2020/02/05 - 2020/02/11
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Sさん
『DIR EN GREYのライヴを海外でも観てみたい!』
それだけの理由でフランス弾丸一人旅を決行。
海外旅行経験なし、ツアーなしの完全フリープラン6日間の旅。
英語は高校生レベル、フランス語は出国一週間前から独学しただけの、無謀すぎるチャレンジ。
パリに来てまで滞在中に暇を持て余したり、帰りの飛行機が一日遅延したりなどのトラブルも。
2020/2/5~2020/2/11
地元→羽田→CDG→パリ→CDG→羽田→地元
ANA国際線直行便、ANA国内線使用
-
私はDIR EN GREYインディーズデビュー当時からのファンである。
今まで国内ツアーは100公演以上行っているが、海外ツアーには行った事がなかった。
『いつか実際に海外公演を観てみたい』、そう漠然と思い続けてきた。
しかし思い続けるだけで、行動に移せないままでいた。
そして、ある日発表された海外ツアー。
『ええい!行ってしまえ!!』
チケットさえ取ってしまえば、後戻りはもう出来ないだろう。
勢い任せに、ticket masterというサイトで、2020/2/8パリ公演の彼らのチケットを購入した。 -
続いて航空券の手配。
初めての海外、そして女一人旅…。
最初は旅行会社のツアーを組んで行く事も考えたが、自分の中で、それは少し違うと思った。
大袈裟に聞こえるかも知れないが、今まで人生の半分以上を、DIR EN GREYに救われて生きてきた私。
『DIR EN GREYのために新しい事(今回の旅)に挑戦する。誰の手も借りず、全部一人でやり遂げられたら、自分の成長に繋がるのではないだろうか』。
そう思って、航空券もホテルも何もかも、すべて個人手配の、完全フリープランにする事に決めた。
ANA国際線の直行便で、羽田⇄CDG空港の航空券を購入した。
※写真のeチケット控えでは帰国日が2/9になっているが、帰りの飛行機が一日遅延したため、帰国は10日になった。 -
こちらは今回宿泊したホテルの予約確認書。
Booking.comで予約した。
Cécilia(セシリア)という三ツ星ホテルだ。
場所はエトワール凱旋門のすぐ近く、マクマオン通り(Avenue Mac mahon)にある。
徒歩圏内に在フランス日本大使館や警察署、空港往復バス(LE-BUS DIRECT)の停留所、そして公共交通機関のメトロやRERの駅『シャルル・ド・ゴール=エトワール(Charles de Gaulle - Étoile)』がある事が決め手となった。 -
こちらは空港往復バス、ル・ビュス・ディレクト(LE-BUS DIRECT)のチケット。
Eチケット予約ページから購入した。
https://lebusdirect.kidf.io/
日本語表記はないので、分からない場合は「LE-BUS DIRECT 予約」などでweb検索すれば、丁寧に解説しているサイトが出てくる。 -
こちらはオペラガルニエの見学チケット。
『セルフガイドツアー』と記載されているが、ツアーでも何でもない、ただの入場券である。
GET YOUR GUIDEというサイトで予約した。
https://www.getyourguide.jp/
日本語で予約可能。 -
こちらはエッフェル塔に登るためのチケット。
オペラ座のチケットを予約したサイト、『GET YOUR GUIDE』でも予約可能だが多少手数料がかかるため、今回はエッフェル塔の公式サイトから予約した。
https://ticket.toureiffel.paris/en
予約の際は日本語表記にならないので、バス同様、分からない場合は「エッフェル塔 公式サイト 予約方法」などでweb検索すれば解説サイトに辿り着く。 -
こちらは今回の旅のお供、トラベラーズノート。
事前にパリの治安を調べると、スリや盗難が多発しているとの事だったので、外でiPhoneを出さずに、このノートですべて解決出来るように作った。
※なお現地に着いてからの私は、このページ下部に記載する『iPhone絶対盗らせないマン』と化したので、このノートは持ち歩きはするものの外で出す事は一切なかった(笑)。 -
書いたり貼ったりしてノートを作っていく。
この時点で既に旅が始まっているようで、とても楽しかった。 -
こちらは緊急時の対応方法のメモ。
この他にも、税関で聞かれる事が多い質問集や、
iPhoneのローミングオフの設定方法、
在フランス日本大使館や警察署、ホテル、キャッシュレス診療に対応している病院の地図・住所・電話番号、
カード会社の電話番号、海外旅行保険の電話番号、
メトロのチケットの買い方、メトロのドアの開け方、公衆トイレの使い方、
観光地の入場手順など、本当に沢山のことをこのノートに詰め込んだ。 -
こちらは覚えておきたいフランス語や、おそらく現地で絶対言うであろう文章のメモ。
他にも4枚ほど作った。
フリガナは私が聞こえたままに書いている。
※『このホテルに喫煙所はありますか?』のフリガナが一部抜けている。正しくは『イリヤルコンフュメードゥセッドゥーテェル?(私が聞こえたまま)』である。 -
こちらは乗る予定のメトロとRERの路線。
『乗る駅』『降りる駅』『何駅行きに乗るか(方向)』もメモした。 -
旅の準備期間中、パリでは公共交通機関のストライキが発生。
しかも終わる気配がない様子。
メトロを活用する予定だった私は、『こりゃ困ったぞ…』と、色々調べた。
その結果、いくつかのアプリをダウンロード。
Uberという配車アプリ、レンタル自転車velib'のアプリ、レンタル電動キックボードLimeのアプリ。
使い方や乗り方も調べて、ノートにメモした。
※なお私が現地に行った時には、既に公共交通機関のストは終わっていたため、これらの移動手段を使う事はなかった。 -
こちらは今回の旅に使った鞄。
40Lの防刃バックパックと、防刃ショルダーバッグ。
パリは石畳の多い街なので、キャリーケースをゴロゴロと引いて歩くのは嫌だった。
飛行機は直行便だが、万が一のロストバゲージや荷物の破損を防ぎたくて、バックパックもショルダーバッグも機内持ち込みにした。
※黄色いバツ印の紙袋は、出国前日に友人に渡そうと思っていた誕生日プレゼントなので、パリには持参していない。
バックパック
[Willing] リュック 40L ブラック https://www.amazon.jp/dp/B07B3N3JH6?ref=ppx_pop_mob_ap_share
ショルダーバッグ
[パックセーフ] シティーセーフ CS200 BLACK https://www.amazon.co.jp/dp/B00RCV5EQA/ref=cm_sw_r_cp_apip_e9kfziDFClwpW -
今回持っていった荷物。
先に荷物一覧、そのあと不要だったもの一覧を羅列する。
不要な方はLet's スクロール。
荷物一覧(個人的に大事だと思う順)
・パスポート
・DIR EN GREYのチケット(笑)
・パスポートコピー
・eチケット控え
・カード数枚
・外貨(ユーロ)、日本円
・iPhone、iPhone充電器
・変換プラグ
・モバイルバッテリー、モバイルバッテリー充電器
・戸籍謄本
・証明写真
・トラベラーズノート(緊急時の対処法と連絡先全部メモしてある)
・ボールペン
・眼鏡、コンタクト
・鍵
・常備薬(念のため、薬剤情報提供文書と添付文書も)
・生理用品
・煙草、ライター
・基礎化粧品(リップ、目薬、コンタクト液、ビフェスタクレンジングシート、アヴェンヌウォーター、シャンプー&リンス、ボディソープ、ボディクリーム)
・着替え(衣類は百均のくるくる丸める圧縮袋に)
・ライヴ装備(ツアーTシャツ、ツアータオル、ライヴ用ポシェット、待機中用のウルトラライトダウン)
・安物の腕時計
・化粧品
・エコバッグ
・ハンカチ、ポケットティッシュ
・折り畳みスリッパ
・アルコールジェル、アルコールシート
・ジップロック、コンビニ袋
・カイロ
・セキュリティポーチ
・のどぬーる濡れマスク
・ネックピロー
・折り畳み傘
・トイレットペーパー
実際現地に行ってみて不要だったのは、
・ネックピロー(飛行機内に簡単な枕もどきがあった)
・セキュリティポーチ(防犯のためには使った方が良いのだろうが、私は全部ショルダーに突っ込んでショルダーを全力で守ったため不要だった)
・トイレットペーパー(バックパッカーなら必要かも…?きちんとホテルを予約していれば全く不要だった)
・折り畳み傘(雨が降る日もあったが、コートのフードで凌いだ。『フランス人は傘をささない』という事で、現地に溶け込むためにも、傘は使わなかった) -
出国直前の装いはこんな感じ。
なぜホテルの部屋で撮っているかというと、地元→羽田の飛行機に乗ると、その日のうちにCDGへの乗り継ぎに間に合わないため、都内に前日入りして一泊したのである。
12時間のフライトなので、ズボンは締め付けのないゆったりしたものをチョイス。
靴は歩きやすさを重視して、アディダスのランニングシューズ(ウルトラブースト)。
写真ではマフラーを巻いているが、私は生まれも育ちも北海道で寒さには断然強いため、東京より少し暖かかったパリではマフラーは一度も使わなかった。 -
ここからは私が実践していたスリ対策。
まずはこのポケットティッシュを見てほしい。
ずっと鞄の奥底に眠っていたような、ボロボロのポケットティッシュである。 -
だが、あえてここにカードをしまった。
誰もこんな所に大事なカードをしまっているなんて思わないだろう。
持参したカードはすべて、RFIDスキミング防止ケースに入れていた。
Aerb カードケース 12枚セット 横入れ・縦入れ式... https://www.amazon.jp/dp/B07GWLWJ7T?ref=ppx_pop_mob_ap_share -
だが、支払いの度にいちいち鞄からティッシュを出すのは非常に面倒だったため、すぐにiPhoneケースにカードを移した。
『その手間があるからスリ対策になるんだよ!』と非難されそうだが、私にはこれで十分だった。
この状態でガッツリ握って、常に手持ちで歩いていた。
iPhone絶対盗らせないマンの誕生である。
ケースに直接付けられた金具、そこに繋いで手首にかけたチェーン、指を通すベルト、そして素材が硬めなので大人でも両手でフンッ!!!と頑張らないとiPhoneから外れないケース。
片手が塞がるというデメリットはあるが、常にGoogleマップを確認出来るし、写真もすぐ撮れるし、支払いもこのケースからサッとカードを出すだけで済ませられるので、非常に便利だった。
なお、念のため言うが、この方法は推奨しない。 -
こちらは街歩き用の鞄。
防刃タイプのショルダーバッグだ。
スリ対策に持ってこいの仕様となっている。 -
防刃タイプだが、ショルダーベルトの片方はプラスチックで繋がっているだけだったので、念のためワイヤー錠でロックした。
-
こちらはメインのファスナー。
ベルトに固定された金具とファスナーの持ち手を繋げられるため、この接続部分を外さないとファスナーを開けられない仕組みになっている。 -
こちらは手前のファスナー。
輪っかに持ち手を通さないと開け閉め出来ない仕様になっている。
持ち手にはぬいぐるみキーホルダーを二体付けて、更にめんどくさくした。
ちなみにこのポケットには、日本から持参したコンビニ袋が数枚入っているだけである(守る必要皆無)。 -
滞在中最後の二日間は、先ほどのショルダーバッグは使わなかった。
ライヴ用のくたくたポシェットと、日本のコンビニの袋。
コンビニ袋の中には、パンやおやつや水を入れていた。
街歩き終盤では、現金を入れたジップロックもコンビニ袋に突っ込んだが、狙われる事はなかった。
こんなコンビニ袋に現金が入っているなんて誰も思わないだろう。
なお、もう一度言うが、私のスリ対策の方法は推奨しない。
以上、準備編&スリ対策でした。
次回からは滞在中の日記を書きます!
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この旅行記へのコメント (4)
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- おくさん 2022/05/12 16:07:25
- 凄い準備
- 私もパリが初海外一人旅だったので、思い付く防犯対策はしましたが、その3倍位の用意周到さですね。
町歩きするときは私もレジ袋に貴重品が全て入ったベストをいれてました。
服装もおよそ金持ってる風には見えないので、危険な目にはあいませんでした。
一人の人はみんなそうやって自分で防犯対策してますが、ツアーの人は大勢で行動する安心感が仇になって狙われるようですね。
-
- 葉月さん 2020/02/28 22:56:22
- 似てるかもーーー!
- はじめまして。
読んでいて何度も頷いてしまいましたw用心するポイントが似ているかも!
私も小汚く汚れたティッシュポーチにクレカを入れていた時がありましたよ。
旅ノートも書くポイントが似ていてびっくりしました。
そうそう、メトロは行先と終点も把握しておかないと迷うんですよねぇ
でも初のパリでここまで周到に用意されていて感服致しました。凄いです!
バッグはもしかしてパックセーフのバッグでしょうか?
これまた同じの使っていましたw
(ちなみに今は色々巡った後、トラベロンというメーカーのものを使っています)
これから引き続き旅行記読ませて頂きますー
-
- kemigawaさん 2020/02/14 12:54:35
- 素晴らしい!
- 準備の周到さに圧倒されます。
世界中どこへでも一人で行けそうですね。
- Sさん からの返信 2020/02/15 04:57:07
- Re: 素晴らしい!
- 有難うございます!
現地での行動はさておき(苦笑)、事前の下調べで旅の9割は決まると思ったので、準備だけはしっかりやっておきました!
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旅行記グループ 初海外・女一人旅 in パリ
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