2020/01/08 - 2020/01/09
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バロンさん
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1月8日からのチュニジア旅行は、カタール航空ドーハ経由でチュニジアの首都チュニス カルタゴ国際空港に入り
最初にチュニスのバルドー博物館を見学し、後の行程は博物館に飾られたモザイク画があった、チュニジア北部の遺跡を巡るというツアーでした。
バロン家がチュニジア旅行を思い立ったいきさつは
2015年の1月トルコにツアー旅行した時、
ツアーメンバーの中にとても、旅慣れたご夫婦がいて
「チュニジアはモザイクがとても素晴らしい」と言われていました。
それまでチュニジアの知識の無かったバロン妻の脳裏に強くインプット
しかし、それから二か月も経たぬ、同年3月
その素晴らしいモザイクのある
チュニスのバルドー博物館にテロが銃を乱射しながら侵入
人質をとり、立て籠もるというとても許すことのできない、
痛ましい事件が起きました。
鎮圧部隊によって犯人2名は射殺されましたが
このテロによって死傷者60名、うち亡くなられ方22名
日本人の犠牲者は6名で3人の方が亡くなられました。
あれから5年経ち、チュニジアの内政も落ち着き
治安も多少良くなったようで
チュニジアツアーの募集もよく見るようになりました。
かと言って、
この周辺はいつどうなるかわからない複雑な場所
意を決して
いつ行こう?今行こう!になった次第です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
今回はカタール航空でドーハ経由でチュニジアに行きます。
成田国際空港 第2ターミナル3F です。
カタール航空に乗るのは2017年5月以来です。
前回乗ったときは、旅行中にカタールが周辺国に断交されて
行きと帰りの飛行ルートが違ったという
滅多にない経験しました。成田空港第2ターミナル 空港
-
今回はツアーなので
ここの前で添乗員さんより説明
総勢27名シニアばかりですーFaSoLa 第2ターミナル3F免税エリア スーパー・コンビニ・量販店
-
定刻通りの出発のするようで
定刻搭乗時間より10分早くゲートが開き喜んで機内に入ったが
ところがどっこい、待てど暮らせど出発しない
機内は強烈に熱いし
何故遅れてるかの日本語説明もなしです。
定刻の出発時間より30分以上たったとき
申し訳程度に飲み物やスナック類を配り始めた。
結局、1時間10分遅れの出発でした。
添乗員さん曰く、カタール航空は定刻の搭乗時間より
早く乗せる場合が多いそうです。
それでも、出発時間が遅れて機内で待たされたらたまらんわ!!成田国際空港 空港
-
やっと飛び立ちました。関東平野上空です。
今回は、ツアーなので座席指定ができないので
空港チェックインの時、ダメもとでお願いすると
窓側から三列シートをバロン妻が窓側とばろん夫通路側でとってくれました。
搭乗率75パーセントだったので真ん中の席は誰も来ませんでした。
この席の取り方は、満席の場合真ん中に誰か来る場合ありますよね。
個人旅行で行ったとき、この席でウエブ予約したら
当日までに満席になり、しっかり真ん中にも人が来られました。 -
成田からドーハまでは
往路12時間30分
一回目のお食事は島根上空
二回目のお食事は
到着2時間前 -
到着2時間前の食事が終わると
間もなく、ドーハ上空に差し掛かります。
夜景が綺麗で見入ってしまいます。 -
ハマド国際空港到着
成田を1時間10分遅れで出発したQR807便は遅れを
取り戻そうともせず、定刻より1時間25分遅れで到着、遅れが伸びてるやん
また日本からの便は、沖止めで空港ビルまでが遠い事遠い事 -
ハマド航空名物のビックベア
ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
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チュニジア、チュニス行きの搭乗ゲートと時間を確かめて
ツアーは自由行動 -
本来4時間ほどの乗り継ぎ時間があったが
飛行機の遅れで、二時間半ほどになった。
それでも、大好きなラウンジに行く時間はあるので
ラウンジに行きます。アル マハラウンジ (ハマド国際空港) 空港ラウンジ
-
搭乗時間が近づいたので移動
ザ バンブル ツリー 専門店
-
搭乗ゲートはC24
ゾーンごとにゲートに並ぶ
添乗員さん曰く、普段はゾーン関係なしに早い者順でゲートを通過できるのに
今日は珍しくゾーンごとに入れているとのこと -
チュニス行き QR1399便は沖止めでバスに乗って行きました。
本当に遠くの一番端っこに飛行機がありました -
チュニス行き機内での食事
飛行時間6時間20分だが二回出ました。
二回目は軽食です。 -
チュニスの空港が近づいて来ました。
-
チュニジア入国
国旗・・・初めて知りました。
この後、入国カードを書いて入国審査に行きます。チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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入国審査を通過したら
荷物をピックアップしてチュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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出口に方に行くと両替所があります。
両替所は何軒もあって銀行の違いのようです。
どこも同じレートなのでチュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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空いているところに並びます。
チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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日本のレートも見えています。
1ディナール、38円から39円の間くらいです。チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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両替所の近くにはATMもあります。(有人)
でも、チュニジアは物価が安いので
4日半くらいの滞在で10,000円両替したら余りました。
高額を両替しない場合は、ATMの手数料の方が高くつくかもチュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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他の方が両替をしているのを待つ間
空港内を散策、チュニジアの首都チュニスにある空港ですが
こじんまりとしています。チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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チュニジアらしくモザイクのオブジェがあったり
チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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マッサージチェアもあったりして
チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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空港から外に出ました。
チュニジア国旗がはためいています。チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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チュニス カルタゴ国際空港の外観です。
チュニス カルタゴ国際空港 (TUN) 空港
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チュニジアの最初の観光地バルドー博物館やってきました。バスを降りたところです。
卑怯なテロリストは、まず博物館の外で観光バスから降りた人に向けて乱射したそうです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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正面入り口です。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口左側に掲げられた博物館のプレート
バルドー博物館は19世紀に政府高官の邸宅として建設され
その後、すぐに博物館となった宮殿のなかにあります。
18世紀から20世紀にチュニジアで流行した
典型的な折衷様式を採用した建物 ガイドブックより -
入り口入ろうとすると猫ちゃんお出迎え
-
入り口には今はもちろんセキュリティーがありますが
テロの前にはセキュリティは一切なく
チケットブースはエントランスにあるので
誰でもエントランスまで入れたそうです。
しかし、アメリカやヨーロッパの博物館や美術館に比べると今のセキュリティもかなり簡素に見えましたがバルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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まず、エントランスに入るとこちらで説明を受けます。2015年3月のテロで犠牲になり亡くなられた22名のお名前を刻んだモザイク
周囲の国旗は22名の方の国旗です。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その後エントランスからこのトンネルようなところを
歩いて行きます。
左に立っている男性は、旅行の間お世話になった
現地ガイドのアニさんです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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最初の部屋「キリスト教徒の間」
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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モザイクアップ
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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床のモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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同じく床のモザイク
こちらの方が古いようです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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これはどう見てもトイレの見えますが・・・・
何千年も前に凄い文化です。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この階段でも銃撃があったのです。
ネットを検索すると、テロ事件時のバルドー博物館の防犯カメラの映像や
博物館で人質になり一か所に集められた方が撮影しただろう映像がたくさん出てきます。テロは、イスラム教徒とわかると、逃げるのを止めなかったり
銃を向けなかった、その代わりイスラム教徒以外、少しでも動くものには
容赦なく発砲したそうです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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壁に掛けられたモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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保存状態が本当に良いです。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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二階から三階へと続く壁にあるモザイク
天井から日が差し込むのでとても明るい
自然光の中で見るようにしてあります。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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もちろん何千年も前のものなので部分的に欠けていますが
それでも、全体のモザイク画が分かる保存状態です。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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彫刻もあります。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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近代に通じる模様です。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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本当に細かい細工がされています。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こんなモザイク画がかけられた屋敷はどれだけ豪華だったでしょうか
これが飾ってあった建物は、豪農の屋敷などらしいです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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神話の世界です。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは神話をモチーフにしたモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「オデュッセウスとセイレーン」
こちらもバルドー博物館で最も有名なモザイクの一つ
ギリシャの英雄オデュッセウスは、上半身が女性で下半身が鳥の姿を
持つセイレーン(右)の岩礁の前を通過する際、彼らの歌の抗いたがい
誘惑に負けないよう、マストに両手を縛り付けて船の看板に立った。
これは、4世紀にドウッカで発見されたそうです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「オデュッセウスとセイレーン」上には
天井までモザイク画が陳列されています。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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見る部屋、見る部屋
本当に素晴らしいです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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保存状態の良さに感動します
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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これなんか今でも飾ることのできる作品
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「アルチブロスの間、または音楽の間」
花模様で装飾されたイタリア‐チュニジア様式の鏡板天井バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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2015年3月のテロの犯人は銃を乱射した後、
人質をこの部屋に集めて立て篭もったのです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「ネプチューンと四季」海神ネプチューンをモチーフにした作品
トリトンとネレイスを従え海馬に引かれた馬車に乗って凱旋する海神の
堂々たる雄姿をを見事に表現した作品 3世紀中頃の作品
テロ事件の犯人は
このモザイク画の前やこ部屋の壁沿いに40人の人質を座らせたのです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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モザイク画部分アップ
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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壁上部のモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「シースの間、または饗宴の間」
絢爛な広間の天井バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井の中央に垂れる高価なシャンデリアを中心に
金地に象嵌細工を施した16枚の板絵からなる木天井バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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床から天井まで続く一つのモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「カルタゴの間」博物館の最も壮麗な空間
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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明かりとりの窓と王女たち専用の観覧席
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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カルタゴの間のギャラリーには彫刻も陳列されています。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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大変保存状態がいいモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「オウドナの間」
ここはもともと宮殿の食堂として使われていたそうで
とても美しい部屋バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イタリア、チュニジア様式の寄せ木細工で飾られた鏡板天井
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ドーム状の鏡版天井
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井アップ
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イタリア、チュニジア様式の
寄せ木細工バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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モザイクの床です。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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隣の部屋に移動 壁のモザイクに見惚れます。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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先史時代のコレクション
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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とても大きなモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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神話をモチーフにしたモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ネプチューンと現地人の貴重な食料の源である
海の幸をモチーフにしたモザイクバルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここはとても大きな部屋です。
一つ一つのモザイク画も大変大きいです。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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広角で撮影してみました。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ローマ時代のコレクション
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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狩りの様子も描かれています。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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動物が描かれたモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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作られた当時、チュニジアにいた動物のが分かるモザイク
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブロンズとギリシャの大理石のセクション
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ほぼ完ぺきな姿に再現
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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これは残っている部分が少ないですが
残っている部分の彫刻が大変繊細バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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台座はオリジナルのままです。時代の深さを感じます。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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トルソもありました。
バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「ウィルギリウスとムーサ」
アフリカ・モザイク芸術の珠玉
バルドー博物館で最も有名なモザイクの一つ -
トーガを纏い、アエネーイスの8行詩節が綴られた一巻の
羊皮紙を膝に乗せたウィルギリウスの姿を描いた場面
彼の右には歴史のムーサ、クレイオー
左には悲劇のムーサ、メルポメネーが描かれている。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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エントランスに降りてきました。ここで最後になります。
観光客を襲撃する本当に許すことのできないテロがあった博物館ですが
圧巻の作品の数々でした。チュニジアに真の平穏が訪れて
この素晴らしい作品がもっともっと皆さんの目に触れられるよう願います。
この後はスースへ移動します。 ありがとうございました。バルドー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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