の高速バス停でした。
渋い看板を持つ薄い建物。
家の垣根のアカカナメにきれいな花が咲いていました。
実家にもアカカナメは植えてありましたが、花をちゃんと見るのはこれが初めてかもしれません。
時代を感じさせるトタンハウス。
農家の納屋かもしれません。
急な斜面に建てられた大きな団地街の中を歩いて登り、上にある公園で一休みしました。子供連れのご家族が遊んでいます。
高台なので風がとても快適です。
花壇に白くてかわいらしい花が咲いています。良く見る花ですが何でしょう？
調べてみるとどうやらオーニソガラム・ウンベラツムという植物のようです。オーニソガラムとはキリスト誕生の夜に光り輝いたといわれている「ベツレヘムの星」のことなんだとか。
生田緑地の方にきました。向ヶ丘遊園跡地の脇道を歩きます。

2002年に閉園してから、春・秋のばら苑のみ開催されています。
藤子・F・不二雄ミュージアムもできましたね。
2023年には新たに郊外型のレジャー施設ができるそうです。「商業施設エリア」「温浴施設エリア」「自然体験エリア」の3つエリアが計画されているらしいです。
出来上がったらばら苑の季節にでも行ってみたいですね。
生田緑地の雑木林。薄い青のシャガがきれいです。
もとの道路に戻って、反対側の丘に登ります。
ここにもヒメツルソバがびっしり生い茂った塀がありました。
丘の上に五所塚第1 公園(五所塚と権現台遺跡)があります。
中・近世に村境や尾根筋に築かれた、民俗信仰に基づく塚と考えられているものが5つ、一直線に並んでいます。
見晴らしもよくとても気持ちの良い公園でした。
公園の隣にある長尾神社もちょっと覗いてみます。
なんとなく立ち寄った神社でしたが、思いのほか広い境内と立派なお社です。
この神社のすぐ下にはアジサイで有名な妙楽寺があります。そちらは行ったことがあるのですが、ここは初めてでした。
ご近所にもまだまだ知らない場所があるものです。
約2時間半の散歩で帰宅しました。
途中で採ってきたフキを料理します。
葉を取って板ずり後に2分ほど下茹でします。

取った葉も捨てずに佃煮にします。
先週も農家の直売所でフキを買ったのですが、それに比べるとかなり葉が固くなっています。塩でもんで1分ほど下茹でします。
ゴマとジャコを入れると美味しいそうです。ジャコがなかったので、ダシ用のオキアミを入れてみます。
アミの中に謎の生物発見。
かまわずフキに投入します。
茎の方は、鶏肉と一緒に煮ます。タケノコや油揚げを買っておけばよかった。
完成。
フキ独特の強い香りが楽しめました。
フキの葉の佃煮。
フキノトウのような強い苦みのある佃煮になりました。
お酒が進みそうな良いお惣菜ができました。
暇つぶしのご近所散歩でしたが、新しい発見もあったりして、思いのほか楽しめました。
新型コロナウィルスがなかったら、今頃はイギリスのエジンバラに旅行している予定でした。いつかまた好きな場所に旅行できるようになることを祈って、今しばらくは家のそばで静かに過ごします。