2020/02/07 - 2020/02/24
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menhir(メンヒル)さん
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2020年の真冬の真っただ中、スコットランドを訪ねました。目的は当然、石の遺跡巡りです。
この時期は畑の農作物が完全に刈り取られているので、普段は見ることのできない農地の真ん中にある石の遺跡も、簡単に見ることができます。ただし、2月と言えば真冬です。現地の雪はどんな感じ、レンタカーのタイヤは大丈夫?服装は?など知らないことが多い。
しかも、この時期にスコットランドを訪ねるような好き者は殆ど居ないため、冬のスコットランドの情報は意外に収集が難しい。
そんな2月のスコットランド様子を、少しづつレポートします。COVID-19の件でギリギリの渡航になりました。よくぞ無事に戻ってこれたものです。
今回のスケジュールはこんな感じです
■日時 2020年2月7日~24日
■場所 スコットランド
■宿泊 基本は車中泊
■移動 飛行機 レンタカー
■往路 02/07 QR813 HND 23:50-06:10 DOH
02/08 QR029 DOH 07:50-12:35 EDI
■復路 02/23 QR030 EDI 14:05-23:59 DOH
02/24 QR812 DOH 07:00-22:30 HND
- 旅行の満足度
- 4.0
-
折しもCOVID-19コロナで騒ぎ始めたこの時期に、スコットランドへ行きました。しかも、例の船が横付けされた横浜からの渡航です。現地でどんな扱いを受けるか心配ですが、実はこの頃世の中は対岸の火事状態。まだまだ「関係ない」という感じでした。
さて、欧州へ移動する常套手段は中近東でトランジットです。今回もカタール航空を利用して渡航です。羽田からの最終便なので、仕事を終え一旦帰宅し、シャワーを浴び夕食を頂いた上で、空港までゆったり移動です。
羽田のチェックインカウンター。カタール航空ではチェックインは従来通り係員が対応するハンド処理ですが、事前にWEBチェックインしておくと優先ゲートに並ぶ事ができます。
とはいえ、チェックイン手続きはカウンターで係員が行うので、事前のチェックインの有無があろうと、あまり関係はなさそう。空港へ向かうバス中でもチェックインできるので、WEBチェックインがおすすめです。
チケットインした用紙を印刷して持参しましたが、カウンターでは正式の航空券に変更されました。事前チェックインの意味があまり感じられませんが、やむをえませんね。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
比較的ゆったりとしたチェックイン。ピーク時期を外した旅行なので、長蛇の列は無かったです。
COVID-19の影響は全くありませんでした。 -
出発は10分繰り上げでした。羽田も成田も、共に夜遅くの便には、チェックインの繰り上げは良くあること。ぎりぎりの時間にチェックインされる方は注意が必要です。
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飛行機のなかは驚きの劇混み。2月のこの時期は、卒業旅行や団体旅行などが増えるためかな?空きシートを利用しゆったり移動する作戦はだめで、結局3人席にフル着席。隣席2人は卒業旅行風の女性陣。なんとなく気兼ねがするなあ、、、、
さて、出発すると2時間後に夕食、到着2時間前に朝食が配膳されます。深夜便なので眠気もピーク、夕食は断り、寝ることにしました。 -
ドーハ到着は早朝です。ハブ空港なので、深夜に全世界からたくさんの飛行機が到着します。深夜でも早朝でも日中と同じ混雑です。
飛行機の最後尾の席から出発しトランジット入国手続き終了まで約20分くらい。ハブ空港らしく多くのトランジット客を裁くのも効率的なので、慌てることはありません。
入国手続きを終え荷物検査が終了すると、続いては、次の飛行機の出発ゲートを探す必要があります。荷物検査場の脇にある大きな電光掲示板前にはチェックインを終えた人で劇混み。ゆっくり確認することは厳しいです。
ここは、一旦人の流れに従って、一つ下の階に移動しましょう。すると人ごみの少ない掲示板が有るのでここで確認するのが良いです。または、エスカレータを降りた先にFAQブースが有るので、ここで直接聞くのも良いです。電光掲示板にすべての便が記載されている訳では無いので、直接の問い合わせが楽ですよ。ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
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エジンバラへ向かう飛行機のゲートへ到着。実は構内を移動するのですが、このゲートまでが遠かったです。
ハマド空港は巨大です。ロビーの中をモノレールが走っている位なので相当大きい。目的のゲートを確認して、慌てず効率的に移動しないと汗びっしょりになりますよ。ゲート場所を確認し、移動距離を確認してからゆっくり歩きましょう。
入国ゲートから約15分。空港内の一番はずれにあるゲートが、エディンバラ行きのゲートでした。
とはいえ、トランジットに必要な時間は、賞味40分ほど。慌てずにゆっくり移動できるので安心してください。 -
エジンバラまでの飛行機はガラガラでした。コロナの影響か?それとも人気度の影響か?機内では3列席を占有して横になりながらゆったり移動できました。ラッキー。
エジンバラまでの便は軽食が2回提供されます。運動せず食事ばかりしているので、体調がおかしくなりそうです。 -
12時過ぎに無事エジンバラに到着。入国審査場前は大混雑です。
エディンバラ空港 (EDI) 空港
-
但し、日本を含む複数国は、、、、、、
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無人ゲートが利用できます。稼働していたゲートは6か所程度で少なかったですが、効率良く入国手続きが進んでいました。
係員がゲートを示すので、そのゲートへ移動。指示に従いパスポートを読み込ませ、顔写真を撮影して終了、約30秒ほどです。 -
無事入国し、手荷物も確保できました。一安心です。さあ、その次は通信手段の確保ですね。
エディンバラでは入国すると、その先に普段見慣れた風景は有りません。一般的な空港でよく見かける、通信会社のブースはどこにも存在しません。唯一有るのはコンビニです。 -
渡航者はこのコンビニで通信カードを購入して、自分で携帯電話に差し込んでアクティベート(初期設定)しなければいけません。少々難しいように聞こえますが、要は好きなSIMカードを選ぶだけです。通信業者は3メーカーほどあります。またカードの種類はギガ数に応じて数種類です。ここでは好きなメーカーのカードを入手しましょう。
設定もとても簡単です。最近の携帯電話はSIMカードを差し込むだけで自動的にアクティベートしてくれます。
少し不安でしたが、入国ゲートの目の前にあるコンビニでSIMカードを購入し、自分の携帯電話に差し込みます。5分程待つと通信が開始されました。特別な番号などの入力は全くありません。
ちなみに、UKエリアは「As Pay You Go」。利用した分だけ支払う方式。利用料金分の通信が終了したら、利用料金をチャージして使います。チャージする場所は、コンビニやガソリンスタンド、スーパーなど、どこでも可能です。
今回は後でチャージするのが面倒なので、最初から大容量の13Gのカードを購入しました。また購入したEE-SIMは欧州圏内で利用が可能なカードでした。最近はこのようなエリアカードが増えているので嬉しいです。このSIMは次の旅行にも利用できそうです。
さて、旅の行程で実際に利用したデータ容量ですが、通常の生活通りメールやLineを利用。また、持参したもう一台のスマホをテザリング接続してカーナビ専用として使用。Yoytube等の動画は、ホテルや施設提供のWiFi利用。
この様な使い方で、最終データ使用量は2Gに満たなかったです。以前の旅行では同様の使い方で、20GBを2回容量追加したので、昔に比べて利用容量も少なくなりました。 -
続いては空港から市内への移動方法です。空港からの移動はバスや路面電車が定番です。今回は空港周辺のB&Bを予約していたのでバスを利用します。
空港からの足は沢山ありますが、皆さん格安のバスを利用するみたいです。そのため、バス乗り場は激混み。できれば、路面電車(トラム)を利用したいところです。
さて、空港から市内までのバスは、専用のバスになります。一つはAIRLINKというバス。 -
もう一つはSkylinkという専用バスです。似ているの間違えやすいです。いずれも市の中心部まで行きますが、途中で止まるバス停や経路が違います。
料金は片道4.5ポンド。但し市内の区間だけを乗り降りする場合は、沿線バスと同額の一律1.8ポンドです。 -
バスは2階建てで、1階部分は荷物置き場が広々取られています。市内中心部に行くのでどのバスも完全満員状態です。
バス停の案内もされません。慣れないとちょっと怖いかも、、、、
なので、初心者はトラムが良いです。 -
こちらが最近開通したトラム。空港から利用する場合は片道6.5ポンド。市内間で利用する場合はバスと同額の1.8ポンドです。
結局、利用する交通手段にもよりますが、空港にアクセス(出入り)するためには特別料金が掛かりますが、一般区間は非常に格安です。 -
チケットはカード・現金いずれでも支払いができます。現金の場合はコインのみ利用可能で、残念ながらおつりは出てきません。
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乗車すると車掌さんが検札にやってきます。この時検札用の切れ込みに注目してください。これは象ですね。トラムを旅行期間中数回利用しましたが、検札にはいろいろな種類がありました。
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トラムもバスも市内利用は一律1.8ポンド。1DAYチケットや3DAYチケットなど様々な種類があります。気にされる方は、事前に調べて利用されると良いと思います。
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さて、続いては帰国編です。
エジンバラ空港はスコットランドの主力空港ですがとても小さい空港です。日本でいえば伊丹空港くらいの規模でしょうか?こじんまりしているのでチェックイン手続きも迷うことは無いと思います。エディンバラ空港 (EDI) 空港
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結構ガラガラ状態です。
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帰りは土産などを満載したキャリーバックを預けることにしました。
エディンバラ空港ではチェックインカウンターで預ける荷物の重量を確認すると、自分で荷物を別のカウンタ委へ移動させ、そこで荷物をレーンに乗せる必要が有ります。前の人の動きを見ていれば分かりますので、ご心配無く。 -
続いて一つ上のフロアで機内持ち込み荷物のチェックがあります。空港の規模にしてはとても多いチェックレーンが有るのでイライラすることも有りません。
持ち込み荷物の中から、バッテリーなどの金属部品を取り出し、ズボンのベルトも外して一つのかごに入れてチェック機に押し込みます。
そういえば、以前手荷物に、食事用ミニナイフを入れたままだったので、混乱を引き起こしました。今回は大丈夫です。 -
荷物を受け取り、指示に従い先へ進むと、、、、、
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いきなり免税コーナーになります。つまり出国ゲートが無いのです。航空会社のチェックインカウンターで出国検査が行われたことになるのでしょうか?
当然のことながら出国のスタンプもありません。不思議な仕組みです。
さて免税コーナーですが、さすがにウィスキーの国だけあって品ぞろえが素晴らしいです。また試飲物も充実していて、18年物やカスクストレングスなども試飲が可能です。
旅行中に蒸留所でウィスキーを購入するより、免税店で購入した方が便利ですね。 -
エディンバラ空港は就航している本数も少ないです。国際空港とはいえ小さな国なのですね。
但し、ロンドンやアイルランドなど近郊への便が充実しています。いわゆるインターシティー便で、片道1時間ちょっとの移動になります。日本も、韓国や中国への便もこのようになれば素敵ですね。 -
ドーハまでの便は、今回は19番ゲートから出発。出国ゲートから一番遠い場所なので、余裕をもって移動しましょう。当日は中央ゲートから遠すぎて慌てました。
なお、今回の便は機材不調により1時間の遅れでした。せっかく慌てて移動したのに残念です。 -
実は空港のエディンバラ空港内の敷地に石の遺跡が有ります。滑走路のすぐ脇なので、絶対に近づくことはできません。唯一のチャンスは離着陸の際に見ること。それを考慮して座席は窓際を確保。
避雷針?のような施設の左側奥に小さいながらも石を確認できました。CAT STONEという5千年前のスタンディングストーンです。 -
ドーハまでの便は行きと同じでガラガラ。今回も一列占有して、横になってドーハまで寝て過ごしました。
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深夜12時頃にドーハへ到着です。
ドーハでは駐機場がアイランドだったため、専用バスで空港建物まで移動です。ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
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無事トランジット手続きが終了しました。正味時間はバス移動を含めて30分程でしょうか?以外に短い時間です。
この時点で深夜2時。出発は朝7時なので時間をつぶして待つことにします。 -
ハマド空港では長時間トランジット者向けにサイレントルームが用意されています。しかも男女別々に用意されています。さすがはトランジットを前提とした空港ですね。
静かな室内には、リクライニングシートが用意されています。館内放送は有りますが深夜なので出発便自体が少ないみたいです。
リクライニングシートの数は沢山あるのですが、競争率はかなり高いです。 -
帰りの便は、行きと同様に満員でした。決められた席でおとなしく過ごすしか手段はありません。2回の食事も眠さが優先したため断って過ごしました。
22:20 予定通り羽田空港に到着しました。ここから入国検査を行い、荷物を受け取りゲートを通り抜けが完了したのが22:50でした。
荷物がなかなか出てきませんでしたが、大体23時のバスや電車に乗ることができます。
以上で移動のレポートは終了です。続いてはレンタカーや宿泊場所に関してのレポートです。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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