カローに到着。あまりの寒さに防寒着を買う。～Myanmar in December～

2019/12/11 - 2019/12/11

ミンガラーバー！（←ミャンマー語で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」）

ミャンマーは一年中暑いのではないか、と誤解していた。

そういえば、二十年以上前に日本の冬（12月～１月）にタイに行ったとき、バンコク市民はカーディガンやらジャンパーやらジャージやらを羽織っていた。
バンコクより緯度の高いミャンマーの中部や北部は、もっと寒いはずである。

あまり暑くない、むしろ寒いくらいの12月のミャンマー珍道中。はてさてどうなることやら。

【この旅のスケジュール】
バンコク
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ヤンゴン
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マンダレー
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カロー　～この旅行記～
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ニャウンシュエ（インレー湖）
　↓
ヤンゴン
　↓
バンコク

（2019.12.22記）

エリア カロー(ミャンマー)

【12月11日（水）、マンダレーからカローヘ移動】
マンダレーで宿泊したナイロンホテルにて、午前04時00分に起床した。
シャワーを浴びたあと整理作業を行い、荷物のパッキングにかかる。

少し早目に07時10分前に朝食へ行くと、すでに他の多くのミャンマー人ゲストが食べていた。ミャンマーのホテルあるある。

チェックアウトを済ませロビーで待つ。
08時30分、ようやくミニバンが到着した。ホテルの男性スタッフがスーツケースを運んでくれた。

ミニバンの運転手はかなり無愛想である。
09時00分にミニバンの集合場所に着き、何人かは乗り換えた。
09時30分にマンダレー市街の南にあるバスターミナルらしき場所（ミャンマー的な混沌とした状況だ）に着き、しばらく停車した。

車に乗ってしばらくしてから睡魔に襲われ、午前中の記憶はあやふやである。車の揺れはかなり激しかった。

11時46分、大きな休憩所に到着した。ここで昼食休憩。

ミャンマースタイルのチキンカレーを食べる。他に選択の余地はないようだった。

☆☆☆山の中の休憩所の売店。☆☆☆

12時20分発車。しばらくして山道に入ったが、食後もまた何度も繰り返し意識を失った。
14時35分、山の中の休憩所に到着。14時52分発車。

☆☆☆ミニバンから降りてこの奥へ歩いた。☆☆☆

気づいたら車はカローの市街に入っていて、15時04分に私が泊まるホテルの近くを少し通り越した別のホテルの前で停車した。
ドライバーに声をかけられ、私だけが下車した。
タクシーが数台停まっているところを見ると、決まった場所なのだろう。
降りる直前からGoogle Mapで今日から泊まるホテルの位置を確認しており、降りた場所から近いことが分かった。

歩きにくい車道の端をスーツケースを転がして行き、15時20分に今日から泊まるジェネシス・モーテルにチェックイン。
大通りに面したレストランの脇を通れば到着はもっと早かったであろう。ホテル側の入り口がわかりづらく、ウロウロしてしまった。

部屋に案内されたあと、しばらく電気がつかなかった。16時までは電気が使えないようである。
（これは私の勘違いだったようだ。恐らく前日に宿泊客がいなかったので、ブレーカーを落としていたのだろう。）

宿泊棟と道路の間に建っているレストラン、セブンシスターズの建物。この建物の左側を通るのが近道だった。

ダブルルームなのでそこそこ広く、清潔である。
ちなみに、宿泊料金は現地払いで米ドル119ドル（予約時の日本円表示で13,210円＝119.04ドル、端数の0.04は支払い時に切り捨ててくれた）、朝食付きで一泊あたり約3,302円である。
カローというミャンマーの地方都市では、ミドルクラスのホテル料金だと考えられる。

☆☆☆ホテルからの眺め。☆☆☆

部屋の窓からは遠くの山の姿も見えた。

☆☆☆夕陽を浴びながら爆睡中のミャンマー犬。☆☆☆

16時過ぎに外出した。
直前に部屋の電気が灯ってホッとした。
街の中心へ。表通りに面したツーリスト・インフォメーションは閉まっていた。

ガイドブックに載っているツアー会社にコンタクト。しっかりした感じの女将さんが応対してくれた。

とりあえず明日の日帰りツアー（トレッキング）に申し込むことにした。私は、山岳（少数）民族の村を日帰りで訪れたいと希望を伝えた。
提案されたのは、上の地図の中にある少数民族の二つの村を訪ねランチを取るという内容の日帰りトレッキング。かなり歩くようだ。

ちなみに私は、若いとき少し山登りをしていた。日本で二番目に高い北岳にも、30歳台に一人で登った。
個人登山がほとんどだが、集団で登ったこともある。トレッキングというのは、山登りほどではなく山野を歩くことだと定義されている。
今回ジーンズにスニーカーという格好で参加したが、本来であれば山用の衣装や軽登山靴を履くのが良いであろう。

旅行会社の近くにある市場の周りをぶらぶらする。男性用の防寒着を探す。

今回ミャンマー入りの直後、夜ヤンゴンに着いたときから気温が低いことに驚いた。
ここカローは標高がかなり高く（ガイドブックには1,320mとある）、さらに涼しいと考えられる。

実際、夕方この街を歩いているほとんどの人々の格好は、完全に冬の装いである。
一軒の店で試着させてもらうも、サイズが合わない。売り子のチャーミングな若いおねいさんには申し訳ないが。

一度部屋に戻り、溜まっていた洗濯物を持って一番近いランドリーへ行く。きちんとした店である。
庭ではこの家の人たちが焚き火をして暖を取っていた。

☆☆☆購入した防寒着。☆☆☆

ランドリーから戻るとき、ホテルのすぐ手前の店（二つ前の写真）で手頃な防寒着を見つけた。
試着してサイズが合うことを確認し、購入した。26,000チャット（約1,924円）だった。

部屋に戻る前に宿泊しているホテルに隣接する系列のレストランに入って夕食を取る。
この店は、日本のガイドブックにも載っている。地元の有名店のようだ。

店員さんおすすめのシャン料理から、アボガドのサラダ（初めて食べる）とチキンのラープを注文した。

どちらも味付けが薄く、美味しく感じられない。それでもミャンマービールの大瓶を二本飲んだ。
窓側の席に座っていると、18時台なのにかなり冷え込んできた。
部屋に電気ヒーターが用意されている理由が分かった。買ったばかりの防寒着を着て凌いだ。

☆☆☆宿泊棟の廊下。とてもお洒落。☆☆☆

部屋に戻り、ヒーターをつけた。寝支度をし、毛布を重ねてベッドに入った。
ガイドブックを見ているうちに眠くなり、ヒーターと灯りをつけたまま寝落ち。
長時間の車での移動で疲れていたのだと思う。
【12月11日（水）、了】