2020/02/07 - 2020/02/14
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tya−tyaさん
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この旅行記のスケジュール
2020/02/11
この旅行記スケジュールを元に
バレンシアからバスでバルセロナに向かいました。途中にあるぺニスコラは、「スペインの最も美しい村」に選定されている素敵な街でした。
バルセロナではサグラダ・ファミリアへ。
建築中のこの教会は、ファサードも、ステンドグラスも今まで見た教会とは全く異なる教会です。
そしてフレスコ画もなく、こんなに明るいの? などなど驚く事ばかり、完成したらどうなるのかな?きっと多くの方が驚くことでしょう。
完成したらまた来ようと決意した教会です。
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バレンシアから約2時間、バルセロナに向かう途中にあるぺニスコラにやってきました。
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地中海沿いのこの町は、夏は海水浴でにぎわうそうですが、今はシーズンオフでとても静かでした。
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素敵なお城が、ぺニスコラ城です。
スペインの美しい村、ヨーロッパの美しい村にも選定されているとか。 -
60年前の映画、「エル.シド」のロケ地として、一躍有名になったそうですよ。チャールトン·へストンとソフィア·ローレンが出た映画ですって。
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イチオシ
青い空に白い家が映える。お城の方に登って行きました。
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ここは日本でいえば『江ノ島』のように、少し海につきだしています。左側も海。
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同じ場所から右側も海です。
本当に素敵な眺め。 -
ぺニスコラ城は内部見学もできるようでした。13~14世紀に建てられて、15世紀にはローマ法王のルナ教皇が暮らしていたとか。パパ.ルナと呼ばれる法王の銅像もありました。
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外からだけでもみたいなって思って
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入場料がいらないみたいだから、外からだけ見学させてもらいました。
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おー、中世の城壁って感じが素晴らしいです。
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いい眺め、鳥も飛んでて
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イチオシ
今度は、道なりに下って行くと海が見え、
お土産屋さんも沢山ありました。夏なら観光客がいっぱいでしょうね。 -
静かで青い地中海が本当に気持ちいい
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また石段を登り、下り、
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綺麗なこの砂浜で少し遊び、貝殻を拾い
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ぺニスコラからバスで3時間弱、バルセロナに到着しました。バルセロナのホテルはここ、H10マリーナホテル。
連泊します。H10 マリーナ バルセロナ ホテル ホテル
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お部屋はおしゃれな感じ
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夕食はホテルで。今夜はお酒頂いちゃおうかな、サングリア、とっても美味しかった。
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サラダが大盛
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チキンのグリルと、
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おしゃれなデザートが美味しかった
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ロビーの階段下には水辺があって
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ピアノもあって
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朝食もなかなか豪華で、いい感じのホテルだったよ。
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今日は少し雨模様です、まずはサグラダ・ファミリアに向かいました。フォトスポットのガウディ公園の池に。見えているのは『生誕のファサード』です。
コロナの影響かガイドさんが驚く位、観光客が少ないそうです。ガイドさん曰く、「あの黒い革ジャンの人がスリですよ、気をつけて!」ここバルセロナもスリが多いんですって。しかも、ここでは待ち伏せしてた。バッグはしっかりガード! -
お天気が悪いので池に写る写真は撮れなかったな。
『ファサード』って、「正面」という意味らしい。だから多くの教会では『ファサード』は1つだけ。
ところが、サグラダ・ファミリアのファサードは3つあるそう。驚きポイントその1ですよー。
東側に『生誕のファサード』、西側に『受難のファサード』が現在あって、今、『栄光のファサード』が南側に建築中。完成した後は『栄光のファサード』がメイン入口になるらしい。 -
東側の『生誕のファサード』はキリストの誕生からの様子が彫刻されています。この大きな門が『イエスの門』、ここから入場しました。ブロンズ扉には蔦の彫刻が、赤い『J』の文字はイエスの頭文字です。
上部中央に受胎告知が、下中央の彫刻がイエスの生誕で、中段にはそれを祝うかのように楽器を奏でる6人の天使像。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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少し左側にはイエスの生誕に向かって祝福をする三博士。
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ずーと上を見上げると中央に生命の木。沢山の白い鳩が飾られています。下が聖母マリアの戴冠。生誕のファサードは1894年に工事が始まり、唯一ガウディの生前に完成したファサードです。
世界遺産に登録されているのは、この生誕のファサードと地下礼拝堂のみ。 -
ファサードには3つの門があって、さっきの『J』があった門が『慈悲の門』、こちらは少し小さな左側の門で『希望の門』で葦と百合の彫刻が、右側には『信仰の門』でとげのない野バラの彫刻がされています。
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教会の中に入って驚いたのがこの明るさ。すごく天井が高くて明るいの。これも驚きポイント!
今まで見てきた教会のイメージとは、かなり異なるなぁ。教会って大きくなればなるほど薄暗く、荘厳な雰囲気がしたけれど、サグラダ・ファミリアはとにかく明るいな。
柱の数は36本、真ん中の4本の柱が一番太くてピンク色、頑丈な斑岩が使用されてる。
次に強いのが濃いグレーの玄武岩の柱、薄いグレーの花崗岩の柱と続き、白い柱はモンジュイック産の石でできてるそう。
重さのかかる中央には丈夫な柱なんですね。 -
天蓋から十字架のイエス像が吊るされています。この下が主祭壇、このイエス像だけでも2m近くあるんだとか。ピンクの柱も直径2.1mの太さですって。
そしたら、天井の高さって?なんと、この付近が一番高くて60m位あるとか。またまた、驚きポイント!
しかも、主祭壇って衝立とか像とか、もっと飾りないの?これからできるのかな? -
今入って来た『生誕のファサード』を振り替えると、こんなかんじ。
天井からの光がライトなのか、自然光なのか?自然光だけならすごすぎる。 -
そして、こちら東側のステンドグラスは青や緑色で彩られて。
上にあるのは聖歌隊席かなぁ?聖歌隊席があんなに上ってことあるのかな? -
今日はくもっているのにこの明るさ。ビルでいえば4~5階吹き抜けにして、ステンドグラスをはめ込んだかんじかしら?
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教会の内部の白い壁や柱、床にまでステンドグラスからの光が写ってる。あー、だからフレスコ画がいらないんだ。
グラデーションがすごく素敵。ガウディは、ステンドグラスから射し込む自然の光を、教会内部の絵画にしてしまったのかな?だから、装飾を省いた白い壁、柱、床なんだ。さすが、天才ガウディ、光の魔術師ね。ここが一番の驚きポイントでした。
お天気や季節、時間によって、刻々と変わる教会内、1日いても飽きる事が無さそうです。 -
それにしても、今までの教会のステンドグラスのイメージとは違った感じのステンドグラスですよ。
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東側に対して、西側のステンドグラスは赤やオレンジ色。このままでも充分夕焼けのよう。
でも、夕方になるとこの西側から光が射し込んで、それはそれは素晴らしいそうです。燃えるような夕焼けが見れる。
これから行かれる方は、午後がお薦めの時間です。 -
おやおや、中央の丸いステンドグラスに何やら文字が入っています、ズームしてみました、人の名前かなぁ?
寄付した方の名前かなぁ?と思ったけど、殉教者の名前らしいですよ。 -
教会のステンドグラスというと宗教画が描かれたりするけど、ここは抽象的な感じのステンドグラスです。
モダンというか、現代的な。 -
柱は森の木をイメージして、上にいくほど枝分かれして建物を支える構造になっている。教会内にいると本当に森の中にいるような、光が木漏れ日のように思えてくる。
この柱の形状は、デザイン性だけでなく、重さを分散させる意味でも理に叶ってるんですって! -
像とかないの?って思ったけど、この『生誕のファサード』の側に、ヨセフの白い像があったよ。そして『受難のファサード』側にはマリアの像があったよ。向かい合ってるんだね。
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天井はシュロをイメージしてるんですって。
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こちらは建築中の『栄光のファサード』方向。
どうやら、これは設置予定の入口扉らしいですよ。様々な言語で書かれてるとか。日本語もあるって。 -
西側の入口に回ってみました。
こちらの入り口は『受難のファサード』。キリストの受難を表しています。こちらは装飾を極力排し、冷たい石の肌をあらわにすることで、受難の苦しみを表現したといいます。ガウディが亡くなってしまったので、こんな感じにというメモを元に、制作しているそうです。イエスの磔刑、ベロニカ、確かに冷たい感じがします。 -
ペテロの否認
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馬に乗ったロンギニス。あまりにも『生誕のファサード』と違ってますね。
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鞭で打たれるイエスキリスト、後ろは『福音の扉』でキリスト最後の2日間の出来事が書かれています、
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本当なら今日はエレベーターで上に登れるはずでしたが、雨は止んだものの風が強くて、エレベーターが動かないそう。えー、ウソ!残念無念!上からの景色や、彫刻の数々、建設中の作業など見たかったな!
あの上のフルーツを間近で見たかったー。 -
上から降りて来るはずだった螺旋階段を下から撮ってみた
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ピンクの柱の上部に4つの絵がありました。ルカ、マタイ、マルコ、ヨハネの4人の福音史家を表しています。
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それぞれの柱の上には、今急ピッチで塔が建てられています。『福音史家の塔』で、高さは135m位になるそうです。
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左側にある像は多分、塔の上に据え付けられる像かなぁ?やはり上には聖歌隊席があるっぽい。
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まだまだ建設中の塔、これらが4本立つ『福音史家の塔』でしょうか?真ん中のは、太いから高さ172.5mの『イエスの塔』かな。
サグラダ・ファミリアは、ガウディ没後100年の2026年の完成を目指していたそうですが、コロナの影響の観光収入減と人手不足で10ヵ月も工事が中断し、かなり不可能に近い状況といいます。 -
そんな中、人々の希望のシンボルになって欲しいと『マリアの塔』に資金と工事を集中し、高さ140m弱の塔が完成したと、2021年12月にニュースになっていました。
ニュース映像で見た時、塔の上のスターに明かりが灯り、それはまさに人々の『希望の星』のように輝いて感動しました。 -
バルセロナの街に再び観光客が溢れる時が来て、サグラダ・ファミリアが早く完成するといいな。
完成したら必ず再訪したいと思った教会です。
バルセロナの町中はレンタル自転車が沢山ありましたよ。
続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- ポテのお散歩さん 2022/06/04 10:37:24
- 待ち遠しい旅♪
- tyatyaさん こんにちは。
スペイン・バルセロナの旅行記、うっとりと拝見しています。
インバウンドが戻りつつありますね。
日本国内、何処へ行っても空いているのはもう少し。
海外からのお客様で溢れる時ももう少し。
でも、日本人だって海外へ飛び出せますね♪
以前の様に 行きたい所へ行ける日が待ち遠しいですね。
tyatyaさんの、世界への第一歩の旅の旅行記を楽しみにしています。
それまで、もう少し 頑張りましょう\(^o^)/←←何を? ( *´艸`)
ポテ
- tya−tyaさん からの返信 2022/06/04 13:11:29
- Re: 待ち遠しい旅♪
- ポテのお散歩さん、こんにちは👋😃
メッセージありがとうございます。
本当に、自由に旅できる日がもうそこまでの気がしたり、
でも中国の様子を聞くと、また元通り?とか思ったり、一進一退ですね。
スペイン、ツアーだったので何も考えず旅行したのですが、サグラダ・ファミリアだけは「ちゃんと予習しとけば良かった!」と、後悔しちゃいました。もっと素敵な写真が撮りたかったなぁ、もっとこの4トラで皆さんの写真見ておけばよかった。後悔、後悔。
気を取り直し、これからは沢山お勉強しようと、皆さんの旅行記にお邪魔しまくってます。まだ海外は無理だけど、夏には北海道行きたいな。
また、いろいろ参考にさせて下さいね。
旅行記も楽しみにしてますね。
Tyatya
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