ザンクト・ヴォルフガング山の裏からのアプローチハイキング

2019/10/03 - 2019/10/04

2年振り欧州ハイキング

エリア ザンクト・ヴォルフガング(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

お昼前にザルツブルクを出発しヴォルフガング湖の南西側を走ってザンクトギルゲンの街を振り返って見る。

丁度お昼時にこんな小屋が見えたので入ってみる　お店はSteckerlfisch in Abersee

窓際にカウンターがあって老夫婦が魚のグリル一匹を丸ごと食べている!!　調理場ではおじいさんが一人で切り盛りしていた。

この地からして魚はマスだろうと思い込んでいたが、どう見ても鯖の様だ。英語が通じなかったのでその老夫婦と同じものを下さいとゼスチャーで伝え、カウンターで一休み

此方がその鯖　
オーストリアで鯖の塩焼き（実際は色々なスパイスで漬け込んだ魚を炭火で焼いているようだった）が食べれるなんて!!!
隣の老夫婦も骨を上手く取って手馴れている様子。実に美味しかったです

宿はStrobl 外れのファーム

毎朝この牧場で採れた牛乳とその牛乳で作ったバターが出る。朝早くからハイキングに行きたいと思うけれどこの朝食を抜くのはもっと惜しい。

集乳車がやって来た

宿からハイキング出発点迄は３㎞も無いが、夕方から雨との予報だった為そこまで車で行く事に。出発時間午前９時２２分　駐車場標高651ｍ　背の高い林の中を上へ上へと登って行くとヴォルフガング湖が見えてくる

点在する野生のシクラメンが可愛い

途中から小人の案内版が幾つかあったが解読出来ず。。

道なりにあるファームを抜けるので放牧されている牛が道を塞いでいる事も　勿論訪問者である我々が迂回する

４日前は２８度もあった気温が３日前から急降下して山の上には新雪も見える

紅葉も少しづつ色付いて来ている

急に小屋が幾つかある開けた場所に出る

景色が良く2つの尖がり崖があるのがザンクト・ヴォルフガング山でその頂上に登山鉄道の駅が見える　今日の目的地はその駅のある場所だが、此処から見るあの崖の上に登るのは難しそう　

手前の丘にある十字架の麓　標高１０８８m　距離2.81ｋｍ

誰も居ない綺麗な景色にしばし休憩

取り敢えず行ける所まで頑張ろうという事に

見れば見るほど又々フェラータが必要な道になるのではないかと不安になる

Monichi湖が見えた処（標高1389ｍ/距離6.5Km)でご夫婦ハイカーとすれ違う　駅のある崖の上に行きたいけどフェラータが必要な道なのかどうか聞いてみると、行った事は無いけどフェラータは必要ない筈だよと教えてくれた　

気を良くして先を急ぐ　

湖が下に見えて来た

それでも崖は上の方

どうやらザンクト・ヴォルフガング山を北東側から回り込んで行く様子　崖の下手前には小さなMitter湖

少し離れた処にアッター湖も見え始めた

避難小屋の右上にある崖の上が登山鉄道の山頂駅の筈
距離8.61Km/標高1522ｍ

アッター湖

小屋の近くで休憩し崖を見上げる　

アッター湖の水源でもあるモンド湖も綺麗に見える

道は少しづつ険しくなっていく

山の北東側は直射日光が当たらないので氷柱が残っている

彼方此方霜が降りている状態で風が冷たい

鎖場もあったが反対側が崖と言う状態ではないので何とか大丈夫

崖を登り切る（我々はこの岩の間から上がってきた）奥に見えるのはモンド湖　距離9.93Km/標高1778ｍ

ザンクト・ヴォルフガング山の南西側（登山道の反対側）にはヴォルフガング湖　ザンクトギルゲンの街が右手に眺望出来る　登山列車は山の此方側から登って来る

もう冬支度なのかヒュッテは閉まっていた　

湖の手前には登山列車の出発地点であるザンクトヴォルフガングの街と左手奥には宿のあるシュトローブルの街　そして昨日鯖を食べた小屋レストランは湖に突き出ている小さな半島の奥

ずっと見上げながら登って来た崖を横から

大きなヒュッテも閉店
距離10.32Km /標高1786ｍ

近くにいた人に聞いたら今日は頂上駅の修理点検の為、途中の駅までしか運行していないそう　彼らも途中の駅から頂上まで徒歩でやって来たと言う　此処でも30分程休憩

来た道を帰る。写真の右上に十字架とその左側に頂上部へ到着した時の標識が岩と岩を結んでいるのが見えた
駐車場に到着する少し前から小降りだが雨が降り出した　車で来ておいて良かった
歩行距離21Km/時間7時間21分

お宿で近所のお勧めレストランを聞いて出掛けた　今日はマスにありつけた

レストラン名　BÜRGLSTEIN 　ブルグシュタイン