2019/12/26 - 2019/12/26
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ケロケロマニアさん
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令和初の海外旅行としての韓国旅を終えて、カメリアラインにて博多港に戻った後、暫く博多観光をしてからこの日の18きっぷ旅程が始まりました。
前旅行記までは海外旅行としての扱いでしたが、それが終了後もしばらく旅が続くので、そのまま海外旅行のタイトルで継続するのも如何なものか?と思いましたので、本旅行記からは、同じ旅ではありますが、タイトルを変更させて頂きたいと思います。
そういえば、JRで関門トンネルを抜けた後、下関から山口県入りしましたが、これが私にとっての令和初山口、というか、令和初中国地方、ということになりました。何とか令和元年中に少しだけでも足跡を残すことが出来て良かったです。
これを記念して(?)、と申しますか、今回はせっかくの令和初中国(&四国)旅程となりましたので、それぞれの県で目的地を一つづつ決めて、観光をしていくことにしました。とは申しましても、18きっぷ旅程の流れですので、あまり長い時間は取れませんが…。
特に山口県に関しては、博多に長居し過ぎたことも影響し、その日の18きっぷ旅程が何と昼過ぎから開始、という失敗旅となってしまいました。生憎の雨模様の天候もあって、正直テンションはあまり上がらず、山口県域には15時~21時位までの間の約6時間だけの滞在となってしまいましたので、あまり中身のない旅行記になってしまいますことを予めお詫び申し上げます。
で、今回の山口の一観光、として選んだのは防府です。前々回は山口市内、前回は徳山(周南市)がメインの山口旅でしたので、今回はここをチョイスさせて頂きました。観光の中心は大きく分けて二つ、防府天満宮と山頭火の小径です。まあ、市内の滞在時間は2時間もなかったですけどね…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
明るいうちに行きたかったところがありますので、今回の下関は乗り換えだけで通過。
本当は、関釜フェリーでここまで直行したかった…。
”18きっぷ半額”が定番となりつつある関釜フェリーだけれど、カメリアさんがそれ以上にやっちゃってますからね…。
競争原理が働かない下関と、ビートルや福岡空港利用のLCCが群雄割拠の博多との違い、と言えるのかもね…。
15時を過ぎて、ようやく本日の本州旅程が開始となります。
流石にちょっと、博多でのんびりし過ぎたかな…(-_-;)。下関駅 駅
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で、やって来たのはこの子(子とは、こちらの鉄ちゃんらしき方、のことではなく、黄色い列車のこと( ´∀` )。)。
この子を見ると、JR西日本管内西部エリアにやってきたことを実感しますね。 -
車内の様子。
いわゆる(?)山陽本線・東海道本線の東西移動においては、現状においては、JR西日本管内は殆どがクロスシートで移動できる快適さがありますよね。
だからこそ、例えば、下関→東京移動の際には、後半にあの悪しき”魔の静岡ロングシート区間”が控えていることになるので、辛いところです。
(まあ、私の場合は実家が名古屋なので、この区間を通しで乗ることが少ないので、実態としては、あまりこの苦痛を味わったことないですが…。)
てか、新幹線移動が普通の4トラの約7割を占めると思われる(?)富裕層の方々には、まさに、何のこっちゃ…、な話かとは思いますが…。 -
そういや、チョコパイと似非ヤクルト(はこの時点でまだ1本だけ残ってたけど…)がなくなったのですが、あの順天のEマートで購入した端数合わせのチョコレートが残っていたことを思い出す…。
韓国の板チョコはサイズが小さくて高いので、普段はあまり買わないんですが…。貧民の徒歩エネルギー(?)に必要な板チョコは、日本のドラッグストアやイ〇ンのPB商品などが安いので、これを買い溜めするようにしましょうね( ´∀` )。 -
実は、この先の旅における今回の西日本旅程後半のメインは、香川県だったりするのですが…。
僅かのタイミングで休航(一応、2019年末時点で”廃止”とは決まっていないのでこの表現とさせて頂く)前に乗船することが出来なかった、国鉄時代から続く宇高航路の思い出を振り返りながら…。
まあ、このカガワは、字が違うけどね…(;'∀')。嘉川駅 駅
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新山口からは岩国行きに乗りカエルます。
ここでも黄色い子が…( ´∀` )。新山口駅 駅
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モーター音でも味わいながら、三等室(?)でまったりと過ごしましょうね。
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先程とデジャブな光景が同じように続く…。
意外と、山陽本線最西部の山口県域って、長いんだよなぁ~。
だんだん眠くなってきた…。 -
それを物語るかのように、今写真をみカエルしても、あまりろくな写真が残っていない。半分、寝てたんだろうな…。
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途中、こんな大河を渡ったり(何処だろう?)しながら…。
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朝はカメリアラインで大失態を犯して寝坊してしまった悔い(?)がありましたので、今回は寝過ごさないように、と、頑張って目を開けていたら、何とか目的地に到着です。
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下車したのはこちらの防府駅。
これまでにも恐らく20回以上は通過している駅かと思いますが、実は下車するのはこれが人生初のことです。
本州の大動脈である山陽本線・東海道本線沿線には、そんな町がまだまだ沢山残されていますので、これからも少しずつ訪問していきたいと思います。
やっぱり山口県といえば、長州藩としての特に幕末関連の名所が気になりますが、流石に偉人の輩出が多い県だけありますね。
そういや、今の〇倍氏もこの県出身だったっけか?
桜を見るばかりでなく、過去の偉人達の功績をもっと見直してみては???防府駅 駅
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こんな横断幕で盛大にお出迎え頂きましたが…。
冬の一番日の短い季節です。明るいうちに残された時間は少ないので、先を急ぎましょう。 -
とか言いながら、今後のことが気になり、一応、本日中に目的地まで行けるかどうかを、駅の時刻表で再確認。
何とか、ここを19時(最悪20時頃まで)に出発すれば間に合いそうだなと判明したので、まあ、その後は少し落ち着いて…。
まだこの時点で上旬には運航されていた宇高航路。
勿論、令和元年12月の時刻表には掲載されていました。
幼少時代に何度も乗船した、現在の私の船旅好きの原点でもある航路、なだけに、カボチャ磨きが忙しくてギリギリ間に合わなかったことを、つくづく残念に思います。
昭和の末期に国鉄の宇高連絡船が廃止されましたが、平成を跨いで新時代の元年にまさか民間の航路まで休航(こちらは復活も願って敢えて、休航であることを強調しつつ…。まあ、香川・岡山両県も、再生に向けての支援はしない、と表明してしまいましたので、現実的には難しいと思いますが…)してしまうとは…。 -
もっと早くにきていれば、こんなレンタサイクルが利用できたのにね。
まあ、この日は雨振りでしたので、早く到着していても使わなかったかもしれないですが…、と自分に言い訳しつつ…。 -
駅前にはこんな石碑も建っていました。
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では、明るいうちに急いで防府観光を開始しましょう。
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時刻はもう17時前ですよ。
まったく、時間の使い方がなってないよな…(;´Д`)。 -
カラーマンホールを発見。
何やらお魚が描かれていて可愛いっ!
カエルさんには負けるけど…。 -
取り敢えずは年末でしたので、少し早めの初詣(初、とは言わないのか…)を。
相変わらず、雨はシトシトと降り続いています。
途中までは天神町銀座商店街のアーケードを経由して、雨を避けながら…。
駅から防府天満宮までは、晴天時ならなんてことはない距離なんですけどね。
これが雨降りだと長く感じてしまう訳でして…(;´Д`)。天神町銀座商店街 市場・商店街
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途中、こういう名所も。
ハート型のチャラい電飾が、私のようなチャラ男のツボに入るわ(;^ω^)。 -
天満宮らしく、梅の花を象ったと思しき電飾も…。
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こちらは滝をイメージか???
ナイヤガラの滝みたい(実物は観たことないけど…。)。 -
そんなこんなで、防府天満宮の入口に到着。
少し雨脚が強くなってきました。
参拝だけして、足早に先を急ぎましょう。 -
と思って、参道を進むのですが…。
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何やら施設があり、参拝後に訪問すると閉店してしまう可能性もある時間帯でしたので、先に眺めてみることにしました。
流石に年末の閉店間際、しかも雨降り、ということもあって、店内は空いていました。
ここも約1週間後には凄い人出に囲まれることでしょうね…。防府市まちの駅 うめてらす 名所・史跡
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で、本宮に向かって石段を登り始めます。
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でも途中にこんな解説板を見かけると、どうしても足を止めてしまう…。
本当はお天気が良い時に、もっとじっくりと各所を探訪してみたかった…。
北海道から山口は遠いので、なかなか頻繁に来られる場所ではないだけに、つくづく残念に思いながら…。 -
こんな茶室もあるんですね。
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ようやく本宮前に到着。
厳粛な思いを胸に…。 -
天満宮なので、まずは撫で牛さんに知恵を授かってから…。
(雨振りなので、恒例の”ナデナデ”シーンの撮影は控えさせて頂きました。)
そういや、これを記しているのは令和2年1月のことですが、来年は丑年ですね。
来年は12年に一度の年男なんだモー。 -
では参拝させて頂きましょう。
既に、お正月の受け入れ態勢は万全に整っていました。
因みに、防府天満宮でクチコミ検索してみると、色々なイベントが併せてヒットしてきますね。そんな各祭事にも参加してみたいなぁ~。防府天満宮 寺・神社・教会
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で、参拝を終えて、来た道を戻りましょう。
因みに、うめてらすのこの時点におけるお土産ベスト5がこちらです。
”ぶち”、というのが山陽らしい言い回しですなぁ~。 -
そういえば、防府天満宮参道入口に続くこの道は、歴史街道として名高い、萩往還でもあるそうで…。
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詳細な解説はこちらで。
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参道入口から見ると、萩往還の方は丁度ここで曲がります(これが現在の天満宮の表参道的な位置づけ)が、山陽道は東西に直進する、というロケーションとなります。
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この界隈が繁栄した時代の当時の絵画も、同じ解説板の脇に付されていました。
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残された時間はあまりありません。先を急ぎましょう。
防府でもう一つ行きたかったのが、山頭火関連のスポット。
勿論、山頭火、とは言っても、某麺類系チェーン店ではなく、放浪の詩人、自由律詩の大家として知られる、種田山頭火のことです。山頭火ふるさと館 美術館・博物館
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山頭火の小径なる風情ある散策路も整備されています。
暗くなってきましたが、取り急ぎ、歩いてみましょう。 -
整備されている、とは言っても、基本的には住宅街に続く普通の細い路地を、無理やり小径に設定(失礼な言い方ですみません…)している感じなので、あまり暗くなって怪しげな浮浪者っぽい自分が散策していると、不審者として通報される恐れがありますので、私有地に迷い込まないよう、注意して歩きましょうね。
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この散策路の象徴的なデザインがこちら。
タイル張りの上を草鞋の足跡が続く、ようなデザインで、山頭火の旅路をイメージしています。
逆に言えば、路面にこれが施されている箇所を歩いておけば、不審者として通報されずに済みそうですね( ´∀` )。山頭火の小径 名所・史跡
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暗くなってくると、こうした案内板も見落としがちになってしまいますので、目を凝らしながら、見逃さないように先へ進みましょうね。
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で、最初にやって来たのはこちらの郵便局。
これも山頭火の小径の見所の一つとして設定されているようですが、何故??? -
不思議に思っている自分の心の中を見透かしたように、こうした解説板が…。
そういえば、今の郵便局には各局にオリジナルの番号が付されていて、預金通帳などにその軌跡を残していく、”郵便局巡礼”なんていう旅のジャンルもあるようですが、ある意味、郵便局マニアの魁、ともいえるのが山頭火なのかも…。
この郵便局には山頭火デザインの風景印も用意されているそうですが、この日は勿論既に窓口が閉まっておりましたので、残念ながら押印することは出来ませんでした…。 -
で、完全に暗くなってしまった小径を歩き続けます。
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雨脚は小康状態になった模様ですが、まだ微妙に降り続いている感じですね。
この散策路の途中には、比較的交通量が多いこうした道路を信号なしで跨ぐ部分なんかもあって、交通事故にも注意が必要ですね。何とか、歩行者用信号とか設置して欲しいものですが…。 -
そんな中での解説板探しは、案外苦労しますね。勿論、このようなスポットの解説板には照明など施されてませんし…。
暗闇の中で案内板を見つけて、現地では何を書いてあるのかわからない状態のをフラッシュ撮影して、今、見返してフムフムと頷いています( ´∀` )。 -
路面状態も、普通の撮影では真っ暗で何のこっちゃ、な風情となってきましたので、フラッシュで撮ってみましょうね。
曲り角などは、特に暗闇では要注意です。 -
で、油断をしていると、暗闇の脇にひっそりと山頭火豆知識案内板が…。
もう少しでゴールかしら??? -
同じような道を歩き続けます。
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こちらも暗闇の中で見逃してしまいやすいですが、どうやら、”山頭火のお弟子”さん達が、この小径沿いに、オリジナルの作品も提供されているようで…。
形式に捉われない山頭火の作風は、やはり個人的にも大好きですが、同じようにファンになられる方も多いことでしょうね。 -
で、豆知識項の1番が見つかりました。
これで終わりみたいですね。(てか、逆向きに歩いていた、ということに今更ながら気付かされる訳で…。)
まあ、形式にこだわってはいけません。何といっても、ここは自由な作風を売りにした山頭火の史跡なんですから!(という言い訳…。) -
あたたかく 人も空も。
何とシンプルで、高い極みに到達した心境を物語っているのでしょう! -
この小径のゴール地点(てか、本当はスタート地点か?)にあるのが、山頭火の生家跡で、歌碑や休憩用のあずまやなども設置されていて、ちょっとした公園のように整備されています。
種田山頭火生家跡 名所・史跡
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まあ、詳細な解説はこちらで。
(相変わらず、旅行記的には手抜きですみません…(^^;)。) -
で、最後はマクドでコーヒーブレイク。
充電でもしようかと立ち寄ったのですが、なんとこの店舗は電源席が用意されておらず…。
最近のマクドは、電源席が整備されている店舗が多いだけに、こうした店舗に遭遇してしまうと、ちょっと損した気持ちになる。
まあ、本来はファストフード店なんだから、充電できなくても当たり前なんですけどね…。 -
マクドの近くにはゆめタウンもありましたので、今後の夜食を調達しようと最後に立ち寄ってみます。
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店内にはイートインが…。
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でも、ここで税金8%払いの商品を食べてしまうと、イートイン脱税で逮捕されてしまいますので、諦めて素直に駅へと戻りましょう(^^;)。
あー、めんどくせー時代だな…。 -
で、トボトボと戻ってきた防府駅…。
防府駅 駅
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時刻は18時15分。
結局防府観光は約1時間半で終了したことになりますね。
雨降りの中を歩いたので、凄く沢山歩いた気になっていますが、実は大したことなかったのかも…。 -
でもやっぱり、雨降りの中のウォーキングは、余計な体力を消耗する感じです。
予定より早い時刻での出発となりましたが、少し列車内で休憩しましょうね。 -
という訳で、また黄色い子がやって来たので、乗車しましょう。
さらばじゃ、防府! -
車内では、本当ならもっと具に見物したかった防府天満宮の幕末史跡マップなども眺めながら…。
本当は幕末関連スポットの探訪というのが、山口県らしくて良いんだよな~。 -
そして、旅の肴には貧民らしく半額食材で…(;´Д`)。
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防府近郊は少し混雑していましたが、それでも終始快適な車内空間を堪能することが出来ました。
-
で、県最東端の岩国に到着。
岩国空港が民間空港としてのオープンを果たした次年に、有名な錦帯橋や白蛇さん(?)を観に行った旅のことを思い出します。
あれからもう7年近くが経過するんですねぇ~。
因みに手前味噌で恐縮ですが、当時の旅の様子はこちらです…。
https://4travel.jp/travelogue/10789183岩国駅 駅
-
後は、広島県域に抜けるだけ…。
予定より早い乗車でしたので、少し余裕が出来ました。
二本程、乗車列車を遅らせて…。 -
その間に、駅の時刻表を用いて、明日以降の旅程を再考してみましょう。
基本的にはアナログ人間なので、こうした旅程検索で、スマホ(まあ自分は未だガラケーだけど)バッテリーを無駄に使ったりはしませんよ(^^;)。 -
で、ある程度、旅程を確定させたところで、こちらの2037発白市行きに乗車します。
-
本日最後の乗車、は、こんな近代的なお洒落な車両がやって来ました。
広島県入りを歓迎してくれているようですね( ´∀` )。 -
正確には幕と言えないデジタル方向幕。
写真にはうまく撮れないことも多いので、ストレスを感じますね。 -
まあ何れにせよ、どこかの島の痛々しい車両ばかり見慣れている身にとっては、別の国に迷い込んでしまったかのような近未来感を抱いてしまいます…(・_・;)。
-
という訳で、この子に乗車して…。
さらばじゃ、山口県。
また逢う日まで~。 -
まだ広島県都まではかなり離れていますので、車内は空いていますね。
広島県も横長の県ですので、18きっぷ旅程としては山口県と同様、或いはそれ以上に乗り応えがありますね。 -
という訳で、広島県最西端の町、大竹に到着。
大竹駅 駅
-
ここから先は、広島県旅程となりますので、山口県内の旅路を扱った本旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
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