2020/01/02 - 2020/01/02
90位(同エリア305件中)
唐辛子婆さん
どこか遠くにいきたいなあ。
夏に家のリフォームに時間をとられてお正月以来旅にでてない唐辛子爺婆。
でもその前にお正月だからどっかにお参りにいかなくちゃ。
でも人混みは嫌いだし待たされるのもイヤ。
そーだ!
気になる神社があったのよね、ロシア大使館にいく度に気になりながら
なんかさびしそうな雰囲気なので階段を上がりそびれてたの。
その神社は神谷町の駅からが一番近いんですけど
どうせ都心に出るのならついでに坂道散歩しませうよ。
といふわけで出発は日比谷線広尾駅から。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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-
「有栖川宮公園?あそこには都立図書館があった。
駅(日比谷線広尾駅)の近くにものすごく高そうな子供服の店があった。」
唐辛子爺が覚えているなら簡単だ。私はついていくだけでいいもの^^。 -
そのすんごくお高そうな子供服のお店はすぐにみつかりました。
良く覚えていたわねえ!
都立図書館には昔、仕事で調べものに来たことがあるんですって。 -
有栖川宮公園にすぐに寄らなかったのは
この高いところにいる人が立ち眩みしないかと気になったから。
末日聖徒イエス・キリスト教会のてっぺんで -
ラッパを吹いている。
木枯らしの夜はさぶからうねえ。 -
このあたりは大使館がいっぱい。
南麻布に大使館が多いのは旧大名家から没収した屋敷の跡地を
明治政府が各国に提供したからださうで。
そして
「それらに適した広い土地や大きな寺院、大名屋敷がたくさんあったこと
外国人たちが港や江戸城、東海道、横浜に近い土地を望んだこと
公使館が集まっていたほうが警備をしやすいと政府が判断したこと」
が大きな要因ださうで。(「TOKYO坂道散歩なび」坂の街研究会編より抜粋) -
ノルウェー大使館の壁には
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ムンク。
「叫び」以外何も知らなかった唐辛子婆にもすぐわかる。 -
すぐ近くにはスイス大使館
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簡潔そのもの。
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木下坂を下って
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天理教のお寺を通過して
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ボスニアヘルツェゴビナ大使館を横に見て
-
有栖川宮記念公園へ
-
有栖川親王の銅像
明治維新、西南の役、日清戦争で優れた勲功をたてられました、とあります。
西郷さんの砲兵係だった唐辛子爺の先祖を切腹に追い込んだのは
熾仁(たるひと)さんだったのね。
切腹しそこなって生き残ったから唐辛子爺がこの世にいる・・・。
ありがたうござりまする。 -
日比谷図書館の蔵書を引き継いで開館したという
都立中央図書館へは寄らずに -
南部坂へ。
盛岡藩南部家の下屋敷があったんですって。 -
坂の途中右側のドイツ大使館の外壁がとても楽しい!
「今週のドイツ語」とあるからには毎週張り替えてるのでしょうか? -
「さ~さご覧になってね♪」
それにしてもすんごい量の張り紙です。 -
einen Kater haben
あらあら、意味のところを写さなかったわ。
二日酔いってこと?
それともお酒飲みたくてたまらないってこと?
←二日酔いでした。 -
Hundewetter
土砂降りのお天気?
wetterがweatherなのかな? -
Affenhitge
超暑いことを猿暑い
超寒いことを豚寒い(schweinekaelte)っていうんですって。 -
Saucool
超クール
sauは雌豚のことだそうで。
sauはsauarbeit(キツくて汚い仕事←豚仕事)のやうに悪い意味だったのがなぜか良い意味の時も使われるやうになったとか。
日本語のヤバいと同じですね。 -
Schmetterlinge im bauch
恋をしてふわふわ、るんるん、うきうき
もともとの直訳は
「おなかの中に蝶がいる」なんかちょっと気持ち悪い
と思ったりもするようなしないようなという意味だそうで。 -
Hohnerhaufen
鶏の群れ(右往左往している様を表しているやうです) -
Ohrwurm
みみみみず(直訳すると耳ミミズ)
頭にこびりついて離れない音楽のこと。
このポスターを担当していらっしゃる方にお目にかかりたくなっちゃいましたよ。きっとと~っても楽しい方に違いない。
唐辛子爺はスーパーでいっとき流行ったこの歌が「みみみみず」
だったやうで魚売り場にはいつも私が行かねばなりませんでした。
さかなさかなさかな~サカナ~を食べ~ると~
あたまあたまあたま~頭~が~よくなる~
「耳道の中にミミズが這ってきてそこにとどまって居座って出てこない」
ぞぞぞぞぞ。 -
ぜ~んぶ撮っちゃると張り切っていたんですけど
あまりに沢山なので
坂道の狭い歩道を通る人の邪魔になるので
あとはまた今度にします。
でもこのロバのは撮りたかったなあ。 -
これは面白そうだから許して。
das ohr abkeuen
声が耳たぶを噛んでいます。
「うんざりするほど絶え間なく話し続けること」だそうです。
特に電話での攻撃に使われる。
子供のキンキンした声が耳をつんざくのかと思いましたが・・・。 -
これで終わりにしやう。
in der ruhe liegt die Kraft
まわりが仕事であせっているのに仏像のやうに心静かな人が
描かれています。
「静寂の中にこそ力がある」
つまり「慌てるのではなくまずは落ち着こう」ですって。
日本語教師養成学校で同級生だった人がドイツに住んでいたことがあって
英語もペラペラな人なんですけど
世界でドイツ語ほど難しい言葉はない!と強調してました。
それでドイツを訪れることに恐れをなしていたのですが
これらのポスターを見たら親しみが湧き、行ってみたくなりました。
4トラには「とんちゃん健康一番さん」というドイツ大好きで
何度も訪れていらっしゃる方がおられますしね。
とても感じのいい方です。
(一度お目にかかったことがあるのです。4トラに感謝!)
自国語をこのやうにアピールする大使館は少ないかも。 -
さてさて次は新富士見坂です。
東京に富士見坂はいったいいくつあるんでせう?
それだけ富士山が見えることをうれしく思うってことですよね?! -
このエキゾチックな建物も大使館だったんでせうか?
-
青木坂
坂道は滑りやすいのでこの丸い滑り止めがつけてありますが
これが一個一個手で付けていくものだったのを最近テレビで知りました。
この文明の発達した世の中にこんな手作業があったなんて!
さういへばマンホールの蓋も手作りなんですってね。
ご当地デザインなので大量生産ができなくて。 -
フィンランド大使館
-
あら、ここでパキスタン大使館に出会うとは!
私たちがパキスタンのビザを申請に来ていた頃はこの建物ではありませんでした。
確かに西町インターナショナルスクールのそばだったやうな。 -
フィンランド大使館から
本村小学校の前のゆるやかな阿衡坂(あこうざか)を経由して -
きつめの奴坂を登りきると
-
薬園坂
江戸時代に坂の西部に薬草栽培所があったんですって。
のちに小石川に移って小石川植物園になったさうですけど。 -
イランイスラム共和国大使館の壁にも貼りものが並んでましたけど
-
ドイツのと違って観光名所がいっぱい!
このご大層なモスク?はどこだったかしら? -
イランのアルメニア修道院群
さういへばパキスタンでお隣に住んでいた人が
イラン生まれのアルメニア人でした。
石油関係の敷地内で裕福に暮らしていたのにホメイニが女性に
黒い被り物を義務付けたのでアルメニア人たちはみな祖国に移住したさうです。
でも祖国も安住の地ではなかったやうで北米に移住した人多し。
彼女は幸いドイツ人と結婚して幸せな人生を送っています。
テレビを一日中つけっぱなしにして単語をひろっていくのが
彼女流語学上達法で英語、ドイツ語、ウルドゥー語、ペルシャ語
(もちろん「アルメニア語も)がペラペラでした。 -
お正月(2日)なのでどこもここも閉まっていて
このサルバトーレが開いていたので飢え死にしなくて済みました。 -
ピザ窯があるとほっと安心。
-
シーザーズサラダだけ写しておいしかったピザを撮らなかったなんて
よっぽどおなかがペコペコだったんだわ。 -
薬園坂に戻って
-
この細い小路を通って
-
絶交坂と間違えさうなネーミングの絶江坂を
-
上ります。
-
下ります。
-
チリ共和国大使館
チリにも行くわ、絶対に。
そう決心するにはちゃんとした理由があるのです。
ニカラグアに住んでいたころ「マッチョなんとか」というチリ産の
ラブストーリーを毎日テレビで見ていた唐辛子婆。
たわいもない単純なストーリーが幸いして
1年滞在の語学力でも内容が全部わかって、というか
このドラマのおかげでスペイン語ができるやうになった
といっても過言ではないかも。
・・・今じゃす~っかり忘れてますけどね。
わたしゃドイツ語よりもスペイン語のほうが絶対に難しいと思いまする。
だって主語を省略するから動詞の語尾変化を間違えると
全く違った意味になっちゃうんだもの。 -
仙台坂を下ると大韓民国大使館
一緒にソウルを訪れたお友達が亡くなったことが
いまだにショックな唐辛子婆・・・。
ソウルでは通りすがりの人たちにとても親切にしてもらいました。
いつかまた気軽に訪れる日が来ますやうに。 -
ステンドグラスの美しい日本基督教団 安藤記念協会会堂
確かこの辺りに以前はパキスタン大使館があったはず。 -
アルゼンチン大使館の近くに
-
こじんまりした神社があったので今年初のお参りをして
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暗闇坂へ。
-
っていっても暗いのはほんのいっとき。
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オーストリア大使館から
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麻布十番へ。
ここっていつも行列ができてるのよと言ったら
甘いものに目がない唐辛子爺はさっそく注文しに入ったんですけど
1時間待ちだといわれて諦めました。 -
それから狸穴坂を上がって
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やっとロシア大使館のある通りへ出ました。
-
いつみてもちっこい狸穴派出所。
-
やれやれやっと神谷町駅への緩やかな坂を下ります。
このメルヘンな青いおうちの右に入ると -
雁木坂
そこには上がらず神谷町駅への道に戻って -
ここここ
このうらさびしさうな階段を一人で上るのがこわくて。 -
けふは唐辛子爺といっしょだからこわくない。
でも上ってみたらばなんと! -
建て替え工事中でした!
近寄ることはできず塀の隙間から参拝させていただきました。
今年もどうぞ楽しい旅ができますやうに。
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