2025/09/23 - 2025/09/23
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itaruさん
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最北の街、ロングイエールビーンの街歩きを終えたら、夕方からは現地ツアーに参加です。ホントはピラミーデンやバルツブルクなどを訪問するツアーに参加したかったのですが、残念ながらロシアのウクライナ侵攻の影響でそれらに行くツアーは「休止中」。犬ぞりやゾディアックボートなどのツアーも考えたけど、最終的には夕暮れのロングイエールビーンの街を見下ろす「Longyearbyen with a view」(1300クローネ、約20000円)に決定。予約後、確認メールが届かないトラブルがあったけれど、ゲストハウスに相談したらゲストハウス経由でPDFバウチャーが送られてきました。
9月21日 QR4851便(JL59便) 羽田→ドーハ
9月22日 QR175便 ドーハ→オスロ
SK4496便 オスロ→ロングイェールビーン
9月23日 ロングイェールビーン街歩き ★夕方・現地ツアー参加
9月24日 SK4491便 ロングイェールビーン→オスロ
SK884便 オスロ→ストックホルム
バスで移動 ウプサラ泊
9月25日 ウプサラ観光、ストックホルム移動(泊)
9月26日 ストックホルム観光
9月27日 TG961便 ストックホルム→バンコク
9月28日 TG660便 バンコク→羽田
航空券 ブッキング 228,979円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
17時からのツアーはLongyearbyen with a view(Spitzbergen Adventures)
ロングイェールビーン近郊の山を登って、夕暮れの街の絶景を鑑賞します。宿にピックアップの車がやってきてツアースタートです -
街を一歩踏み出せば、そこは北極圏の厳しい自然が待ち構えている。何より危険なのはシロクマ。日本でも2025年はヒグマ、ツキノワグマの被害が連日ニュースを賑わしているけれど、ホッキョクグマは体長250cm~300cm、体重400kg~600kgと言われ、ヒグマより一回り以上でかい。攻撃されたら生身の人間はひとたまりもないわけで、当然のことながら街の外に出る場合は自衛のための武器が必携(義務)。何気なく、ガイドのアダムが車から降ろしたバックパックに備えているのはシロクマでも仕留められるライフル銃
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ツアーの出発点は、先ほど教会のそばにあった炭鉱跡。ここから山の頂上へ。標高は500mくらいだったかな、ちょっとうろ覚えですが((^0^)
それはともかく、簡易アイゼンを装着してハイキングスタートです -
Platåfjellet 意味は「高原の山」
wikiで調べてみると464m
少し登るだけで、この絶景 -
Visit Svalbard によると、
Many locals happily hike here several times a week all year round, both early in the morning and late at night(地元の人は1年中、週に数回、早朝から深夜までハイキングを楽しむ)とのこと -
この絶景、夕陽を浴びた雪山、流れる雲、その上の青空
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確かに何度でもハイキングしたくなるような景色です。ということで、記念の1枚
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ただ、街を見下ろすようにそびえ立っているだけあって、なかなかの急坂。ガイドのアダムは「急がず、ゆっくり登っていこう」
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参加者が多ければそれぞれペースが違うし、脱落者が出ては大変なので慎重にゆっくり登っていくことになるもの。なんだけど、実は今回の参加者は私だけ
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貸切ツアーになったので、休みを入れるのは自分次第というわけ。となると、せっかちな性格もあって、ちょっと休んだらすぐ出発、なんてことを繰り返しているうちに
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最初の目的地、Vardenに到着。ここにあるcairn(石積み)には地元のスポーツチーム「Svalbard Turn」が設置したノートがあり、訪れた人たちが記念に?名前を記入する。ということで、私も(^0^)
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ここでビスケットとコーヒーで小休憩。ここまでの所要時間は40分ほど。何だかんだで、どんどん先に進んでしまったようで、アダムは冗談めかして「記録だよ」って
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夕暮れ迫るロングイェールビーン。反対側の山の斜面に規則的に並ぶ建造物。何だか、太陽光発電のパネルのようにも見えるけど、北極圏のこの街にそんなものがあるわけないよな。何て思っていたら、土砂崩れ(雪崩)対策なんだとか。アダムによると、数年前の事故で数軒の家屋が巻き込まれて2人が亡くなったんだとか
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時刻は18時。この日の日の入りは18時55分、あと1時間くらいか
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しばしの休息を挟んで、ハイキングを再開するとしましょう
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山頂までもう少し、一休みしたので体力も回復
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1年の半分以上が白夜か極夜という北緯78度の絶景
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ちなみに防寒対策として上下のスキーウエアにセーターを着込んだけれど、気温はマイナス2、3度くらいな。ちょっと厚着しすぎた感じ、汗かいてちょっと熱い
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地元の人が1年中、ハイキングを楽しむ場所との説明通り、こんな夕暮れの時間にもハイキングを楽しむ人はいるもの。午前中に訪れた大学センターで勉強しているという、女の子2人組とすれ違ったので、アダムとの写真を撮ってもらう。もちろん、彼女たちもライフル銃は携行していましたよ
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まだ9月23日だというのに一面の雪景色。でも、アダムの話だと雪が降ったのは5日前のことだって。でも、年平均気温は-4°Cと、気温が低いので、降ればすぐに積もり、簡単には溶けないわけです
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幸いなことに多少の雲はあるものの、青空が広がっている。スヴァールヴァルは年間平均降水量は271mmとノルウェーで最も乾燥した地域でもあるけれど、夏には頻繁に霧が立ちこめるし、雲が出ることも多いらしい
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「これだけ空が晴れていることは滅多にない。ラッキーだよ」とはアダムの言葉。ただ、西に雲が出てきたので日没を見ることができなかったのはちと残念
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夕暮れ
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静寂の雪原
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大自然に吸い込まれそうになるけれど、実はこの先のところで1995年、キャンプをしていた2人の若い女性がシロクマに襲撃されている。アダムによると「1人は氷河に飛び込んで助かったんだけど……」(jump to the glacier for escape)。氷河に飛び込むって、どういうことって思ったけど
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アダムによると、年に1~2頭はロングイェールビーンの街にシロクマが近づく事態があるとのこと。
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実際、2020年8月には空港近くのキャンプ場でスタッフが襲われ、亡くなる痛ましい事故が起きている
https://www.afpbb.com/articles/-/3301715 -
何はともあれ、ハイキングの目的地に着きました
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何はともあれ、
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日没時間の18時55分、暗くなるのはまだまだこれから
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「日本では陽が落ちるとすぐ暗くなるだろう、でも、ここはゆっくり暗くなっていくんだ」とアダム
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前を進むアダム。かすかに「クゥクゥ」と鳴き声が聞こえ「Fox」って。ホッキョクギツネ? 聞き耳をたてて周囲を探してみるのだけれど……
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聞き耳を立てながら、あっちかな、こっちかなと探してみるものの、キツネの姿は……
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「この近くにいるはずなんだけど」とアダム。白いキツネが雪原に溶け込んで、僕らの前には姿を見せてくれなかった
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さてさて登るときに難儀した急斜面。下るときはより一層の注意が必要。何より雪で滑りやすくなっているから尚更です
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結局、4時間のツアーは3時間ほどで終了。もう少し、ゆっくり歩いても良かったかなあ。ということで、アダムに宿まで送ってもらい
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宿で一休みしたところで、夕飯を食べに街中へ2kmの道をトボトボと歩く。いい時間なので、さっさと食べよう、とCoop Svalbard SAの向かいにある「Stationen」に決める。まずはビールで喉を潤そう。前夜はなかったここにはスヴァールヴァルの地ビールもある。IPAは114クローネ
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キッチンの方は時間も時間だからなのか、「バーガー類か、フィッシュ&チップスしかできない」って。何か、魚類が食べたい気分だったのでフィッシュ&チップス(305クローネ)を注文。でも、「時間がかかるよ」と言われた「Moby-Dick Burger」にすれば良かったかな。海外で鯨を食べるのって、ノルウェーくらいしかできないだろうし
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