
2016/09/15 - 2016/09/17
56位(同エリア233件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
少しばかり遅い夏休みを取って、9/15から2泊3日で旅に出た。
目的地は北陸。
読売旅行の「まるごと北陸 奥能登・金沢・東尋坊・永平寺3日間」というツアーに申し込んでの旅。
本当は北海道の道東をめぐる旅に最初は申し込んだのだが、募集人員が集まらなかったようでお盆前に催行中止が決定となり・・・
慌てて、同じ時期に募集していたツアーの中からこれを選んで申し込み。
今回は母を連れての旅。
去年母が行きそこなった北陸のツアーがあったのでそれを選択。
北陸新幹線で金沢まで一気に行ってしまうので、比較的広範囲のコース設定なのも盛りだくさんでお得そう!(笑)
*この文章は以前ブログに書いたものをフォートラベルに転載しました
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
-
東京駅から出発し、上野駅・大宮駅、そして高崎駅でツアー客を拾っての旅。
高崎駅11:23発のはくたか559号に乗り込むと、指定席は多くの団体客でいっぱい。
僕らのツアーだけではなく、JTBやクラブツーリズムが募集した団体さんも同じ車両だったみたいで、それぞれの添乗員さんが忙しく車内を駆け巡っている様子が・・・
金沢までは何もすることがないので、駅で買った弁当を食べて、車窓からの景色を眺めたり読書したりして時間を費やす。
金沢着は13:39。
駅構内は結構人でごった返していて、金沢観光の人気を改めて実感。
東口のもてなし広場を眺める余裕もなく、西口の方へ誘導されてしまう。 -
高速道路のパーキングエリアでトイレ休憩をした後、最初の目的地の永平寺に到着したのは15:15頃。
ビミョーに中途半端な時間帯だからか、それとも平日だからだろうか・・・
団体客は僕らのみ。
閑散とした印象。
混んでいるよりはマシだけどネ。 -
永平寺。
曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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木々の緑が美しい。
これから秋が深まって色づきを増すと、一層その景観の美しさも引き立っていくんだろうなぁ・・・
修業の寺ということで、雲水(修行僧)から最初に寺の成り立ちの説明と注意事項を申し渡される。
境内の決められたコース内であればどこを撮影してもよいが、雲水を撮影したり話しかけないように!と。 -
案内図。
境内はこんな感じ。 -
傘松閣の絵天井の間。
昭和5年当時の著名な画家144名によって描かれた美しい花鳥画が天井一面に張り巡らされている。曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会
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順路に沿って回廊を巡る。
山の斜面に沿って建てられているので、とにかく行きは階段を登るばかり。
ずっと新幹線の車中だったので、適度な運動となっていい感じ?(苦笑)
思い思いに写真を撮影したり、建築物を眺めたりしながらそれぞれのペースで・・・ -
回廊から見える外の景色が美しい!
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階段部分は結構な長さ。
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最上部の法堂から見下ろす景観。
既に色づき始めた葉もチラホラ。 -
一部個人客がいた以外、僕らのツアー客しかいないのでひっそりとしています。
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この大すりこぎ棒を触ると、料理の腕が上がると言い伝えられているらしいが・・・
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それにしても綺麗に掃除し尽くされているなぁ・・・
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山門。
一巡りして、出口の辺りで雲水が大声で”ご供養のお願い”なんぞ繰り返ししているので興醒め。
日本の寺社仏閣なんてだいたいそんなもんだけど・・・
観光で来る以外、凡そこういう場所に来る機会なんてないからなぁ。(僕自身は特にそうだけど)
敢えて建物と風景を楽しむことに徹したというか。 -
見学を終え、元来た場所へと引き返す。
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参道沿いの店で、抹茶ソフトを買い求め舐める。
抹茶もクリームも両方とも濃厚でずっしりとしたソフトクリーム。
食べ終わってからも抹茶の余韻が口の中に広がる。
本当はこの後、東尋坊の予定が組まれていたのだが・・・
「時間もビミョーな頃合いだし、日没もドンドン早まっていて、そうじゃなくても足場の悪い場所ゆえ危険なので予定を変更し明日の初っ端に行くことにしたいと思う!」
といった趣旨のことを添乗員が述べ、そのまま今夜の宿へと直行。
ツアー初日が1箇所だけっていうのか、ちょっと物足りないなぁ・・・
2日目以降のスケジュールがそうじゃなくても結構タイトなのに、出発が早まって1箇所増えて、ホントにこのコースちゃんと廻れるのか? -
今宵の宿は芦原(あわら)温泉の八木という宿。
あわら温泉 ホテル八木 宿・ホテル
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典型的な、昭和の時代の団体客向けの温泉ホテルといった風情。
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ロビー、ラウンジからは日本庭園が見えてそれなりの風情を保っているものの、明らかに人手が足りてない印象。
部屋に着くと既に布団敷いてあるし・・・ -
到着したのが17:30頃で、夕食はバイキングでめいめい自由に食べてください!とのこと。
まだ晩飯の雰囲気でもないし、外もまだ明るかったので温泉街をちょこっと散策することに。
元々この芦原温泉のある地域は田んぼが広がる何の変哲もない場所だったのだが、明治16年(1883)、農地の灌漑工事の際に温泉を掘り当てたことを契機に温泉街として発展。
周囲の風景が特に良いわけでもない場所ゆえ、各宿が競って庭師を呼び日本庭園を造園させたのだとか。
どうりで庭だけは立派だと思ったわ!! -
昭和天皇も買い求めた「松の露」という御菓子を製造販売する浅野耕月堂は宿の真ん前。
御菓子司 浅野耕月堂 グルメ・レストラン
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そろそろ街灯も灯り始め、夜へと向かっていく。
えちぜん鉄道あわら湯のまち駅の方面へ歩いていくと・・・ -
あわら温泉「芦湯」 温泉
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”芦湯”と書かれた暖簾。
中はビミョーに温度設定を変えた足湯が数か所。
時間があれば入ってみたかったなぁ~ -
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あわら湯のまち駅
陽が落ちると一気に暗さを増していくこの時期。 -
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駅前の公園にはこんな看板が・・・
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宿に戻りそのまま食事処へ。
畳敷きの大広間にテーブルが並べられ、数々の料理が並べられたバイキング形式。
品数こそそれなりにあり、適度に補充もされていたから量的には決して物足りないというわけではないのだが、特にこれがオイシイ!オススメ!!みたいな逸品もなかったような・・・ -
旅に出る楽しみの中でも特にウエイトの高いのが食事だと僕は思うのだが・・・
関東から北陸福井に来たならば、せっかくだからご当地ならではの料理も1品2品あれば嬉しいもの。
そういう特色ある料理も特になく、海あり県だから新鮮な魚介を食せるのかと思いきやその辺も心許ない。
正直このバイキング料理のメニューは、決して不味くはなく普通に美味しいけれどただそれだけ。
宿泊料金がいくらのプランなのか知らないが(たぶん8000円前後かな?)、そう考えると致し方ない部分も。
中ジョッキの生ビール1杯400円は良心的。 -
腹ごなししてから一風呂浴びに行くことに。
大浴場はロビーラウンジの奥の突き当り。
http://www.hotel-yagi.co.jp/spa/mens/
あわら温泉ホテル八木 温泉
大浴場はそれ相応の広さ。
汗を流して露天風呂へ行ったが、ちょっとこれは・・・
明らかに塩素臭。
湯に浸かってそれを特段に実感する。
まるで街場のスパ銭並みの刺激感といったらご理解いただけるかな?
宿のホームページには、毎分120Lの湯を利用と記述されているが、たぶんこの宿の規模ではそれは足りてないのだと思う。
それはある意味致し方ない面もあり、そのため衛生管理を考えて湯を循環させるのは多くの宿が行っている事だから、それを否定する気はない。
ただ、せっかくの温泉地、しかも”関西の奥座敷”を名乗っているあわら温泉の比較的規模のある宿で、この程度の湯の管理っていうのはいただけない。
温泉に入って肌がキシキシするくらい塩素を利かせているってことは、もっと他の問題点すら想像できて・・・(怖ッ!)
そんなに混みあっているわけではない連休前の木曜日にこんなでは、それこそ観光客が見込める日は一体どうなっているのやら。
かなり経営的に厳しいのか、以前はあったホテルの売店も廃止され、この規模の宿で過ごす夜の楽しみは限られる。
普段通りニュースを見て寝るみたいな1日目になるとは想像しなかった・・・
1泊あたりの宿泊費を勘案すると、精一杯なのかもしれない。
ただ、例えば夕食のバイキングのメニューに、豪華さを求めはしないがせめて福井を感じさせる料理を2つ3つ投入するだけで、食事の印象は大きく変わるもの。
温泉の(特に露天風呂)湯の循環を工夫するだけでもまた然り。
まだまだ創意工夫の余地はあるように感じましたね~!
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