チュニジア旅行 世界遺産ケルクアン遺跡・陶器の名産地ナブール・リゾート地ハマメット

2020/01/12 - 2020/01/12

2020年1月に行ったチュニジア旅行
前半は旅行後まもなくupしましたが
その後、コロナ一色の世界になり
せっかくの楽しかった旅行も色あせてしまい
後半をupさせないままになっていました。

年末ぎりぎりにupします。
5泊7日のチュニジアツアー

この回は5日目の
●世界遺産ケルクアン遺跡観光
●陶器の名産地ナブール散策
●リゾート地ハマメット

エリア カルタゴ(チュニジア)

ホテルの朝
朝食は6：00～

El Mouradi Gammarth ホテル

チュニジア料理
色々なものが並びます。

El Mouradi Gammarth ホテル

チュニジア料理は不思議な味でした。

今日はホテルから125キロ移動し
世界遺産ケルクアン観光
出発はA.M7：45です。
ホテルは大きなプールのあるデラックスホテルでした。」

El Mouradi Gammarth ホテル

Café majestic
途中このカフェで休憩

店内には地元の人らしきお客様で殆ど満席ですが
トイレを借りるので飲み物を飲みますが
席がなくて立って飲む人もいました。
店内、水煙草と普通の煙草の煙がもうもうと

もうもうと煙草が煙る店内の籠の中にカナリヤ（多分・・黄色い鳥はカナリヤ以外知りません）
しきりに鳴いているのが可哀そうに思ったけど

ケルクアン遺跡到着
世界遺産のケルクアン遺跡ですが
前日行ったドウッカ遺跡のように建物が残っているわけでは
ありませんとしきりに添乗員さんが言っていた。

遺跡の前は地中海、海の向こうにはイタリアシチリア島になる
海沿いを歩いて遺跡見学が始まります。

ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡 史跡・遺跡

地理的にローマ軍が侵攻しやすかったわけで
第一次ポエニ戦争中の紀元前256年にローマ軍が攻略
人々は町を追われた

その後はカルタゴのようにローマ人によって都市が再現されることなく
放置されたため、当時のフェニキア人の暮らしを伝える遺跡として

現存する唯一のフェニキア人・カルタゴ人都市の
遺跡と判断し世界遺産に登録された
wikiより抜粋

ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡 史跡・遺跡

広い遺跡をしずしずと歩きます。
歴史的価値があるのは分かりますが
石垣が連なっているだけなので・・・天気がいいなあ

円形に作られた町並み

住居に残されたモザイクの床
中央入り口には守護神タニトのモザイクのマーク

ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡 史跡・遺跡

モザイクは石を並べたような単純なものですが
紀元前4世紀から紀元前3世紀のものですよ

奥に見えるピンクのものは浴槽だそう
周りには排水溝も張り巡らされています。

部屋の間取りの説明

ここの敷地にはモザイクがとても綺麗に残っています。

建物の想像図を見ながら

階段部分の上に保護の意味もあるのでしょうが
階段が造られていて建物の上部に行けます。

建物跡の上部から見た町並み

ェニキア人は染色生業としていたらしく
住宅地の外側には工房の建物だったようです。

住宅地と違い
大きな建物の敷地だった様子がうかがえます。

ケルクアンは水脈が近くて井戸を掘るとすぐに水が出てきたので
各家庭にお風呂があって給排水路も全戸にいきわたっていた。
染色をするにも利便性があったのです。

住宅や工房跡からは色々なものが発掘されています。

またフェニキア文字はアルファベットの元となった文字だそう

遺跡に生っていた赤い実
フェニキア人も食したのでしょうか

ぐるっと一回りして海側の道に戻ります。
目を凝らせたらシチリア島が見える・・・・見えません。

入り口の近くに
「ケルクアン考古学博物館」があるので
入ってみます。

小さな博物館で展示室は2部屋だけですが
広いエントランスにも変わった手法で展示されています。

発掘されたものが修復さて展示されています。

発掘時の写真

紀元前の魚の骨も発掘

ケルクアンの街のジオラマ

とても状態の良いものもあって

黒像式アンフェラ
紀元前6世紀のもので
日本でも展示されたそうです。

この絵は人間が動物のお腹につかまっているのか
動物を背中に乗せているのか

小さな博物館なのですぐに見終わります。
遺跡を出た後は昼食のレストランに移動

昼食は遺跡から20分ほどバスに乗った海沿いのレストラン

ラ ドラード シーフード

レストランのエントランス

ラ ドラード シーフード

メニューは魚料理
前菜のサラダと濃い目のスープ

メインの魚料理
鯛に似た御魚
味は素朴

食後レストランの庭を散歩
目の前に見える島はシチリア島・・・・ではありません

ラ ドラード シーフード

陶器の名産地ナブールに移動

陶器の街ナブールの中心地
大木と大きな壺が目印のロータリー

可愛いブロンズ像もある

ナブールのスーク入り口

ナブールのスーク 市場

スークにはたくさんの人が買い物に来ている

ナブールのスーク 市場

水煙草のお店もある

製造直売のお店もある

ナブールのスーク 市場

観光客相手のスークもあれば

地元の人相手の食材の店もある

もちろんモスクもあります。

ナブールのスーク 市場

スークは網の目のようになっていて
モザイク門もいくつかあるが

ナブールのスーク 市場

落書きされた門もある

スークから一歩脇道に入ると
人通りのない閑散とした街並みが続く

路地によって微妙に違う
手入れの行き届いたところと

所によってはゴミがたまっている場所もある

チュニジアンブルーの通路もある

ハマメットに移動

ハマメットは地中海に面した要塞都市で

ハマメットのカスバ 史跡・遺跡

ハマメットの街に入るためには必ず階段があって
土地が高くなっています。

オスマントルコやローマに侵略された歴史から
高い高い塀に囲まれた要塞都市です。

ハマメットのカスバ入り口

ハマメットのカスバ 史跡・遺跡

塀の中に入って最初は塀沿いを歩き
メディナに行きますが

ハマメットのカスバ 史跡・遺跡

要塞都市だけあって内部も迷路のようです。
カスバからメディナに行くのには狭い通路を通り

メディナ方向の矢印を頼りに歩きますが

ハマメットのメディナ 建造物

狭い通路で歩く人もまばらで不安になってきます。

途中スマホ地図で自分の位置を確認

ハマメットのメディナ 建造物

モザイクの美しい入り口の家を見ながら

ハマメットのメディナ 建造物

かなり歩いてやっと出られました。

要塞都市を高い塀を抜けると
目の前は地中海でビーチが広がっています。
ハマメットはヨーロッパからの人気のリゾート地です。
この時は冬なので観光客が少ないですが

Mermaids of Hammamet
ビーチでは
ハマメットの海の女神に会えます。

この時期はサンセットが美しいそうで
それ目当てに来ましたが
この日はあいにく雲がかかっています。

サンセットを観られることに希望を繋ぎ
雲が切れるのを待っている間
現地ガイドのアニさんが
ビーチにいた知り合いの方のオームを手に乗せていたのが
とても絵になっていて写真を撮らせてもらえました。

我ながらとてもいい写真が撮れたのでアニさんに見せると
とても気に入られて
是非とも送ってくださいと言われ写メをおくりました。
私もブログに載せて良いですかと聞くと
「オフコース！！」とお返事

ギリギリまで待ちましたが
残念ながらサンセットは望めませんでした。

サンセットを待っていたら日もとっぷりと暮れて

ホテルでツアー最後の夕食を頂き
5日目の夜は暮れて行きました。
明日は最終日でカルタゴ遺跡・シティブサイドを観光後空港へ

ありがとうございました。

El Mouradi Gammarth ホテル