大宰府・福岡・別府（１/3：大宰府編）

2020/02/29 - 2020/03/01

　前々から太宰府天満宮へは行ってみたいことがありまして、どうせ行くなら2月の梅の季節に行こうと思い、今回の旅行を計画しました。余った時間は福岡市内の観光を行う予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で多くの観光施設が閉館していることや、当日は雨降りで大変だったこともあり、途中で予定を変更し、一日目は午前は大宰府、午後は福岡市内観光にして、二日目は別府へ行きました。別府は前回素通りし、そういえば別府の「地獄めぐり」をしていなかったなあということで、観光の定番ですが「地獄めぐり」をしてきました。
　行程は一泊二日。土曜日の朝に伊丹空港から福岡空港へ行き、路線バスで大宰府へ行きました。大宰府観光をした後、福岡市内へ行って、福岡市内を少し観光しました。二日目は、博多駅から高速バスで別府へ行き、定番の「地獄めぐり」をした後、大分空港から大阪へ帰るというものです。
　旅行記は3回にわけてご紹介し、今回は一日目午前の大宰府・福岡市内に訪問した場所をご紹介したいと思います。今回の感想としては、訪問先が非常に中途半端な感じになってしまい、雨が降っていなければよかったのに、という状況でした。機会がありましたら、再度行きたいと思いました。

エリア 太宰府(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩

今回は、早朝の伊丹ー福岡便で福岡空港へと行きます。写真は福岡市上空ですが、ガスガスで天気が悪いです。今後が思いやられます。

福岡空港国内線ターミナルから、国際線ターミナルへと、空港バスで移動します。国際線ターミナルから、大宰府行きの直通バスが出るので、それに乗車します。
滑走路を迂回するようにバス等の専用道があり、そこをバスが走って行きました。

福岡空港 空港

こんなバスに乗って国際線ターミナルへ。国際線ターミナルはガラガラかと思いましたが、意外と人がいました。そして、トランクを持って、高速バスに乗って、熊本や別府に行く人もチラホラ。この辺りから、別府というのが頭をよぎり始めました。

高速バスで、大宰府駅へと到着です。乗客は若い人が多かったかなあというイメージです。
かなり雨が降っております。

太宰府駅 駅

まずは、参道を通って大宰府天満宮へ。現在時刻は10時過ぎなので、お店はやってはいましたが、人はまばらで、下手をすると店員の方が多いのでは、という感じでした。お店にアプローチしづらかったです。

大宰府のスタバはこんな外観をしています。みなさん写真を撮影しております。

太宰府天満宮の入口に到着いたしました。

太宰府天満宮 寺・神社・教会

御神牛があります。天満宮といえば牛です。むろん撫でます。

池を渡ります。天満宮は、平安貴族の邸宅を模して、江戸時代に黒田藩が復興させたので、池、庭園、回廊を備えたものとか。

太宰府天満宮の楼門までやってきました。豪華です。

内庭では、梅と牛がありました。天満宮らしい風景だと思います。

これが「飛梅」ですか。拝殿向かって右側にあります。「飛梅」とは、菅原道真公を慕って、一夜のうちに京都から太宰府へと飛んできたとされる梅です。

太宰府天満宮 寺・神社・教会

太宰府天満宮の拝殿。やっぱり風格があります。

狛犬が白いのが特徴的でした。

社がいくつかったのですが、手前の社にかかっている赤いものは瓢箪の形をしており、面白かったです。

筆塚がありました。上には、筆の形をした石が乗っていて、非常にわかりやすいです。

拝殿の裏の庭へとやってきました。ここは梅園なのですが、ほとんど梅は咲いておりませんでした。ほとんど終わりかけのようでした。

天満宮の裏には、天開稲荷神社があるので、行ってみます。稲荷神社につきものの、赤い鳥居はさほどなく、紅白の旗でお出迎えです。

天開稲荷神社の本殿にやってきました。こじんまりとした神社です。この裏に奥宮があるということなので、行ってみます。

天開稲荷社 寺・神社・教会

奥宮。石組みの祠の中に、御神体の鏡がありました。最初見た時はすごいなあと思いましたが、なんか人工的に作ったものみたいです。どこかにその元となる神社があるのだろうなあと思いました。

天開稲荷神社の麓にはショートカットできるトンネルがあるのですが、みなさんここで影絵の撮影を行うので、通るのに逆に時間がかかるのです。

15分ほど歩きまして、竈門神社へとやってきました。

途中、鹿を飼育している場所がありました。

こんな石段を登っていきます。竈門神社は駐車場から拝殿までのアプローチはそこそこあります。

竈門神社の拝殿です。

宝満宮 竈門神社 寺・神社・教会

絵馬を売っている建物を新しく改装したようで、かなり新しくて斬新です。
　ところでこの神社、調べてみたら、恋愛成就の神社みたいですね。だからパンフレットに盛んに載っているのか。

竈門神社から見た大宰府の風景。晴れていれば、かなりの絶景だったのだろうなあと。

再び大宰府天満宮へと戻ってまいりまして、天満宮の中にあった面白いものをご紹介。こちらは大楠。非常に大きく、高さ39ｍ、幹回り20ｍ以上あるみたいで、樹齢は1000年を超えているとか。

麒麟の銅像がありました。1852年に奉納されたものらしいです。

　太宰府天満宮の近くには、九州国立博物館があり、ここから大エスカレーターで山の上の展示室へと向かえるのです。しかし、九州国立博物館は閉館により、ここまでしか行けませんでした。残念

九州国立博物館 美術館・博物館

後から作られた石碑だけど、菅原道真公の有名な和歌「東風吹かば　匂いおこせよ梅の花　主なしとて　春な忘れそ」という石碑がありました。

博多の有名な明太子屋の「ふくや」の店舗。右側にある「明太子茶漬けセット」に惹かれまして、昼食を食べることに。

味の明太子 ふくや 太宰府店 グルメ・レストラン

明太子お茶漬けセット、1000円。イマイチ食べ方がよくわかりませんでしたが、非常においしかったです。

再び天満宮の参道にやってきましたが、お昼ぐらいだったこともあり、そこそこの人が出てきました。
太宰府天満宮の名物は、左側の看板にあるように「梅が枝餅」。至る店舗で実演販売をしており、買ってみることにしました。１個130円で、板状の餅の中にあんこを挟んで焼いたようなものでして、非常においしかったです。大福みたいだけど、そこまで餅が厚くないです。思わず2個も食べてしまいました。

西鉄大宰府駅より福岡市内へと向かいます。乗ってからようやく気が付いたのですが、西鉄は天神までと、博多駅まではいかないのですね。天神駅と博多駅は、梅田駅と難波駅ぐらいの違いがあるのですね。
今回乗った電車は、大宰府専用にラッピングされていました。しかし、内装は普通です。

太宰府駅 駅