柏市の小青田・姫宮神社・兼務社（１７）・石仏

2020/05/09 - 2020/05/09

つくばエクスプレス線が開通する前は只の野原で夜は真っ暗で地元の人でないと歩けなかった。小学生を対象にした夏休みイベントでオーバ－ナイトハイクと言うのがあり、この地域を通ったのですが子供達が怖がって、人が住んでるのかと言ってました。現在新線が開通し、新駅、柏たなか駅が出来て都市開発が進みました。姫宮神社の石碑に「小青田の集落の北、常磐高速道の高架を望む一画に間垣も新しい神社があります。4575㎡の緑の森に鎮座しています。 そして新線開発の影響で平成16年には、字小船新田・山神社、字立山・白旗神社羽黒神社、字駒形・道祖神社を合祀し静かに佇んでいます。」これらの経緯は、立派な石碑に記されています。姫宮神社では石仏、石祠が大切に祀られています。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　134　北総石仏　柏の石仏　小青田に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

つくばエキスプレス線柏たなか駅から小青田の住宅街を徒歩７分。円通寺、姫宮神社、トネリコカフェと続きます。

姫宮神社.

参道、帰り道。

明治天皇御製。歌碑、謂われについて説明なし。

姫宮神社の杜（もり）平成九年十一月吉日
御姫様の名で親しまれている鎮守様は小青田の集落が形成と共に、里人の共同の心のよりどころとして創建せられ、境内に立てば、利根の清流のかなたに筑波の霊峰を見はるかし・・・、先の駒木諏訪神社の宮司古谷金祐氏はこの里の出であり当神社の宮司を兼ねた。つくばエキスプレス線の開通に伴い、諏訪神社より、その土地九九九平方米を寄贈された。氏子は従前の境内地と合せての鎮守の杜の保護育成に務めます。

鎮守の杜　歌碑　平成九年秋。

正面参道。

御手洗。

赤い鳥居。

狛犬。

姫宮神社の拝殿。祭神は伊邪那美命（いざなみのみこと）です。

神輿庫。村祭りに出て来そう。

社。

四基の石碑が並んで居ます。左から文化六年文字青面金剛塔、文化三年同塔、文政三年同塔、宝暦三年六臂合掌青面金剛塔が並びます。

右の台座外の石祠、不明。

右から六臂合掌青面金剛塔。宝暦三年六臂合掌青面金剛塔。

文字○面金剛。文政三年文字青面金剛塔。

文字普面金剛。台座に三猿。普面と青面の違いは？文化六年文字青面金剛塔。

文字普面金剛。台座に三猿。

左端、文字青面金剛。台座に三猿。文化六年文字青面金剛塔。

姫宮神社本殿新築紀念碑、氏子一同の浄財により本殿を新築、昭和四十五年十一月三日。宮司古谷金祐謹誌。

顕忠碑、太平洋戦争で亡くなられた方々、中国杭州、レイテ島、ニューギニア、フィリピン、ルソン島、中国武昌、スマトラ島、陸軍病院他、日付とお名前を靖国の神と成りここに刻む。平成六年四月宮司古谷金祐謹而建立。

明治天皇御製。歌碑、平成十二年春謹而建立。

十九夜念仏供養塔。

伊勢参拝記念碑。村の団体旅行の記念碑。

拝殿左には、前四基は合祀された明治元年白旗神社・明治4年羽黒神社・明治9年山神社などの石祠、後三基は昭和年代の文字馬頭観音石祠とともに並べられています。

この度　常磐新線の敷設に依る　区画整理に伴い　字小舟新田に座す山神社　字立山に座す白旗神社　字立山に座す羽黒神社　字駒形に座す道祖神社　右四神祠を姫宮神社境内に奉遷　鎮護し奉る。平成十六年二月　氏子中。　　

右端　道祖神社。

羽黒大神。

白旗神社。

山神社。

後列　馬頭観世音。

馬頭観世音。

馬頭観世音。昔馬牧場だったので多い。

隣に水神宮石祠。裏は利根川ですので水害から守っていただく。

隣に出羽神社、月山神社、湯殿山神社。明治10年、昭和8年出羽三山碑、

石祠　稲荷神社。

奉納　参道石垣記念碑　昭和４９年３月吉日　宮司古谷金祐殿。

出羽三山、羽黒山、月山、湯殿山、参拝記念　平成十年八月吉日。

姫宮神社の裏手は利根川です。隣のトネリコカフェで休憩しましょう。