ファーストクラスで行く妻とのスイス、オーストリア　その７　ザルツカンマーグート

2008/07/19 - 2008/07/27

お正月に引き続き、妻と二人でのＦ利用の旅。今回はスイス、フランス、オーストリアへ。
ヨーロッパ３大名峰と音楽祭開催時のザルツブルグだけは最低でも回ろうと計画。
旅の前半戦のヨーロッパ３大名峰は、神様のご加護により良いお天気を頂き、
素晴らしい景色を見ることが出来ました。

第７幕は音楽祭のザルツブルクを抜け出しザルツカンマーグートへ。
サウンドオブミュージックの世代にはどうしても外せない場所があるのです。

エリア ザンクト・ヴォルフガング(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

ホテル「シュロス・フシュル」

もとはザルツブルグ大司教の館だったそうで、後にハプスブルグ家の狩猟の館になり、1954年からホテルとして開業したそうです。
宿泊客にはイギリスのウィンザー公爵夫妻やカラヤン、オードリー・ヘップバーンも泊まったそうです。

カラヤンさん、ホテルザッハーザルツブルグに続き、
此処にも泊まってるんだ。

ホテル「シュロス・フシュル」から見たフシュル湖。
少し曇っていたので、湖面が映えていません。
天気がよければ最高の景色なんでしょうが．．．

ザンクトギルゲンへ行く途中にあった、「レッドブル」の本社。
オーストリアに本社があるとは聞いてたけど、こんな所にあるとは知りませんでした。

行く途中に車窓から見えたシャフベルク山。
山頂には背後が急な崖に立つホテルが見える。

ここにはシャフベルクからシャフベルク鉄道に乗って、
４０分位で行けるそうです。

ザンクトギルゲンの観光の起点になるモーツァルト広場。
広場に面しているかわいい建物が町役場です。
その前にはモーツァルトの像が立っています。

モーツァルトの像。

こちらは、モーツァルトのお母さんの像。
ただし、彼女が未だ幼少だった頃のものだそうです。

息子が有名になるとお母さんまで有名なってしまうのは、
いつの時代も、何処の国でも同じなようです（笑）

ザンクトギルゲンにあるモーツァルトの姉のナンネル
が17年間結婚生活を送った家です。
壁にモーツァルトの母、アンナ・マリアと
姉のナンネルのレリーフがあります。

今は簡易裁判所になっているそうで、仕事柄ちょっと気になりました。
オーストリアの簡裁の訴額も１4０万円までなのであろうか？（そんなわけはないよね（笑））

レリーフのズームです。
この建物、モーツァルトの母の生家でもあるそうです。

モーツァルトの母の生家の前を通る馬車。
馬車が何の違和感もなく走る町並みはさすがです。

船に乗り、ザンクト・ヴォルフガングの街へ。

湖畔に建つかわいいホテル。
こんな所にもゆっくり泊まってみたいです。

船内には伝統衣装を身に纏った売り子さんが。
みんなビールを飲んだりワインを飲んだり、
アイスクリームを食べたりと、大変賑やかな船内でした。

因みに、この衣装、各地域によって細部が異なるそうです。

途中の街、シャフベルク。
ここから登山電車に乗って先ほど見えた山まで行けるのですが、
今回は天気もあまり良くないのと時間もありませんでしたので残念ながら省略。

次回の楽しみにしておきます（笑）

教区教会と「白馬亭」ことホテル・イム・ヴァイセン・レッスルが見えてきました。

ザンクト・ヴォルフガングの船着場が近づいてきました。

ザンクト・ヴォルフガングの船着場です。

ちなみに、写真に写ってる方は日本人の様ですが、
私ではありません。(笑)

白馬亭の飾り。
此処、白馬亭はかの有名なオペレッタ「白馬亭にて」の
舞台になったところです。

オペレッタ「白馬亭にて」は、1930年、ベルリンは5000人も入るグローセン・シュウシュピールで初演されて以来、7年間ロングランで4000回以上、ロンドンで600回、パリでは4年間、ニューヨークでは、ベルリンと同じ5000人の劇場で1年間に昼夜2回公演で300万人の観客が訪れたというスーパー・ヒット・オペレッタだそうです。
（出た！！　久しぶりの知ったかおじさん）

街で売ってた、ザンクト・ヴォルフガングのＴシャツ。
日本で言ったら、「上高地」って書いてあるようなものかな（笑）。

ホテル・イム・ヴァイセン・レッスルのテラスから見た風景です。

天気がイマイチなのが残念ですが、短い夏をみなさん、
精一杯楽しんでいました。

場所は変わって、モントゼーの「シュティフト・プファール教会」です。

そう、ここが映画「サウンドオブミュージック」の中で、
マリアとトラップ大佐が結婚式をあげた教会です。

私がどうしても来たかった所です。

まさか、ここに家内と二人で来れるとは！！
１４歳で、あの映画を初めて見た時には思いもよらなかったことです。

あの映画を見た１４歳の頃、大好きでしかたなかった
片思いの女の子、それが今の家内です。（笑）

モントゼーの町並み。
とてもカラフルな色合いが正月に訪れたヴェニスのブラーノ島にどこか似ていました。

ブラーノ島は深い霧の中でも自分の家が判別できるように
いろんな色が家に施してありましたが、ここはどうしてか聞いておりません。（笑）

知っている方がおられました、お教え下さい。

この旅行記へのコメント （2）

• 96さん 2008/11/11 10:27:12

  いつかは・・・

  行ってみたいと秘かに思っている「ザンクト・ヴォルフガング」
  とっても素敵なところですね！
  tt1957さんのように優雅な旅（音楽祭）とはいきませんが、
  ハルシュタットや シャフベルク鉄道に乗って、「サウンド・オブ・ミュージック」の世界に浸りたいです♪
  あと悪趣味ですが、ベルヒテスガーデ（ザルツより日帰り可）のヒトラーの山荘｢ケールシュタインハウス」も（笑）

  tt1957さん からの返信 2008/11/11 15:36:01

  RE: いつかは・・・

  ジェロニもさん、こんにちは。
  
  私も、もう一度ザンクト・ヴォルフガング周辺はのんびりと訪れたいと思っております。
  
  次回はザルツブルグには滞在せず、ザンクト・ヴォルフガング周辺だけでの
  旅行をしてみたいです。
  
  ケールシュタインハウスも興味ありますね。
  今では結構な観光地として成り立ってしまっていますものね。
  ちょっと前には「ジパング」っていうマンガにも出てましたね。
  
  まだまだ訪れるべき処の多い地域です。