2016/09/15 - 2016/09/17
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群青さん
この旅行記のスケジュール
2016/09/17
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3日目の朝も8:00出発。
ツアー旅行も3日目ともなると、朝早いなぁ~!という雰囲気がバス内に漂う。
これで初っ端の立ち寄り地が距離のある場所だったら、早々に爆睡なんて事態になりそうだが・・・
3日目の最初の目的地はホテルからほど近い場所。
*この文章は以前ブログに書いたものをフォートラベルに転載しました
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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輪島の朝市。
団体客としては我々のツアーが一番乗りだったらしく(苦笑)
8:15くらいの段階の朝市はそんなに混んでおりません。輪島朝市 名所・史跡
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釣ったばかりの新鮮な魚が並ぶ店。
他にも輪島塗や近在の野菜などを売る人々。
店をひやかすお客の群れ。 -
それよりちょこっと空模様が怪しくて・・・
時折ポツリポツリ雨粒が落ちてくる程度。
買い物する楽しみは母に任せておくとして、僕は何となく手持ち無沙汰。 -
輪島ドラマ記念館。
去年春から半年にわたって放送されたNHK朝の連続ドラマ「まれ」の舞台が能登半島・輪島ということもあり、その記念館なのだとか。
僕は朝ドラを視聴する習慣ってのがまったくない人間なので興味も湧かず、立ち寄りこそしなかったものの・・・
ツアー参加者の半数くらいが結構熱心に見ていたみたいね~。
能登が舞台のドラマだからこそ、ご当地ものとして熱心にPRされていたし。
バスガイドさんもドラマについてのこぼれ話などを案内の合間に挟んで紹介しておりましたが・・・
気の毒に、某バカタレ(高畑淳子のバカ息子)のせいで、このドラマって”お蔵入り”状態に追い込まれたんでしょ?
なんだか気の毒というか・・・
たった一人のノータリンの所業によって観光にも水差されたというか。
まぁ確か、脚本があまりにもご都合主義過ぎて評判が右肩下がりに終わったドラマと聞いていたので、どうなんでしょうかね。
「あまちゃん」になり損ねたドラマの舞台地というか。
(まぁ我が街も大河ドラマ「花燃ゆ」で箸にも棒にも掛からぬ低調ぶりだったようなので、やっぱドラマには良い脚本がイチバン大事なんだよね~!)
当然のことながら・・・輪島ドラマ記念館 グルメ・レストラン
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そこからさほど距離を置かず2番目の目的地はここ。
輪島塗 しおやす漆器工房
6代目の当主という方の案内で、漆塗りの行程を紹介され、その手間暇のかけ方に改めて驚く次第。
とにかく時間をかけ、良いものを制作する意気込みが伝わってきて、伝統工芸の世界の奥深さの一端に触れ感動を覚える。
で、実際の作品を見学したのだが・・・しおやす漆器工房 名所・史跡
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この辺りに陳列されているもの、どれもこれも数字7桁のお値段!!
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この虎なんて500万円を遥かに超える金額らしいのだが・・・
ちなみにこの虎、どの角度から見ても睨みつけるような厳しい視線を放ってくるようです。 -
近くでじっくり眺めていると、その仕事の細かさ・繊細さに恐れ入ってしまうようで・・・
良い目の保養にはなったけれど、僕の人生には全く関わり合いのなさそうな世界。
ふむふむ。 -
そこからまた、のと里山海道を戻っていく。
3連休スタートの土曜日とあって、対向車線は輪島方面に向かう車がひっきりなしにすれ違う。
下り気味との天気予報に逆らうかのように、雨が落ちてくる前に観光を!ってことなのだろうか・・・
進行方向右手にまた日本海が見えてきて、次の目的地はここ。
千里浜なぎさドライブウェイ。
サンドアートがお出迎え
ちょっと早いがここで昼食&休憩千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地
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昼食を事前に申し込みをしておいたので、すぐさまドライブインの2階に案内される。
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海鮮なぎさ丼 ¥1500也
丼物に漬物・温かいうどんがつくのだが、もう少し調理したてだったらもっと美味しく食べることができただろうなぁ・・・
限られた時間の中だから仕方ないとはいえ、せっかくの素材を生かしきれてないような。 -
食べ終わって渚の方に向かう。
とにかく細かい砂。 -
食事休憩も終わり、いざなぎさドライブウェイに出発!
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観光バスは波打ち際は走行できないようで・・・
3日目のバスの席順は右側だったので、窓越しに海が見える。 -
波打ち際ギリギリの場所に車を停めて釣りをしている人、写真を撮っている人etc.
思い思いの楽しみ方に興じている。 -
さて、今回のツアーもいよいよ佳境。
残すところあと3か所。
バスは金沢目指して走る。
金沢市内に入って、それまで無縁だった渋滞に巻き込まれる。
空はドンドン怪しい方へと変化し・・・
どんよりとした曇り空の下、「兼見御亭(けんけんおちん)」にバスが停車し、案内のガイドさんの後ろについて向かうはこちら。
兼六園。兼六園 公園・植物園
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明治紀念之標
中央に建つのは日本武尊、左手に尽忠碑が建つここ明治紀念之標は、西南戦争で戦死した石川県出身の軍人の霊を慰めるために作られたもの。
非常に不安定な石組みの上に日本武尊の像が設えられているのですが、決して崩れてくることはないそうです。
それは何故でしょう?
という話をガイドさんがされておりました。 -
ホントはここ兼六園にこそじっくり時間を取って滞在して欲しかったのだが、出発までわずか1時間あるかないかの少なさ。
もうこっちは必死になって写真ばっかり撮っていたような感じ。 -
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僕ら同様にあらゆるツアー客でごった返しているし、個人の観光客も多いし、海外からの来訪客も結構目立つし、中国人の団体はギャーギャーうるせーし
少しでも人の波が途切れたところを狙ってパシャリ!の繰り返し。
あぁ、いつか別の機会に金沢観光するためだけに再びここに来ようっと!! -
折り畳み傘持って行ったが結局降られず幸い。
兼見御亭に戻って、パティシエ辻口博啓氏監修の菓子「YUKIZURI」を急いで買い求め、バス出発まで7分ほどあったので、こんなものまで買って食べてみた。
金箔ソフトクリーム ¥500也
ここのソフトクリームは、金箔が部分的にかかったもので、味はバニラ・抹茶・ミックスの3種類から選べます。
ソフトクリーム前面に金箔が施された”黄金ソフト”なんてものも売っておりましたが、金額が・・・兼見御亭 グルメ・レストラン
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ここから次の目的地までがまた大渋滞に巻き込まれた。
予定のコースにバスが進めなかったらしく、金沢市内繁華街の中を大きく迂回。
金沢21世紀美術館、香林坊、近江町市場などといった金沢を代表する場所を車窓から観ることができたから、大渋滞も決して悪くないのかも(笑)
で、やって来ました。ひがし茶屋街 名所・史跡
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ひがし茶屋街。
狭い路地なのに恐ろしいほどバカみたいな人の多さ。
こんな混雑した場所にわざわざ入っていくの、イヤだなぁ・・・ -
元々狭い路地なのに、タクシーとか平気で侵入してくるし・・・
交通誘導のおじさんはいい加減気が立っているのか、やたらと笛吹きまくってて荒々しいし・・・
金沢の”おもてなし心”が試されているような気がしてならない。
少なくともまだ、急激な観光客の増加に振り回されて、ちょっとした心遣い・気配りが出来てないような印象。 -
こんな混雑しているからか、中国人の集団が大声出して喋っていて余計にノイジーだし・・・
まぁ凄かったです。 -
箔座ひかり蔵。
外壁が金箔!!箔座ひかり藏 専門店
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金箔を張り巡らせた土蔵は確かに見応えあったけれど・・・
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ひがし茶屋街って何がどうイイのかしら?
人の賑わいがほどほどならば、風情ある街並み散歩も楽しめるのだろうけれど・・・
ちょっと油断すると人とぶつかりそうになるほどのギューギュー混雑した場所で、買い物したいものもないし、この一角の魅力を掴みかねる。 -
箔一の前で金箔ソフトクリーム(¥890)を舐めている集団が・・・
ソフトクリーム片面(縦半分)に金箔がまるごと貼られていて。
金沢の人たちって、金箔の使い道、完全に間違えていませんこと???
集合場所に戻ったが、バスはいない。
ますますいろんなツアー客が集結してきて、道路も歩道も身動き取れない程。
どこからのツアーだか知らないけれどJTBの添乗員が一行を引き連れながら大声で
「Gメン’75みたいに道いっぱいに広がらないで一列になって私の後をついて来てください」
なんて真顔で言っているもんだから、思わず笑っちゃった。
僕同様に行方不明のバスを待っていた同じツアーのお客さんも何人か同じように笑ったら、そのJTBのおばさん
「あらワタシ、チョット喩えが古すぎたかしら~!」
なんて言いやがる。
旅の恥はかき捨て。
ひがし茶屋街と聞くと、きっと僕はあのJTBのおばさんを真っ先に思い出しそうだな(爆笑) -
いよいよ3日間にわたった今回の北陸周遊ツアーも、最後の訪問地へ。
金沢の喧騒に若干後ろ髪退かれる思いで、バスは北陸道を東へ。
掉尾を飾るは富山県。菅沼合掌造り集落 名所・史跡
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世界遺産 五箇山 菅沼合掌造り集落
東海北陸自動車道の長いトンネルとトンネルの間でかなり激しい雨が打ち付けていて・・・
こりゃ、最後の最後に雨の中の観光となるのか!
と諦め心地でいたのだが・・・
どういうわけか雨は上がり、バスから降りると雨上がりの心地よい空気が僕らを包んだ。 -
かつては合掌造り集落に行くには急坂を降りるしかなかったようだが、いまは菅沼合掌造り集落展望広場からエレベーターでそのまま降りられる。
降り立った地下3階にあたる場所には「遺産駅」のプレートが! -
地下道をそのまま進むと・・・
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こうした看板が現れて・・・
しばし進むと、そこはタイムスリップしたかのような日本の原風景。 -
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茅葺き屋根は維持するのに大層な金額がかかる。
世界遺産登録されたからそういった費用が軽減されるのかと思いきや、どうもそういうわけでもなさそうで・・・
1軒あたり最低300万、額が張る家屋だと軽く4桁になるのだそう。 -
盛りだくさんの観光を雨にたたられることなく終えることができ、帰路は新高岡駅から北陸新幹線に乗車。
旅の終わりに立ち寄った道の駅。
道の駅 万葉の里 高岡道の駅 万葉の里 高岡 道の駅
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地元出身のバスガイドさんイチオシのメニューに惹かれて食べることに!(ニヤリ)
高岡名物 コロッケ
僕が頼んだのはブラックコロッケ。
夕暮れ時、小腹の空いた時間帯ゆえ、揚げたてサクサクのコロッケは絶妙。
ビール飲みてー!!
この後、駅に着いたら自宅まで運転が残っていたので自重しましたが・・・
2泊3日の駆け足での北陸3県周遊の旅。
ツアーなるものに乗っかっての旅は初めてで、実際に体験してみて初めてわかることも多く、いろんな意味で興味の尽きない3日間だった。
今、日常生活に戻って1週間以上経ち、撮り溜めた写真を眺めながらあの旅を回想するたびに思うことはたくさんある。
良いことも興味深いことも物足りないことも、そしてちょっぴりの不満も含めて、得難い体験をできた遅めの夏休み。
またいつか改めて訪れてみたい場所もあるし、もっと掘り下げてじっくりと観光したい場所もある。
添乗員つきのツアーの良さ、便利さも十分に体感できたし、今回の旅に携わってくださった添乗員さん、バスガイドさん、そして運転手さん。
いい人に恵まれた旅だった。
人に恵まれたからこそ、多少の物足りなさやコース設定のキツさをも補って余りある良い旅行になったので、出かけて行って良かったと感じている。
ただ、今後考えなければならぬことがあるとすれば、僕は体力的に全然問題なく歩くことすらも十分に満喫できたけれど・・・
母を伴っての旅をするならば、乗り物環境も含めてもう少しゆとりが必要かもしれないなぁ~!ということ。
それともう一つ。
せっかくの旅ならば、食べ物へのこだわりをもう少し検討すべきかな!
という事も含めて。
非常に勉強になる旅でありました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ひま爺さん 2019/12/30 21:03:02
- 年末ですね
- 今晩は
お変わりなくお過ごしでしたか。
明日で令和元年も終わりですね。
来年はどんな旅行を計画されるのでしょうか。
どうぞ良い新年を迎えてください、そして
沢山の投稿待ってますね。
ひま爺
- 群青さん からの返信 2019/12/30 23:50:35
- RE: 年末ですね
- こんばんは。
2019年も残り1日ですね。
この10月より勤務先が変わりまして、家からは近くなったものの、いろいろと大変な部署ゆえ、今までのようなゆったりした気持ちで生活できなくてバタバタし続けの3ヶ月でした。(汗)
それでも1泊2日の旅を2つこなし、何とか平常心を保つ努力こそしているものの・・・
それを4トラベルに文章化するところまで追いついておらず。
どうやら年を越してしまいそうです(苦笑)
この年末年始の休みに突入し、3ヶ月分の溜まってしまったあれこれを一つずつ楽しみながらアウトプットする楽しみに興じるゆとりができてきたので(笑)
そろそろ2020年のGWにどこ行こうか!なんてことを考える余裕すら生まれてきていてホッとしております。
2020年はお互いに記憶にも記録にも残る良い旅を一つでも多く重ねられたら良いですね!
勉強になったり参考になるような、そして羨ましさを覚えるような楽しい旅の模様を2020年も是非、たくさん読ませていただけますように!と願っています。
群青(ホライズン)
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