2019/12/27 - 2019/12/30
9462位(同エリア16384件中)
クッキーさん
ロンドンからパリに移動してきました。正味2日間しかありませんが、芸術と食の都・パリを堪能してみたいと思います。時間も限られていますので、毎度のことながら早朝ランで観光地巡りを補完して効率を上げたいと思います。どんな街かワクワクです。夜にはバレエ「白鳥の湖」を鑑賞します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝0600にホテルを出て、凱旋門まで行ってみましょう。まずはセーヌ川を渡ります。広い川幅で水の流れも結構速いです。
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橋を渡るとブローニュの森を斜めに横断する道へと出ました。ここを過ぎると、基本的に真っ直ぐな道を2kmばかり、ひたすら走っていきます。
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シャンゼリゼ通りに出ました。うっすらと1km先には、あの凱旋門が!
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凱旋門に出ました。巨大な門に圧倒されます。
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反対側(表側)も。このどっしりした重厚感は素晴らしいです。
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先に進みます。凱旋門を過ぎると、シャンゼリゼ通りもどんどん繁華街に。お洒落なカフェや高級店が軒を連ねます。
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凱旋門から1km強東へと進み、やってきたのはコンコルド広場。
コンコルド広場 広場・公園
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広場の中心にあるオベリスク。1836年にエジプト国王から贈られた「クレオパトラの針」。
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さて、引き返します。このとおり有名なシャンゼリゼ通りを再び走ります。微妙に坂になっているのがミソ。
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沿道で目に付いた建物があれば寄り道。ここはパリ市立美術館。立派な建物です。
プティ パレ (パリ市立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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反対側は博物館のグラン・パレ。1900年のパリ万博の際に建設されました。とても特徴的な円形の中央玄関。巨大な建物です。
グラン パレ 現代・近代建築
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さあ道を急ぎます。お洒落なカフェが軒を連ねます。朝食もぼちぼち準備できている様子。こんなところでカフェオレとフランスパンの朝食を食べるなんて最高でしょうね。
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だいぶ戻って来て再度セーヌ川を渡ります。少し明るくなってきました。遠くのラ・デファンスの市街地が川面に光ります。
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合計18kmをぴったり2時間走り戻ってきました。シャワーを浴びて昨日買ってきたパンと牛乳で朝食です。フランスパンは長いバケットですが1ユーロ。意外と安いですね。皮はパリパリで中はもっちり。コンビニに裸で多数並んでいたもので、1日経ってしまいましたが美味でした。牛乳は・・・おいしい!!!滅茶苦茶おいしいです。こんな美味しい牛乳は初めてです。1リットルくらいの量ですが、がぶ飲みしてしまいました。ブルーチーズも4ユーロ程度と安物でしたが、これまたしっかりしたチーズ。農業王国フランスの実力を見せつけられました。
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さてのんびり朝食を堪能していると時刻は10時を過ぎてしまいました。急いて観光へ。しかしホテルの近所にも何やら小さな商店街が。こういう店を訪れるのもいいですね。早速見て回りましょう。一応、凱旋門は今朝制覇しましたから(笑)。
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パンとスイーツのお店でしょうか。とてもセンスの良いお店。ケーキもおいしそうです。
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中心部に来ました。中央にはツリーが。
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近所にあったお肉屋さん。店頭で豪快に鶏の丸焼きが!
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周囲にはとてもいい匂いが広がっています。これは間違いなく美味しいはず。
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外国っぽい陳列方法が面白いですね。それにしても恐ろしく種類が豊富です。牛豚鶏羊に・・・様々です。
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こちらのお店はキノコや木の実などでしょうか。エリンギってこっちにもあるんですね(笑)。
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惣菜屋さんです。シーフードもあります。どれもカラフルでおいしそう。
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ぜーーんぶオリーブ等のピクルス。
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こちらは露店です。今日は土曜日ですが、マーケットが開催されているみたいです。
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これは驚いた!殻付きのカキが大量に売られています。気温は8℃くらい。冷蔵庫なしで大丈夫なんでしょうね。
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生ハムがドーーン。スペイン産のようです。
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フランスパンが沢山。
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魚介類です。大量のムール貝。こんなに売れるのでしょうか?などと要らない心配をしてしまいます。
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このショーウィンドウ内全部が、チーズ!!流石フランスですね。
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もう種類が豊富過ぎて訳がわかりません(笑)。
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なかなか豊富な種類の魚が並びます。クロダイが美味しそうです。
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伊勢海老。サーモンも。
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フルーツも種類が豊富です。西洋梨のラ・フランスを見つけてひと安心(笑)。
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野菜類。ハウス栽培だと思うのですが、とてもいい色のトマト。どれも新鮮そうです。
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ソーセージ。加工肉類。これまた種類が豊富です。
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一転して、こちらはお花屋さん。この赤と黄色の混ざったバラ、物凄くキレイ!こりゃ素晴らしいですね。
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ロースト肉を売っている屋台。これ、ドイツで売っているシュバイネハクセではないですかね?ブタの巨大骨付きスネ肉。滅茶苦茶おいしい奴です。
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これは・・・フランス語は読めませんが、馬肉です。フランスでも食べるんですね。
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ひと通り見て回りました。ホテルの対面にあるここは市役所だそうです。さて一度駅まで行ってみましょう。
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昨日降りた駅に行ったところ・・・切符の自販機が対応していません。これはどういうこと?ここはゾーン1という回数券の対象圏の外。切符が買えないとどうしようもありません。まあとりあえず、ここから2km歩いて副都心のラ・デファンスまで行ってみましょう。そこからはゾーン1となり、既に買ってある回数券で地下鉄にも乗れますので。
というわけで、トラムの横の道を進みながら、一路北へ。 -
徒歩移動すると、こういう綺麗な風景にも出会えます。真っ赤な木の実をつけた沿道の木。
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住宅街に出てgoogleマップを頼りに進みます。
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だんだんとビル群が近づいてきました。パリ中心部は景観保護のため、このような近代的なビルは建設できません。このラ・デファンスの街は新興地として盛んにビルが建てられています。
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1時間くらい歩いて到着しました。広大な広場の前にはグランドアルシュという巨大な建造物が。
グランド アルシュ 現代・近代建築
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これは現代的な凱旋門として1989年に完成した、パリ第3の門です。それにしても巨大です。圧倒されます。人が何と小さく見えることでしょう。
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広場ではクリスマス・マーケットの続き?が。これまた面白そうですので寄り道です。
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中はこのように、綺麗なブースが並びます。
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これは真空パックされた生ハムですね。1つがこの塊です。凄い量だと思います。買う人はいるのでしょうか?
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様々な種類の紅茶でしょうか。茶葉が並びます。
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チーズに骨付きの生ハム。巨大です。
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これは硬質チーズの薄切り。これをパンにサンドして、とろけさせて食べさせてくれます。
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飴やチョコレートなどの様々なお菓子ですね。とてもカラフルです。
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小さな人形がどっさり!これは素晴らしい。組み合わせて並べると色々な物語がつくれそうです。
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食べ物の屋台も豊富。これはソーセージを野菜と一緒に豪快に焼いたもの。これは間違いないでしょう。
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大鍋や鉄板でステーキや様々な野菜も。これはおいしそう!
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チーズでしょうか?ケーキでしょうか?ナッツがどっさりです。これまた1つがとても大きいです。
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ああ・・これヤバい奴だ。マカロニにジャガイモにベーコンが、チーズとホワイトソースと絡んでいる。カロリー万歳!でも味は格別でしょう。
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一人前でこの量。冷えないうちに頂きます。確か6だか8ユーロ。チーズがとろり、ジャガイモほくほく。安定のおいしさです。もちろんこれだけで昼食はOK。ガツンとお腹に貯まりました。
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ドリンクは・・・3ユーロで暖かいグリューワインが楽しめます。オレンジの皮やシナモンの良い香りが広がります。
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トロリとおいしいあったかワイン。色々なスパイスが入っていて奥深い味でした。
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さて、お腹も一杯になったところで、やっと地下鉄駅に到着です。ここから一応凱旋門へと行ってみます。
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地下鉄で凱旋門へ。やっぱり明るい時間帯に見るとより綺麗ですね。
凱旋門 建造物
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一旦地下に潜って、朝は閉鎖されていた凱旋門の真下に行ってみます。
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間近で見ると更に凄い迫力です。細かな彫刻まで本当に見事です。
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内部もこのとおり丁寧な彫刻が。うっとりするほど素晴らしいです。ここに登ることも有料ですが可能。しかし長蛇の列でした。今回はパス。
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さて、凱旋門から500mほど南西に向かったビクトル・ユーゴー広場へ来ました。ちょっと休憩します。
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近場のスターバックス・コーヒーへ。コーヒーも頼みましたが、これが目につきました。オレンジ生搾り機。搾りたてのオレンジジュースは極上です。
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結局たのんだオレンジジュース。フレッシュで香りも爽やか。最高の味!
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この広場から北に100mほどで、2018年で日本から撤退した英国発の女性アパレル店に到着。妻への土産を購入します。
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惜しまれつつ日本から撤退したこのブランド店、海外でも店舗数を減らしています。ロンドン旗艦店も閉店されていますが、家具や寝具の通販事業は堅調とか。店員さんの説明によると、フランスではここのお店だけとのこと。
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お土産も購入を終え、エッフェル塔方向へと向かいます。なお、地下鉄駅へと一度向かいましたが、閉鎖されています・・・そうです、ストライキです。現在、12月初旬から始まったパリ市内の大規模ストライキが依然として続いており、何の前触れもなく地下鉄が止まったりします。まあしょうがありません。歩いて街並みを堪能しましょう。
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イエナ駅のあるラウンド・アバウトの中心に、何故か米国のジョージ・ワシントンの像が。宿敵英国から独立を勝ち取った英雄。敵の敵は味方?
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さて、やってきましたエッフェル塔!シックな色合いですね。高さは324m。概ね東京タワーと同じです。
エッフェル塔 建造物
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周囲には沢山の人。それにレストランを兼ねた巨大なボートが往来します。しばし風景を堪能します。
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ではセーヌ川沿いを歩いて中心部まで戻ります。どうやらバスもストの影響を受けている様子。バス停に全くやってきません。まあいいでしょう。600mばかりの道のりをゆっくり堪能します。
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夕暮れ時。空の色が刻々と変化し、ライトアップも徐々に輝きを増します。
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雲の影響で夕焼け空にはなりませんでしたが、なかなか見事な色彩です。立ち止まって楽しみます。
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時折、巨大なボートが。楽しそうですね~。
アルマ橋 建造物
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さて、アルマ橋のたもとまでやってきました。時刻は1730。シャンゼリゼ劇場での「白鳥の湖」公演は2000から。夕食をゆっくり摂る時間がありそうです。シャンゼリゼ通りまで出てみます。
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角地には必ずと言ってよいほどカフェが。どれもおしゃれですね。
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まずはシャンゼリゼ劇場の位置確認。モンテーニュ通りを進みます。
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やや質素な外観の白い建物がそのようです。
シャンゼリゼ劇場 現代・近代建築
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こちらはその隣の豪華絢爛な五つ星ホテル。ライトアップが綺麗です。
ホテル プラザ アテネ ドーチェスターコレクション ホテル
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さて、シャンゼリゼ通りにやってきました。早朝とは違い、赤いイルミネーションが施されています。凱旋門までずーーっとです。まあ見事。
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お安そうなビストロを見かけたので入ってみます。
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中は簡素なカフェと言った感じ。運よく空きテーブルがありました。20ユーロのセットがありましたので、それにします。前菜+メインのみとのこと。メインは3種のうちどれかと尋ねられましたが、フランス語わからん・・・。うち1つはシーフードと言っていましたので、それにします。
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ほどなくして出てきたのは濃厚なかぼちゃスープ。バゲットとともに。これは絶品!いやパリでは普通なのかも知れませんが、滅茶苦茶おいしい!追加の白ワインもキリリと冷えたシャルドネ種のもの。これだけでも大満足。
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こ、これかーーー!!魚介類はムール貝のワイン煮でした。やや意外でしたが(フランス語ワカラン)、味は間違いなし。一人で食べきるのは大変・・・でもありません。やっぱり貝は身がわずかですので。黙々と食べますが、ワインと貝の煮汁が合わさったスープがこの世のものとは思えないようなおいしさ!
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完食?いえ、まだまだ!スプーンで音を立てないように丁寧に飲み干します。全部は流石に無理でしたが、これは絶品でした。
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ホントに20ユーロ+ワイン5ユーロで大丈夫?と思ったほど。少しチップを置いて店を出ましょう。
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さて、劇場に戻ってきました。中に入るとちょうどよい時間。窓口でチケットをもらいます。予約はネットで。eチケット引き換えを見せると、紙のレシート状のチケットをもらえます。荷物とコートはクロークに預けていざ劇場へ。
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こんなチケット。やや安物っぽい(笑)。
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カテゴリー4という安いチケットですが、40ユーロしました。場所は最上階のボックス席。え?これはこれで高級シートでは?とも思うのですが。前列は3人が限度。その後ろは更にカテゴリー5という最安チケット。まあ、あまり見えません(笑)。
ちなみに隣席にはフランス人の老婦人が一人。話好きで、休憩時間もずっと話しかけてきて談笑。 -
馬蹄形の劇場を見下ろすとこんな感じ。ステージは全体が良く見えます。まあ良い席ではないですが、十分でしょう。
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天井はこんな感じ。
バレエ団はキエフ国立バレエ団。ウクライナのバレエです。オケはオーケストラ・ヘキサゴンという楽団。バレエはあまり詳しくありませんが世界一流のバレエであることは間違いありません。チャイコフスキーの哀愁ある旋律、ダンサーの完璧な踊りと見事な統制、どれも素晴らしかった! -
さて帰りましょう・・・でもやはり地下鉄はストップ。困りましたが、ふと見るとサン・ラザール駅行きと書かれたバスが!慌ててバス停に駆け寄り、発車寸前に乗車。何とかサン・ラザール駅に到着できました。回数券でバスも乗れます。
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近郊電車も本数は間引かれていましたが、30分くらい経ってようやく電車がつかまりました。そうそう、明日のホテル近くの駅からの切符はこちらの自販機で予め購入済。明日は旅行の実質最終日です。この日はこれにて終了です。
サン ラザール駅 駅
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