Go north！ノルウェー冬旅【Day 03】

2019/12/07 - 2019/12/19

夏にほぼ白夜を体験して、その反対の極夜も体験したくなり、この冬は北をめざして旅してきました。
緯度のわずかな違いで明るさが大きく違っていて、やっぱり地球は面白い！

Day 01　　 Tokyo → Oslo
Day 02　　 Oslo
Day 03　　 Oslo → Longyearbyen
Day 04　　 Longyearbyen
Day 05　　 Longyearbyen
Day 06　　 Longyearbyen
Day 07　　 Longyearbyen → Oslo
Day 08　　 Oslo → Bodo ～ Svolver etc. ～
Day 09　　 ～ Tromso etc. ～
Day 10　　 ～ Honningsvag etc. ～
Day 11　　 ～ Kirkenes → Tromso
Day 12-13　Tromso → Tokyo

〇 交通手段
　 成田 ⇒ コペンハーゲン ⇒ オスロ （SAS）
　 オスロ ⇔ ロングイェールビェン （SAS）
　 オスロ ⇒ ボードー （Norwegian）
　 ボードー ⇒ キルケネス （Hurtigruten）
　 キルケネス ⇒ トロムソ （Wideroe）
　 トロムソ ⇒ コペンハーゲン ⇒ 成田 （SAS）


今日から太陽の出ない場所に旅立ちます。
スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島、最大の街、ロングイェールビェンは人口約2000人、シロクマ約3000頭とか。
街はあまり大きくないみたいですが、街中以外はシロクマ対策のため銃の携帯が必要とのことでガイドさんが必須だし、街中でも寒さと暗さできっと一人歩きは難しいと思われるため、とりあえず興味のあるアクティビティをいくつか申し込んでおきました。

エリア ロングイェールビーン(スヴァールバル諸島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

再びオスロ空港。スヴァールバル諸島はノルウェー領とはいえ自治領のため、パスポートに出国スタンプが押印され、国際線のゲートからの出発となります。
セキュリティーのところで日本語が聞こえてきたと思ったら、すぐ後ろに並んでいたのが Snow Japan のジャージを着た数人の若い女性。何かウインタースポーツの選手だったのかな？

空港内のお店もクリスマス仕様。

こちらにもトナカイさん。
クリスマステーマパークに迷い込んだみたいです。

そして、こちらは車。
しっかし、本当に人が少ない！

3時間のフライトでロングイェールビェンに到着しました。
小さな空港で、飛行機から降りると階段を降りて、地面を歩いてロビーに行きます。
ドアの外はいきなりのマイナス20℃の世界。眠気も吹っ飛びます。そして、14時過ぎくらいですが、本当に真っ暗です。
荷物のターンテーブルにシロクマちゃん。島で最大のアイドルです。

ロングイェールビェン空港のロビー。これで全部。
右手のセキュリティー抜けた先の搭乗待ちエリアに売店とベンチとかありますが、それ以外は全部見渡せます。

街中のホテルに行くシャトルバスは、飛行機の発着に合わせて運行しています。
2台並んでいて、自分の宿泊するホテルを運転手さんに告げると、どちらのバスに乗ればよいか教えてくれます。
出発前に運転手さんが客席を回り、お支払い。
片道が NOK 75、往復が NOK 120です。往復で購入した場合は、レシートを保管しておき、帰りの乗車時に提示します。

今回宿泊したのは、Radisson Blu Polar Hotel。今日から4泊します。
ロビーにクリスマスツリー。

ホテルの入り口にはシロクマちゃん。

宿泊するお部屋。
一人なのにやたら広いベッド（笑）。

机とテレビもスッキリです。

この寒さなので、バスタブがあるのは嬉しい！

19時からスノーモービルでのオーロラハンティングツアーに申し込んでいたので、ホテルの入り口付近のベンチで待っていると、ピックアップが来ました。
装備品（防寒着・防寒ブーツ・ミトン・パラグラバ・ヘルメットなど）はすべて貸していただけます。
こちら一式を身につけて、まずは説明を受けます。

一通り説明を受けたら、ここで免許証チェックを受けてサイン。
参加者は3人ですが、私以外の2人は一緒に来ていて、1人は免許がないのでpassengerということで、driverは私ともう1人だけ。
ペーパードライバーなので、大丈夫かな、ついていけるかなと思いつつ。

オーロラの方は、曇り空のため残念ながら見ることができませんでしたが、スノーモービルはめちゃめちゃ楽しかったです。何にもない場所をハイスピードで走り抜けるのはすっごく気持ちよかった！
また、今回のマシンが電気スノーモービルで、エンジン音とかしないので、無人の凍土の静けさのままの空間をそのまま感じることができたのは貴重な体験でした。
スヴァールバルトナカイも近くで見ることができました！

ただし、寒さは、まあ、痛いくらいに寒いです。気温がマイナス18℃くらいで、風を考えると体感温度はマイナス25℃くらいでした。ヘルメットもシェードを完全に下げちゃうと自分の呼吸でセルフホワイトアウトするから走っているときは少し風を通すように言われたのですが、風を通していてもホワイトアウトしたよ…（苦笑）。

でも、もし、また冬にスヴァールバルに来る機会があったら、今度はイーストコーストやバレンツブルグにスノーモービルで行くツアーに参加してみたいです。
今回もできれば行きたいなあと思ってはいたのですが、12月上旬ではツアーがまだ始まっていなかったのと、スノーモービル経験者であることが望ましいとなっていたので無理かということになったのですが、今度来るまでにはもっと練習して、フラットな道以外でもちゃんと乗れるようになって、挑戦するぞーと決意しました（笑）。

今回、参加したのはこちらのツアーです。
https://hurtigrutensvalbard.com/en/activities/snowmobile-tours/northern-lights-hunting-with-el-snow-mobile

ロングイェールビェンでのアクティビティは全てこちらのサイトから予約しました。
https://en.visitsvalbard.com/
多くの催行会社のツアーから選ぶことができるので便利です。