
2019/12/12 - 2019/12/12
123位(同エリア6863件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
バチカン市国の中は、サン・ピエトロ大聖堂とそれに付随したシスティーナ礼拝堂ほか20もの博物館があるそうで、全部見るのには1週間ほどかかるとか。
今回はこの庭園ツアーに参加を申し込みました。
水曜日は満員だったので帰国当日の10時半からのツアーに参加しました。
写真はそのガーデンの中にある鷲の噴水です。
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ホテルのあるカブール通りを5分ほど行くとサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の後方に着きます。
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横を回って正面へ行きます。
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大聖堂の前にはエジプトのオベリスク風の塔。上に天使。
ローマには素晴らしい教会が沢山あるのですが、こちらは2013年に来た時に回った四大聖堂の中で最も印象の薄い教会だったのです。また来られて良かった。 -
マッジョーレ教会の正面はこちら。以前にはなかった柵と、手荷物検査とおまわりさんが常駐するようになっていました。(左の白いテント)
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この教会は4世紀に建築され、その後何度も改築されている。内部の36本の柱は古代ローマの神殿から運ばれたもの。5世紀に遡る。
中央祭壇の後ろのモザイクも同様に古い。 -
中央祭壇の奥のモザイクは5世紀のものだそうです。
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通り一本くらい離れたところにサンタ・プラッセーデ聖堂があります。
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入り口はこんな風。かなり傷んでますね。修復が必要。
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最古の部分は4世紀くらいの教会ということです。
初期の教会にみられるモザイクが見られるらしいのですが、私はざっと聖堂内を見ただけです。うん、こちらの方が何か訴えてくるものがあります。何が? -
地下鉄でオッタビアーノ駅へ。10時半からのガーデンツアーを予約しています。博物館のほかは、ガイド費用10.50ユーロが主ですね。ツアーは約2時間半。
ツアー終了後、博物館を回ることができます。
前回は、当日のツアーというのに入りましたけど、たしか90ユーロくらい支払ったと思います。その時は長旅だったので、日にちを決められず事前予約は考えられませんでした。今回は事前に予約できて良かったー! -
バチカンの博物館に入るためのエスカルゴ型階段(と勝手に命名)の入り口。新しい入り口ができ、こちらは今では出口になっていました。結構急な螺旋。
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バチカンの模型の横の出入り口からツアー開始。
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松の木は下枝を刈り取ってありますが、
この土地はとても良く植物が育つそうです。
上に丸く枝を残してあるのは、暑いローマの夏に木陰を作るためだそうです。 -
良く手入れが行き届いています。
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バチカンは以前はローマのはずれにある墓地の丘だったそうです。
丘の傾斜を利用して水の流れ、道、建物がうまく配されています。 -
奥の建物がこのバチカンガーデンで最古の建物だそうです。
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この先の小さな建物は瞑想のためのものらしいです。パワースポットとか。何が?どこが?と詳しく聞きたかったのですが工事中なので入れそうもないのでやめました。
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こちらの庭には世界中の樹木が植えられているそうです。
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バチカンブロードキャスト(バチカンラジオ)の建物
世界へバチカンのニュースを発信しているそうです。 -
今回のツアーは7名。
ロシアの女の子たち3名、アメリカ人男性1人、メキシコ系アメリカ人のカップル。
ガイドはカーラ。
年配の女性で、私はイタリアンアクセントの強い英語だからね、と自己紹介。帰りには庭で見つけたキノコをしっかりビニールに入れて、今夜のおかず。美味しいのよ!と。 -
こちらは飲めるとのことで、ペットボトルに入れてもらってきました。
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ベネディクト法王さまがお住いの建物。現在90歳だそうです
現法王さまは定期的に前法王さまを訪問して、アドバイスなどをいただいているそうです。 -
ベネディクト法王も散歩することもあるお庭。
ガイドのカーラの説明では前教皇ベネディクト16世と現教皇フランシスコ1世とはとても仲良い、ということだったのですが、つい先日下記のような記事が出ていました。ゴシップなので興味のない方はスルーしてください。
【AFP=時事】7年前に退位したローマ・カトリック教会の前教皇ベネディクト16世(Benedict XVI、92)は、加齢によって体は衰えているものの知的には今も健在で、後継者の現教皇フランシスコ(Pope Francis)の陰に隠れていることはできないようだ。その結果、「2人の教皇」が対立するような状況となっている。
2013年2月11日、当時85歳だったドイツ出身の知識人、ヨゼフ・ラッツィンガー(Joseph Ratzinger)枢機卿(ベネディクト16世の本名)はラテン語で、ローマ教皇を退位する意向を表明した。存命中のローマ教皇の退位は約700年ぶりで、カトリック教会の枢機卿らをがくぜんとさせた。
だが、博識な神学者でもあるベネディクト16世は、教皇退位後も「名誉教皇」としてカトリック教会の主要な問題について執筆活動を続けており、摩擦が起きている。
例えばカトリック教会内部では最近、既婚男性が司祭になることをめぐる議論が起きている。遠隔地での聖職者が不足している南米アマゾン(Amazon)地域の司祭らが昨年10月、先住民の既婚者の任命を例外的に認めるようフランシスコ教皇に提言。バチカン(ローマ法王庁)の司教会議(シノドス)はこれを採択した。
今年に入り、シノドスの結論を酷評し司祭の独身制を擁護する書籍が出版されたが、ギニア出身のカトリック保守派の急先鋒(せんぽう)ロバート・サラ(Robert Sarah)枢機卿とベネディクト16世の共著だった。
仏日刊紙フィガロ(Le Figaro)が報じた同書の抜粋は衝撃的で、バチカン観測筋によると、フランシスコ教皇はこの出版に強くいら立っていたという。
一方、ベネディクト16世は共著による出版を認めたことはないとし、個人秘書であるドイツ人のゲオルク・ゲンスヴァイン(Georg Gaenswein)大司教を通じて、同書の出版を差し止めようとした。だが、既婚司祭をめぐって現教皇が公式見解を発表する前に、前教皇が司祭独身制の重要性を説いたことによるダメージは既に広がっていた。 -
サンピエトロ大聖堂のクーポラが見える噴水。ローマって水が多い。噴水や水道が多いんですねー
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サン・ピエトロ大聖堂のクーポラがよくみえます。
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昨日はあの展望台まで上ったんだぜ!と一人ほくそ笑む。
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特別に整えられた庭園。
庭園内に入る時と出る時に、ガイドさんが守衛所で身分証を提示し、ツアーの人数を報告します。そこは厳重に管理されています。 -
ヴェルデベーレの中庭を臨みます。普通の博物館のチケットで入れるのはこの中庭までです。
私たちはその奥にあるバチカンガーデンからサン・ピエトロ大聖堂の横の庭を見ています。
2時間のツアー終了し、解散しました。 -
そのあと、少しだけ、と思い絨毯などの展示のある博物館に入りました。
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が、時間がなくて写真だけ。
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落ち着かないので出てきました。
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そうしたらにわか雨が!しかもどんどん激しくなってきます。まさか!で傘はスーツケースの中。
昨日は600メートルは短く感じたのに、雨で濡れる石畳のせいもあり、とても長い道のりでした。 -
雨の中、サンタンジェロ城へ向かいます。この日雨のためか入場料が無料となっていました。
更に雨がひどくなってびしょ濡れ。やっと小雨になり、お城を出て橋を渡って振り返ってみると虹がかかっていました。ワーオ!! -
近くのカフェに避難。皆考えることは同じなので1軒目は満席。少し離れたこちらに入りました。お兄さんが愛想が良かったので。
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とりあえずのビール。
外で客引きしていたのは柔らかい態度のおっちゃん。中でサービスしていたのはイケメン君。この子は真っ先にどこの国から来たの?と客のチェック。フランス語ならわかる、ということでフランス語でのやり取り。
この辺で、あ、これは国によって態度を変える高等テクニックを持つローマ特有のボッタクリと気付くべきでした。 -
そこそこ観光客が入っているホッとする空間でした。ずぶ濡れになったコートを乾かしてまったり。
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注文したのは、最後なのでとびっきりのスパゲティにしたかったのですが、つい、言いなりに特製を注文してしまった!
そうしたらこちらはコンプリメンタリーと言って出してくれました。
なぜイタリアのトマトはいつも美味しいのかな? -
ご丁寧に、濡れティッシュの口を切ってくれます。
いいから、そんな無駄なサービス。 -
その上、疲れてる?マッサージしょうか?って、要らんわ!
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ジャーン!こちらです。46ユーロ。高いやん!スパゲティなのに、と言ったら、これは特別と言われて。
たしかにチョー豪華です。 -
スカンピ。手長海老かな。食べるところはあまりないのですが、味噌が美味しい。
ブラックバスは少し魚の臭みが強かったのですがそれ以外はとても美味しかったです。 -
ムール貝とあさりのスパゲティ。茹で加減がさすが!そして美味しい!
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車海老。これは火を入れすぎず、絶妙な味!
味もサービスも満点。そしてお会計になったらなんと99.8ユーロって!倍になってます。ビールがバカ高かったのか?
やられたー!ローマのぼったくり。客を良い気分にさせておいてボルやつね。ま、気分良くさせてくれたし、コートも乾いたし、何より美味しかったし、疲れも取れたから許してやろう。
100ユーロを超えていたら文句を言うつもりでしたが、この微妙なさじ加減!皆さま、ご注意くださいね。 -
カフェを出て、悩みます。本来は地下鉄でホテルへ帰る予定でしたが、ちょうどホテルとここの真ん中くらいにトレビの泉があります。
少し疲れているけれど、バスに乗っても不便で距離もそれほどないので歩いてトレビの泉へ行くことにしました。 -
この辺りで今度は麻薬撲滅運動にサインをお願いされちゃって。
普通ならしませんけど、サインしたら寄付をねだられるという。なぜかこの時わずかばかり残っていた現金を寄付してしまいましたが、直後、これは署名アンド寄付の騙しの手口と気づきました。だって前の人の寄付金がカードで100ユーロ。街角でカードで寄付はありえない。高額すぎます。
手持ちの小銭も無くなってしまったわ。こういうのを身ぐるみ剥がされる、というのかな。ってこれは騙される方が悪い!と今更ながら気を引き締めました。遅!! -
そんなこんな目に会いながら、トレビの泉に到着!
ローマを離れるときはこれまでも必ずトレビの泉にコインを投げ入れています。少なくとも4回は訪れていますが、こうして今回もまた来られたので、験担ぎです。また来られますように、ってここで全ての小銭を投げ入れました。 -
それにしても観光客が少ないです。いつも良い季節に来ていたので、トレビの泉は観光客でごった返していました。今日はササっと泉へ行って、写真を撮って後ろ向きにコインをポーン!で終わりです。らく~~
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さてここからホテルまでは20分くらいです。楽勝~~
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が、だんだん人もいなくなり、、、
しまった!丘の方に来てしまいました。ローマには7つの丘があり、遠回りでも丘のすそを抜けていくと楽なのですが丘を越えるとなるとこのダラダラ坂道! -
やっと丘の上。あとは緩やかに下っていくだけです。
ああ、毎回同じ失敗。 -
オペラ座です。到着した夜見たときにはライトアップされてとても豪華でした。
ホテルで預かってもらっていた荷物を受け取り、余裕を持って飛行場へ向かいます。が、 -
ローマからフウィミッチーノ空港までの列車。
こちらは一等のみです。14ユーロ。
普通だと8ユーロ。
実は空港へのバスのチケットを地下鉄のチケットと共に購入していたのですが、駅前の乗り場になかなかバスが来ないので遅れると嫌だな、とバスをあきらめ、電車にしました。 -
空港駅に着いてから、ターミナルまでが遠いです。
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エアチャイナは一番端っこの方で長いこと歩きました。
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ローマ空港にはこんなソファがあり、寝転んだりして、皆さんリラックスモード全開でした。
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ペキン経由で羽田まで。
またしても爆睡していて、機内食の写真もありません。
帰りの機体は新しく、それ故にか、座席も苦痛になるような狭さではありませんでした。(勘違いか?)
3×3×3列でした。
私は通路側でしたが、隣の真ん中の中国人男性、さらに通路側の中国人男性とご同行なのですが、肘掛をしっかり占拠。さらにジャケットを被せてくるという暴挙。
この、横暴さがたまらなく不快ですが、なんせ眠いので爆睡して忘れます。
さらにこの日、イタリアの高校生の修学旅行生で満席。この高校生のうるさい事!隣の中国人男性たちもお手上げという感じでした。ふ、ふ、ふ。
食事はまともに温かく、中華料理。朝食はお粥。お味はまあまあ。
映画は邦画を一本。舘ひろしと黒木瞳主演の人生の終わりに、みたいな題名の映画を見ました。感想なし。普通なら見ない。
約9時間ほどのフライトの6時間以上を爆睡していて自分でも驚きました。 -
エアチャイナをはじめて利用したのは昨年の11月。悪評高さにビビりながらでした。たしかに中国人の大声でうるさい、汚い、勝手に席を変えさせる等々ありました。次に利用したのは今年10月のバンクーバーへの旅。これは北京旅行も出来て楽しかったです。そして3度目の今回。
なんと一年の間にトランジットの手続きはかなり簡素化されました。パスポートコントロールは自動化され、手荷物検査も前は長い列でしたが、今回は往復共に少し列が長くなると別の検査機へと列を分けてくれました。往復共に通過に要した時間は30分ほどでした。
トランジットは2時間半ほどありましたが、トルコ航空などイスタンブール乗り継ぎでは4時間、オランダ、スキポール空港で乗り継ぎでは遅延により1日滞在、などの経験からからみると、かなり楽だな、と思います。友人の中には絶対に乗りたくないという人もいるのですが、今のところ私はそんなに嫌な思いをしていないです。 -
帰りの飛行機はこちら。
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さて北京から羽田までは、平日の午後の便だからか?乗客は1/3ほどで、ゆっくりとそしてあっという間の3時間でした。
無事帰国したので告白しますが、今回のフライトは自分比で最安値での往復でした。63000円です。
なんだか、やったー!という気分です。
往路 羽田ー北京ーウィーン
復路 ローマー北京ー羽田
そしてやっと次の旅の前に旅行記を上げられてよかったです。しかし新型コロナウィルスのせいで、次の旅は行けるかどうかわかりません。
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