2020/02/07 - 2020/02/14
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2020/02/07
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2020年2月始め、日本でも新型コロナウイルスが出始めた。ヨーロッパはまだ大丈夫、思いきってスペインに行きました。しかし帰国後1~2カ月でスペインでもコロナで大変な事態に。ギリギリで行って来た記録です。
今回はアルハンブラ宮殿の見学。まー、もう見事としか言えません。グラナダには8世紀頃からイスラム教徒が流入し13世紀にナスル王朝の都として栄えましたが、1492年にキリスト教徒により滅ぼされたそうです。14世紀に建設された『ナスル宮殿』はイスラム芸術の傑作と言われます。
イスラム建築の特徴は、『アーチ』『パティオ』『アラベスク』『タイル』『ムカルナス』といわれ、これらの特徴が満載の装飾でした。
特に『ムカルナス』というのを初めて知りましたが、その細工の素晴らしさに圧倒されました。
この建造物が、現在に残された奇跡に感謝です。
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朝一番でアルハンブラ宮殿にやって来ました。
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「赤い丘」と呼ばれる高台にあり、王家の夏の別荘「へネラリフェ」、宮殿の中心である「ナスル宮殿」、キリスト教での「カルロス5世宮殿」、9世紀頃から要塞として築かれた「アルカサバ」の4つにわかれていて、広大な敷地です。
アルハンブラ宮殿 城・宮殿
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アルハンブラ宮殿入口、まずはへネラリフェから見学します。
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高台なので景色がいいです、町並みと左側にナスル宮殿
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へネラリフェ、アセキアのパティオ。パティオとは中庭の事です。冬なのでお花はありませんが、春夏には色とりどりの花が咲き誇るようです。
ヘネラリーフェ庭園 自然・景勝地
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ここは王さまが夏を過ごした離宮でした。屋根にライオンが。
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景色が素晴らしく
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庭園を出て移動します。
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途中、桜?アーモンド?の花が満開でした。
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すごく重厚なこの建物は
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カルロス5世の宮殿、16世紀に建造されました。設計は、あの有名なミケランジェロに師事したペドロ.マチューカという方。
カルロス5世宮殿 城・宮殿
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中へはいると、円形の中庭がありローマ風な感じ。外のゴツゴツした雰囲気とは違ってます。
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トイレまですごい彫刻の建物
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宮殿のそばに箱根の寄せ木細工のような、スペインの伝統工芸タラセアのお店がありました。。いろいろな種類の木や、貝、骨などが使用されています。本物はかなり高いです。
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いよいよ待望のナスル宮殿に入りました。ナスル宮殿に入場するには、またチケットが必要で多くの人が待っていました。
中に入ると壁の装飾が細かくて素敵。 これが特徴その1、アラベスク模様ですね。 -
壁一面模様で覆われています。イスラムでは、人や動物を描く事が禁止されていて、花や植物のつるをデザインしたり、直線と曲線を組み合わせて模様にしています。
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天井は木で重厚な造り
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特徴その2、タイルも美しい
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色彩、パターンが勉強になります。
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特徴その3のアーチ、窓から見える景色が絵画のように見え美しい。
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ナスル宮殿のなかの黄金の間の天井。木で重厚な造りです。元は金箔がされていたので黄金の間と言われた。
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タイルとアラベスク
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高台なので景色が素晴らしい
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アーチの窓、タイルで覆われたドア回り
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柱の上の装飾も見事
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船の間。天井が船の底の形をしていることから。
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綺麗なタイル模様
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面白いなぁ
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タイルも様々な模様があり楽しい
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特徴その4、パティオ。
暑い夏、この中庭があり、水があることで涼しく過ごせるのですね。 -
イチオシ
ナスル宮殿のコマレス宮、アラヤネスのパティオです。
コマレス宮 建造物
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イチオシ
鏡に映ったようなコマレスの塔。これは晴天の午前中です。
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装飾文字
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ライオン宮、獅子のパティオ
ライオンの中庭 建造物
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この天井装飾の美しさ、見ごたえあります。この天井装飾が特徴その5、ムカルナス、漆喰細工です。
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鍾乳洞にでも迷い込んだよう、初めて目にしました。うっとりします。5000個もの部材を使って円形に装飾してあります。
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ここもやはり天井の造りが重厚
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どれだけの種類のタイルのパターンがあるのか、みんなデザインが違って面白い。
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このパティオの回りには124本の大理石の柱があります。どれも上部が装飾されています。
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今まで、こんなに素晴らしい装飾は見た事がないです。どのくらい眺めても飽きることはありません。
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このパターン好き
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やっぱりこれにはうっとりしてしまいます。
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ステンドグラス
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本当に素晴らしいです。二姉妹の間、長い年月、装飾が失われなかったことが驚き、そして感謝です。
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天井の重厚な造り
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通路の模様も石でおしゃれに
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貴婦人の塔が見えています。
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パルタル庭園。アルハンブラ宮殿、本当に素晴らしかった。
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移動しランチのレストランに
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このお店に入ります
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店内
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店内にはオレンジも、バレンシアに近づくとオレンジの木が増えて行きます。
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まずはビール
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ソパ.デ.アホというニンニクのスープ
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メインはチョイスで、私はエビ、イカの揚げ物
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主人は肉料理に
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デザートはチョコ
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バレンシアに向かいますが、途中のドライブインで休憩。せっかくだから、オレンジジュース頼んじゃおう。
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グラナダからバレンシアまでは500kmあります。スペインの運転手さんは2時間ごとお休みします。ベンツ社のバスでしたが、時間ごとに休まないとバスのエンジンがかからない仕組みでしたよ。進んでますね。
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今夜のホテルはバレンシア
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セルコテル.ソローリァ.パラス
Sercotel Sorolla Palace ホテル
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綺麗なホテルでした。
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食事はホテルでゆっくり
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午後は移動であまり動いてないので、料理が多すぎて食べきれませんでした。
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デザートは、ムリムリ。美味しそうなのに残念。
明日はバレンシアの街歩き、楽しみです。
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