2019/12/04 - 2019/12/08
5位(同エリア321件中)
Siniさん
ミラノからトリノまで何度か乗った電車だけれど、その度に路線が違うって言うのが、何といいましょうか、、、イタリアはいつも想定外。今回もわざわざ各駅停車を選んだのに、なんと望んでいた駅は通りませんでした。
トリノのことは書き辛い。何故だか前回もなかなか王宮まですらたどり着かなかったのです。何か足が宙に浮いてる感じがしていましたので、再訪することになってもあまり期待はしていませんでした。
想定外が起こる再びのイタリアの旅、はじまり、はじまり。
写真はトリノの街から見えるアルプス山脈です。
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昨夜からのホテルがありえないB&Bでした。友人が予約したのですが、急遽、本来泊まりたいホテルに予約できたのだけれど前金を支払ってしまってるのでどうか、と譲ってくれたのです。トリノにはなんの思入れもなかったので、いいよー、と引き受けました。それがこのビルの6階。
B&Bではテラスハウスのアパートとか、一軒家はありましたが、まさかのアパートコンプレックスの6階。ここを見つけるのがとても大変で、犬を散歩中の方に、強引に必死にお願いして助けを求めました。夜の7時近くでもう真っ暗でしたから。 -
まずこのお宅の入っているビルを見つけるのに、かの犬の散歩中に強引に助けることになった人が、何人もの人に聞いてくれました。それからブザーで開けてもらっても、このお宅が6階と分からず苦労し、偶然上から階段で降りてきた住人に教えてもらい、やっと自分でドアを開ける式の古いエレベーターで6階へ。
この時しっかり学びました、郵便受けを確認しろ、と。
La Giostra
Pizza Fabio Filzi 13/10 -
階段は美しいフォルムでしたけどね。
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一度はどうしてもエレベーターが来なくて歩いておりましたが、このエスカルゴ型の階段は上り下りが割と楽なんです。住民の方も結構歩いて登っていました。運動にはなりますね。
一階のアパートには若い中国人留学生が住んでいました。どこにでもいますねぇ。お目にかかった他の住民の方々は比較的高齢のイタリアンでした。 -
朝起きてみたら、すごい小さなベランダ。ただし景色は良いです。アルプスが見えました。写真はないですが。
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ツインのシングルユース。
なによりも困ったのは、オーナーのリアはイタリア語とフランス語しか話せないことです。フランスで仕事をしていたのかなかなか流暢なフランス語を話します。私の方はすっかりサビていたので大変でした。しかし話しているうちに思い出すものですね、なんとか意思疎通できるようになりました。(自分でも驚きました)
こんなハードルの高いB&B、どこで見つけたのと後で友人に聞いたら、ブッキングドットコムでした。 -
トイレはレトロ。
このお宅は三室をB&Bにしています。女性ばかりが宿泊していました。で、聞いてはいましたが、トイレは基本3人でシェアー。急ぎの時は隣のバスルームも使えます。 -
翌朝の朝食。
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チーズとオリーブ
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ティラミス。
きっと歓迎してくれてますよね。
でもティラミスは苦手。全くワガママな客。 -
次の朝も、パンはね、遠くまで行って美味しいのを買って、冷凍しておいてね、と説明してくれます。
あのね、冷凍したパンの解凍の仕方が悪くてまずいの、とは言えず。
「パンは食べないの。代わりにヨーグルトとフルーツをお願いします」といいましたら、ちゃんと次の朝から用意してくれました。ほんとは良い人なのよねリア。 -
コーヒーは美味しいんです!!
毎朝入れてくれるエスプレッソは美味!
リアもフランスのコーヒーはまずい、イタリアのコーヒーはサイコーと。 -
地下鉄への道すがら。こんな近くにアルプスが見えます。
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地下鉄は新しいです。
トリノに地下鉄は一号線しかありません。二号線は計画中だそうです。 -
地下鉄の車両の座席は前と後ろにあるだけです。
多分、真ん中に自転車などを乗せるからかな?
ここで座れた私、「モーレ・アントネッリアーナ(国立映画博物館)に行きたいんですけど」、と隣の人に座っていた人に言ってみると、何人かの人が声を掛け合って、最後に英語のわかる太めの若い女性が説明してくれました。 -
結局その女性に連れられてポルタスーザ駅の隣の12月18日駅(XVIII Dicembre)で降りました。
「13か36のトラムにのってね、カスティーヨの次のなんとかで降りてね。降りたら、前進ね」と言い含められ、彼女は去って行きました。(1番手前の黒いコートの人)
ありがとうございます。親切なトリノの人々。 -
そんなわけでトラムに乗りました。
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誰の像でしょうかね?
想像以上に街が大きくてビックリ。 -
流石にサヴォイア家の王朝があった街。広い道、建物が続きます。
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なかなか立派な建物が続きます。
17世紀、サヴォイア家の安定した支配下で、都市整備が進み、今に残るイタリアン・バロック様式の美しい街並みが造られました。 -
トラムと車がうまく道路を分け合ってる感じ。
これらの建物の一階はオフィスや商店等、二階には所有者(貴族)、三階に奉公人、四階には商人、手工業者が住んでいたそうです。 -
ポルティコ健在!
悪天候でも濡れずに歩けるポルティコ。 -
さて、カスティーヨのつぎの停車場で降りました。
こんなトラムに乗ってきました。 -
車の往来が激しくなければ良い街!
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街行く人に道を訪ねながら行くのは楽しい!くせになりそう。
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見えてきました!
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奇妙な形の塔。モーレ・アントネッリアーナです。
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パノラマ・エレベーターでこの上に登ります。
下は国立映画博物館です。 -
平日の今日はだあれも待っていません。
チケットは8ユーロでした。 -
塔上の展望台からは、アルプス山脈が一望です!
この塔の高さは、167.5メートル。 -
ザ・トリノ 360度の景観を楽しめます。
緑の街路樹や真っ直ぐな道にこの街が都市計画によって造られた町であることが感じられます。 -
右寄りに見える公園は王宮庭園。
今回こそは王宮までは行きたい。ささやかな望み。 -
反対側は少し高めの丘が連なっています。
ちょうど渓谷の底にトリノの街があるのかな。
それともここはスーザ渓谷の始まりなんだろうか?
後で調べてみると斜面はワイン畠らしいです。
前回はエジプト博物館や郊外のサンミケーレ寺院へ行きました。この寺院は廃墟と思うのですが、近場の駅から往復タクシーでした。景色がとてもよかったのと、当時は責任者の方がいらして案内してくださいました。 -
ここでたまたま知り合ったイスラエル人の女の子と意気投合し、ランチを一緒にすることになりました。ええ!ビックリだわ。
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2人とも街が不案内なので塔から降りてきて、目の前のカフェでランチ。
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むむ?なんの形かな?
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すごく待たされました。ピザとロールをシェアしました。
本当に熱々!!とっても熱々で美味しかったです!2人で長いこと待った甲斐がありました。
トリノでは今回も思いがけないことが起こったなぁ・・・
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