旅の終わりはヤンゴン～Myanmar in December～

2019/12/21 - 2019/12/23

☆☆☆インレー湖観光の拠点の街ニャウンシュエに六連泊したのち、当初の計画に従いヤンゴンに二泊した。二日目は気合を入れて観光する予定が結果はグダグダに。ま、いっか。☆☆☆

追記:ミャンマーで大人気のすわじゅんこさんのライブ、日程が合えば見たかったなぁ。

ミンガラーバー！（←ミャンマー語で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」）

ミャンマーは一年中暑いのではないか、と誤解していた。

そういえば、二十年以上前に日本の冬（12月～１月）にタイに行ったとき、バンコク市民はカーディガンやらジャンパーやらジャージやらを羽織っていた。
バンコクより緯度の高いミャンマーの中部や北部は、もっと寒いはずである。

あまり暑くない、むしろ寒いくらいの12月のミャンマー珍道中。はてさてどうなることやら。

【この旅のスケジュール】
バンコク
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ヤンゴン
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マンダレー
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カロー
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ニャウンシュエ（インレー湖）
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ヤンゴン　～この旅行記～
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バンコク

（2019.12.26暫定版）

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

【12月21日（土）、ヤンゴンに戻る】
ニャウンシュエで魔の「タクシー・ネコブル」に遭遇しつつも（詳細は前の旅行記をご覧あれ）、午前10時20分発のヘホからヤンゴンへ行く飛行機の出発に間に合った。

ほぼ予定時刻に搭乗開始。ゲートから歩いて機体へ行くのは小さな空港の約束事。
指定しなかったが窓側の席だった。私の隣にがたいのいい欧米人がいて窮屈であるが。
10時10分離陸。スナックとドリンクのサービス。11時13分、ヤンゴン国際空港に着陸した。
11時40分、アライバルから外へ出る。コンビニで紅茶を買い、両替のレートをチェックする。昨日のニャウンシュエとほぼ同じである。

☆☆☆ホテルの玄関の写真は夜間に撮影。☆☆☆

久々のヤンゴン、日中は暑い。声をかけてきたタクシーのドライバーと交渉し、12,000Kでダウンタウンのホテルまで行ってもらう。
ミャンマーでもGrabが使えるらしいのだが、こうして交渉するやり方を私は気に入っている。事前に取り決めた料金で降りるときに揉めたことは、さすがに一度もない。

12時45分ホテルに到着。
ウェルカムドリンクをさっと出してくれるなど、スタッフは感じがいい。
小柄なベルスタッフの若いおにいさんがカタコトの日本語でフレンドリーに話しかけてくれる。
今日本語を習っているそうだ。

７階の部屋はやや狭いが清潔で機能的である。窓から街が見える。
調度、アメニティーは一通り揃っている。久々のホテルらしいホテルかもしれない。

13時過ぎに外出した。とりあえず今年３月以来となる私のお気に入りのレストラン、モンスーンへランチに行く。
ボージョーアウンサン通りに出る角に停まっていたタクシーのドライバーと交渉して3,000K。少し高いかな。観光の営業攻勢には適当に相槌を打つ。

☆☆☆店内の壁にアカ族の親子の写真が。☆☆☆

モンスーンの店内は、昼時を過ぎているのにグループ客で大賑わいである。３月に来た時とは別の店みたいだ。

豆のスープとチキンカレー。どちらも３月に食べているかもしれない。
どちらもあっさりしていて食べやすい。

店の前には高知県の平和観光の観光バスが停まっている。はるばる高知県から（←嘘）団体客が来てモンスーンの二階で食事をしているようだ。

☆☆☆南参道側のエレベーター。初めてエレベーターを利用した。☆☆☆

14時45分モンスーンの前からタクシーを拾ってシュエダゴンパヤーへ向かう。これが二度目の訪問となる。
高齢のドライバー。南のエントランスを指定すると、エレベーターの入り口につけてくれた。
外国人入場料10,000Kを払って入場。エレベーターを使うと、あっと言う間にシュエダゴンパヤーの中心部に到着する。

土曜日の15時過ぎ。人が多い。ゆっくり中心の仏塔の周りを見て歩く。

ミャンマー最大の聖地にふさわさい仏塔。

持ち上げてお祈りをすると願いが叶う石らしきものが二個あった。片方は片手でも持ち上がるが、こちらはさすがに無理。

休憩しているとき、ミャンマー人の若い男の子から日本語で話しかけられた。近くにいる若い女の子とつれみたい。目的は不明。日本語を習っているので使ってみたかった？
基本的に、東南アジアで日本語で話しかけてくる相手を私は信用しない。

帰りは南参道の階段を歩いて下りた。前回の訪問時に往復している。土産物屋など懐かしい風景。

☆☆☆南参道の入り口。☆☆☆

出口の先の道路を渡りタクシーを拾って桜タワーへ向かう。

桜タワーの屋上にあるルーフトップバー、ヤンゴンヤンゴンは17:00からオープン。まだ10分早かった。あたりを少しぶらぶらした。
17:00になるのを待って入った。これで三度目である。すでに先客がいた。

自分のあとから続々と若い欧米人が殺到し、眺めの良いシートがまたたく間に埋まる。
一人、日本人らしきやや若いおねいさんが来た。自分の近くに座った。性格がきつそうに見える。話しかけないことにする。
ミャンマードラフト500mlを２杯。ここで食事をすることに決めてハンバーガーを注文した。これが予想外に美味しい。

☆☆☆先程訪れたシュエダゴン・パヤーが妖しく光っている。☆☆☆

18時45分に帰った。
しばらくホテル前の路地を南下し、大通り沿いにぶらぶらしてみた。コンビニは無かった。
ホテル前の路地にある小さな店で飲み物を買って帰る。昨日奥インレーで買った米焼酎を飲み干してしまった。
【12月21日（土）、了】

☆☆☆ホテル前の路地にあるスナック。私の世代には懐かしい店名。☆☆☆

【12月22日（日）、ヤンゴン２日目】
05時55分起床、割とよく寝られた。冷房を切るとやはり暑い。カロー、ニャウンシュエの寒さは身体に応えた。
06時55分朝食へ。１階フロント奥の食事コーナー。一番乗りだった。

10時00分に外出した。
手元のミャンマー通貨が心許ないので両替をすることにした。
今泊まっているホテルの系列のホテルの二階にある店で両替した。
当初の計画では、この日はミャンマー民族文化村という観光施設へ半日くらいの予定で出かけるつもりでいた。
しかし、色々考えるとあまり大した施設ではないようである。ニャウンシュエで六連泊してツアーに散々お金を使ったので、ここはお金を節約した方が賢明であると判断した。

ミャンマー民族文化村へ行くのを取り止めぽっかり空いた時間をどうしようと思いつつ、私が向かったのはホテル近くのボージョーアウンサンマーケット。二回目の訪問である。

前回も利用した店でアイスティーを飲んでまったりする。

建物内をぶらぶらしていると、日本語で話しかけてくる手合が多い。ここでも一人でいる日本のおっさんはカモだと思われているのか。
話しかけてくる相手に視線を合わせるような、合わせないような曖昧な態度を示しつつ、言葉は一切発しないまま、自然体でことごとく無視する。これが私の必殺技である。

マーケットの隣にあるHoly Trinity Anglican Churchに入り休憩する。Anglicanとあるのでイギリス国教会（プロテスタント）である。

建物内は静かで良い雰囲気である。私と同じように休憩しているミャンマー人がいる。

三日後がクリスマスというのにまだ飾り付けがほとんどできていない。東南アジアあるあるの、やっつけ仕事での飾り付けだろうか。

道路を挟んで向かいにあるショッピングセンターに立寄る。KFCでランチ。混んでいる。
14時00分過ぎホテルに戻る。

18時過ぎに再び外出した。
今日の昼間の観光を取り止めたので、夕食では少し贅沢をすることにした。
ヤンゴンヤンゴンが入っている桜タワーの20階（最上階、ヤンゴンヤンゴンはその上のルーフトップにある）にあるレストラン、スカイビストロに初めて入ることにした。
私が店に入るときのスタッフの態度がミャンマーの飲食店で最悪のレベルであった。日本人のおっさんが一人で、夜景目当ての冷やかしで入って来たと思われたのか？
おすすめとなっているコースメニューをチョイス。しかし、料理が出てくるのが遅かった。コースなのに。
ドリンクメニューが少ない。ワインリストもない。高級店ではないみたいだ。
【12月22日（日）、了】

【12月23日（月）、ヤンゴンからバンコクへ】
04時50分のアラームで起床。06時55分から朝食。
07時30分、ホテルをチェックアウト。スタッフにヤンゴン国際空港までのタクシーを呼んでもらう。
外で待機していたタクシーだった。料金は10,000K（約740円）。ちなみに、一昨日空港から乗ったときは12,000Kだった。

☆☆☆搭乗ゲート前のロビーにて。☆☆☆

すぐに出発。運転手はかなりスピードを出した。
08時00分に国際線ターミナルに到着した。ターミナルビルに入るための手荷物検査が大混雑だった。
09時10分からタイスマイルのカウンターで私が乗るバンコク行きフライトのチェックインが開始された。
【了】