2020/02/04 - 2020/02/04
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ケロケロマニアさん
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令和最初のさっぽろ雪まつり大通会場見物の続きです。
大通会場の西端向かいには、旧札幌控訴院の建物として知られる札幌市資料館がありますが、雪まつり期間中には協賛展示が楽しめますので、まずはそちらへ。
この年は札幌国際芸術祭の年ということもあって、雪まつり期間中はプレイベントとして、この資料館とアカプラ、札幌文化芸術交流センターの三か所でも何やら展示が見られたので、それらも併せて眺めていくことにしました。
暗くなってからは、プロジェクションマッピングを中心とした夜間の雪まつり見物を楽しんで、私にとっての令和最初のさっぽろ雪まつりは、会期初日にて早くも終了となりました…。
尚、この日の途中にデジカメが壊れてしまって、画像のテイストが途中から変わってしまいますことを予めお詫び申し上げます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
という訳で、第71回さっぽろ雪まつり大通会場の西端から…・。
-
一旦、会場を離れて、更に西側にあるこちらの建物に立ち寄ってみましょう。
旧控訴院建物としては、名古屋とここしか残っていませんが、現在は札幌市資料館として一般開放されています。
ここもそのうち修復工事に入る予定があるそうなので、今のうちに立ち寄っておきましょう。札幌市資料館 美術館・博物館
-
ここでは、毎年さっぽろ雪まつり時期に協賛イベントを開催していますので、これを観ていきましょう。
-
今回はこんな芸術イベント(?)も共催のようでして…。
これも観ていきましょうね。 -
入口にある法の女神像。
目隠しをされたお姿ですが、これは”私情を挟まずに”純粋に法の下での公正な裁きをする、という思いが込められています。
あまり知られていませんが、旧控訴院の建物のデザインとして、入口屋根部分にも、この目隠しした女神のお顔レリーフがありますので、是非確認してみて下さいね。 -
今回の雪まつり協賛イベントの詳細を今一度。
大通会場の会期と全く同じですね。
こちらは会場とは離れた場所なので、会期を少しずれて訪問してしまったお客さんのために、もう少し幅を広げて開催してくれていると嬉しいんですけどね…。 -
因みに上述のさっぽろ垂水まつり2020としての案内図はこちたで。
こちらのイベントは、2020年末から2021年2月半ばに開催される、3年に一度の札幌国際芸術祭(通称SIAF(Sapporo International Art Festivalの略)のプレイベント的な位置づけでもあるそうで、今回の雪まつり会期中には、このプレイベントがここを含めて、全部で3か所で開催されています。後ほど、残り二か所も観に行ってみましょう。 -
垂氷まつりとしての作品が展示されている関係で、普段は施錠されているこちら側からも、旧札幌控訴院の建物を眺めることが出来ました。これは貴重ですね。
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ただ、垂氷まつりの作品としては…。
うーん、微妙(・_・;)。
氷柱の生成しやすいように考えられて造られた小屋、とのことですが…。
まあ、それなりに出来ているからいいかっ( ´∀` )。 -
作品の解説はこちらで。
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では、雪まつり協賛イベントとしてのこちらの会場に足を運んでみましょう。
旧札幌控訴院内には幾つかの展示室があり、有名なのは常設のおおば比絽司氏の記念館的な展示室だと思いますが、それ以外にも市民ギャラリーとして利用されている小部屋が沢山あります。
この会場は2Fに設置されていました。 -
手前には第1回から第70回までのさっぽろ雪まつりの代表的な作品の写真が一つずつ、そしてその下方には、その年の出来事・流行語・ヒット曲を記した表がズラッと並ぶ区画がありました。
これは興味深いですね。代表的な年のをピックアップしてみていきましょうね。
第1回さっぽろ雪まつりが開催されたのはこの年です。戦後のスタートですので、一度も開催が途絶えることなく、2020年で第71回を迎えた、ということになりますね。 -
記念すべき第1回のさっぽろ雪まつりは6基の雪像から始まりましたが、そのうちの一つがこちらの羆(ひぐま)さんでした。
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第2回の作品の一例はこちら。
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年表を見てみると、この年にあのNHKの年末の恒例番組、紅白歌合戦が始まったんですね。ということは、さっぽろ雪まつりは紅白より歴史がある、ってことですな( ´∀` )。
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第3回の作品の一例。
まだまだ素朴なデザインの作品ばかりですねぇ~( ´∀` )。 -
まあ、こんな調子で過去70回分をご紹介する訳にはまいりませんので、ここからは適当に端折って…。
まあ、2020年は東京五輪の年でもありますので、前回の東京五輪イヤーのことがまずは気になりましたので…。
こんな雪像が造られていたんですねぇ~。 -
で、札幌冬季五輪の年は、というと…。
滑り台っぽいのが見えていますので、これは真駒内会場の雪像かもしれませんね。 -
そんな1972年の出来事・流行語・ヒット曲はこちら。
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こういう経年的な展示を見ていると、やはり気になるのが自分が生まれた年のことですが…。
ケロケロ元年(?)の雪像代表はこちらです。 -
因みにオイルショックはこの年に始まりましたので、翌年の雪まつり開催に際しては、大量の雪を運ぶための燃料が不足することが見込まれて、中止も危惧されたそうですが、雪像の中にドラム缶を詰め込んで乗り切った、という話は、今では雪まつり豆知識の一つとして、非常に有名になっていますね。
-
そんな生まれ年の流行語・ヒット曲がこちら。
ちょっとだけよ~、とか、狭い日本~、とか、自分の生まれ年の流行語だったんだ、と改めて知ってびっくり。
ちあきなおみの「喝采」は名曲だよね~( ´∀` )。 -
雪まつりの歴史に関する展示を半分程眺めたところで、展示室の突き当りに。
これも雪まつり仕様なのかな( ´∀` )? -
で、続きを眺めていきましょう。
-
オリンピック絡みでいえば、1980年のモスクワ五輪も、悪い意味で記憶に留めておきたいオリンピックですね。
柔道の山下選手や、マラソンの瀬古選手の涙を思い出しますね…。
この雪像が制作されたのは、ボイコット決定前のことだったのかな?
(決定してたら、この題材では作り辛いですよね…。)
ある意味、クマのミーシャの雪像は、非常に貴重な雪像だと思います。 -
その翌年は、ポートピア博覧会の開催された年。
神戸に観に行ったことを思い出しますが、その頃の自分には、全く北海道は眼中になかったな…。
酉年だったようですね。 -
そんな年の出来事・流行語・ヒット曲の様子。
「ルビーの指輪」はこの年だったんですねぇ~。 -
1983年の雪像の様子。
桃から生まれたE.T.という発想が素晴らしい。
E.T.のお顔も上手に表現されていますね。 -
1986年の金閣寺。
この辺りから、現在の自衛隊作品に通ずる、細部にこだわった繊細なデザインの雪像が増えていくように感じますね。技術が確立していった段階なんでしょうね。 -
で、日本の鉄道マニア的には一つの節目と言える1987年の雪像はこちら。
ミュンヘンと札幌との姉妹都市提携は札幌冬季五輪の年(1972年)ですので、その15周年を記念した大雪像と思われます。 -
言わずと知れた国鉄分割民営化の年でもありますが、石原裕次郎氏がなくなったのもこの年だったんですね…。
-
ヒット曲ベスト10には、中森明菜が3曲もランクインしていますねぇ~。光GENJIが出てきたのもこの頃か…。
-
で、昭和最後のさっぽろ雪まつり作品の一例はこちら。
ここまで来ると、作品のクオリティ的には現在と大差ないように感じられますね。 -
青函トンネルや瀬戸大橋が開通したのもこの年のことでした。
逆に言えば、国鉄の青函連絡船・宇高連絡船が廃止になった年、ということにもなりますが…(;´Д`)。 -
で勿論、翌年が、平成最初の雪まつり、ということになりますね。
-
翌平成2年の作品。
ここでは、作品そのものより、バックに見える旧たくぎん(北海道拓殖銀行)本店の建物の方に目を奪われます。懐かしいなぁ~。 -
で、私が札幌暮らしを始めた1992年の作品はこちら。
まあ、雪まつりシーズンはまだ受験勉強に勤しんでいた(?)頃、ですので、作品自体の記憶は勿論ないですが…。 -
そんな年のことも振り返っておきましょう。
尾崎豊が亡くなったのも、松井秀喜が5打席連続敬遠されたのも、この年だったのか…。 -
で、個人的に初めて生の雪まつりを観たのが翌1993年のこと。
このタージマハルは覚えてるなぁ~。無茶苦茶感動したなぁ~。 -
これ以降は、何となく記憶にある作品が並ぶので、さらっと流します。
記念すべき第50回の代表作品は何かな、と思ったら…。
ここで紹介されているのが市民雪像、というのがシブすぎるわ( ´∀` )。 -
お城の作品も色々あったなぁ~。
個人的には2006年位に、壊すのも眺めた名古屋城のことが特に忘れられない…。 -
で、プロジェクションマッピングなんてのが始まるのが、この頃位から、なのかな?
だんだんと雪まつりがショービジネス化していった近年の流れの象徴、と言えるのかもしれませんね。 -
で、6年前の第65回はこんな大雪像。
-
昨年、第70回のスターウォーズ雪像などの写真を眺めて、漸く雪まつりの歴史に関する展示の見物が終了。
うーん、く見応えがあったなぁ~( ´∀` )。
是非、皆様も会期中に訪れた際には、こちらの協賛展示にも立ち寄ってみて下さいね。(恐らく、似たような展示を毎年行っているように思います…。)
因みに、羊ヶ丘の方に行くと、雪まつり資料館もありますので、こちらだと年中雪まつりの歴史について学べると思います。 -
で、この展示室内ではもう一つ。
こちらの陸上自衛隊の雪像制作ビデオ、これはなかなか見応えがありました。
懐かしの真駒内会場の様子なども映っていて、なかなか素晴らしかったです。 -
さっぽろ雪まつりの第一回ポスターの様子。
最初は二日間の開催予定だったそうですね。 -
しかも文章を読んでいると、何だか激しい状況だったようで、結局二日目のイベントなどは中止になってしまったようですね。
そんな初期の歴史を踏まえながら、現在の雪まつりを眺めると、また感慨深いものがあります…。 -
雪像模型作品展示なども最後に楽しんでから、この展示室を後にします。
とても見応えがありました。皆様も是非ご訪問を(入場無料)! -
で、垂氷まつりの方の作品も、引き続き見ておかないと…(;^ω^)。
これは凄い氷柱ですねぇ~。 -
作品の解説はこちらで。
-
という訳で、札幌市資料館での濃厚な時間を暫く過ごした後、再び、西12丁目会場の、今度は順路に沿って、南側通路を歩いていきましょう。
勿論、ここにも沢山の市民雪像が並びます。 -
伝統的に多く見られるのは、ピカチュウを筆頭とするポケモン軍団かな?
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令和最初の雪まつりですが、令和ネタは案外少ないかな…。
まあ、雪像ネタとしては、ちょっと表現し辛いしね…(・_・;)。 -
こういうPRを兼ねた雪像も。
うん、確かに、公共交通に乗ろう! -
で、子年に増えるのはやっぱりネズミさん系の雪像ですが、やっぱり、一番人気のネズミさんはこちらでしょうね( ´∀` )。
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そういや、伝統的に多い市民雪像としては、トトロさんも挙げられますね。
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ネズミさんにラグビーをさせる、という、欲張り(?)なモチーフの作品も。
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てな感じで、一通り、市民雪像群を眺めて…。
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再び、”商売エリア”に戻ってきました。
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雪ミク自販機なんてのも、ファンの方にはたまらないんだろうな…。
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雪ミクナポリンなんてのが販売されているようでしたが、私が見た時点では全て売り切れ…(~_~;)。
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ロシア料理のお店も。
美味しそうだけど、基本的に雪まつり会場はぼったくり店ばかりなので、お金は落とさないよ…(~_~;)。 -
再び、国際雪像コンクールの制作現場に戻ってきました。
ポーランドチームの制作の様子。
今年は大雪像にもポーランドが採用されていますので、頑張って欲しいですね。 -
で、ここではお昼ご飯のために、一旦会場を離れて…。
別に特別なものを食べたい欲求は一切ありませんので、普通に牛丼屋へ( ´∀` )。
こちらの大手牛丼チェーン店舗の4トラ粛清状況も確認してみると、北海道内に残されている店舗は新千歳空港店、札幌駅APIA店、旭川豊岡店の三つだけになっていますねぇ~。
てか、前二者はともかくとして、最後の旭川豊岡店が粛清されていないのは何故??? -
で、ここではお祭り期間、ということもあって、ネギ玉牛丼という、超セレブ(?)なメニューを頂くザマスわよ。オホホッ。
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食後は再び、大通会場の南側通路を順路に沿って東に向かって歩き続けます。
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まだこの辺りには、一応市民雪像が見られますね…。
でも、一昔前と比較すると、市民雪像は格段に少なくなりました。2000年時点では160基あったそうですが、2020年時点では80基までに半減しているそうです。
この辺りも、さっぽろ雪まつりが札幌市民からどんどん離れてしまっている現状が浮き彫りになっているといえそうですね(;´Д`)。 -
でも、札幌圏の皆様方、せっかくの令和最初の雪まつりですので、是非、後々の記念のためにも足を運んでみて下さいね。
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道外の方がわざわざ高いお金を払ってまで観に来られるお祭りを、地元で観られる幸せを、今一度噛み締めてみませんか?
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特に今年はコロナに揺れる冬。
地元民がお祭りを盛り上げるのには最適な年だと思いますし…。 -
色々と不満もあるかと思います(現に私も、昨今のさっぽろ雪まつりには不満だらけだし…)が、是非、今までの歴史を踏まえながら、この世界に誇る北海道最大の冬の祭典を楽しんでみましょうね。
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ルパンさんの雪像も、たまに見かけるよなぁ~。
(作者のモンキー・パンチ氏は道東の浜中町出身ですし…。)
そういえば氏が亡くなられたのは昨年4月のこと。
僅かのタイミングで、新時代を迎えることなく、平成でその人生を終えられてしまいました。この場をお借りして、ご冥福をお祈り申し上げます。 -
再び、7丁目のポーランド広場に戻ってきました。
BGMにはショパンの「革命」が流れていて、とてもいい雰囲気。
こういう演出はステキですね~。 -
で、ショパンに因んで、ピアノも置かれています。
それを中継しているのが、おおっ、某HBCラジオのO氏ではないか~。
(全国区ではないのかな( ´∀` )???)
そりゃ、HBC広場ですからね。ピアノのリポートをされているようです。 -
声掛けようかなとも思いましたが、お忙しそうなので、ここは控えておきましょうね。
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そんなピアノが置かれたブースは、休憩所にもなっていて…。
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空いていたので、ショパン様に敬意を表して、ちょっと演奏していきましょう。
とはいっても、私が弾ける曲は、「カエルの合唱」「きらきら星」「四季の歌」の三曲(しかも片手での指押し(;´Д`))しかありませんので、ここはカエルマニアらしく、素直に最初のを演奏しましょう。
でも、流石に人が多いので恥ずかしかったよ(パラパラ拍手してもらったけど…(^^;)。) -
最後に、ポーランドのパンフを頂いて、この休憩所を後にします。
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で、5丁目まで戻り…。
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ここも毎年お馴染みの北方領土返還要求署名コーナーに立ち寄り、今年は署名していきましょう。
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で、こちらのティッシュを頂きました( ´∀` )。
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という訳で、大分体も冷えましたので、一旦雪まつり見物を中断して、地下に逃げ込みます。
やって来たのは大通地下のSカフェですが、このチェーン店の4トラ粛清状況は如何程か?と確認してみると、おや、まだ北海道の店舗が結構見られますね。
そもそもSカフェは現状の北海道にはまだ店舗数が少ないから、粛清対象にならなかったってことか?その辺の基準がよーわからん。(これから粛清するのかな、なんてね…。) -
何れにせよ、こちらでアフタヌーンティーならぬ、アフタヌーンベトナムコーヒーをチョコクロさんと共に頂くザマス。(まあ、これとて、トリポイントのお誕生日5倍キャンペーンと、もしかして当たるかもしれない3万ポイント抽選権獲得のため、でござるが…。)
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で、このカフェでまったりと昨日からの反日文献を読んでいる途中にちょっとした事故が…。
派手にデジカメを落としてしまったのが悪かったのか、何だか次の現場にてレンズを作動させたところ、飛び出たまま作動しなくなってしまいました…。
こちらが最後に撮影した、このデジカメでの画像。
うーん、このまま直らなければ、これでお別れかもな…(;´Д`)。 -
という訳で、以降は4Gガラケーでの撮影画像となってしまいますことをご容赦下さい。
上述のカフェを出発してやって来たのは、道庁赤レンガ前のアカプラ。
先に札幌市資料館で開催中の垂氷まつりの様子をUPさせて頂きましたが、同じく来冬の札幌国際芸術祭のプレイベントとして開催中の、さっぽろユキテラス2020です。アカプラ (札幌市北三条広場) 名所・史跡
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雪をモチーフにした気鋭の若手アーティスト達の作品が並んでいるようです。
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ん~、でも審美眼がない者には、こういう現代アートは正直?????、でござるなあ…(~_~;)。
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大分暗くなってきましたが、ちょっとだけ赤レンガも眺めて…。
現在は改装中のため、中に入ることが出来なくなっています。北海道庁旧本庁舎 名所・史跡
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アカプラの隣には、赤レンガテラスがあって、ここの5Fにはちょっとした展望スペースがあるので行ってみたのですが…。
冬季はオープンデッキが閉鎖されているみたい。
恐らく、アカプラの”雪アート”制作で濡れちゃった、と思われる手袋が一杯干してあったよ('◇')ゞ。 -
その帰り道、チカホを歩いていると、ここでも雪まつり関連の展示ブースがありました。
雪像のパズルなんてのもあったよ( ´∀` )。札幌駅前通地下歩行空間 チ カ ホ 名所・史跡
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先程、札幌市資料館で観たような雪像の模型展示がここでも幾つか観られました。
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で今度は、時計台を眺めながら…。
雪まつり期間中は、夜間延長開館しているみたいですね。札幌市時計台 名所・史跡
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時刻は間もなく17時です。
辺りが暗くなってきましたので、そろそろ夜の雪まつり会場の風情が楽しめる時間帯に入りました。
が、その前に、来冬の札幌国際芸術祭のプレイベントの最後の一つの会場にも立ち寄ってまいりましょう。さっぽろテレビ塔 名所・史跡
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やって来たのは札幌市民交流プラザ。
南側の並木の電飾も綺麗ですね。 -
ここの1・2Fが札幌文化芸術交流センターSCARTSとして運用されていますが、2020年2月1日~11日にかけて、札幌国際芸術祭2020のプレイベントの一つ、「さっぽろウインターチェンジ2020」が開催されています。
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このプレイベント全体のテーマが、「札幌の冬」をテーマにしたアートイベント、という位置づけですが、この会場では特に”除雪・排雪”を扱った展示がメインとなっています。
除雪車のバーチャル乗車体験が楽しめるシュミレーターの様子。 -
まあ、でも正直、かなりマニアックな展示だわな…。
雪まつり会場の喧騒とは別世界の静寂に包まれていました。
これも札幌の冬としての展示の一環、という位置づけなのか??? -
因みに、これまで巡った三つの会場(札幌市資料館・アカプラ・SCARTS)でスタンプラリーが開催されていたのですが、これでコンプリートです。
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こういう巾着袋みたいなのを、景品として頂きました( ´∀` )。
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では、夜の雪まつり会場に向かいましょう。
まずはテレビ塔直下の1丁目会場から。
この中央にあるツリー電飾は、ホワイトイルミネーションからの継続みたいですね。
雪まつり期間中はここの周りがスケートリンクに生まれ変わります。 -
向かいにはステージもあって、地元系アイドル(?)がパフォーマンス中。
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モニターも設置されているので、こちらでもご覧いただけます。
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そういや、これを書いている二日前には、S尻氏の判決が出たんだったな~。
何思っているだろうか、S尻氏…。
でも、周囲の悪友達が一番の極悪人だと思うけどね…。
最近何だか、S尻氏が可哀そうにも思えてきた…。 -
で、2丁目会場。
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アイヌ文様が刻まれた雪壁(?)みたいな中雪像越しにテレビ塔をパチリ。
ちょっと神秘的なテイストですね…。 -
まあ、ここはミュンヘンクリスマス市以来の流れを汲む(?)、ぼったくり飲食街が続く風情ですので、足早に通り過ぎましょう。
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こちらでもプロジェクションマッピングが…。
そういや、この辺りには昔は氷像がなかったっけか?
大通会場の大氷像って、もう作らなくなったのかな??? -
3丁目は最近はジャンプ台のイメージしかないわな。
DJさんが、スノボ界の甲子園的な舞台として、ここを大々的にアピールされていらっしゃいます( ´∀` )。 -
スノーボーダーが次々にエアーパフォーマンスを繰り広げておられます。
まあ、特に興味はないので、先に進みましょう。 -
4丁目のアイヌ広場のプロジェクションマッピングはタイミング悪く観られなかったので、引き続き5丁目まで歩いていると…。
おっ、お馬さんの大雪像では、丁度やっている所ですよ。大通公園 公園・植物園
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トリコロール色に輝いていて幻想的( ´∀` )。
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引き続き、7丁目へ。
こちらはポーランド広場のライトアップですね。
幻想的な色合いがステキ。 -
刻一刻と色が変化していくのも美しいですね。
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で、私が一番楽しみにしていたのは、8丁目のウポポイ大雪像のプロジェクションマッピング。
これは実は動画にて撮影させて頂いたのですが、素晴らしかったです。
是非、会期中にご覧になった方、ここのプロジェクションマッピングは観に行ってみて下さいね! -
前の旅行記でも記させて頂きましたが、7丁目と8丁目の大雪像は陸上自衛隊制作のクオリティ高い作品ですが、そのブースがさりげなく脇に設置されていましたので、最後に立ち寄っていきましょう。
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ここでも、これまでの自衛隊の雪まつり雪像制作の歴史に関する展示が楽しめました。
おおっ、これが伝説のマリア雪像(栄光)ですよ。自衛隊の雪まつり雪像制作はここから始まりました。 -
真駒内会場が設置される最初の段階は、一つのフェスティバルだったんですね。
-
こちらは懐かしい。
私も生で観に行った、2005年の真駒内会場ファイナルの様子ですね。 -
あと、こちらで放映されていた雪まつりにおける陸上自衛隊の雪像制作過程のビデオ、これも素晴らしかったです。是非、ご覧になってみて下さい。
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あの高いクオリティは、会期中の補修作業などでも維持されているんですね。
まさにプロフェッショナルな所業だと思います。 -
最近三年間の陸上自衛隊制作大雪像の様子。
どれも素晴らしい作品ばかりですねぇ~。 -
という訳で、一通り、夜の雪まつりの様子も楽しみましたので、個人的には満足できました。
-
冷え込みが強くなってきましたので、そろそろ会場を後にしましょう。
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気温はマイナス五度。
まあ、この時期としてはこんなもんか、という感じでしょうか。 -
という訳で、雪まつりシーズンは早めに行かないと席が確保し辛くなる、札幌三越前の某ネットカフェに、翌日早朝の出発に備えて、19時台から10時間ナイトパックにて逃げ込み、今回の雪まつり見物は終了となりました。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
これを記しているのは2020年2月9日の深夜0時過ぎのことで、あと本年の雪まつり会期は3日間を残すのみですが、会期中にご覧になった方で、お近くにお住まいの方は、まだ間に合いますので、是非足を運んでみて下さいね。札幌三越 百貨店・デパート
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この旅行記へのコメント (2)
-
- かずちゃんママさん 2020/02/11 18:15:46
- 雪まつり
- ケロさん こんにちは~
いつも楽しく見せていただいてるのに、コメントせず、ごめんなさい。
いろいろお知らせくださり、ありがとうございます。(*^_^*)
雪まつり、長い間行ってないので、気になってました。
新型肺炎と雪不足の状況、心配していました。
とりあえず、無事終わったということでしょうか?
このところ、和寒もすごく冷えている様子、大丈夫ですか?
大好きな北海道、毎日、札幌の天気とカムイスキーリンクスの情報、北海道のニュース等チェックしています。
去年の2月、稚内の犬ぞり大会見物ツアーに2回目行ってきましたが、今年は中止になったと聞いています。
旭川のふゆまつりはどうだったのでしょう?
10数年前に行って、札幌の雪まつりとは違ってて、すごくよかったのを覚えています。
年末私が旭川に行ったのが、12月28日ですが、そのときケロさんは高松にいたのですね。
旅行記見せていただいて、なんか不思議に感じました。(^_^;)
宇高航路が、中止になるということ知って、私も驚きました。
瀬戸芸で11月3日に宇野へフェリーで行ったばかりの後に知って、やっぱりなぁなんて思っていました。乗客少なくなってて・・
宇野駅も、あんな形で見るのは、初めてだったです。
いつもは、連絡線から直行だから、駅の外は見ない感じでしたから。。
ケロさんと高松のどこかですれ違っていたかも?と思うと不思議な縁を感じます。
いつか、また高松に来られるときは、連絡してくださいね。
ところで、今日夫とイオンシネマへ韓国映画「パラサイト」に行ってきました。
アカデミー賞の効果で、満席でしたね。
韓国のこと、行ったこともなくよく知らないのですが・・
ほんの一部分わかった気になりました。
では、また~
晩ご飯の準備します~かずママより
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/02/11 23:02:57
- RE: 雪まつり
- かずママさん、こんばんは。
メッセージを有難うございます。
いやぁ〜、最近の寒さには参りました。
さっぽろ雪まつりから5日に帰宅後は、ずっと和寒に居りましたが、とにかく寒くて、ずっとテントの中(家の中に張ってる(←どんな生活やねん?))で暖を取りながら過ごしていました。
恐らく全国ニュースにもなったのかと思いますが、道内で19年ぶりにマイナス35度を下回ったと話題になった旭川の江丹別地区は、実は和寒に一番近い旭川でもありまして、恐らくあの朝は、和寒もマイナス30度は下回ったのかなと思います。テントを出ると、家の中なのに、お水どころか、酢とかの調味料も凍っててびっくりしました…('◇')ゞ。
北海道の家の中は暖かい、と皆さん思われがちですが、あれはお財布に制限がなく、どんどん灯油を焚いて暮らせる人の話ですので、私の家の中は無茶苦茶寒くて、テントの中だけ暖める方式で、早く春が来るのを待っている日々です(;´Д`)。
稚内の犬ぞり大会、中止になったんですか!知りませんでした。
雪不足の影響なのでしょうか?
そういえば、道東のクロスカントリーの大会(100kmマラソン・湧別)も、雪不足のため、コース設営が間に合わないとのことで、早々と中止が発表されていましたね。大会が始まって以来、初めてのことみたいですよ。
今のところ、北海道内に関しては、新型肺炎の影響は、マスクが品切れになっていること位はそれ程深刻さを感じない状況ですが、今後どうなるかは心配ですね。
実は本日、令和最初の旭川冬まつりに行ってきたんですよ。併せて、旭山動物園にて、令和最初の雪あかりの動物園も楽しんできました。(また今年も、科学館と共通のパスポートを買ってしまいました( ´∀` )。)その様子もまた近日中に旅行記にUPさせて頂きたいと思いますので、宜しかったらまたご覧下さいね。
年末は丁度かずママさんがこちらにいらして、私が四国に訪問して、のタイミングだったようですね。本当は休止前の宇高航路に、最後に是非とも乗船したかったのですが、僅かのタイミングでそれが叶わず、とても残念でした。でも、直島でたくさんの浮き球カエルさんにもお会いできたので、宇高航路の休止で、新しい旅の選択肢が増えたのだと、プラスに捉えておきたいと思います(;^ω^)。
私が宇高連絡船を利用していたのは、3〜11歳頃までの話ですので、それこそ35年以上前に遡る訳ですが、恐らく、どこかですれ違っていたことでしょう。
駄々ばかりこねて両親を困らせている馬鹿ガキをご覧になっていらしたとすれば、恐らくそれが私です( ´∀` )。かずママさんも、もし和寒近郊にいらっしゃるようなことがございましたら、ぜひ、ご一報下さいね。
「パラサイト」ご覧になったんですね。実は私も、周知の通りの韓国好きなので、明日旭川駅前のイオンシネマで観ようか、思案中です。(混んでいたら止めるかも?)日本には韓国嫌いな方も多いのが、残念ながら現状だとは思うのですが、色々な視点から隣国のことに興味を抱いて下さる方がもっと増えると嬉しく思います。
それでは、また!
by本日の旭川は夜でもマイナス5度位、と暖かかったです。ケロ
> ケロさん こんにちは?
>
> いつも楽しく見せていただいてるのに、コメントせず、ごめんなさい。
> いろいろお知らせくださり、ありがとうございます。(*^_^*)
> 雪まつり、長い間行ってないので、気になってました。
> 新型肺炎と雪不足の状況、心配していました。
> とりあえず、無事終わったということでしょうか?
> このところ、和寒もすごく冷えている様子、大丈夫ですか?
> 大好きな北海道、毎日、札幌の天気とカムイスキーリンクスの情報、北海道のニュース等チェックしています。
> 去年の2月、稚内の犬ぞり大会見物ツアーに2回目行ってきましたが、今年は中止になったと聞いています。
> 旭川のふゆまつりはどうだったのでしょう?
> 10数年前に行って、札幌の雪まつりとは違ってて、すごくよかったのを覚えています。
>
> 年末私が旭川に行ったのが、12月28日ですが、そのときケロさんは高松にいたのですね。
> 旅行記見せていただいて、なんか不思議に感じました。(^_^;)
> 宇高航路が、中止になるということ知って、私も驚きました。
> 瀬戸芸で11月3日に宇野へフェリーで行ったばかりの後に知って、やっぱりなぁなんて思っていました。乗客少なくなってて・・
> 宇野駅も、あんな形で見るのは、初めてだったです。
> いつもは、連絡線から直行だから、駅の外は見ない感じでしたから。。
> ケロさんと高松のどこかですれ違っていたかも?と思うと不思議な縁を感じます。
> いつか、また高松に来られるときは、連絡してくださいね。
>
> ところで、今日夫とイオンシネマへ韓国映画「パラサイト」に行ってきました。
> アカデミー賞の効果で、満席でしたね。
> 韓国のこと、行ったこともなくよく知らないのですが・・
> ほんの一部分わかった気になりました。
> では、また?
> 晩ご飯の準備します?かずママより
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