2020冬・令和最初の第７１回さっぽろ雪まつり（前編）

2020/02/02 - 2020/02/04

まだまだ書けていない旅行記が一杯あるのですが、その中で急を要するという意味で先にUPさせて頂くことにしました。

2020年2月、令和最初の第71回さっぽろ雪まつりが開幕しましたが、この年は折悪く、新型肺炎・コロナウィルスの蔓延が社会問題となっており、主要感染エリアの中国湖北省・武漢界隈から遠く離れた札幌でも、観光客の減少、という影響が出ているようです。

私は大通会場の会期初日（2月4日）に会場を視察してみましたが、やはり、台湾・香港の方も含めて、チャイニーズ系観光客の方はかなり少なく感じました。ただ、初日ということもあってか、会場そのものは多くの観光客で賑わっていましたので、逆に中国嫌い（？）の方にとっては、今年のさっぽろ雪まつりは狙い目かもしれませんよ。

でも、結局は中国人観光客に多くを支えてもらっている現状の北海道経済ですので、報道などを見ている限りでは、特に観光業に対しての影響は深刻みたいですね。是非、北海道を代表する冬の祭典を多くの方にご覧頂きたく、本旅行記を急遽UPさせて頂くことにさせて頂きました。

宿などもいつもの年よりは確保しやすいみたいですし、是非、４トラを愛好されている皆様方も観に来て下さいね！

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月2日朝。
始発にて和寒を出発します。

時々一緒にお仕事してる地元のおばちゃんと遭遇し、朝から色々と話をして盛り上がります。

なんでもお孫さんが生まれたそうで、娘さんのいる美幌まで向かわれるとのことです。いずれにせよ、JRを使って下さるのは有難いです( ´∀｀ )。

北海道民の皆様方、特に冬季は運転リスクが大きいので、特に長距離移動の際は、もっとJRを利用しましょうね。

和寒駅 駅

旭川で普通列車に乗りカエルます。

勿論、特急には乗りません。（まあ、札幌～旭川間はえきねっとで買えば、特急でも割と安いんだけどね…。しかも指定席だし…。）

旭川駅 駅

高架駅舎内から駅付近の風景を眺めます。

スケートリンクも完成したようですね。

で、この子に乗ってまずは滝川へ。

滝川で更に普通列車を乗りカエルて岩見沢へ。

滝川駅 駅

岩見沢からはこの子で。

岩見沢駅 駅

札幌に到着。

札幌駅 駅

ここでは、もう一駅乗車して、桑園で下車。

日曜日ですので、桑園駅前イオンで2円を頂いていきましょう。

で、高架沿いに札幌駅方面に歩き返して…。

札幌桑園停車場緑道線 木の実の道 公園・植物園

こちらの金券屋にて、パスポート更新申請分の残り収入印紙13800円分を13593円で、運転免許（ゴールド）更新分の北海道収入証紙3000円分を2700円で購入。

印紙は割引率が高いのが買えないですが、証紙分は結構金券屋とかをあたると安くカエルことがあるので、更新時には覚えておかれると良いですね。
（因みに、パスポート更新申請分の残り北海道収入証紙2000円分は、ネットオークションにて送料込1684円で購入済み…( ´∀｀ )。）

その後はチカホに移動し…。

そういや、本日の宿を予約していなかったな。
４トラさんも宿泊予約時の提携先がどんどん少なくなっていくな…(^^;)。

まあ、ここでは４トラさんに敬意を表して（？）、○天トラベルを利用して本日の宿を予約しましょう。

札幌駅前通地下歩行空間 チ カ ホ 名所・史跡

この日はまだ2月2日。

大通会場の開幕は翌々日ですので、会場内にはまだ入ることが出来ません。
遠巻きに眺めて、雰囲気を楽しみましょう。

大通公園 公園・植物園

で、先程予約した宿へ。

まあ、定番のここ、ですけどね。

初めて利用したのは、恐らく大学受験帰りの春、多分1993年のことなので、かれこれ27年間継続的に利用してきた宿、ということになりますね。

ここも紆余曲折が色々あったよなぁ～、今回はどんな変化を見つけることが出来るかな～、なんて、毎回楽しみに訪問します( ´∀｀ )。

ここも雪まつりシーズンはちょっと値段が高騰しますが、まだ2月2日の夜は”ゲリラ価格”と称した2000円プランがあったので、北海道の宿用〇天クーポン100円分と、○天スーパーポイント900円分を利用して、残り1000円だけ払ってチェックイン。

カプセル・イン札幌 宿・ホテル

今回の発見で一番の驚きはこちら。

何と、夜間に無料カップ麺が頂けるそうです( ´∀｀ )。

朝の提携店舗における無料朝食も勿論継続中、でしたので、一応、1泊2食付きで2000円の宿、とかんガエルことができそうですね。

やっぱりここは貧民の味方でござるなぁ～(^^;)。

地味にレンタカーサービスなんてのも始まってて、こちらも24時間で3000円という破格の安さです。

で、朝の提携店舗の無料朝食の選択肢も増えていて、新たに宿の傍の蕎麦屋さんが選べるようになりました。無料となるのはかけうどん・かけそばですが、これが通常だと320円するので、現状では一番ここで利用するのがお得かもしれませんね。

で、風呂に入って寝っ転がりながら、カプセル内のテレビを観てまったり過ごしていると…。


おおっ、和寒の極寒フェスティバルの様子が出てきたよ。
そういや、今日はこの祭りの日だったわ！

本日の和寒の最低気温は…。

マイナス20を下回っていたそうな…。

そりゃ、札幌がハワイに感じる（は言い過ぎか…）わな。

逆に地元民は関係者以外行かない祭り。
だって、毎日普通に寒いんだから、わざわざ行く必要ないっしょ…。

でも、そんなことを思いながら、札幌在住時代にはさっぽろ雪まつりをあまり積極的に見物していなかった後悔もあるので、来年は行ってみようかな？

翌日の天気も確認しておきましょう。

翌日に関しては、まだ雪まつり大通会場の会期前、ですので、屋外を歩くことは少なそうですが…。

午後からちょっと雪が降りそうですね。

まあ、冷え込み的には大したことなさそうですね。

で、その後もカプセル内でダラダラ過ごし…。

あっという間に21時になりましたので、ディナーのお時間ザマス。

無料カップ麺は醤油か味噌かを選べるザマスわよ。

私はお味噌にさせて頂きましたことよ。オホホッ。

で、再びカプセルに戻って、テレビを観ていると…。

おおっ、日韓関係の話題をやっていますね。
実は今回、札幌で日韓関係に関する本を購入する予定だったので、グッドタイミングです。

番組内でも紹介されていましたが、龍山駅前の徴用工の像。

あれは、実はかつての旭川新聞に掲載された人の写真をモデルにしているんですよね。という訳で、実は道北の民にもちょっと関係がある話なんです。

で、勿論、目下の話題としてより気になるのはこちら。

感染者がどんどん拡大していますね…(;´Д｀)。

で、もう一つは、英国のEU離脱の話も…。

今後の英国はどこに向かうのでしょうか…。

インターネットの普及などで、色々なグローバル化が叫ばれている時代ですが、逆に国家レベルで眺めた場合の”引きこもり国”が増えているのは気になりますね。

まあ、日本や韓国も似たような側面が多いと思うので、英国や花札大統領を当選させてしまうような某大国を反面教師にしながら、本当に自国第一主義でいいのか、今一度考えてみるのも良いでしょうね。

因みに、北海道民的な感覚からすると、もしも、北海道独立、みたいな話になった場合、案外、支持する人が多いんでないかい？なんて思う訳。

道外の皆さん、そのうち、北海道も”日本国離脱”の道を選んでしまうかもしれませんので、”兵糧攻め”に遭わないよう、北海道に依存しきりの食料自給率向上を考えてみて下さいね。

と、関係ない話へと毒づいてみる…。

で、翌朝。
現実に戻り、予想降雪量を確認してみると…。

おわっ、寧ろ、札幌界隈の方が降雪予想量が多そうだな…。

和寒を離れた時に限って、寧ろ和寒の方が少ない、なんてのは、悪い意味でよくある話だな…(;´Д｀)。

で、カプセルイン札幌をチェックアウト。

冬季にお馴染みの手書きメッセージ付きカイロ。ちょっと小さくなったような気がするけどこれもご愛敬か( ´∀｀ )。

今回はPC作業したかった（宿泊したカプセル内２FのWifi状況が良くなかった）ので、上述のお蕎麦屋さんと迷った挙句、結局無料朝食はマックにしたよ。

でも、こちらでも何かWifiの状況がおかしい。
自分のPCの問題なのかな、とも勘繰りつつ、でも時々繋がったりもするので、結局原因はよく解らず…。

最近の「ファストフード登録店舗大粛清」の影響で、すすきののマクドナルドに関しても情報提供できなくなってしまいました。

てか、登録が残ってるマクドナルド店舗を全国的に確認してみると、どうやら、鉄道駅最寄の店舗だけは残しているような感じが見られるな。

それにしても、地域差があって、驚くべきは北海道内の店舗は全部抹殺されているぞ。酷いよな～、4トラさん。てか、どうせ抹殺するなら、公平に東京の方の店舗も全部抹殺しろっての。

もしや、今頃になって、東京五輪の”マラソン問題”に対しての北海道への嫌がらせなのか？？？

何れにせよ、旅行記上で地図の位置情報を登録する際に、マクド店舗は重宝していたので、それができなくなってしまったのは非常に残念。

スポットそのものを消すんでなく、日本の駅、みたいに、ジャンル全体をポイント付かないように対策立てた方が良かったように思うけど、そうなると今度は、線引きが難しいんだろうな…。

で、その後は中央警察署に向かって運転免許更新手続き。

和寒で更新しようとすると、士別警察署まで行かなくてはならず、その上、即日発給は出来ないので、最低二回は士別まで行かなくてはなりません。（しかも士別駅からはちょっと距離があって、歩くのが大変。）
講習の回数も、優良でも少ないので、とても非効率なんですよね。

だから、優良（ゴールド）免許の特権、経由申請で手続きします。
札幌の中央警察だと講習の回数も多いですし、場所も便利ですしね。

尚、経由申請の場合は色々とルールがあり、一番忘れてはならないのは、本来の免許更新時期は誕生日を挟んだ前後2か月ですが、経由申請は誕生日までしかできません。あと、写真や更新通知書（何れも普通の更新ならなくても出来る。まあ写真は士別警察での更新の場合は必要だけど…。）も必要になる上、手数料もかかりますので、全てのコスパも考えた上で、対応すると良いですね。

札幌だと北海道収入証紙も安くカエル見込みがあったので、経由申請の手数料（550円）と士別までの往復交通費（和寒からだと880円）とを比較した場合でも、くるついでがあるなら、絶対に札幌での申請の方が安くなりますよね！

書類を手続して、旧免許証に穴が穿たれました。実際には存在しなかった平成32年3月まで有効予定だったゴールド免許さん、5年間有難う！（あんまり使ってないけど…(;´Д｀)。）

免許の更新手続き後、優良講習が始まるまでは1時間以上ありましたので、いったん外に出ます。

まだ会期前日ですので、会場には入れませんが、再び大通会場を遠巻きに視察。
翌日からは凄い人混みなんだろうな…、いや、新型肺炎の影響で閑散としてるのかも？？？

大通公園 公園・植物園

遠巻きに大雪像の様子なども確認しながら…。

いよいよ翌日からだな、と、テンションも上がりますね。

そういや、本日は2月3日ですが、タヌキコンビニでこちらのキャンペーンが始まりましたね。

最近のトリポイントの勢いが凄い反面、タヌキポイントの凋落ぶりが目立ちます。そのうち、青いコンビニもトリコンビニと呼ばないとならない時代が来るのだろうか？

そういや、私はお誕生日が2月なので、お誕生日５倍ポイントも登録している（タヌキコンビニも対象店舗）んですが、このキャンペーンとの二重取りはできるのかな？

で、講習時間が迫ってまいりましたので、再び中央警察署へ。

聴くぜ、優良講習（約30分）！

この儀式は5年に一度しかできませんね～(;^ω^)。

まあ、免許更新に際して、不祥事花盛りの日本の警察業界に対して3500円程度を支払うのは屈辱も感じるのですが、まあ、この教本が3500円する、とかんガエルことにしましょうね。

因みに、札幌だと毎日やってる優良講習も、士別だと2週間に1度位しか開催がありません。私は誕生日の都合上、冬期間に必ず免許更新手続きをすることになるので、この日に吹雪いたりしたら嫌なんですよね～。

田舎暮らしは免許の更新も色々と大変です…。

講習の後は地下通路経由でカエルります。

ここにあるのが、この写真館（まあ、通路沿いだけど…）ですね。

今回は、平成の札幌を振りカエル、こんな展示が行われていました。
平成時代に一番お世話になった街でもありますので、これは興味ありますね！

北一条さっぽろ歴史写真館 美術館・博物館

まあ、色々と書きたいんですが、早くメインの雪まつり会場に辿り着かないといけないのでさらっと流しましょう。

この光景は何でしょう？

そう、平成の初期までは、スパイクタイヤを普通に使っていたんですよね。

よくテレビの中継で4月頃に、札幌に粉塵が巻き上がる、悪い意味で春の風物詩の光景が放映されていたことを思い出しますが、私が住み始める前年に廃止になってくれたので、私は結局、この”粉塵公害”の時代を知らずに終わった訳です。

某コンビニにて。

そりゃ、昨今の大騒ぎを鑑みると、当然だわな…。
でも、コロナウィルスには、どうやらマスクより手洗いの方が重要みたいですね。

ウィズユーカードの払い戻し期限ももうすぐなんだなぁ～。

雪まつり期間中には毎年ポスターデザインのと、雪像デザインとのが発売されていて、喜んで買いに出かけて行ったことを思い出します。

使用済みの雪まつりウィズユーカードを今でも沢山持っていますが、そのうち、プレミア価値が出てくるかな( ´∀｀ )？

5年ほど前に環状運行が始まった、札幌の路面電車ですが、こんな専用の一日乗車券も試験的に販売されているようです。

まあ、土日祝日はこっちがあるから、上のはなくてもいいような気がするけどね。
これも、昔は300円だったんだけど、370円に値上がりしてら…。

その後は、ジュンク堂内の併設カフェにて、本日のお宿のチェックイン時間まで、インドアに過ごすザマス。
私のような富裕層（苦情はNG）は、冬はこうしたカフェで上質な時間を、上品に過ごさせて頂くのが日常ザマスのよ。オホホッ。

ランチセットが858円もするザマスのよ。

正直、びっくりでござる…(;´Д｀)。

MJ BOOK CAFE ｂｙ Mi Cafeto グルメ・レストラン

で、こちらの本を購入しましたので、これをずっと読み続けます。

これまでの多くの韓国人が、反日教育の中でマインドコントロールされた”日帝”時代を悪く語る数多の本は、正直、読む価値が低いかと思いますが、この本は、韓国の研究者が、自国の反日に対する批判的な見解を綴っている、という意味で、非常に読む価値が高いかなと思います。

てか、実際に韓国内では既に水原の図書館などでは撤去されたようですし、かなり”叩かれている”本ではありますが、このような本を出される方が今後韓国にも増えてくれば、時代は少しずつでも変わっていくのでは、と期待しています。

この本の中で綴られているようなことは、日本人の立場で物申すと、火に油を注ぐだけですので、一日本人としての立場としては、反・反日の立場で、自国民と必死に戦っている韓国人研究者を少しでも助けたい、という思いから、今回もこの本を購入しました。

このカフェには、店内閲覧用の本もいくつか並んでいて…。

その中にはケロケロ絵本も含まれていたケロ～( ´∀｀ )。

で、チェックイン時間が近づいてきましたので、すすきのを経由して南に向かいます。

勿論、こちらの氷像製作の様子も眺めながら…。

すすきの 名所・史跡

氷像コンクールとしては旭川でもほぼ同時期に眺められるのですが、札幌はすすきののど真ん中、しかも会期前は普通に両サイドを車が行き来している状況なので、旭川のように、落ち着いた雰囲気では眺められないですねぇ～。

夜になると、流石に和寒町民には暖かいと感じられていた札幌も、より寒く感じるようになりました。

久し振りに、こちらの中華まんじゅうを購入していきましょうね( ´∀｀ )。
美味いんだな～、これが！

皆招楼 グルメ・レストラン

で、本日のお宿はこちら。

私のようなダメ旅人でも、時々は泊まる普通のビジネスホテル。
18時以降チェックインのお任せプラン、というのが2500円で販売されていたので…。

微妙に雪まつり大通会場開幕の前日、ということもあり、このようなプランが提供されていましたが、会期中になると流石に高くなるので要注意です( ´∀｀ )。

札幌オリエンタルホテル 宿・ホテル

”お任せ”で通されたお部屋はこちら。

おおっ、かなりまともなツインルームではないか！

このホテル、約8年ぶりの宿泊でしたが、こんなに綺麗だったっけか？と良い意味で驚かされます。

早速、皆招楼の中華まんじゅうを頂きましょう。

お肉がたっぷりで、うーん、うんみゃい！

付属のタレをかけながら少しずつ食べていくと、味も少しずつ変化して頂けるのでお勧めです。

で、食後にはお部屋に備え付けの粉末緑茶を頂くザマス。


で、この日は色々と就かれたので、翌日に備えて早めに寝ます…zzz。

で、後はテレビを観ながらまったり過ごします。
翌朝。
いよいよ2月4日ということで、さっぽろ雪まつり大通会場の開幕の日です。

今回の新型肺炎に関する、札幌の観光客動向も報道されていました。
やはり、相当な痛手のようですね。

中国人嫌いな日本人は多いように感じますが、なんだかんだ言って、今の日本経済・北海道経済は、中国に大きく依存している部分もありますので、早く皆さんが普通に戻って来られる時代になって欲しいものですね。

で、2020年1月の道内の記録的な雪の少なさに関するニュースも。

まあ、雪はねの頻度は少なくて、生活は楽だけどね。
その分寒過ぎるわ…。
（今朝の和寒もマイナス20度以下に冷え込んだよ～。灯油代ケチって生活しているので、テントから出て（テントの中で暖を取る生活）部屋の中の色んなものが凍っていたよ。札幌なんて暖かいぜよ。

で、この日のもう一つのビッグニュースがこちら。

♪こんにちは赤ちゃん　私はママよ～。



また一つ、昭和の灯が消えてしまいました…(;´Д｀)。

この場をお借りしてご冥福をお祈り申し上げます。

勿論、雪まつりのニュースもやっていましたよ。

今年は雪不足で、色々なところから雪運んできたんだよ、的なお話も。

で、目下の最大の話題は勿論こちら。

中国本土では、遂に感染者が２万人を超えてしまったようですね…(;´Д｀)。

宿泊したのは６Fでしたが、そこからの景観を。

お天気は良さそうですね( ´∀｀ )！

という訳で、チェックアウト時刻のギリギリ、午前10時前に出発します。

ホテルの目の前には鴨々川が流れていますが、凍っているみたいですね。

鴨々川 自然・景勝地

まずは道なりにすすきの会場の脇を通ります。

ただ、すすきの会場に関しては、車道の規制時間が微妙で、特に平日は案外遅い時間帯（午後1時～3時）まで、歩行者天国にならないので要注意です。

そもそも2月4日のすすきの会場も開幕日ですが、この日も午後1時からの歩行者天国化なので、10時過ぎだとまだ道路越しに眺めるしかありません(;´Д｀)。

やっぱりすすきのの氷像達は、ライトアップを交えながら、夜間に巡るのが基本といえそうですね。

前夜は降雪があった札幌。

特に氷像は、積雪で見辛くなりやすいので、降るタイミングもよくご確認の上で訪問されるとより良いかもしれませんね。

という訳で、ここは軽く見流して、大通会場を目指しましょう。

途中、地下街にてこんなコーナーが。

欧州などではよく見かける気がする、自由に弾けるピアノ。

弾ける方にとっては、嬉しいサービスでしょうね( ´∀｀ )。

では、第71回さっぽろ雪まつり・大通会場に突入しましょう。

道なりにまずはやって来たのが4丁目会場です。

ここの大雪像はこちら。

ALL IS　ONE～世界のはじまり、アイヌ物語～と題した、アイヌ民族の天地創成神話の一つ「アイヌラックル田」を表象した作品です。

制作はさっぽろ雪まつり大雪像制作委員会第３雪像制作部会となっています。

この年は、後述しますが、アイヌ関連の大雪像がもう一つ制作されていましたが、やはりアイヌをモチーフにした雪像はとても美しく映えるように感じますね。

ここの脇にはハードロック・インターナショナル関連の展示も。

何故、と思われる方も多いかと思いますが…。

周知のように、元々は米大陸にも沢山の先住民族がお住まいでしたが、我々大和民族同様、あちらの後続民族も、沢山の暴挙を繰り返して、先住民族を滅ぼしていった歴史があります。

その中で、屈強な精神で戦い続けたセミノール族。アイヌ民族とのタッグ、というのが素晴らしいですね。我々「原罪」を背負った立場から眺めると、心苦しくなるばかりです…。

次いで、5丁目会場へ。

入口で、焼き栗屋さんが煙を上げていて、観光客の方から歓声が上がっていました。こういうパフォーマンスはお祭りならではですな～( ´∀｀ )。

東側には中雪像や…。

小雪像（市民系ではない）も見られました。

今回のさっぽろ雪まつりは、やっぱり東京五輪関連の展示が目立ちましたね。

元々はサッカーだけだった筈、なのですが、急遽、競歩やマラソンが札幌にやって来ることになり、紆余曲折があったことは皆様ご存じの通りです。

ここに聳えるのが美しいオベリスクが印象に残る「聖恩碑」ですね。
1939年に建てられていますので、歴代の雪まつりを最初からずっと見守ってきたことになりますね。（まあ、最初の頃は、この碑の周りが会場だったか否かはよく判りませんが…。）

聖恩碑 名所・史跡

五丁目会場は、道新雪の広場というタイトルになっていますが、翌日の道新（北海道新聞）の記事にもなっていたよつ葉レストラン。

年々道外企業ばかりが目立つようになっているさっぽろ雪まつりですので、こうしたブースには頑張って欲しいものです。

購入者にはヨーグルト等のプレゼントがあるみたいですよ～。

ここで観られる大雪像はこちら。
「世界を目指して駆けるサラブレッド」です。1920年創設の世界でも屈指の大レースとして知られる「凱旋門賞」の100周年を記念して制作されたそうで、バックには勿論、凱旋門も造られています。

何やら、行列が出来ていて、最後尾のプラカードを持ったお兄さんがいらしたので、取り敢えず並んでみましょう。

この列が丁度雪像に近づく形の動線で続いていたので、より間近で大雪像が眺められるようになりました。

で、約5分後、到達したのはこちら。

どうやら、愛媛からいらしたミス・いよかん（？）のお姉さん方のようですね。

こんな寒いところへ、ようこそいらっしゃいました( ´∀｀ )。

で、頂いたのがこちらの伊予柑（２ケ入り）です。

うーん、美味しそう！！！

雪まつり会場では、色々な無料配布のタイミングがありますので、特に貧民の方は、無料食材（食べられない物のこともあるけど…）を求めて（？）、寒さを我慢して並んでみましょうね。

で、6丁目会場へ。

ここは胡散臭い食の広場になっていますので、個人的には毎年スルーするエリアですが…。

ここだけはUPしておきましょうね。

開拓紀念碑が見守る中にひっそりと設営されるプレハブの運営本部が、とても示唆的に感じますね。

開拓紀念碑 名所・史跡

大通会場では案外珍しい氷像があったので、パチリ。

この子のようですね。

まあ、6丁目会場のネタは個人的にはこれ位しかないです。ごめんなさい。

引き続き、７丁目会場へ。

ここにはマトリョーシカ屋さんがあったので、ちょっと覗いていきましょう。

リグーシカ・マトリョーシカさんがいらしたので、胡散臭いロシア語で色々と話しかけてみます。

でも、一つ3500円は流石にロシア国内でのマトリョーシカ相場をかんガエルても高過ぎるよなぁ～(;^ω^)。

内部の小さいケロケロさんまで見せて頂いた挙句、ウメニャーネットデーネク、と言いながら、そそくさと退散します(;´Д｀)。イズビニーチェ…。

ここにも、何やらよく解らない中雪像が制作されていました。

で、某有名メーカーのお茶漬けブースも。
北海道さむい！の看板を持ちながら、顔出し看板で記念撮影できるようになっていました。

現在のさっぽろ雪まつりは、どちらかといえば地元民より観光客の方が多い（特に大通会場）と思われるイベントのため、私のような道産子でない道民がやりがちなパフォーマンスとしては、会場内で観光客のふりをしてスタッフの方をいじる、なんて遊び（？）があります。

ここでも、胡散臭い関西弁（北海道暮らしが長くなって、関西弁も名古屋弁も何だか胡散臭いイントネーションで話すようになってしまった…）を用いて、京都から来たド末（？）的なテイストで、スタッフの方と交流します。

7丁目の大雪像はこちら。

今回、大雪像としては個人的には一番楽しみにしていた、ポーランドの首都ワルシャワにある「ワジェンキ公園の水上宮殿とショパン像」です。

HBCポーランド広場として、このステージ上では、色々なイベントが開催されます。


因みに、こちらの雪像は陸上自衛隊北部方面通信群の制作。

現在の大通会場では自衛隊制作の大雪像は２基のみとなりましたが、2020年はこちらがそのうちの一つです。やはり、伝統に忠実な技法が受け継がれている雪像は、特にクオリティが高く感じられますね。

”軍隊”がこういう活動を伝統的に行っている、というのは、平和な国家の象徴の姿でもありますし、ある意味日本の誇りともいえます。勿論、時代の要請により、雪まつりにおける自衛隊の活動規模は縮小傾向にありますが、いつまでも続けて欲しいものですね。　

何やら、吹奏楽団のイベントか何かの準備中みたいですね。

一応、公園と宮殿の解説はこちらで。

ポーランドには2011年の1月、あの大震災の約2か月前に訪問したことがあるのですが、あの時はこの公園や宮殿まで足を運ぶことが出来なかったので、いつかは行ってみたいな…。

8丁目会場にやって来ました。

ここの東側には、こんな中雪像があったり…。

東京五輪の関係で、例年より少し早めに開幕するNPBの日ハム関連のブースがあって、グッズ販売所（抽選会とかもあるらしい）前には行列が出来ていました。

でも、何といってもここのメインはこちらの大雪像。
「ウポポイ（民族共生象徴空間）２０２０．４．２４OPEN」です。

2020年の行事予定としては、東京五輪とかよりも、個人的にはこちらの方が楽しみだな～。今年のGWはウポポイ＆札沼線との惜別旅、で決まりかな？

因みに、こちらも制作は陸上自衛隊第１８普通科連隊の制作で、自衛隊が誇る伝統的な技術に基づいて制作された、上述のワジェンキ宮殿と共に、2020年さっぽろ雪まつり大通会場の大雪像の中では、貴重な自衛隊制作像2基のうちの一つとなっています。

初日、ということもあって、丁度オープニングセレモニーが開催中。

8丁目は雪のHTB（テレビ朝日系）広場、という名前ですので、画像中央には、HTBの社長さんのお姿も見られました。

社長様の有難いお言葉を拝聴（？）して、先に進みましょう。

何れにせよ、ウポポイは、寧ろ新千歳空港に近い立地でもあります（札幌とは逆方向だけど）ので、是非、飛行機で道内にいらっしゃる方も、立ち寄ってみて下さいね～。

名古屋や仙台、八戸、大洗界隈にお住まいの方は、フェリーで苫小牧に入られると、更に白老は近いですよ～( ´∀｀ )。

で9丁目会場へ。

ここにはまず、前夜の雪を被って、若干、何のこっちゃ…、テイストの中雪像を眺めることが出来ます。

作品の解説はこちらで。

ここにはもう一つ、中雪像がありますね。

首里城の再建に向けて、頑張って欲しいものですね！

ここの脇には、小雪像もあり、何やら外人さんも。

どうやら、米海軍の制作された雪像のようですね。
ここでも、胡散臭い英語で話しかけてみましょう。

コロナウィルスは怖くないか、尋ねてみたところ…。
怖くない、とのご即答。
目に見えないものに怯えても仕方ない、との軍人らしいキビキビとしたご回答でした。自衛隊の雪像制作技術は、この方々には伝授されないのかな？
もしや、国家機密か？？？？

何のこっちゃ…。

まあ、何れにせよ、この大国に守って頂いている立場の一国民ですので、今後ともお手柔らかに宜しくお願い致します。でも、向かいに沖縄関連の雪像があるのが、凄い意味深な気がするんだけど…。深読み過ぎるかな？？？

この会場からは、漸く市民雪像が見られるようになりますね。

今年の市民雪像の題材で多かったのは…。

１：ラグビー
２：東京五輪
３：ネズミ

といったところでしょうか。

リーチマイケル選手は札幌の高校出身ですので、猶更、注目度は高かったことでしょう。

で、10丁目会場へ。

ここにはいきなりこんなものが見られてびっくり。

中雪像「巨大カップヌードル＆八村塁の雪像トンネルwithミニSL」というタイトルになっています。

このように実際に乗れるようになっていて、大人気を博していました。
最初に正面に見える「八村塁トンネル」を潜るレイアウトとなっています。

八村塁の口の中に吸い込まれていくミニSLの様子。

そして一周して、カップヌードルトンネルを抜けてきたミニSLの様子。

これは楽しそうですな～( ´∀｀ )。

待ち時間はこの程度。

まあ、この位なら許容範囲かもしれませんね。

でも、道内の皆様には、もっと普通の鉄道にも乗って頂きたい、と最後に釘を刺しつつ、私はわざわざ並んで乗るほどの興味もないので、先に進みます。

10丁目はUHB（フジテレビ系列）ファミリーランドとしての位置づけ。

フジが誇る国民的番組といえば、やはりこちらでしょうね。
放送開始は1969年、ということで、2019年に50周年を迎えました。

詳細な解説はこちらで。

これまでにも、この会場では何度かサザエさん関連の大雪像を見かけた記憶がありますが、勿論、節目の年を迎えたこの年も例外ではありません。

「サザエさん一家とウィンタースポーツinSAPPORO」というタイトルが付されていました。

大雪像の解説はこちらで。

そういえば、2020年は全国的には東京五輪で盛り上がっていますが、札幌的には2030年の冬季五輪招致に向けての盛り上がりを見せている年でもあります。

まあ、前回は1964年東京、1972年札幌、と8年のタイムスパンでしたので、これはすんなりと決定するような気もしますね。

マラソンと競歩を取られてしまった、と嘆く関東の方々に、今度は冬季五輪種目の一部を本州に、という動きもあるみたい（まあ、冬季競技ですので、東京都心では難しいかと思いますが、長野とか、東京に近い積雪地で）なので、まあ、これで10年かけてトータル的に丸く収まると良いかな、なんて思います。

で、11丁目会場へ。

例年の雪まつりの流れを見ていると、大体、10丁目で大雪像が終わりになるので、ここで折り返す観光客が多いように思われますが、個人的には、この先の11丁目・12丁目、更には札幌市資料館までのエリアも、是非ご覧頂きたいと思います。

ここの東側には、まず例年の恒例行事、国際雪像コンクールの会場があります。

会期初日に訪れると、雪像の制作過程が楽しめますので、完成品を見るのは飽きた、という雪まつりリピーターの方には是非お勧めしたいですね。

マイバウム 名所・史跡

一応、各国ブース前には、完成予定の写真や絵も掲示されていますので、完成した姿を想像しながら、制作の様子を楽しまれると良いですね。

タイチームの制作現場にて、丁度、核心部ともいえる、亀（？）のお目目部分を削っている最中でした( ´∀｀ )。

中を穿つ構造の雪像なんかは、中の人の作業はより大変そう…(・_・;)。

で、西側には、最近はこれ目的で雪まつり会場を訪問するファンの方も多い、という、雪ミクブースが。

雪ミクラッピングの路面電車なんかも、最近の札幌の冬の風物詩として有名になっていますね。

で、大通会場としては最西端の12丁目会場に到達。

ここは勿論、昔ながらの市民雪像が沢山並ぶエリアなので、古き良きさっぽろ雪まつりの風情を味わうには一番良いエリアですね。

現在のさっぽろ雪まつり大通会場内では、唯一、全く商売っ気のない会場、とも言えます。

そんな中で、毎年世相を反映した雪像を探すのですが…。

やっぱり今年はこれだよね～。

まあ、世界的に見れば、東京と札幌との距離なんか然程でもないんじゃね、って、私は冷めた目で見ていますけどね…(;´Д｀)。

そういや、東京五輪誘致の時に、”アンダーコントロール”発言で、国際的な笑いものになっていた、桜を観るのが大好きなおっさんのことを思い出すな…。

という訳で、バラ園が中央に位置している大通会場の西端に到達しました。

ちょっと長くなりそうなので、本旅行記はここで区切りにしたいと思います。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

これを綴っている時点では2月7日ですが、まだ第71回さっぽろ雪まつりの会期は11日まで残っていますので、是非、多くの方に足を運んで頂きたく思います。

大通公園 バラ園 公園・植物園