パンデミック直前スペイン旅③~ラ.マンチャ地方から、まさに『円柱の森』メスキータへ

2020/02/07 - 2020/02/14

コロナが蔓延する直前にスペインに行きました。

今回は3日目、トレドからラ.マンチャに寄り、コルドバのメスキータを観光しました。

エリア コルドバ(スペイン)

パラドール.デ.トレドでの宿泊のあと、3日目はコンスエグラに向かい風車を見ました。トレドからはバスで1時間位で到着。

ラ マンチャの風車 (コンスエグラ） 史跡・遺跡

小高い丘に立つ風車って本当に海外らしい風景
ここにはかなり丘を登って来ました

ラ マンチャの風車 (コンスエグラ） 史跡・遺跡

そしてそばで見ると可愛いの

中はお土産屋さん、上に登らせて頂きました。

当時はこんな風に小麦をひいていたのかな？

窓から見えるのは赤い大地

こうやって回っているのですね

有名な小説『ドン・キホーテ』の中に、風車を巨人と間違えてしまう場面があるそうですね。(恥ずかしながら読んでないのです)
その当時16世紀頃には、もう風車があったのかしら？本当のモデルとなった場所はカンポ.デ.クリプターナで、ここからもう少し東にあるそうですよ。
このコンスエグラにはちょっとカッコいいコンスエグラ城があって、とても絵になります

コンスェグラ城 城・宮殿

コンスエグラから少し移動して、昼食

ベンタ デル キホーテ 地元の料理

まずはサラダ、ちょっと大盛だよね。でも完食よ。

フラメンキンという豚肉とハムのロールカツ

デザートはプリンでした。デザートがプリンって多かった気がするよ。

ここは、セルバンテスが泊まった部屋があるようでした、2階に行ってみましょう

ベンタ デル キホーテ 地元の料理

いろいろな資料があったり、1階にはショップもあって、お土産沢山売ってました

レストランのそばのプエルト、ラピセの教会が可愛いー

コルドバ目指して走ります。途中のドライブインで休憩

キットカットも売ってるー

オリーブオイルの味見があったよ、いろいろ味が違うのね

いちじくのチョコレートもあったよ

3時間半位でコルドバに着きました、オレンジの木が。2月でもオレンジ？がなっています

コルドバは、ダマスカスを追われたウマイヤ家の最後の1人が、アッラフマーン1世として756年に即位し、その首都として繁栄したそうです。
さぁ、いよいよメスキータ

馬車がいたよ

白いおうまさんも、背景ととてもマッチしてました。

メスキータは、新首都にふさわしいモスクを作ろうと、785年に建設が始まり3回にわたり拡張し、25000人収容できるモスクだったそう。
うーん、さすが外側はイスラムっぽいね

馬蹄型がイスラムらしさいっぱいだね。このコルドバは人口100万人にもなった時代もあったのだとか。

まだ外周だけど、ここはキリスト教ぽいね。
ずっと後ウマイヤ朝だったのが、1236年にキリスト教徒により奪回されたので、イスラム教のモスクがキリスト教の教会に変えられていったのです、

あの塔は有名なミナレット

メスキータのお庭にはオレンジの木やヤシの木があって、

青い空に映える～

中に入ると、凄い数の柱と赤と白のおしゃれなアーチが。あぁこれが、メスキータ、写真でみたメスキータ。

メスキータ 寺院・教会

柱の数850本ですって

しかも柱は再生して使われているらしい

床にガラスが嵌め込まれ、床下が見れる箇所がありました。地下のモザイクタイルが見れます

ここは最初の頃かな？レンガと白い石に凄くレトロ感がありました

レンガなのが分かりやすく、柱の細工も細かい

メスキータ 寺院・教会

あれあれ？変わった感じの柱も

この柱はアラバスター製ですって

天井が急に真っ白になって、キリスト教の教会に変えられています

こちらはこんなに薄暗いのに

こんなに素敵な細工が

ここからはとても明るい空間になってます

細かいアラベスク模様？が良い感じ

ここは壁の装飾はそのままでキリストが飾られていたよ

意外と融合してるよ

ミフラブ
アラベスク模様やモザイクで飾られて、コーランの一節が刻まれてるんだって

天井もそうかなぁ？

メスキータ 寺院・教会

細かい模様やアラビア語が書かれているね

この天井もイスラムかな？花のような造形だね

あの２本目の柱も変わった感じの柱

キリスト教のカテドラルになると、天井は高く明るくなったよ。カテドラルに改造するよう命じたカルロス5世は、あの円柱の森をとってしまった事を後にすごーく後悔したんだって。

絵画も沢山あるよ

お決まりのマリア様、イスラムは像とかないよね。人や動物も描かなくて、植物の模様とアラビア文字で装飾してある、対照的

キンキラ！あの円柱を見た後では、目がチカチカする～

このパイプオルガンの凄さよ

聖歌隊席の彫刻も見事だよね

最後にまた円柱の森を見て行こうっと。でも、ここは比較的新しい箇所みたいです、

赤い色がレンガでなくて、赤く塗られてるっぽい

もうね、圧倒されたメスキータ、名残惜しいけど次に進みますね

あの塔は上に登れるらしいよ。時間があったらなぁ！

メスキータ 寺院・教会

メスキータの北側にある、ユダヤ人街を歩きます

ユダヤ人街 散歩・街歩き

狭い路地ですよ

ここが有名な『花の小径』とても狭い路地、向こうから人が歩いて来たら通行できない位。

花の小径 建造物

狭い路地の突き当たりにはパティオがあり、噴水があります。

お土産屋さんがあって、

同じ径を引き返すと、ミナレットが見えるんです

花の小径 建造物

また少し歩きます、何処のお宅にも中庭があり、

路地に面した場所にはお花が飾られて

あれは？ユダヤ人の教会らしいよ。シナゴーグかな？どうかな？

ユダヤ人街 散歩・街歩き

何処のお宅にも中庭があって、噴水があって、お花が飾られて。今は冬なので緑だけですが、春からはお花でいっぱいになるのでしょうね。

路地のお土産屋さんのショーウインドーには、可愛い牛さんが

またメスキータまで戻って来ました。メスキータの西側が集合場所です、ここにはレストランがあって、いろいろメニューがありますね。

このお店ですが、カウンターもあって

中を覗くと、イベリコ豚がつらさがってるー

バンドレロ 地元の料理

それで食べてみた。メチャクチャ美味しい～。またビールにピッタリですよ。カウンターは立ち飲みで、気軽に飲める感じでした。

中の席と、中庭の席もあるっぽいですね

次は隣のこちらのお店で

ピスタチオアイスクリームを買ってみました。

アイスはいろいろな種類があるね

そろそろ帰りましょう、来た方向に向かって

でも、ここは来る時には通らなかった道です。
大きな門を通ります。プエルタ・デル・プエンテと呼ばれる橋の門。

16世紀にフィリップ2世が街を訪問したことを記念して作られたそう、なかなか立派な門でした。そして、ローマ橋を渡りました

ローマ橋は、グアダルキビール川にかけられた330m程の橋で、ローマ時代に作られたのかな？1世紀って、日本は何時代？そんな昔にもう橋って？すごーい歴史。1572年に再建されたみたい。

ローマ橋 建造物

あれは？なんかカッコいい建物があります。こちらはカラオーラの塔、13世紀に街を守る要塞としてたてられました。

側だとこんなに大きいの

カラオーラの塔 建造物

お城みたいです、

中にも入れて、上からの眺めも良いらしいよ。

カラオーラの塔 建造物

遠くから写すと、本当になんかいーい感じの橋ですよね。

メスキータの観光を終えて、これからグラナダに向かって行きます。グラナダまでは2時間半位かかるそうです。

ローマ橋 建造物

夜8時、グラナダに到着。今夜のホテルはここ、照明がおしゃれ。明日のアルハンブラ宮殿の観光に備えて、宮殿のすぐ側みたいです。

ロビーもシンプルモダン、

Hotel Macia Real De La Alhambra. ホテル

廊下も広くて清潔そうです

お部屋はスッキリシンプル

テレビは壁掛け

ホテルのレストランで夕食よ。スペインって夕食の時間が遅くて普通8時位ですって。

今日はワイン頂いちゃお！

お野菜たっぷり

チキンのクリーム煮かな

やはり甘いデザート
バスに乗る時間が長いので、あまりお腹が空かないんですがー頂いちゃいました。

プールもあるみたいで

Hotel Macia Real De La Alhambra. ホテル

朝食はとても良かったな。パンも数種類あり

とても果物が豊富でしたよ

こんなに沢山食べてしまいます

オリーブオイルが数種類あって、とても美味しいの。
今日はアルハンブラ宮殿観光、頑張って歩きますよ。