2018/09/20 - 2018/09/23
301位(同エリア646件中)
三峯霧美さん
大人の修学旅行、奈良の二日目は奈良ホテルの名物(?)茶粥の朝食から
こういう時じゃないと食べない朝食をゆっくり堪能し、レンタカーで法隆寺に向かいます。
修学旅行の記憶も薄れた場所ですが、五重塔と夢殿は見た覚えがあります。
今回、ゆっくり時間をかけて拝観したら、なんと3時間もかかってしまいました。
この旅行記を書いている最中、実家で中学の修学旅行の「旅のしおり」が出てきました。
消失した記憶が、少しだ復活しました。
-
7:05 奈良ホテル、朝食は名物の茶粥です。
メインダイニングの三笠でいただきます。奈良ホテル 宿・ホテル
-
メニューは体に優しい和食、朝から贅沢なご飯です。
-
部屋に戻る廊下の窓から浮見堂が見えました。
8:00 チェックアウト。
タクシーで近鉄奈良駅前に移動して、予約してあったレンタカーで出発です。 -
9:10 法隆寺前の民間駐車場に到着。
さっきまで雨が降っていたのか・・・。 -
法隆寺の拝観開始は8時から、早く着きたかったけど、9時過ぎちゃった。
レンタカーのナビが有料道路に上がれなんて指示を出すもんだから、道に迷いました。 -
法隆寺の参道は両側が松ですね。緑が綺麗。
この旅行記を書いている最中、実家の片付けをしていて、修学旅行の旅のしおりが出てきました。
亡くなった母が捨てずに残してくれていたようです。ありがとうお母さん。
当時のスケジュールではランチと写真撮影を入れて2時間半の滞在でした。 -
南大門 室町時代に再建されたもので、入り口からいきなり国宝です。
無料のボランティアガイドさんがいらして、法隆寺はガイドに2時間半から3時間かかるそうです。
ガイドツアーはパスしましたが、今回の拝観は午前中はめいっぱい法隆寺に使う予定です。法隆寺 寺・神社・教会
-
門をくぐって参道を進むと、正面の中門が修造中。うわ~残念。
これだと、写真映えしないねぇ。
正面に見える西院伽藍は世界最古の木造建築物群です。 -
中門前の十字路を右に行くと夢殿(東院)方面です。あ~お坊さんがいる。
歴史的文化遺産のイメージが先行しますが、お寺ですからね。
広いな~って眺めていたら、後ろから団体客が来る気配。
振り返ると中学の修学旅行生だ!急げ、追いつかれるぞ!! -
中門の修理は2018年12月末までかかります。
明治時代の修理から百年以上たって雨漏りしているそうで、屋根瓦の葺き替えと基壇の修理が行われていました。法隆寺 寺・神社・教会
-
中門を左側から回り込んで 三経院・西室の前を通っていきます。
聖徳太子が三つの経典を注釈したのでつけられた名前で、今でも夏に経典の講義が行われているそうです。
まずは聖霊院の御朱印所に行き、御朱印帳を預けることにしました。 -
日本最高の五重塔
最下層の心柱の四方はお釈迦様の説法の場面が土の像でコンパクトな舞台のように表現されています。
御朱印所で順番を待って、書き手の方とお話してる間に、修学旅行生に追いつかれました。
でも、みんな並んでお行儀がよろしい。順番で五重塔の最下層の中を拝観していてきます。法隆寺 寺・神社・教会
-
いただいた御朱印「以和為貴」法隆寺の御朱印のメインはこれ
聖徳太子が制定した十七条憲法の一番最初「和を以て貴しとなす」 -
金堂 世界最古の木造建築 でも正確な建立年は分かりません。
あまりにも有名な釈迦三尊像、薬師如来像、阿弥陀三尊像など国宝の数々は、ここにあります。
私も修学旅行で見てるはずなのに、ほとんど記憶にない。法隆寺 寺・神社・教会
-
「釈迦如来」の御朱印
「唯佛是真」聖徳太子のお言葉で「世間は虚仮なり。唯 仏のみ是に真なり。」 -
中学生が歩いて行く方向にあるのが、経蔵
中学生が「アルカイックスマイル」って話してた。いまだに使って案内してるんだ。
古代ギリシャでは棒立ちの像に生命感を表すために、不自然な微笑をさせるのが流って、それが日本に伝播したらしい。 -
「阿弥陀如来」と「薬師如来」の御朱印
-
五重塔と金堂の奥に大講堂
当初は回廊の外側にあった大講堂を、990年に再建されたときに回廊を取り付けたそうです。
堂内は大きな薬師三尊像が安置されていて、この像は再建時に造られた像です。法隆寺 寺・神社・教会
-
大講堂側から金堂と五重塔を見る。
ここからじゃないと、二つのお堂が納まらない。
中門の修造中の建物が残念な景色。法隆寺 寺・神社・教会
-
御朱印
「南無佛」聖徳太子が小さいときに唱えた言葉とか
「篤敬三寳」これも十七条憲法の「篤く三寳を敬え」 -
鐘楼 奈良時代前期の銅鐘があって今でも年中行事で撞かれているそうです。
-
大講堂から奥の上御堂(かみのみどう)を見る
上御堂は舎人親王の発願によって建立されたと伝わります。現在の建物は鎌倉時代の再建。
毎年11月の初めに開扉されます。 -
10:07 御朱印所のある聖霊院の前を通過。
奥が東室、隣の細長い建物が妻室。
この二つは僧坊として使われていたもので、東室が大坊で高僧が暮らし、妻室は少子房と呼ばれて高僧に仕えるものが住んでいたそうです。法隆寺 寺・神社・教会
-
大宝蔵院に向かいます、食堂と細殿の脇を通って行きます。
もともと政所だったそうですが、平安時代に食堂となったそうです -
大宝蔵院 平成10年(1998年)に完成しました。
百済観音や玉虫厨子などの国宝と重要文化財の数々が保管展示されています。
中学生に混ざって拝観しました。
玉虫厨子は経年劣化で真っ黒って感じ。 -
百済観音の御朱印
百済観音は金堂内陣の裏側に安置されていました。今は大宝蔵院に安置されています。
とても背の高い、九頭身の流れるような姿の優美な観音様で、明治初期までは虚空蔵菩薩像と呼ばれていました。 -
10:44 預けていた御朱印帳を取りに行って、大宝蔵殿へ
大宝蔵院ができるまでは、こっちに宝物が展示されていたというので、訪れたことがあるはずです。秋の特別公開中で拝観できました。
通りがかった係りの方が「あまり大したものはない」とおっしゃっていた。短い時間でしたが、ガイドしていただけました。
玉虫厨子のレプリカは作った当時の色彩が鮮やかに再現されていました。法隆寺 寺・神社・教会
-
明治の文明開化は、新しい西欧文化がもてはやされ、それを吸収することが最先端のトレンドでした。
今までの古臭い日本文化を遺産として未来に残そうという感覚は無く、特にお寺は廃仏稀釈もあって、伽藍の維持に困窮していたそうです。
法隆寺は1878年(明治11年)に300点ほどの寺宝を皇室に献納して、1万円を下賜されました。今の価値で2億円くらいかな。
それらの宝物は現在、上野の国立博物館の法隆寺館で展示されています。
大宝蔵殿の係りの方が、上野にいいものが置いてあるからと言っていた。 -
11:26 夢殿に向かいます。
夢殿のある東院は、斑鳩宮のあった場所。
聖徳太子は605年に飛鳥から斑鳩宮に移ってきました。 -
斑鳩宮に隣接して造られたのが斑鳩寺(法隆寺)です。
当初の伽藍(若草伽藍)はこの参道右側にありましたが、670年頃に焼失し、現在の西院の金堂は693年頃には作られていたようです。法隆寺 寺・神社・教会
-
東大門を過ぎると、参道にお土産屋さんが並んでいました。
鹿のアイテムが多いね。
斑鳩宮は聖徳太子が亡くなったあと、山背大兄王(聖徳太子の子)の一族が住んでいましたが、643年に従兄の蘇我入鹿の兵に焼き払われ、山背大兄王の一族は法隆寺で自決しました。 -
11:30 東伽藍への入り口、参拝者がたくさん、今までこんなに人いたっけ?
山背大兄王が亡くなり、聖徳太子の一族は絶えてしまいます。
斑鳩宮は荒廃し、僧の行信がその有様を嘆いて、739年に東院が創建されました。 -
夢殿 堂内には聖徳太子の等身像という救世観音像が安置されています。
飛鳥時代の観音像は国宝です。法隆寺 寺・神社・教会
-
中学の修学旅行のころ「大仏」と「夢殿」は奈良のメインイベントでした。
勝手な思い込みで、世の中には八角形のお堂は、「ここにしかないんだ」って思ってた。
奈良には八角形のお堂は他にもあると、大人になって知りました。
それは龍安寺の枯山水も同じで、枯山水って龍安寺のオリジナルだと思ってた。 -
夢殿は廊下と建物に囲まれた中にあります。
絵殿と舎利殿
聖徳太子が2歳の時に東に向かって合掌するとその手の中に仏舎利宇が出現します。
その舎利を安置しているのがここ。 -
東院の回廊 なんだか拝観者が少なくなってきました。
モノを知らない中学生でしたね。
あの時代は知識は図書館で調べるしかなく、現代のネットでありとあらゆるものを検索できるって本当ありがたい。 -
「救世観音」の夢殿の御朱印
「夢違観音」の御朱印 大宝蔵院の観音様で東院絵殿の本尊、悪夢を良夢に変えてくれるという伝説があります。 -
東院鐘楼
鎌倉時代の建物。
奈良時代の梵鐘が吊るされています。
鐘楼の奥が中宮寺に入り口 -
中宮寺
拝観料を支払って境内へ。
聖徳太子の母、穴穂部間人皇后が開基で、創建当時は現在地より500mほど東側にあった尼寺です。中宮寺 寺・神社・教会
-
平安時代には衰退し、鎌倉時代にちょっと復興しましたが、室町時代には記録が無いそうです。
戦国時代に火災にあって、法隆寺東院の子院に避難して住み着き、尼門跡となりました。 -
現在の本堂は1968年に建立しました。
池の中に建つ、いかにも昭和の現代建築。(笑)
本尊は 国宝の「木造菩薩半跏像」 飛鳥時代のもので、如意輪観音と伝わりますが、当初は弥勒菩薩像として造られたようです。
この如意輪観音は修学旅行では拝観していません。ずっと見てみたいと思ってた。 -
本堂の中には、御本尊の他に天寿国繍帳残闕 てんじゅこくしゅうちょうざんけつ
のレプリカが置かれています。
飛鳥時代の刺繍の織物としてはとても貴重なものだそうです。 -
御朱印 如意輪観音
本堂にはガイドの方がいて、分かりやすく案内してくださいました。 -
12:09 参道を戻って、西円堂に向かいます。
ランチタイムだからかな、人が少ない。 -
正面の八角円堂が西円堂。
峯の薬師と呼ばれる薬師如来像が安置されています。
この参道、味がありますね。いい感じ~。 -
階段を上がった左側に手水舎
創建は718年に光明皇后の母、橘婦人の発願で、行基菩薩が建立したと伝わります。 -
現在の建物は1250年の再建です。国宝
中央に大きな薬師如来像、周囲に小さい十二神将像のほか、千手観音、不動明王が安置されています。法隆寺 寺・神社・教会
-
小高い丘にある西円堂から見る五重塔
-
お参りしている間に、誰もいなくなってしまった。
静かです。 -
西円堂の御朱印
薬師如来 -
12:21 参道を戻ります。
周囲に子院がありますが、いずれも非公開となっています。 -
12:31 これで、法隆寺の拝観は終了。
ざっと3時間半。あっという間の3時間半でした。
お腹が減ったので、ランチにしましょう。 -
茶房松鼓堂
空腹なので、なんも考えず、一番近いお店に入る。松鼓堂 堀本 グルメ・レストラン
-
冷たい梅ぞば。
前年の9月の暑い日に松尾大社の門前の茶屋で食べた梅そばの美味しさが忘れられず、ここでも注文。
ハズレ無しの美味しさ。ですが、松尾大社の茶屋の方が梅干しが美味しかったかな。
この後は、車で移動して法輪寺と法起寺をお参りして、薬師寺にむかいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2018年 秋の京都・奈良の旅
-
前の旅行記
初秋の京都と奈良の旅 二日目【3】手向山八幡宮、春日大社、若宮十五社めぐり
2018/09/20~
奈良市
-
次の旅行記
初秋の京都と奈良の旅 三日目【2】法輪寺、法起寺、薬師寺は大人の修学旅行
2018/09/20~
斑鳩・法隆寺周辺
-
初秋の京都と奈良の旅 一日目【1】洛陽三十三所観音霊場巡り、長圓寺・壬生寺・梛神社・正運寺・福勝寺・清和院
2018/09/20~
今出川・北大路・北野
-
初秋の京都と奈良の旅 一日目【2】洛陽三十三所観音霊場巡り 椿寺・東向観音寺、北野天満宮、千本釈迦堂、釘抜地...
2018/09/20~
今出川・北大路・北野
-
初秋の京都と奈良の旅 二日目【1】京都東寺、奈良正倉院から東大寺大仏殿へ
2018/09/20~
奈良市
-
初秋の京都と奈良の旅 二日目【2】東大寺 奈良太郎、俊乗堂、行基堂、念仏堂、三昧堂、二月堂、不動堂、法華堂
2018/09/20~
奈良市
-
初秋の京都と奈良の旅 二日目【3】手向山八幡宮、春日大社、若宮十五社めぐり
2018/09/20~
奈良市
-
初秋の京都と奈良の旅 三日目【1】奈良ホテルの茶粥朝食、じっくり3時間の法隆寺、中宮寺
2018/09/20~
斑鳩・法隆寺周辺
-
初秋の京都と奈良の旅 三日目【2】法輪寺、法起寺、薬師寺は大人の修学旅行
2018/09/20~
斑鳩・法隆寺周辺
-
初秋の京都と奈良の旅 三日目【3】唐招提寺、夜の散歩・興福寺と東大寺のライトアップ
2018/09/20~
奈良市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったグルメ・レストラン
斑鳩・法隆寺周辺(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年 秋の京都・奈良の旅
0
54