モーゼル川近郊　スレート鉱山とポルチーニ茸ハイキング

2019/10/24 - 2019/10/24

2年振り欧州ハイキング

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 5.0

ここ数日街歩きが主流の旅だったのでハイキングしたい病発生。丁度泊まっていた宿に近辺丘陵ハイキングの案内があったのでルクセンブルグへ行く予定を取り止めその一つに行ってみる事に　写真は駐車場付近生息キノコ　私の手のひら2つ分より大きいジャンボサイズ

お宿はドイツの古都トリール（Trier）の少し北イッセル（Issel）と言うモーゼル川沿いの集落内　ハイキングは車で約15分の所にあるトム（Thomm）からスタート　標高４５０ｍ/時間8時31分

今日はループのコースを行くが、近くには巡礼のハイキングコースもあった　しっかりとサインが出ているので迷う事は無い

トム（Thomm）を見上げる

頻繁に出てくる案内板

落ち葉が沢山積もり秋の深まりを感じるが丘陵なので寒過ぎず新鮮な空気が気持ち良い

聞こえるのは落ち葉を踏む音と鳥の囀りだけ

苔が綺麗と目が下へ行く,,,,,,とっ！！

何とポルチーニ茸が顔を出していた　一つ見つけると彼方此方で小さく落ち葉が持ち上げられていてその下にはポルチーニ!!!　初めてみる野生のポルチーニ茸に興奮!!!

晩秋の欧州ドイツの森を歩いているんだな

先には屋根などに使われる粘板岩（スレート）の産地らしく鉱山跡が現れた

鉱山で使用されていたトロッコ等もあった

Besucherbergwerk Fellと言うスレート鉱山案内所に着いた　スレートに関する案内や廃鉱へのガイドツアーもあるそう　こんな場所がある事も知らずに来たが折角なので参加する事に

鉱山入口前でスレートを削るデモンストレーションをしていたおじさんがガイドさんだった　ドイツ語だけの案内なので場所番号とその場所の説明が英語で書かれた書類を渡された。皆ヘルメットを着用してスタート

入口はかなり天井が低い

広い採掘場もある

器具やトロッコ等

入った場所とは違う出口から外へ

近くには鉱夫やその家族が住む集落もあった1960年代当時子供達は学校を抜け出し鉱山で働く父へお弁当を運んだり仕事をしたりしてお駄賃稼ぎをしていた等ガイドさんが話している事を英語で教えてくれた家族連れのお父さんに感謝　

幾つもある鉱山の入り口　約1時間のツアーだった
英語で案内を続けてくれた家族連れは車でこの鉱山跡に来ていた　お礼を言って別れ、我々はトム（Thomm）への道を行く　歩行距離12.53ｋｍ

宿に戻って休憩後今度はモーゼル川沿いの歩道を歩いてみる

散歩する人達や自転車に乗った子供達とすれ違うが見事な程全員がにこやかに挨拶をしてくれた　ルクセンブルグには行けなかったがドイツの自然と地元の人達の優しさに触れる事が出来た大満足の一日だった

綺麗なモーゼル川の夕焼け